ASUS CUSL2
Intel 815Eチップセットを使ったSocket370(Pentium3)マザーボード。私は最初はCeleron300AMHzを使っていたが、Pentium3 866MHz、Celeron1.1AGHzと変えてきた。Celeronを使っていたら幸せになれないと感じさせた一品。
- 2000年6月6日
815クロック
PLL(PhaseLink)の所に、815用とうたったFTGが出ている。PLL203-51など。CypressにはそうはうたっていないがそれらしきFTG(W219Bなど)が、ICSにも9250-16/23とかがある。両者は基本的なクロック比は同じようで、CPU/RAMが66/100、100/100、133/133、133/100となっている(これらすべてでAGP=66、PCI=33になる)。そういうことらしい。ついでに言うと、PLL203-51の方は30通り程の基本クロックに対して±28MHz位に変化させることが可能。ちなみに810-100では66/100、100/100が、810Eでは66/100、100/100、133/100が使えた。
と思ったが、よく考えるとFTGの66MHz出力はHUBのクロックであってAGPではないのかもしれない。そういや815はメモリ133のとき、内部グラフィックが使えなくなるんだっけ?KX133ではメモリクロックはノースブリッジが出すことになっていたのだが、815は?
- 2000年6月8日
FT66ドライバ
ここのところずっと謎のフリーズ現象に悩んでいた。起動直後は普通に使えるのだが、しばらく(数時間)触らなかった後で使うと、アプリケーションの起動時なんかに突然フリーズする。特に決まったアプリケーションではないし、それなりに使えた後で止まるために原因がつかめない。以前はそんなことなかったので心当たりを考えると、
携速2000
Creative TNT2ドライバ
Creative FastTax,BlasterControl,AgpWizard,Riva-OC
MediaPlayer6.4,MediaTools
BzGOLD,EasyCDCreater
FT66ベータドライバ
MX300ドライバ
各種MPEG,AVIツール
各種ゲームインストール
なんかが怪しい。というか、心当たりありすぎ。いろんなデバイスのとりあえず問題なかった頃と思われるバージョンのドライバを入れたり、アプリケーションをアンインストールしたり、パワーマネージメントをいじったり、CPUファンとかケーブル接続を確認したり、スキャンディスクをしたり、BIOS項目をゆるくしたり、Windows上書きインストールしたりしてみたが、効果がない。
そうこうしているうちにFT66ドライバを古いのに戻すとDOS互換モードになってしまった。さらにUSB-SCSI変換をつないだままだと起動できない上に、起動後に差すと青画面。せっかく新しいFT66ドライバをMOに入れて持ってきたのにHDDに落とすことができない。
とりあえず起動できていたFT66ドライバを入れるとDOS互換モードは回避でき、USB-SCSIもつながってMOが読め、新しいFT66ドライバを入れられ、FT66 BIOSを書き換えられた。
で、今使っているのだが、なんとか復帰したもよう。一日放っておいてから使ってみたが、一応使えている。どうやら今回はFT66のベータドライバ+ベータBIOSがまずかったもよう。結構早い時期に新ドライバが出てたし。ちなみにだめだったのはドライバ1.30b23、BIOS1.30b2。今回入れたのは1.30b25、1.30b12。
- 2000年6月20日
815クロック
815が発表されてデータシートも出てきた。見るとメモリクロックはもちろん、PCIクロック、AGPクロックなどもクロックジェネレータが供給することになっている。KX133ではこれらは皆チップセットが出すことになっているのだが、Intelは全く逆の選択をしてきたことになる。ちなみに440BXではAGPクロックだけはチップセットが出していた。何となくチップセットが中心になって制御していたほうがいいように思っていたのだが、クロックが上がるとそうでもないのだろうか。
ちなみに815はPC100時はダブルサイド3DIMM、PC133時はダブルサイド2DIMMまたはシングルサイド3DIMMだという。つまりいつでも3DIMMが使えるわけではない。MAXは512M。PC100/133関係なく内部グラフィック、外部AGPが使える。まあ今の並みのパソコンではこんなもんかな。ハイエンドにはなりえないってこと。AIMMはGPAって名前を変えたんだっけ?AIMMはモジュールの名前でGPAはアーキテクチャの名前だっけ?しかしなぜにCoppermineしかだめなのかね。
Abit SE6ではSoftMenu2だという。つまりは1MHzごとの設定はできないということ。目の前にPLL203-51とかいうものが見えているだけに、買うべきかどうか迷っている。440BXでFSB133で動かしちゃっていると買い替える意味がなさそうだし。そもそもCoppermine以外はサポート外(あるいは動かない)だし。815ジェネレータのまとめを置いておく。でもSE6のクロック設定を見ると203-51っぽいんだけど...9850にもそのようなクロック並びのものがあるのだろうか??
ダウンロードできたマニュアルでは、GIGABYTE(6OXM7)は9250-25、AOpen(AX6S)はW219bのもよう。ASUSはICSのものだが、詳細不明。115〜132の間がないのは本当なのか?でもBIOS設定例では133-149まで1MHz刻みだし...Abitもよくわからない。MSI(815E PRO:MS-6337)とかSuperMicro(SUPER370SSM)とかは不明。
やっぱりよくわからないのは対応CPU。FC-PGAのみと言っているのもあればPPGA対応と言っているのもある。しかもボードによってはWebではFC-PGAのみと言いつつ、マニュアルではPPGAもOKとか言っていたりするし。FC-PGAのみはGIGA、ASUS、MSI、Abit。PPGAもありはAOppen、SuperMicro、Abit。GIGABYTEは相変わらずPDFが読みづらい。フォントがない上に罫線がやたら遅い。ボードはやっぱり機能が多い。コネクタもやたらとある。
一番わからないのはIntel(D815EEA)で、ボードの仕様ではFC-PGA or PPGAと言いつつ、対応CPUではFC-PGAものしか出ていない。いや、この表の500と533はAではないのか?(500Aってあったっけ?)それでは466以下は?単にサポート外なだけ?だが、さすがはIntel、細かいオプションが満載である。D-LED、PCI-AUDIO、82562ET(ICH2のLAN)など。815のデータシートではFC-PGAのみをサポートのように見えるのだが...
マニュアルやデータシートをにらんでいると、ICH2ではPCIなどの割り込みが8つに分けられるようになったもよう。今までは4つにしかならないのでどうしてもそこらじゅうで割り込みの共有が起きていたのだが、これでちょっとはましになるのか??そこまでIRQを空けられるのかという話もあるが...レガシーデバイスをなくせばIRQ3,4,5,7,9,10,11,12(14,15)の10個位は何とかなるか...(データシートでは6もOKになっている)更にAGPクロックもPCIクロックもクロックジェネレータから供給するようになったので、FSBとPCI/AGPのクロックの自由度はかなりあがっているはず...なのだが、今あるマザーのジェネレータではPCIは1/4,AGPは1/2までしかできない。そうでないとうまくないのかもしれないが、FSBを180とかに上げようと思うとPCIがけっこうつらい。
Duronで2次キャッシュのサイズが1Kと誤認する問題が出ているようだが、この件に関してはAMDはエラッタだと報告している。Duron Revision Guide参照。しかも次のリビジョンからは直すとも。WCPUID系のツールではリビジョンを見て出力を変えるようにするのだろうか?
その後も謎のフリーズ現象は続いている。電源入れっぱなしだとHDDが熱くなってだめなのかとか、ディスプレイのUSBハブにUSBデバイスをつないでいるので、ディスプレイの電源オン時に大量のUSBデバイスを見つけるのでだめなのかとか、PCIスロットの位置がまずくてどれかとどれかのデバイスがぶつかってだめなのかとか考えて対策しているのだが、あまり改善されていない。仕方ないので使わないときは電源を落とすようにしている...ってこれが本来の姿か???
- 2000年6月29日
IRQステアリング
前々からパワーセーブモード(単にディスプレイの電源を落とす設定にしただけだと思うが)から抜けた後、ランダムにフリーズする現象が出ていた。さらにその昔は出ていなかったように思うのだが、原因がさっぱりつかめていなかった。上書きインストールをしたり、パッチを当てたり、ドライバのバージョンを変えてみたりスロット位置を変えてみたりしたが、全然効果がなかった。が突然、ふとしたきっかけでBXのレジスタを見ることがあったのでじっくり見てみると、AGPのサイドバンド転送が起動時にはオフにしている(TNT2をFSB133で使うときの常套手段である)が、パワーセーブモードから起きた後はなぜかオンになっている。DisplayDirectorの問題かもしれないが、ちゃんと元には戻してくれない。更に0x50の内容も微妙に違う。だが、この辺もフリーズとは関係なかったもよう。
更にデバイスマネージャでPCIバスのプロパティのIRQステアリングを見ると、IRQステアリングが使用不可になっているのに気が付いた。確か前に一度使用可能になるように設定を変えたはずなのだが...で、前と同じにACPI BIOSを使ってIRQテーブルを取得するチェックを外してみるのだが、再起動を選ぶとフリーズする。仕方ないのでセーフモードで立ち上げてチェックを外した後で立ち上げなおすと、無事にIRQステアリングが使用可能になった。まあこのマザーボードのBIOSに問題があってIRQテーブルをちゃんと返さないのだろう、と納得することにした。その後フリーズ現象はなくなったように思える。
- 2000年7月4日
IE-OFF
某雑誌(DOS/Vマガジン7/15号)にIEのアクティブデスクトップを切る方法が出ていた。Windows95/NTではIE4を入れるときに選択できるが、Windows98/2000ではそうもいかない。が、Windows98/2000でもやり方は簡単で、IE-CUTS.REGを取り込み、いったんログオフするだけ。元々Explorerにあるオプション設定でアクティブですくトップを切るのだ。ちなみに戻すのはIE-NOCUT.REGを取り込む(前の設定を0にしてくれる)。
早速会社のWindows2000で実行する。(スペックがいまいちなので、ちょっとの向上でもうれしいのだ)このマシンではアイコンなどを見た目WindowsNTにしており、ツールバー以外はNTに見えるようにしてある。(単なる趣味である)クイック起動は消してあり、Webで表示等は使っていない。ついでに言うと、フォルダを開くたびに新しくウインドウを作る設定にしている。ツールバーは便利なのでぜひ使いたいのだが、速さには勝てまい。
で実行して見てみると、今までの速さに慣れていたこともあってか明らかに前よりも速い。ツールバーも出たままでちゃんと使える。これはすばらしい。だが、なぜかタスクバー右クリックのメニューが出ない。ついでに言うとツールバー右クリックのツールバー内のメニューは全てグレーアウトしている。閉じるがあるのでうっかり閉じると新たに作ることができないもよう。タスクバー右クリックはタスクマネージャとプロパティと全て最小化を使うことがあったのだが...まあタスクマネージャはShift+Ctrl+ESCで出るし、プロパティはタスクバークリック後Alt+Enterで出るし、全て最小化はデスクトップの表示ショートカットで代用できるし、それほど困らない。
その後各値を0にしたり1にしたりして、ClassicShellを0にするとこのメニューが出てくることがわかった。が、0にしたり1にしたりいじっているうちに本当に速いのか元に戻っちゃったのかがわからなくなってしまった。結局は全部1にして最初の感覚を尊重することにしたのだが、つまりはそんな程度(使い込んでいれば何となく気づく程度)にしか変わっていなかったのかもしれない。
WillametteがPentium4だと発表されて、Pentium3は1.13Gまでだとか言っている人がいるけど、Coppermine-LVとかTualatinとかもPentium3なんだよね?当然1.13Gより上も出てくるんだよね?こいつらまでPentium4だと言って混乱させられることはないんだよね?何となくIntelは名前を変えるのは命令セットも変わっているからだと思っていたんだけど...まあCeleron -> Coppermine128のように変えていない例(逆だけど)もあるか...
やっぱりFSBとメモリクロックは同期しているのが効率がいいのかなと考えたのだが、SDRAMってIntelが提唱したんだっけ?当時66MHzのFSBに66MHzの同期メモリクロックで動かせばいいと考えて、100MHzに上がってもそのままメモリも100MHzにして、今では133MHzになったもののRDRAMの関係でこの路線を捨てて、WillametteでまたFSB400MHzではRDRAM800MHz×2にすると。それだったらばFSB133MHzにしたときもPC133で行って、Pentium4からRDRAMにしてもよかったんじゃないかなという気もするのだが。まあDRDRAMを作ろうとした結果、メモリチップメーカーもモジュールメーカーもマザーボードメーカーもチップセットメーカーも技術が蓄積できたことでそれなりに役立ったようにも見えるか...だからAthlonも200MHzにはPC200を、266にはPC266を合わせるようにするのがよい(無理に違う組み合わせを認めなくてもいい)のではないかと思う。そういやWillametteでPC600やPC700を使うときって、FSBも変わってくるのだろうか??ついでにCoppermine-LVとかTualatinでバスプロトコルを微妙に変えてくるのは、FSBをもっと上げて200MHzにしたかったのだろうか?(200MHz=1.6GB/SでDRDRAMに合わせる...もう無いけど)結局のところ、いくらメモリのクロックを上げても、DRAMではレイテンシがある程度以下にはできないので、クロックを上げた分レイテンシの問題がどんどん大きくなってバスの使用効率が落ちてしまう、だから複数の要求を一度に出してなるべくメモリバスを空けないようにする必要がある。そのためにはチップセット、ひいてはCPUの外部バス要求の処理タイミングにまで手を入れて最適に構成する必要がある...はず。
最近何となくDUALのマシンが欲しいかななんて思っている。840にするか133Aか760MPかとかいう緊急の問題ではないのだが、単に作りの悪いアプリがいて、そいつがCPUパワーを奪っちゃうので他の動きが悪い、なんとかならないのかってのがことの始まり。実はCPUでなくてPCIとかHDDとかレガシーデバイスとかがネックになっているのかもしれないが、どうもその辺の判断方法がわかっていない。レガシーデバイスとかPCIとかならばチップセットを変えるのがいいのかもしれないし、メモリがきついのならばDUALにしたところで改善しない(どころかもっとひどくなるのかも)し、ちとガマンすればそれで済んじゃうのでさほど問題になっているわけではない。
- 2000年7月17日
Wheel破壊
先日、久しぶりにハンドル(FormulaT2)を使ってゲームをしていた。最近はレースゲームにもSmartJoyPad2経由でDualShock(以下SJP2+DS)を使うことが多かったので、本当に久しぶりだった。相変わらずハンドルがグラグラだなと思いつつプレイしていると、「バキッ」て音と共にアクセルが戻らなくなってしまった。とりあえず分解してみると、どうやら戻す力となっていたバネ(コイルのねじれ方向に力が加わる)が折れていた。よく見るとばねにはもう一本亀裂が縦に入っている。ずいぶん前に一度「バキッ」てなったときのものだろう。復旧困難と見て、処分することにした。動作がいまいちになってきていたし、そろそろ(ここ1〜2年くすぶったままなのだが)フォースフィードバックのデジタルコントローラもいいかなと思っていたので、いい機会だ。が、結局まだ買っていない。まあSJP2+DSでも結構使えてしまうのでこれでいいやって気持ちと、ハンドルでコントロールしたところで実車には到底及ばないってことを知ってしまったのが原因なのだが。
Win98 再インストール
ここしばらくはWindows98の調子が絶不調だった。使っているうちに突然フリーズしたり、シャットダウン時に青画面(APIX.VXD)になったり、bplayer.exeがアプリケーションエラーになったり、MPEG再生時に数秒待たされたり、インターネット上にcodecを勝手に探しに行ったり、CDチェンジャにアクセスしにいくと固まったり。上書きインストールしたり、怪しいレジストリを削除したり、アプリケーションをアンインストールしたり入れ直したり、各ドライバのバージョンを変えてみたり、いろいろと手を尽くしがさっぱり解決しない(逆に悪くもならない=変化ない)。そろそろ新しくマザーボードを買おうかと考えていたので、その時にインストールし直せばいいかななんて思っていたのだが、一向に買わない(理由は後述)ので嫌になってついに再インストールしてしまった。
私の再インストール方法は、まず余計なH/W(USB全て)を外してDOSで再起動して元あったWindowsディレクトリの名前を変えてSETUP /PJでインストール開始。私は98SEやIE5やその他関連モジュールは大体ディスク上に常備しているため、起動フロッピーを用意したりはしない。数回の再起動の後、98が入ったところでボードのドライバとユーティリティを入れ、USB関連の設定などをして、必要なアプリケーションを入れていく。アプリケーションは基本的に別パーティションに入れているので、インストールの必要ないものも多い。デスクトップにあったものやスタートアップ、お気に入りなどは元のWindowsディレクトリ(今はWindows9になっている)からみんな移動する。でおおよそ完了。いい機会なのでドライバやアプリケーションは最新版(便利だがいいかげんで怪しい言葉だ...)を入れる。今回は特に不都合なく全てのものを入れることができた。
ちなみにUSB全てを外すのは、その昔Windows98のインストール時のデバイスの検出で止まってしまうことがあったのと、ホイールマウスのドライバを勝手に入れられてしまって正常なものに入れ直すのが骨である(ちゃんとしたやり方を確立できていない)ためである。今回も後からUSBマウスをさしたものの、うっかりHIDマウス(標準で入るもの)にしてしまい、直すのに苦労した。(またもや何をやったら効果があったのか判然としていない)
New Mother
ここ数ヶ月の間、新しいマザーボードの購入を検討していた。最初はKX133でAthlonを考え、815EでCeleron300AまたはPen3を考え、KT133+Thunderbirdを考え、840+RDRAM+Pen3*2を考え、最後は820+RDRAMを考えたが、結局何も買っていない。これらのどれにしても変えるメリットをあまり感じられないので踏ん切りがつかないだけなのだが。(今の私の環境から変えるとして)考えられるメリットとしては、速くなる(かも)、USBが2チャンネルになる、FSB設定が多くなる、安定する(再インストールするため)、オンボードサウンド、LAN、SCSI、RAIDなどになることで拡張性が高くなる(PCIの空きが多くなる)、使ったことのないチップなどを研究できる、などがあるはず。
はっきり言ってAppolo133Aとか440BXとかAMD750は全く眼中になかった。
最初はKX133ならUSBが2チャンネルになるのなら使える(うちではLANとSCSIのUSBがあって、LANをつないでいるとSCSI CD-Rでバッファアンダーランが出るのだ※)かも、Athlonにすれば今までとは違った世界がある(良くも悪くも)かも、と思ったが、すぐにThunderbirdが出る(だろう)からいい気分がすぐになくなると考えてやめた。
※こうなるのはUSB1チャンネルだと普通だと思うけど。
この後のKT133も考えたが、Thunderbirdと合わせて評価がいまいち(今までとあまり変わらない)なのがしゃくで手を出したくなかった。
815Eはかなり考えている(現在進行形)のだが、思ったようなものが出ていない。ASUSはASUS環境チップを使っている時点でパス。MSIはどうもメーカーが個人的に気に入っていないのでパス(深い理由ではないなぁ)。その他はFSB設定がいまいち少ない(それでも今よりは十分に多いのだが)のでパス。最後に残ったIwillのWO2-RNは有力候補だが、未だ出回っていないので手の出しようがない...ってことで候補がない。815Eになることのメリットだって充分あるはずだが、こだわりが強いと何も買えなくなってしまう。
840DUALは、まあDUALが欲しいの延長。今手を出すならこれ以外には選択できないと考えるのだが、やっぱり高い。高い原因はCPUまで買わなくっちゃいけないし、メモリも高いから。でも選択肢がかなり少ない上に、USBが1チャンネルしかない。840Eってのはないのかね。(サーバではこんな微小変化のものは出ないでしょう)DUALはサーバ・ワークステーションでしか役に立たず、デスクトップではほとんど意味がないってことはないと思うのだが...どうもIntelはそう考えているらしく、SingleとDUALの対応をはっきりと分けたがっているように感じる。
もちろんDUALと言えば今ではVIAの選択もありうるのだが、私のVIAの(特にIntel対応の)チップセットの評価は低い。感覚的には、性能などは2の次でカタログスペックを揃えてみましたって感じ。あってもなくても関係ないようなものを性能を落としてでも取り入れてスペックだけでも並べたてて、誘っている感じがどうも好きになれない。まあAMDでは他の選択肢が今の所見当たらないので仕方ないとしても...
最後の820+RDRAMは、最近820+RDRAMセットで安価に売っているので買ってみてもいいかな、と言う程度。でもこれって820+SDRAMの交換用に取り寄せたものではないのか??それでも安いんだからいいのだけど。(ここでもやっぱりASUSなので手を出しづらい)
で、結局のところ何も買っていない。既に、815Eマザーで食指が伸びるようなものが出まわったり、840で手ごろなのが出たら考えてもいいかな程度にまで購入意欲はすっかり落ちちゃっているし。
Keyboard
最近はコードレスのキーボードを欲しがっている。更にはUSB接続のものを探しているのだが、これがさっぱり見つからない。ようやく1機種見つけたのだが、色が黒くてキー配列がおかしくて(漢字が右上にあるなど)、キータッチがイマイチそうで、赤外線式だったので手を出さなかった。どうしても欲しくなったらこれを買うしかないのだが。
ちなみにTFT液晶のディスプレイも欲しがっている。今からならDVIもあるものかな、と思うと選択肢が非常に限られる。できれば画面と本体が別になったものがいいのだが...まあ画面だけでも3〜4K程あって、一体型の軽いやつだと4K台であるので分離型である必要性はそれほど高くないとも思うのだが。
- 2000年7月21日
IE5.5,MediaPlayer7
OSインストール直後で安定してしまっているのでちょっとためらわれるのだが、IE5.5とMediaPlayer7が出ていたので早速ダウンロードしてインストールしてみた。IE5.5はダウンロード自体は思ったよりも軽くてあっさりと終わった。その昔のIE4が出たときにはめちゃくちゃ重かった記憶があるのだが。MSもサーバを強化したのかとっとと入れるのはまずいこと思う人がかなり増えたのか5.5は5.01とあまり変わらないのでupdateする必要性をそれほど感じていないのか。MediaPlayerはちょっとつらかった。平均1Kバイト/秒を切るくらいで落ちてきたので4時間程。
IE5.5は会社のWindows2000にも入れ、家のWindows98SEにも入れた。共にIE5.01が入っていた。特に問題なくupdateできた。ぱっと見で気づく違いがほとんどないのたが、絵の保存のときにいつもMy Pictureが保存先になっていたのが、htmlなどの保存先(前回の保存先)になった点と、メニューが出なくなることがなくなった点だけは気づいた。システムがダウンしたときにそれまでの履歴が抹消されてしまう現象もなくなった。他にはちょっとわからない。内部的にはいろいろ変わっているようなのだが...
MediaPlayerは今までのとは大違い。その辺に出回っている最近のプレイヤー風になっている。とは言っても私はそのようなものはまったく使ったことがないので比較はできない。いわゆるマルチメディアファイルを統一的に扱えるようになっていて(今までもそうだが)、ライブラリ(ディスク上などのファイルをリストアップして管理できる)とか、デバイス(MP3プレイヤーなどへの対応)とか、スキンとかが扱えるようになっている。リストは1つ1つ手で追加していく他に、ディレクトリ下のファイルを探させたりもできる。リストの再生では順再生のほかにランダムも可能。ウインドウサイズは自由でフルスクリーン時には映像以外は出てこなくなるのもうれしい。しばらくはこれでまかなえそうである。ちょっとキーボードショートカット関係が弱そうなのが気になるが...一応ビデオ関係・オーディオ関係の再生が中心なのだが、オーディオはCDから採取できて圧縮可能、ポータブルデバイスとかCD-Rに出力可能、ストリームメディアの再生可能、逆にDVDビデオには対応していなかったり(か?)ビデオの入力とかビデオの変換出力はできないなどかなり中途半端な感じがする。
- 2000年7月29日
CUSL2購入
なんだかんだ言いながらも、ASUSのマザーボードを買ってしまった。Iwillのと迷ったんだが、サウンドは持ってるし、IDE RAIDもあるしと思ってIwillはやめた。Iwillもオンボードのデバイスを使うのならばPCI7スロット分として使えるので拡張性が上がる...とも考えたのだが。買ったのはいわゆる青箱。ボードリビジョンは1.02である。ボードを見ると、上半分はパターンが整然と並んでいるが、下のほうはえらくごちゃごちゃ。ASUSチップが影響しているものと思われる。美しくない。タイミングに甘い部分はライン長もノイズもどうでもいいって感じ。
早速持って帰ってケースに組み入れる。CPUはCeleron300AでメモリはPC100(CL2)のもの。以前はFSB133MHzで使っていたものだ。とりあえずマザーボードにFT66だけをさして(AGPもなし)起動する。BIOSは出るものの、FT66のBIOSまで行かずに止まる。BIOSを適当にいじっているとFT66のBIOSが動いて起動できるようになった。クロックをとりあえずCPU:MEMを66/100にする(自動)。そのままFT66も認識して元あったWindows98SEがそのまま起動できた。が、「新しいデバイスを発見しました」の後、CD-ROMを認識していないために付属CD-ROMのインストールができず、どうしようもなくなった。仕方ないのでCD-ROMを認識するDOS(フロッピー)で立ち上げてCDの内容をHDDにコピーする。必要なものがわからないので一応すべてコピーする。とりあえず必要なのは\InfUpdt\Setup.exeだけだと思う(それでも5Mもある)。再起動して「新しい...」はすべてキャンセルしてとりあえずWindowsを使えるまで持っていき、\InfUpdt\Setup.exeを実行する。再起動するか聞いてくるので再起動すると、各デバイスが認識される...はずだと思うのだがなぜかまったく認識していない。
おかしい。もう一度Setup.exeを実行してじっくり見てみると、このOSバージョンでは必要ないのようなこと(詳細は忘れた)を言っている。readme.txtだけはc:\Program Files\Intel\InfInst下に展開されているので、じっくり読んでみる。そこにはWindows98SEのバージョンは4.10.2222だと書かれているが、私のは4.10.2222 Aだ。この違いで展開されないのだろうか。なぜ(いつから)2222 Aになったのかは不明。このままではどうしようもないのだが、よくreadme.txtを読むと、setup.exeにオプションがあり、-A -Aを付けると展開だけを行ってくれるもよう。早速実行してみると、先のディレクトリ下に440MX,ICH,ICH2,PIIXXフォルダができ、その下にWin2000,95,98,SEなどができている(Millennなんてのもある)。この下に.Infと.Catがあってドライバのありかを聞かれたときにこのICH2\Win98SEフォルダを指定することで無事にインストールできた。
その後AGPカード、PCIカード、USBデバイスなどをつないでいって、元とマザーボード以外は同じH/W構成にすることができた。なんとなく440BX時よりも速く感じるのは気のせいか?(そうかも)今日は組み立てと設定が終わって使えるようになったところまでで終わり。
ちょっと気になるのは98起動時にEMM386でエラーが出ていること。待っていると起動するのであまり気にしてはいないのだが...
- 2000年7月30日
CUSL2問題1
とりあえず気づいた問題2点。
Windows98起動時にUSBマウスが使えない。一度抜いてさしなおせば使えるようになる。物自体は認識されているのに、機能しない。
FastTrak66のストライプでWriteが異常に遅い。Readは40-43Mbyte/S位出ていて正常だが、Writeが3M-4M程で遅い。実際にファイルコピーなんかをしているとえらく遅い。ライト時にはガラガラシークしている気がする。ドライバの問題なのか?ライトキャッシュが効いていない感じ。ただ普通に使っている分にはライトはそれほど発生しないためか、遅さは感じない。ウインドウ操作などはかえって速く感じる。今までが遅かったという話もあるが。
今後はPenIII800EB辺りを入れてWindows2000を入れて、今までのWindows2000マシンと入れ替える予定。そのためWindows98とかFT66の問題はそれほど気にしていないのだが...
FT66のBIOSの前で止まるのはBIOS設定の問題だった。適当にいじっていたらなぜか直った。DOSの起動時にEMM386がエラーを出すのは、BIOSのUSB Legacy Supportだったもよう。
CUSL2 OC
軽くOCを試す。ジャンパフリーモード。CPUがCeleronでFSB66のため周波数直接指定では66:100の範囲でしか選択できない。そこでManualにする。100:100は軽い。120:120位にするとやはりメモリがきついのでCas-Ras Delayを3にする。SideBand転送も切る。124辺りになるとAGP 4Xでは3Dベンチが動かないので2Xに落とす。130辺りでも動いているが、SmartJoyPad2が動作しないことがしばしば。さらに133:133にしてみるが、BIOSは上がるものの、OS起動までも行かない。元々Core電圧を上げないと動かなかったので仕方ない。メモリをもっとゆるくしても変わらず。メモリクロックを落として133:100にしても変化がないところを見ると、CPU周りがついていかないのか?まあ今の環境ではこの辺りが限界っぽい。FSB=130では、AGP=86,PCI=43になるのだが、TNT2もその他PCIデバイスもIDE CD-ROMチェンジャもとりあえずは使えている。SmartJoyPad2もディスプレイのUSB HUBにつないだらまともになったもよう。
ちなみにVcoreは2.0V設定で2.048V、VIOは3.4V設定で3.504V付近になっている。各所で報告されているとおり、FSB設定はブート時一発目は標準(100:100とか133:133とか)に戻る。更にVcore設定が簡単には効かない。いろいろ言われているとおり、設定を入れてWindowsを起動するとなぜか設定できている。最初にクロックを落としてVcoreを上げて起動し、再起動してクロックを上げる必要がある。うっかり起動できないとパーポーパーポーといってくるのでメイン電源を落とすとクロックが戻ってくれる。どうなってんだろ。ちなみに2.0Vコアでは2.4Vまで設定がある。
200MHzオーバーの設定がある...とは言ってもメモリクロックは3/4である。FSB=メモリの時には166MHzまで。ちなみに66:100:33、100:100:33、133:133:33、133:100:33からの選択になっているため、FSB=166にするとPCI=41、AGP=83程になり、FSB=200ではPCI=50、AGP=100になる。
- 2000年7月31日
BIOSアップデート
調子悪い点がいくつかあるので解決をはかるために更新されたドライバやBIOSを探す。と、CUSL2のBIOS1002β.001なるベータBIOSを発見。これもちょっと調子悪いという噂を聞きつつも、入れてみることにする。今ではBIOSの更新ツールが2種類ある。昔ながらのクリーンなDOS環境で実行するAFLASH.EXEと、Windows上で実行できる新しく出てきたASUS Updateだ。ここは一丁、新しいツールを使ってみることにした。これではインターネットから直接持ってくる手と、あらかじめファイルを用意しておく手があるが、既に手元にファイルがあるのでファイル指定の方法を取る。チェックサム(?)やらどのマザーボード用かのチェックがあり、パスする(あるいは目で確認のみ?)とROMのイレース、書き込みが行われ、最後に書き込みのチェックが行われる。このツールではバックアップが取られないため、必要ならAFLASH.EXEであらかじめ採取しておく必要がある(書き込みミスに備えるためにもあらかじめ取っておいたほうがよいだろう。マザーボードのマニュアルには最初にバックアップを取っておくように書いてある。私はとり損ねた。)
無事に書き込みが終わったようなのでWindowsを終わらせて再起動する...のだが、何と立ち上がらない。VGAに画面が出てこない。これはさすがにアセった。まずかった点を考えてみると、怪しげなBIOS(ベータ)を入れたこと、BIOS設定をデフォルトに戻していなかったこと、実績不明のツール(ASUSUPDT.EXE)を使ったこと辺りか。ちなみにこのマザーボードはコストダウンのためにBIOS ROM(FWH)はソケットに入っていなくてボードに直にはんだ付けされている。そのため市販のBIOSバックアップツールが使えない(と思う)。
電源を切って入れてもだめ、リセットを押してもだめ。メイン電源を切ってみてもだめ。途方に暮れていると1〜2分ほどするとPOST音だけがなっている気がする。Alt+Ctrl+Delではリセットがかかる。が、やっぱり画面は出ない。これはオンボードVGAに変わったのかと思ってAGPボードを抜いてみるが変化なし。そういやBIOS設定でオンボードVGAを切っていたっけと思い出してCMOSクリアするが変わらず。余計なPCIボードを抜いて、長時間CMOSクリアソルダをショートさせて電源を入れてみると、無事に起動されたのだった。ちゃんとショートさせられずにCMOSクリアができていなかったのだろうか?まあ無事に起動してくれてほっとした。クリアしても時間は変わらなかった。そういうものか?
起動はできたのでdefaultをロードして、設定を変更して、ボードを元に戻して、ついでだからオンボードビデオ(オンチップビデオ?)の具合を見ることにした。ちなみにPCI3はUSBとIRQが一緒になるのだが、ここにMX300(Voltex2サウンド)がくるとMX300が使えなくなっていた。
このベータBIOSの設定では、AGPの設定とJTPWRの温度監視の項目が増えていた。そしてWindows98を起動してみると、どうやらUSBマウスが使えない問題は解決されているもよう。起動直後からちゃんとマウスが使えるようになった。と思ったが、使えたのは内蔵ビデオ時のみ。TNT2をつなぐとやっぱり使えなかった。更にAGP 4Xにならなくなった。どうせFSB 130で2Xで使うからいいのだが、ちょっと残念。
FT66のライトが遅い件はさっぱり。Webをいろいろと見て回ると、マスタで2台つないでいるといまいちで、マスタ−スレーブで2台つなぐといいそうな。ケース内部の配置の問題もあるのですぐには対処できない。更に見て回ると、PromiseのユーティリティでPCI Busの使用を最小にするといいと聞きつけた。実際にやってみると、Read=41M,Write=42Mになった。前からいじってはいたのだが、最小にするとは...
815E内蔵VGA
ついでなので内蔵VGAを使ってみる。やってみたかったのは2D,3Dのベンチ(のデモ)などを動かしてみることと、FSBやメモリのクロックアップにどれほど耐えられるものなのかの2点。最初はCeleron300A+PC100メモリの既定値設定。1280*1024で24ビットカラー(75Hz)が出て、3Dものもそこそこ動く。FinalRealityや3DMark99/2000でも800*600程度なら耐えられる程度には動く。ウインドウズの操作などもそこそこでそれほどひどくはない。が、色がべったりした感じであまりきれいではないし、TNT2なんかと比べても結構遅い。なんとか我慢できるかなって程度。最悪なのはビデオオーバレイ。800*600でしか乗ってくれないために、MPEG2ビデオなんかではかなりきつい。800*600に収めればそれなりに動くのだが...更にはフロッピーにアクセスするとほとんど動かないくらいに止まる。さすがにこれはちょっと...逆に、だからレガシデバイスはだめだってこと?
そしてクロックを上げてみる。FSB112:112位ならよかったのだが、124:124にすると画面上にノイズが出て実用に耐えない。どうやらDACへの出力がちゃんとなされていないようで、ビデオメモリの内容自体は壊れていない風。もしかするとメモリ(メインメモリ)が耐えていないだけかもしれない。今までこんなにノイズが出ていながらもメインメモリとして何とか化けずに動いていたのだろうか?
外部AGPは、物をさすと勝手に外部AGPとなり、内蔵VGAは切れる。BIOSの設定は関係しない。
その後いろいろやってみると、1024*768*24、1152*864*16@84Hz、1280*1024*16@85Hz、1600*1200*8@75Hzでは130:130でも何ら問題ない。問題は1152*864*24、1280*1024*24のとき。
- 2000年8月2日
BIOS 1001.006
独サイトに新しく出たBIOS。懲りずに入れる。前の失敗を踏まえてBIOS設定をデフォルトに戻して、オンボードビデオにして実行。やっぱりWindows上でASUSUPDATEでアップデートを行う。終わって再起動すると今回は何事もなく起動できた。中身としては1002.001とほとんど同じ。JTPWRの温度監視がない。電源オン時にクロックアップ設定が戻ってしまう(リセットするとOK)の件は直ったもよう。AGP4Xにもなる。が、電圧が上がらない件(2.1Vまでなら上がる)、USBマウスが使えない件、133:133で起動できない件は相変わらず。
- 2000年8月3日
書きたいことを書き散らしてきたので、ここで私個人として買ってよかった点と、残っている問題点(いつか改善されることを希望)をまとめておく。感想としては、815Eは結構いい、ICH2もいい、クロックジェネレータもいい。ASUS 初物はやっぱりいまいち、つめが甘いってとこ。今後のBIOSアップやマシン組替え(Windows2000マシンに移動させる予定)時にはもうちょっと感想が変わってくるかも。
買ってよかった点
前まで使っていたBXマザーより体感で速い。MendcinoコアのCeleronがちゃんと動いている。FSBを130MHzにして安定している。ASUSであるため、問題があってもいつかはBIOS更新で良くなるのではないかという期待ができる(時にはリビジョンアップで対応のこともあり、安心はできない)。BIOSを通過するのが異様に早い。PCIデバイスのIRQがばらばらにできる。USBが7ポートある。USBが2チャンネルのため、LANをつないだままCD-R(ともにUSB接続)を焼いてもバッファアンダーランが出なくなった。Windows98が突然フリーズすることがなくなった(OCのし過ぎだった?)。
問題があったが何とかなった点
SCSI BIOSに行く前に止まった。BIOSをいじっていたら改善。
チップセットドライバインストールができない。Setup -A -Aでモジュールを展開してインストールした。
Windows98起動のDOSでEMM386のエラーが出る。BIOSのUSB Legacy SupportをDisableにする。
FT66でWriteが異様に遅い。PromiseUtilityでPCI Bus使用を最小にするといい。のだが覚えてくれない。
BIOS updateを行うと起動しなくなった。しつこくCMOSクリアすることで復活。
BIOSを1002.001βにすると、AGP 4Xにできない。1001.006にするとよくなった。1001AでもOKだった。
調子悪い点
Windows98の起動時、USBマウスが動かない。USBコネクタをさしなおせば動き出す。これに関してはVoodooとTNT2が刺さっていると発生する。どちらかがないと問題ない。
BIOSを1001.006βにしても、2.05VまでしかVcoreが上げられない。それより上げて起動するとBIOS後に止まる。リセットするとパーポーパーポー。メイン電源を入れなおすと元に戻っている。
ICH2のSMバスに何もつながっていない。従ってその手の出回っているツールが使えない。SoftFSB(のようなこと)もだめ。ASUSチップをいじる必要がある。(ボード上のSMバス端子はICH2のものである)ちなみにここやここやここの5000をE800と読み替えると同じことができる(はず)。
BIOS(FWH)がはんだで直付け。更新にミスすることはないのかもしれないが。BIOSバイナリは256Kなのだが、FWHは2Mものなのだろうか?それとも使っているのが半分なのだろうか。
一度BIOS更新に失敗しかけた。今後の更新時にも心配になる。
昔のSocket7用山洋ファン(AGPに使っている)では回転数が読めない。
たまーにひどく遅く感じるときがある。多分FT66との組み合わせが悪い(FT66のドライバが悪い)のではないかと思うのだが...
スーパーIOはIT8703で、クロックジェネレータはICS94201である。データシートが見あたらない。
FSB=MEM設定では166MHzまでしか設定できない。
MX300のMPU401、GamaPort、SBエミュレーションが使えない。
シリアル、VGA、パラレル、PS/2のポートが邪魔:->
- 2000年8月5日
Windows2000インストール
じきにマシンを再構築してWindows2000を入れるつもりなのだが、試しに今の構成のままインストールしてみる。FT66があるのでフロッピーにFT66ドライバを入れておく。
今までナカミチのCD-ROMチェンジャはCD-ROMブートできないものだとばかり思っていたのだが、どうやらマザーボードのBIOSがまずかっただけのもよう。CUSL2のBIOSでは何の問題もなくWindows2000をCD-ROMからブートできた(前のマザーボードのTI6NBF+でもできたと聞くが)。起動関係のドライバを入れるためにWindows2000のセットアップ起動中にF6を押す。じきにドライバを組み込むためにSを押してフロッピーを入れてFT66Windows2000を選んで続行する。GUIインストール中に止まるので、USB機器を外してGUIインストールをやり直すと、何の問題もなくインストール完了。一部のデバイスがおかしいながらも簡単にインストール終了。その時間1時間足らず。デバイスマネージャで見るとPCI Deviceで不明なものがあるわ、標準USBコントローラだわ、標準PCI-PCIブリッジだわでなんかいまいち。ここで普通は815Eドライバインストールを行うのだろうが、何を思ったか全てのデバイスに対して手で順番にインストールしていく。8つほどのデバイスをインストールする。その後USB関係のインストールを終え、インストール終了。実にあっけない。
ちょっとベンチを動かすと、やっぱりHDDは遅い。RAID UtilityでPCIバス使用を最小にするとよくなった。起動時にUSBマウスを認識しない問題は出ない。FSB130でも問題なし。よく言われるように、やっぱりACPI-SystemからTNT2、FT66、Vortex親、Vortex8830WDM、8255x、USB×2が全部IRQ9になっている。SMBusコントローラとマルチビデオコントローラ(BCTV2、ドライバを入れていない)だけはそれぞれ10と7と、別のIRQになっている。
休止状態にすることはできるのだが、なぜか復帰しない。それどころかOS選択メニューが出た後、復帰動作すらしてくれない。Windows2000を選ぶと普通に起動が始まってしまう。ここら辺は後で組みなおしたときにちゃんと検証することにする。
- 2000年8月12日
STR (Suspend to Ram)
BIOSにはSTRの設定があり、EnableにしておくとWindows98のスタンバイでSTRの状態になる。これはRAMにのみ電気が行っていてその他の電源は落ちるモードなのだが、この状態にはあっさり入り、電源を入れると難なく立ち上がって(その間15〜20秒程)くる。が、ちょっと使っているとすぐにフリーズする。前から悩んでいたサスペンド後はフリーズする状況に酷似している。何らかのデバイスドライバがちゃんと対応できていないもよう。いろいろ試すと、どうやらTNT2を外してオンボードVGAを使うと何ともないことを確認。TNT2の問題のようだ。が、結局STRなんか使わずにふつーに電源オンオフをしているのだった。そもそも電源オンオフなんてそんなにしてなかったのだが。スタンバイに入らない設定にしていてもなぜか入ってしまうことがある(気がしていた)のはWindows98の問題だったのか?ちなみにUSBマウスをディスプレイにつないでいるのだが、スタンバイにした後、ディスプレイが省電力モードに入ると勝手に電源が入ってしまう。どうも電源が切れた時のイベントをUSBで拾っていて反応しているもよう。先にディスプレイを切っておくとそんなことはないのたが、ちと使いにくい。
その後TNT2にはCreativeの最新ドライバを入れていなかったことに気づき、000705頃ドライバ(530ベース?)を入れると固まることはなくなったもよう。ところがIntel82557のLAN(PRO100B)とLUA-TX(USB LAN)が使えなくなっている。USBは付け直せば復活するが、PCIのものはどうしようもない。まあ結構古いので仕方ない気もするが...それ以外は問題なく復活している気がする。
- 2000年8月13日
All In Wonder 128 PCI
試しにTNT2 AGPを外してAll In Wonder 128 PCI(以下AIW128)をPCI1にさしてみる。BIOSの設定で普段OnBoardVGAをDisableにしているのだが、ここではEnableにして、PCIの初期化を先にする。ちなみにBIOSは1002.002に変えてある。起動してみると難なく立ち上がり、標準VGAをインストール、再起動してAIWのドライバをインストールする(手順どおり)。再起動するとそのまま(オンボードVGAと)マルチディスプレイになった。PCIをプライマリにしているのでそのままでTVチューナもキャプチャも問題なくこなせた。AIW128はいろいろと問題を起こしがちなのだが、CUSL2では問題なかった。まあCUSL2よりずっと前に出たVGAなのでその辺は考慮されているのかも知れないが。ちなみにUSBマウスはふつーに使えた。やっぱり問題はTNT2かい。
ちなみにデータシートによれば815ではPCIしかプライマリにできないらしい。GFX(内蔵)もAGPもプライマリにはできないことになっている。セカンダリにはGFX、AGP、PCI問わずに可能。
この1002.002BIOSだが、やっぱりVcoreは2.05より上げられない。AGP4Xにならない。FSB設定は電源を落としても忘れない。
ICH2のSM Busには何もつながっていないとか書いたが、実際には環境センサ系がつながっていた。デバイス2d,48,49。やっぱりSPDもクロックジェネレータもつながっていない。AsusProbeに出てくる電圧、回転数、温度の情報ならばこのSM Bus経由ですべて読み取れるもよう。
- 2000年8月14日
Windows98再インストール
このマザーボードを使って間もないが、どうも動きが怪しくなってきた。怪しいソフトをゴマンと入れているので何が悪かったのかよくわからない。特におかしいのはディスク周り。異様に遅い感じ。更に何か処理中に別のことをやろうとすると、とたんにえらく遅くなる。そもそもマザーボード(チップセットも)変わっているのに再インストールしていなかった辺りが怪しい。原因が分からないならば再インストールしちゃうのが手っ取り早い(Windowsに関して何も知らないからとも言う)。
で98SEを入れてほぼ元通りになった。どうやらFastCheck(FT66の設定ツール)も設定を覚えてくれるようになり、なぜか電源管理に休止状態がなくなった。が、肝心の何か処理中に...の点は改善されず。このチップセットとFT66とWindows98の特性か?Windows2000ではこんなことはないのだが...
- 2000年8月18日
メモリ限界
今後CPUを買うときの参考に、今使っているメモリの限界を知ろうとFSB:MEMを66:100にしてメモリクロックを上げてみる。が、138までしか上げられない。139ではWindowsの画面が出てこない。
私のメモリではクロックを上げていくとまずRAStoCASを3にする必要があり、次にはCycleTimeをTras=7,Trc=9にする必要がある。更にCommandPerCycleをDisableに。これで138MHzまで通った。更にCL=3にするともっと上まで上がり、結局MEM=144,AGP=96まで上げられた。ここまでならWindowsも起動できる。が、次の(最後の)145,97にするとPOSTすらしない。原因不明。こんなときはメイン電源を落とすとクロックだけはデフォルトに戻って起動できる。
TNT2の方はまずSideBandAddressingを切る必要があり、ついでAGP2Xにする必要があった。これでAGP=96MHzまで3Dのベンチも可能。
ついでにPCIコンフィグレーションをいじれるツールWPCREDITの.PCRファイルを作ってみた。815E用(815とICH2)。ただしチップ内蔵VGA(GFX)とAC97関係は未完成。
で、メモリ関連のパラメータを変えながら、メインメモリアクセス速度を測る。使ったのはcoretest97の1MB,2MB辺り。FSB:MEMは100MHz:100MHz。関係したのはCasLatency,Ras-to-CasDelay,RasPrecharge,CommandPerCycleの4つ。CPU Latency TimerとPagingClosingPolicyとDRAM CycleTime(Tras,Trc)は変化が見えなかった。
表で空欄は2、read/write/moveの単位はMB/sである。
CasLatency RAStoCAS Delay RAS Precharge Command Per Cycle read write move
Enable 176 213 214
3 Enable 175 198 198
3 Enable 175 198 198
3 3 Enable 175 180 185
3 Enable 165 201 206
3 3 Enable 165 188 190
3 3 Enable 165 189 190
3 3 3 Enable 165 172 174
Disable 175 210 213
3 Disable 175 196 196
3 Disable 175 196 196
3 3 Disable 175 175 183
3 Disable 165 201 206
3 3 Disable 165 189 190
3 3 Disable 165 189 190
3 3 3 Disable 165 172 174
簡単にまとめると、
CLはreadが5%程落ち、
RtCとRprはwrite/moveが7%程落ち、
RtCとRpr両方ではwrite/moveが16%程落ち、
CPCはCL=2の時に1%程落ちる。
となる。まあこれは連続メモリのリード、ライト時の結果であるため、他の条件下(通常のメモリアクセス)ではまた変わってくるものと思われる。
その後の調査により、次の設定が最速のもよう。Page Closing PolicyはデフォルトOne Bankなので注意。 SDRAM CAS Latency 2
SDRAM RAS to CAS Delay 2
SDRAM RAS Precharge Time 2
SDRAM Cycle Time (Tras,Trc) 5T,7T
SDRAM Page Closing Policy All Banks
CPU Latency Timer Enabled
Command Per Cycle Disable
Synchronous Display Enable
- 2000年8月22日
HardwareCinemaster
知人からもらったハードウェアのDVDデコーダー。もういらないって言うんでもらってきた。S/W再生にしてPCIスロットを空けるために不要になったんだとか。私も必要か不要かと問われれば不要、なくてもいいものなのだが、ついもらってしまった。ドライバはWindows95用しかないので、Windows98MEマシンに入れてみる。ビデオボードが邪魔して(本当はファンが邪魔で)唯一空いていたPCI1が使えなかったため、TNT2を抜いてオンボードビデオで使ってみる。
PCI1に入れて立ち上げ、いったん815のビデオドライバだけを入れて再起動する。次の起動時にCinemasterのドライバが見つからないので添付のドライバを入れようとする...のだが、入ってくれない。MEになって強化された機能が働いて入れさせてくれないもよう。いろいろ試して、ディスク使用でデバイスを指定して強引に入れようとすると、「動かなくなる可能性がある」なんて言ってくる(デフォルトで入れないになっている)が、強引にいれて再起動。デバイスマネージャで見るとちゃんと認識されている。専用のプレーヤーをインストールして準備完了。プレイヤーを起動する。なんかおかしい。考えた結果、DVDドライブがないといけないのかも?という結論に達して隣のWindows2000から持ってくる。結局はこれが正解。無事にDVDビデオを観賞できるようになった。どうやらこのボードはSPDI/Fがあり、AC-3 5.1チャンネル出力ができるらしいのだが、デコーダがないので確認できず。プレイヤー自体はWINDVDやATI DVDよりも使いやすい気がした。ファイルの再生はできず、DVDドライブに入ったもののみが再生の対象になる。
815オンボードビデオで使うと、なぜか再生がガタガタでつらい場面が見られる。メモリ共有アーキテクチャの限界か、ビデオの限界か、はたまた私の使い方が悪かったのか。だめだと思ってスロットを整理してビデオをTNT2に変えてみたところ、何の問題もなく再生できるようになった。
やっぱり残念なのはWindows2000に対応していない点。今の私の計画ではDVDドライブはWindows2000マシンに入れてしまうので、せっかくもらったのだが使い道がない。Windows98マシンにもドライブを買ってしまう手もあるのだが、そこまでして使うべきかがちょっと疑問。ドライブとボードとで簡単に一定のクオリティのDVD再生が可能で、ビデオと音声出力に加えてSPDIFもありなので、昔流行っていたのもわかった気がした。今はどのサウンドとどのプレイヤーだと5.1CHが可能かとか、どのビデオチップにはどの再生支援機能があってどのプレイヤーだと使ってくれるとか、どのチップセットにどのドライブだとDMA転送がうまく設定できないだとか、面倒な制約がまだまだあるし。じきに淘汰される(そんなことどうでもよくなる=どれでもOKになる)んだろうけど。
その昔、ハードウェアデコーダの評価記事があったはず...と思って今見に行ったら、過去の記事は既に消されていた。しかもその直後からだけが残っていた。ダウンロードしておいたかも、と思ってHDDを探す。散々探し回って何とか見つけ出した。ダウンロードだけして未整理だったもよう。
- 2000年8月23日
PCIクロック
FSB=130とか、FSB=96なんかまで上げている(それぞれPCI=43,48)のに、PCIデバイスに何の問題も見られないのはおかしい、本当にPCIクロックは上がっているのだろうか、とちょっと疑問になったので確認してみた。AGPが上がっているのはTNT2の動きでわかっている。テストは、クロックの上がりに弱いadaptec2940をさしてHDDをつないで動作を確認するという方法。このボードならばPCIが38MHzを超えるとHDDのデータが化け出し、ファイル名などがおかしくなり、更に上げるとHDDを認識できなくなる。で、結論だけ言うと、ちゃんとPCIクロックは上がっていた。今ではストレージ系でもなければ結構耐えるもよう。
そのついでにSIDE 2935LVDという、U2W SCSIボードの耐性をみてみる。確認方法は同じで、ボードを指してクロックを上げていき、使えなくなる(おそらくボードが認識されない、HDDが認識されない、読み書き中にエラーが出る、書き込むとファイル名などが化け化けになるのどれかになる)点を見極める。まずはそ知らぬ顔でPCI=43で立ち上げる。NTFSでパーティションを切っていたので削除してパーティションを切りなおし、再起動してフォーマット。一見できたように見えたがアクセスしようとするとフォーマットされていないとか言ってくる。確認のためにPCI=33にしてやってみると難無くアクセスでき(当然だが)、問題ない。今度はPCI=41にしてみるが、やっぱりだめ。こいつもそれほど耐性が高いわけではないらしい。
ジョイスティック
CUSL2 WOAには当然オーディオ端子はない。AC97コーデックチップもサウンドチップものっていないのだから当然だ。そしてジョイスティック端子も当然のようにない。が、実はこっちは当然ではない。なぜならジョイスティック(MIDIも)はLPC接続されたI/Oチップが処理しているからだ。端子がないのだから当然BIOSの設定もなく、デバイスマネージャでも認識されていない。
音源が欲しいのならばCNRにチップののったボードでもさせばいいのだろうが、それではジョイスティック端子は増えない。私はMX300をさしていて、これにはジョイスティック端子はあるのだが、PCIブリッジの下にあるためにドライバ類を入れてくれない。他のボードならば使えるのかも知れないが、これは未確認。なんとかジョイスティック端子を増設して使えるようにする方法を検討しようかと考えている。本当は私にはもう必要ない(USBでつなげばいいんじゃない?)と思っているのだが、使えるはずなのにないっていうのが気になって...
- 2000年8月25日
再インストール
Cinemasterとか比較のためにWinDVDとかを入れていたら、MPEGファイルが再生できなくなった。話にはよく聞いていたが、今まで私のところで発症したことはなかった。そのままMediaPlayer7を強引に上書きインストールする(MEに入れてしまってもいいのだろうか?)と、なんとなくよくなった。が、Windows自体の動きがたまに引っかかったようになって怪しくなってきてしまった。
仕方ないのでMEを新たにインストールしなおすことにする。DOSのフロッピーで立ち上げてWINDOWSをWINに変更してSETUPを実行する。簡単にインストールは終わり、そのまま起動できるようになった。815のチップセットはそのまま認識された。USB機器でマウスは普通のマウスとして、PS2-USB変換は普通のジョイスティックとして、モニタのディスプレイ設定機能はHID互換として認識されている。そこで各ドライバを入れなおそうとするのだが、どうしても入ってくれない。仕方ないのでマウスで強引に入れるとブルースクリーンになったり突然リセットがかかったり、再起動するとマウスがまったく動かなかったりになった。いろいろ試していると、どうやらデバイスマネージャでUSB HIDの下にHID互換デバイスとかHID互換ゲームコントローラとかHID互換マウスとかで認識されていて、このHID互換〜のドライバを入れなおそうとしていたのだが、変えるべきなのはこれらではなくて、これらの親デバイス(USBヒューマンインターフェイスデバイス)だった。このデバイスのドライバを入れなおすにして、INFを指定するとあっさりとドライバがインストールできた。わかってみれば簡単なことだった。
なんかエクスプローラでファイルコピーや削除を大量に行っても動作が異常に遅くなることがなくなった気がする。私の使い方が(無意識に)それを避けるように行動していて、本当に気のせいかも知れないけど。
- 2000年10月21日
マザーボード入れ替え
今度からWindows2000マシンをリビングに置いてメインに使っていくことにした。そのためにこちらによりよいパーツを集めることにして、筐体の中身のマザーボード、CPU、ディスク周りを入れ替え、OSも入れなおした。結果このような状態になった。
Windows2000のインストールは、FT66ディスクにインストールするのでドライバフロッピーを作ってインストールする。こちらは何も言わないとACPIになる。本当はAll In Wonder 128 PCIを入れようと思っていたのだが、どうもTVとかキャプチャとかをちゃんと動かすことができなかったのであきらめた。オンボードビデオとの関係か、ドライバインストールのミスだったのかわからない。普通のビデオカードとしては動いていたのだが...何が悪いのかよくわからなかった。このままAIW128をRAGE128ボードとして使っていてもいいのだが、なんとなく815E内蔵ビデオを使っていくことにした。
ついでにCPUファンがうるさかったので、昔Pentium166に使っていたクーラーを持ち出してきた。とりあえずは問題なく使えているもよう。重い処理を行うとちょっと心配が残るのだが...
- 2000年11月7日
ファンがうるさい
今まで通りにCPUファンはアルファのヒートシンクに6cmファンを回していたのだが、このファンは相当うるさいということに今更気づいた。仕方ないので大昔に買ったSANYOファン(Pentium200用)を付けてみた。ファンが静かなのはいいのだが、今度はCPUがあまり冷えない。アルファのファンを7Vとか5Vにしてみることも考えたが、3ピンコネクタをいじるのがめんどくさい。部屋の中を探し回って4cm程の小さいファン(多分これもPentium用だったはず)を見つけ、これを使うことにする。が、このファンもうるさい。こいつは4ピンの12V-5Vのコネクタなのでピンを入れ替えて5Vで回すように変更。これで静かになった。こいつにアルファヒートシンクで何とかなってくれればいいのだが...現在様子見中。
- 2000年9月7日
AU8830 Legacy support
上に書いたようにMX300(Vortex AU8830)はPCIブリッジ下のPCIスロット(バス0でないところ)に入れているとSound Blaster Pro EmulationとかGameportとかMPU-401とかが機能しない。ドライバインストール後にブリッジ下にあるので機能しないと言ってその辺のデバイスが検出されないのだ。が、インストールINFの1つのAU30MMED.INFファイルの中のDisableBusDetectionの行のコメントを外せばこれらが機能するようになるという情報を見つけ、早速試す。この値は結局はレジストリに反映されるものなので、インストールするのを面倒がって直接レジストリをいじる。問題のキーはHKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class\MEDIA\0001\Configの下にある。0001は環境によって違ってくると思う。AU30MMED.INFを探すといいだろう。ここにバイナリでDisableBusDetectionを追加して値を01にする。再起動して、BIOSセットアップでIRQ=5をLegacyISAに割り当てて、更にPnP OSをNoにした後でWindowsを起動する。と、あっさりとLegacyデバイス3つ(SB、MPU401、gameport)を見つけて終わり。リソースも普通に割り振られた。ここでSBはIRQ=5を勝手に取るのでBIOSでLegacyISA用に空けておくわけだ。更にPnP OSをYESにしていると勝手にIRQ5に別の(ブートに必要ない)デバイスをWindowsが割り当ててしまうので、それを防ぐのだ。まあ今まで使わなくても不都合なかったものなので、使えているのかどうか確認はできていない。単にIRQ1つ損なだけかも。
- 2000年9月10日
Fast Check Utility
CUSL2でFast Track 66を使う時に、書き込みが遅くなるのでFastCheckUtilityでPCI Busの使用状況を最低にするといいことは前に書いた。普通はここで設定すると再起動時にも反映されて、わざわざ手で変えなくてももともとその値になるはずである。が、いつの間にやら反映されなくなってしまった。どうもPCIスロットの位置を変えたときか、IRQを変更したときから反映されなくなったような気がする。
設定といえばレジストリなので探してみると、LOCAL_MACHINE\Enum\PCI\VEN_105A&DEV_4D38&SUBSYS_....のxxxxxxの中にAdapterSettingsという文字列項目があり、ここに設定が入るもよう。PCI Busの使用状況はCOUNTTHRESHOLD=128;となるもよう。が、xxxxxxは2つあって片方にはAdapterSettingsの項目がない。怪しい。無い方に項目を追加して再起動してみると、無事に起動後に設定が反映されるようになった。どうやらPCIスロットを移動したときにうまく設定できなくなっていたようだ。多分そのときに有効なキーを判別できないUtilityの問題だろう。余計なキーを消しちゃうとうまくいくのかもしれないが、そこまでは確認していない。
ASUS Cool
ASUS ProbeにはCPU Cooling Systemというツールが付いている。いわゆるソフトウェアクーラ。Windows98でACPIにして冷やすよりも付加が減ったときに急速に戻るので結構使っていた。が、どうもこいつが生きているとVIDEO CDとかDVDとかの再生でがたつくようになってしまった。動作モードと休むモードとが頻繁に変わってそのオーバーヘッドが現れるのか、切り替わるときに一瞬パワーが足りなくてこま落ちするのか。当然使うのをやめた。
更にAsusProbeでCPUファンの回転異常を1時間に1回くらい検出するのがいやになって(フォーカスを奪ってカチカチ音がする)、ファンの監視は止めた。温度の監視はやっているのでまあ問題ないでしょう。
CUSL2 STR
最近BIOSを1002.005に変えたのだが、どうもSTRにならない。普通のスタンバイにしかならない。前にうまくいっていたのはどのBIOSだったかどのOSだったか?新しく1002.007が出たようなのでまた試してみるが...ちなみに前にうまくいっていたのも、たまに失敗するので常用する気にはならなかったんだけど。更にスタンバイに何度か失敗すると、「2度とスタンバイに入らないようにしますか?」にうっかりYESにしてスタンバイのメニューがすっかり消えていたんだけど、1002.005にBIOSを入れ替えるとまた復活してくれた。けど、今度は1回失敗しただけでこのダイアログが出るようになってしまった。どうも最近のBIOSとかWindowsMEとかは正常に機能するかどうか確認して、できる範囲だけを見せるようにしているみたい。4Xで安定しないときには選択できなくして、クロックを上げすぎてちょっとでもおかしいときには起動しなくして、休止状態をサポートしない機器があるときには休止状態タブを出さなくするように。
- 2000年12月21日
CUSL2のクロック変更ツール
相変わらずいいかげんに更新しているこのページ。ようやくまともなネタが出来たので久しぶりに更新。
要はCUSL2用のSOFTFSB。こっちを見てくれ。これでBIOSで制限された設定から開放され、PLLの設定可能なものが全て試せるようになるはず。知っての通り?BIOS設定で100MHzにしてもなぜか101MHzになり、133MHzにしてもなぜか134MHzになって悩んでいた人も、これできっちり100MHzや133MHzに設定できる。133:133で(つまりはPCI 1/4で)133MHz以下に出来なくて困った人もこれで何とかなるかもしれない。(本当は何とかならない。少なくとも134MHzで起動できる必要がある。)
今回のネタはこれだけ。実際にはMEはやめて98SEにしていたり、Windows2000ばかり使っていて98系はどうでもよくなっていたり、IE5.01になってIEのキャッシュ中でダウンロード中のファイルが見えなくされているのが気になったり、そろそろpen3か4かAthlonかを買ってみようかなと思っていたり、CATVインターネットの誘いが来ているのでどうしようか迷っていたりするのだが。
- 2001年3月27日
Pentium3 866MHz
ついふらっと買ってしまったCPU。2万を切ったらPen3を買おうと思っていたが、いつまでたっても2万を切らずにいつのまにか低クロックものはフェードアウトしていっているのが続いていたので、ついに意を決して買ってしまった。じつはリテールものを買ったのは初めて。本当はCPUにするか256Mメモリにするか、ビデオ(Voodoo5かRADEON LEかGeforce2PROか)にするか迷ってたんだけど。
何も考えずにCPUを載せ換え、ヒートシンクは今までのものを使ってみる(リテールファンはバネが硬くって)。一発目の起動では433EMHzになる。BIOSでFSBを決めて再起動。BIOSでチラッと温度を見ると、なんと驚きの78℃。今までのCeleronでは50℃を超えた辺りで止まってしまっていたので、異様に高い温度と、それでも動いていることに非常に驚く。が、ヒートシンクはそれほど熱くはなっていない。まあ気にせずにWindows2000を立ち上げて、ASUS Probeで温度を見ると、40℃位に落ちている。やっぱりクロックは870MHz(FSB134MHz)に上げられてるし。でなんかベンチを動かしたりすると温度はすぐに90℃近くまで上がる。やっぱりファンはちゃんと付けないといけないなと思いつつもそのまま。負荷をなくすとぐんぐん温度は下がって40℃辺りに。ついでに言えばVcoreは1.76Vと相変わらず高めに出ている。しかもBIOSでは下げることができない。いいかげんBIOSでも規定以下に下げさせてくれてもいいようなものなのだが...。
でDVD再生をしてみて、CPU負荷の低さにまたびっくり。私の持っている中で特にCPU負荷の高めのもの(音楽もの)ではCeleron300A(580MHz)では常に90%程の負荷がかかって時には100%になっていたものが、CPUを変えたら30%台に。これはSSEのおかげ?ColinMcRaeRally2をやってみるとDraw Distanceを上げても遅くならない。今までは2以上には上げられなかったのに、10でもOK。その他ウインドウ操作なども心持ち軽くなって(これはキャッシュ量による?)、大いに満足した。こんなことならとっとと買っていればよかった。
ちょっとグリスを塗りなおしてファンを付け直すと、一応温度は高くても70℃ほどに下がってれた。まだまだ熱いけど、許容範囲でしょ。動いてるし。
でもCPUを変えると、今度はメモリが欲しくなって、耐力のあるSCSIボードが欲しくなって、ビデオボードが欲しくなって...いかんよなぁ。
- 2001年3月28日
CUSL2の電圧設定
CUSL2ではコア電圧設定するのにちょっと癖がある。(これはASUS全般にあるのかもしれないが)まずは感覚的に分かりにくい現象として(1006b5時)、
・BIOSで設定して、リブートしても反映されない。
・電圧を上げすぎる(2.2V以上)と、次に警告音がして立ち上がらない。
等がある。
対処としては
・リブート後にBIOSを抜ける(OS起動直前まで持っていく)まで待ち、フロントパネルのリセットボタンでリセットする。
・警告音の時にはそこでメイン電源を落としてすぐに入れる。(なぜかそれだけで起動する)
・H/Wモニタでコア電圧の監視をIgnoreにする。
がある。
よって電圧設定するには、
・メイン電源をオンにする。電圧、クロックがデフォルトに戻っている。
・BIOS設定に勝手に入るので、電圧、クロック、H/Wモニタの設定を見直してセーブ+リブート。
・一度BIOSを抜けるまで待ち、その後リセットする。ここでクロック・電圧が反映されている。
・警告音が鳴って立ち上がらないときには、メイン電源を切って、すぐに入れる。(フロントパネルの電源を触ることなく電源が入る)
・BIOS設定に入ってH/Wのコア電圧監視をIgnoreにする。セーブしてリブート。
これでようやく望んだ電圧で起動してくれる。警告音はPPGA Celeronで電圧を2.2V以上に設定したときに出る。FC-PGA Pen3で電圧を上げても警告音はならない。
- 2001年4月17日
Pen3 866 OC
Pen3 866のクロックを上げてみる。U2W SCSIのカードは全く耐性がないことがわかっているので、SCSIは外してFT66でブートする。またメモリの影響を下げるためにBIOSで設定を落とす。CPU:MEM=133:133で立ち上げて自前のツールでWindows上で上げていくと、CPU=1.0G、FSB=153付近で突然キーボードとマウス(共にUSB接続)がフリーズする現象にあう。それでもCPU等は問題なく動いているらしく、DVD再生なんかは動いたまま。別にメモリが化けているわけでもないし、PCI=38.25程度でUSBが落ちるはずもないし(66:100時に48MHzまでの実績あり)、原因不明。BIOS設定で133:100とメモリクロックを落とすと、FSB153でも問題なく動き、FSB=170位(超えたかも)位までは動いた(まあ黙っていれば動くが、なんか動かしているとすぐにフリーズしたりブルースクリーンになるレベルだが。)やっぱり133:133でFSB=153を超えられないのはメモリなのかなぁ。
CUSL-2ではBIOSでFSB=140以上で設定するとメモリパフォーマンスがちょっと落ちるらしいので、FSB=140で起動してそこからクロックを上げてみるが、変わらず。キーボードとマウスをPS/2接続に変更してみると、設定後、ちょっとするとリセットがかかったりする。やっぱりメモリーっぽいよなぁ。どっちにしろクロックを上げるとSCSIボードが使えなくなるので、866MHzのまま(当分は?)使うんだけど。
ちなみにこのデュアルブートは、SCSIケーブルを外す(SCSIディスクは外付けなので外すのは簡単)ことで実現している。今のボードの挿し方だとSCSI->FT66の順にBIOSが起動するので、SCSIディスクがなければFT66から立ち上がり(当然SCSIディスクは使えない)、SCSIディスクがあればSCSIから立ち上がる(FT66の方も使える)ようになっている。
やっぱりFT66(IDEディスク)の方はちょっと遅いように思える。特にFAT32の時。どうも数十Gを超えるような大容量になるとNTFSの方が速いような気がする。SCSIとIDEではシークタイムの差がそのまま体感速度に影響している感じ。FAT32-NTFSの方はなんだろうねぇ。小さいファイルだとMFTに収まる(シークする必要なし)って辺りなのかなぁ。でもNTの時は明らかにNTFSの方が遅かった気もするんだが(容量は数G程度だったけど)。
ちなみにNTFSでフォーマットしてから使うと、MFTが先頭に集まってデフラグで見ると気分いいのだが、FATをCONVERTして使うと、MFTがズタズタに切れてしまってなんかイヤ。当然私はNTFSフォーマットしている(その後バックアップデータをリストアする)。それでもシステム領域がディスクパーティション(あるいはディスクボリューム)のど真ん中に居座っていて、ちょっと嫌。WindowsNTではインストール時にNTFS指定しても一端FATフォーマットされてからCONVERTされるのでズタズタだったのが、Windows2000ではちゃんとNTFSフォーマットを行うのできれいなまま。ただ、ダイナミックディスクにはインストール不可(ダイナミックディスクに変換したものなら可)ってのはいただけないけど。
- 2001年4月23日
PC133 CL2
そろそろメモリを増やそうかと思っていたが、そういや私はもう一枚メモリがあったんだっけと思い出し、こいつを試す。こいつはPC66メモリで、今まで100MHzで動かしていたが、そのマザーボードでは100MHzで動かすにはCL3にする必要があった。で、CUSL2でもCL3にしてメモリクロック100MHzで動かす。当然、動く。何気に133MHzにしてもそのまま動く。更にBIOSでメモリ設定を上げていっても動き、最終的にはなんと2-2-2,5T 7T,All Banks,CLT=Enable,CPC=Enableで動いてしまった。今まで使っていたものよりもいい。当然こっちを使うことにした。
で、2枚刺しで256Mバイトにしてみたが、どうやってもメモリ133MHzでは動かなかった。
PC66メモリの調子がいいので、これでクロックを上げてみる。153MHzを超えて158MHz位まで何とか動いてくれたので、前の153MHz以降動かない問題はやっぱりメモリのせいだったもよう。
結局このPC66メモリを使うことにして、256Mメモリは入手していない。でもコリンマクレーラリー2で32bit Colorにしたときには256Mメモリは必須なんだよなぁ。
- 2001年4月29日
サーモエンジン
アルファシンク(6030)は旧Celeron用だったのでカッパーマインコアにはいまいち合っていなかった。低いときでも40度、高いときには70度を越え、動いてはいたが結構危険な感じがしていた。
そこで冷えそうなものの中でも安かったThermo Engine(ThermosonicTech.製)を買ってみた。すると温度はあっさりと通常30度、高くても40度まで落ちた。
ビデオをTNT2に替えた。これによって3Dではあまり使えなかった815内蔵ビデオよりはずっと使えるようになった。今やってるゲーム(CMR2とNascar4)ではこれでも問題ない。内蔵ビデオの時にはスタンバイや休止状態から復帰できなかったのだが、TNT2にすることによって一応戻れるようになった。それでもUSB-LANだけは戻れずに接続されていませんになり、Easy Internet Keyboard(Logitech Cordlessキーボードの機能)に!マークが付き、STRにしても電源が落ちてくれない(普通のスタンバイになる)のだが。USB-LANは一旦抜いてさしなおせば復帰すし、キーボードは使えているし、STRは元々使っていない(普段は元電源ごと落としている)ため、たいした問題にはなっていない。
メモリを256Mに替えた。PC133のCL2。CL2として売っていたものの、RAS Prechargeを3にしないと133MHzでちゃんと動いてくれなかった。まがい物?Rprを2にしても動くのだが、たまに変な挙動を見せてくれる。MEMTESTで調べると、最後の最後でメモリエラーがいくつか出ていた。購入店に言ったところ、この安CL2メモリは不良が多いとのこと。どうやらエラーが出ることを確認したらしく、出ないメモリ(チェック済み)と交換してくれた。当然、うちでもエラーは出なかった。
- 2002年3月16日
Celeron1.1A
CUSL2 (815 Astep)でもtualatinコアのCPUが動くと聞き、手ごろな値段と期待の持てるクロック としてCeleron 1.1Aを購入した。狙いはズバリ133MHz*11倍=1466MHz〜154*11倍=1694MHz辺り。今は Pentium3 866MHzを154*6.5倍=1001MHzで動かしているため、CPUクロックは1.5倍程度になる計算。
当然そのままでは動かない。一部のピンをマスクする必要がある。私はSCSIケーブルの細いもの を裂いて1本ずつにしたものをピンにかぶせ、ソケットを分解して必要なピンをドリルでケーブル が通る程度にちょっと太くして、ソケットを元に戻してマスクした。試行錯誤の末に最終的にマス クしたピンは、
AN3 (Vss->VTT)
AJ3 (Vss->RESET2#)
AK4 (Vss->VTT_PWRGD)
AG1 (EDGCTRL->DYN_OE)
X4 (RESET#->Vss)
X34 ()
の6本。他にVID関係(AK36,AL35,AM36,AL37,AJ37)もマスクしてみたりしたが、意味がなかったよ うなので最終的にはマスクせず。
で電源を入れてみるとあっさりPOSTしてBIOS画面が出てきた。一旦733MHzで立ち上がってきたの で1100MHzに設定してリセットすると1100MHzで立ち上がり、FSBを133に設定すると1466MHzでBIOSは立ち上がっ た。
ところがBIOS上でコア電圧を確認すると2.34V程も出ている。VIDピンをマスクしてみたりしたが 変化なし。このときBIOS上の電圧設定は2.3Vから2.7Vの設定が可能となっていた。このままで使い 続けるわけにはいかないので何とかしないといけない。いろいろ考えた結果、VID[4-0]が11110に設 定されてしまっているのではないか?というところに行き着き、VID4が1になってしまっているのを 疑問に思いつつも電源IC(HP6021)の3ピンをGNDに落とすとCPUデフォルト電圧が落ちるようなので、 ひとまずこのピンをGNDに直結(足上げなし)して対処。
結果、デフォルト電圧は1.35Vに一気に落ちた。つまりVID[4-0]が01110になった。この状態でデ フォルトクロックならば立ち上がってくるので、とりあえずこの状態で使い始める。BIOSの電圧設 定では1.35V〜1.6Vに変更が可能。変更後BIOSをすべて通過させた後でリセットすると、次の立ち上 がり時に電圧が変わる。(この辺りの動作はここを参照)
このとき、Vcore=1.6V、FSB=128MHz、CPUクロック=1408MHzでの動作を確認。(ちなみ にCeleron1.1Aのデフォルトは1.475V。)
ところがFSB=133MHzに設定するとPOSTしない。コア電圧設定を上げても駄目。この辺もCUSL2の癖 らしく、一旦デフォルトコア電圧・FSB設定で起動後、すぐに設定電圧・FSB設定に変化する作りの ため、デフォルトコア電圧(今の場合1.35V)とデフォルトFSB設定(この場合133MHz)で起動でき ないときには、POSTが不能となる。コア電圧2.3Vの時には起動できたので、ある程度電圧を上げれ ば使用できると思えるのだが...そのためにはまたもやハンダ付けが必要となるので、この作業 は中断中。単純に電源ICの5ピンをGNDにすればデフォルト1.55Vになって都合がよさそうなのだが、 本当は本格的にDIPスイッチでも付けたい気分である。
- 2002年3月30日
Celeron1.1A->1466MHz
その後CPUを付け外ししているうちになぜかデフォルトの電圧が1.45Vになった。この結果BIOS設定可能な電圧が1.7Vになった。そして1.7Vに設定してFSB=133MHzにしたところ無事に起動できるようになり、通常使用では問題なく使用できるようになった。試しにエンコードをしてみると、ちょっとは速くなったようである。クロックは1.46倍だが、メモリクロックは0.86倍に落ちているのでまあそんなもんだろう。
しかし、とんでもないことにAGPが使い物にならない。Direct3Dものを動かそうとするとWindowsごとフリーズする。CPUをPentium3 866MHzにすれば問題ないので、CPUを無理に動かしていることに原因があるもよう。もちろんFSB=100にしても、PCIボードをすべて外しても変わりなし。ボードもTNT2とVoodoo5とを試したが変化なし。だが815内蔵ビデオでは問題がないため、ひとまず内蔵ビデオに戻した。あまりに映りが悪くて文字が読みづらい。目が疲れる〜〜。
クロックが上がらないし、AGPは使えないしで、どうやら(私にとっての)このCeleronの寿命は極短いものになってしまいそうだ。今度はKT333 + Athlon2000+ + PC2700(512M)辺りかなぁ。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/cusl.html
坂井瑞穂