ビデオキャプチャ〜BCTV2版
1.キャプチャ
ここではBT848を例にする。私が使っているのはI/OデータのGV-BCTV2である。BT848がのっている。これをWindows2000で使い、かつ2Gを超える量のキャプチャを行う。
(0)映像ソース
とりあえず撮りためたビデオ(VHS)を元にする。汚れたソースを使うとキャプチャで盛大にコマ落ちすることがある。私はたまたまTBC(Time Base Control)付きのデッキを持っているが、これをオンにするとかなり防げる。
(1)ドライバ
AVerMedia,AVerTV WDMドライバを使う。一般的にはOsplayドライバなどが使われがちだが、安定性から私はこっちを推す。ファイル名はTV8482K.ZIP。デバイスの名前としてはConexant Captureになる。(でもキャプチャ映像はあまりきれいでないように思う)
(2)コーデック
可逆圧縮コーデック(Huffyuvとか)をインストールしておく。ディスクが速いのならば無圧縮でも可。
(3)アプリケーション
ふぬああを使う。インストールウィザードはないので、ヘルプなどを見てちゃんとインストール・設定する。ちゃんと設定できていればキャプチャ可能なはず。私はプロファイルの名前を付けて保存していなかったので、はまった。
(4)設定
ボード - 画像設定で色の濃さを濃くし、コントラストを少し落とす。とりあえず5400,4333,5000,6000辺り。NTSC-M-Jに設定(でいいはずだが、結果はあまり芳しくない。NTSC-Mでいいのかも?)。
コーデック - 特になし。fastestにしても可。
ふぬああ - スマートティーを使用するチェック、カスタムサイズで704*480、カスタムフォーマットで704*480、MUXでAVI1でファイル数などを適当に設定。遅延時間処理をヌルフレームにする。音は44.1KのPCM。
Huffyuvを使ったときには1分で1G程の量になる。無圧縮の場合には1分2G程。このやり方ではコマ落ちが発生していても音がずれないみたいなので私はコマ落ちはあまり気にしていない。
2.編集・変換
AviUtlで、開く−連番AVIにチェックを入れて〜000.AVIを読み込むことで連番で全て読み込める。このとき最後にシークして、音がずれていない(最後まで音がある)ことを確認するとよい。
適当にカット編集などを行う。私は更にエッジ強調、奇数、3次元補間サイズ変更(352,240に)、を行っている。プロジェクト保存。AviUtlは終わらせていい。
そのプロジェクトをTMPGEncに入れ、VIDEOCDで変換する。私はここで上下のごみをクリップして黒くし、中央に表示、ソース位置指定を行っている。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/cap.html
坂井瑞穂