WindowsXP
DVD-R/RW
ムービー編集ツール2002/9/13
DVD-VIDEO問題点整理2002/9/11
DVD-VIDEO再生乱れ2002/9/4
DVD-VIDEO音ずれ2002/8/26
DVDit!SEとTMPGEncの編集2002/8/25
DVD-VIDEO on PS22002/8/24
DVD it SE2002/8/23
DVD-R Pioneer DVR-A04-J2002/8/17
・2002年9月13日
- ムービー編集ツール
> どちらかというと、オーサリングメインのソフトよりも、動画編集ソフトでオーサリング対応しているものの中でメニュー作成が許せるものを探してみたほうがよさそうである。(前回の続き)
というわけで編集ツールを中心にオーサリング可能なものを探してみる。この手のものとしてはPowerDirector、WinProducer、DigiOnVideoなんかがある。編集ツールとしてはVideoStudioとPremiereが有名で、前者はオーサリングも可能なもようだし、後者はプラグインとしてオーサリングものも出回っている。
といいつつ、まずはDVD-R/RWドライブに付属していたDrag'n Drop CDを試してみる。DVDビデオのオーサリングとはいっても、とりあえずデスクトップ脇にあるビデオボックスに映像ファイルをドロップするだけ。これで焼けばドロップしたもの達が連続再生されるDVDができる。ただし、必ず再エンコードされるもよう。ビットレートは4Mbps/8Mbps選択式。もうちょっとこったことも可能で、ボックスをダブルクリックすると簡単な編集が可能。簡単といいつつも、複数のムービーをトラックに並べてその間のトランシジョンの指定ができ、各ムービーのトリムも可能(範囲指定はかなりきつい作業だが)。更に映像と音は別ファイルで与えることも可能。なかなかすばらしいのだが、メニューはトラックにおいたものが順に定型に並ぶだけで配置の変更は不可能だし、7つ目以降は勝手に次のメニューが作られてそこにサムネールができていくし、サムネール映像は選択不可能だし、ここら辺はかなりつらい。ちなみにDVからのキャプチャも可能。
でPowerDirector。2.1体験版があったので試す。編集自体はいろいろできるので、問題ない。問題はオーサリング廻りで、どうしたわけか編集との連携が全くできない。まずはオーサリング廻りは独立した別プログラム(ウィザード形式)が動く。編集してプロジェクト保存するとそれが読み込めるのだが、取り込んでもなぜか元の映像ファイルが読み込まれるのみで編集結果が反映されない(ソースの種類によるのかもしれない)。当然編集画面でチャプタやサムネールを指定して、それをオーサリングに活かすことなども不可能。これでは編集機能が大きく向上する以外は、今の環境未満。今のところ簡単な切り取り&貼り付けができればいいので、これを選択する意味がない。
DigiOnVideo2。編集ツールとしてはPremiereもどきで、使いやすい。チャプタやサムネールの指定ができてオーサリングに活かせるもよう。とはいえ体験版ではオーサリング機能が機能しないため、確認ができない。私にとっては一番重要な部分なのだが...DigiOnVideo2になっていろいろよくなっている話は出ているのだが、使えないのでは評価もできない。この会社ではオーサリング用ツールとしてDigiOnAutorDVDも出していて、これとの連携が可能らしい。のだが、やはり体験版では連携が機能しないので評価できず。オーサリング専用ツールを出しているあたりからすると、Video2の方のオーサリング機能はおのずと制限されていることが予想される。Authorを売りたいだろうし。両方合わせると私の要求はほとんど満たされるのだろうが、これではえらく高くなってしまう。競争が激しくなってくれれば合わしてVideo2程度の値段で出してくるようになるのだろうが...どちらも単体では手を出しにくい。そもそもVideo2の方がPremiereLEより高い時点で間違っている。
というところで評価は止まっている。それは他のものも含めて私が気に入るものがなさそうであるということに気づいたからだ。キャプチャするときのエンコード形式は何にするのか、編集とオーサリングを分けないといけなくなったときに、その間は何でやり取りするのか、MPEGエンコーダの性能は満足できるのか、音声は再エンコードなく(PCM変換なく)使われるのか、メニュー作成の自由度はどの程度あるのか、ファーストプレイは映像を割り当てられるのか、メニュー−ムービー間のリンクの自由度はどれほどあるのか、など気になる点は山ほどあるのに、それへの回答を得るのは困難を伴うことがわかったからだ。省みて、今の環境は統合されているというには程遠いが、分割キャプチャでいくらでもキャプチャ可能で、TMPGEncで細かいエンコード条件を指定でき、音声は取り込んだ48Kbpsものをそのまま使え、メニューもやる気があればいくらでも凝ることができる環境というのは素晴らしいのではないだろうか。多少連携が困難なところがあったり、メニューに動画や音を入れられなかったりするという細かい問題点があるにせよ。
ただもう少し連携が簡単にならないと、DVD-Rを焼く気合が削がれてしまうんだよねぇ。入力ディレクトリ・出力ディレクトリを工夫するとなんとかなるかなぁ。
それとは別に音声をDolbyDigitalかMP2にしてくれるものも探している。ビデオやLDからのDVD変換で数時間分を1枚に収めたいからだ。ついでなので編集+オーサリングもので可能ならとてもうれしいのだが...
・2002年9月11日
- DVD-VIDEO問題点整理
ここのところずっといそしんでいるDVD作成。結局1枚それなりのものができたくらいで、まだまだ量産状態にもっていけていない。前にも書いたが出ている問題は、
・再生時間がでない。
・DVDitでチャプタ打ちが難しい。
・音がずれる。
・再生が乱れる。時に最初の方、時に最後の方でおかしくなる。
順番にみていくと、
・時間表示
→DVDitの特性。複数のソースファイルを配置すると、それぞれがTitleとして扱われるため。こうなると時間表示が出ないのはもちろん、Title間の移動が自由でない(Title再生が始まらないと次にスキップできない)とか、Title間の移動に時間がかかるとかいう問題も出てくる。これを解決するには、ソースファイルを1つにして、途中にチャプタを打てばいい。
・チャプタ打ち
DVDitでチャプタを打とうとしてシークバーを動かすが、異なる映像が出てくることがよくある。そこから再生しても絵が動かなかったりする。そのためにチャプタを打つ位置を決めにくい。更には2時間1本とかのソースだとシークバーの移動も限界がある(1ドットの移動で30秒くらい動いちゃったりする)。
→チャプタが打てる場所は1秒に1個所くらいに制限されている。タイム表示をチャプタ(C)にして秒数を変更すること、1秒くらいずつ移動できるのでこれを使う。絵がちゃんと出ないのはMEPGでVBRにしているせい。メディアプレイヤーでシークバーを動かしてもすぐには移動されないのと似ている。音は(PCMならば)ずれていないので、音を参考に決める。またソースMPEGをメディアプレイヤーで再生してあたりをつける手もある。結局は秒単位くらいでしか決められないので、これで十分であろう。終局的にはソースをDVD2AVIにかけてプロジェクト出力し、AVIUTLでこまを送って確認するという手も残っている。
・音がずれる
最初から絵と音を別に処理していると起こりがちである。大元のソースで音と映像の長さがわずかでも異なっていると、最終的にずれてしまう。DVD2AVI→AVITUL→TMPGENCで、AVIUTLで絵+音のMIXされて更に連結状態にして、TMPGENCで絵と音を別に出力するといいはずである。そのためにはDVD2AVI(MPEGのとき)かAVIUTL(AVIのとき)で全ての大元ソースをつないでおく必要がある。これだと上のチャプタ打ちのためにDVD2AVIを通す必要がなくなる点でも都合がいい。
これでOKだと思うのだが、下の問題と合わせていろいろ対処中のために、調査途中。
・再生が乱れる
どうやらディスクの外周の方で読み取りエラーが出ているもよう。DVDitで複数のファイルをソース指定して作ると、
メニュー → ムービー1 → ムービー最後 → ムービー最後−1 → ... → ムービー3 → ムービー2
の順に配置されるもよう。この時は外周の方のムービー、すなわち2とか3が再生できなくなる。また1本のソースでチャプタを区切っていると、後の方のチャプタが外周側に来るために後ろほど影響を受ける。
メディアの精度問題のほかにも、再生プレイヤーの問題もあるようで、PCで高速に回せば安定するが、通常のプレイヤーだと低速で回すのでエラーがでがちなようである。更には携帯型だともっと精度が出ていないようである。ピックアップサーボとその制御精度の問題もあるのかもしれない。うちの場合はプレイヤーを横置き(ディスクが水平方向)だと問題ないが、縦置き(ディスクが縦)だと外周の方で影響が出たりする。また車の振動にも弱い。
→根本的な解決はできない。対処としては容量いっぱいに焼かない(外周を使わない)、プレイヤーは無難に横置きにする、振動を抑えるような置き方・乗り方にするなどで逃げるしかない。もちろん車では見ないという手もあるが、それではDVDライタを導入した意味がない。それでも市販DVD-VIDEOはまず問題ないので、メディアをちゃんと吟味するといいのかもしれない。
そして、再生乱れ以外は皆オーサリングソフト(DVDit)に起因する問題である。複数のソースファイルを指定できて、それらのカット・連結ができて、途中にチャプタを打てて、比較的自由なメニューが作れるものがあればいいのだが、そのようなものはなさそうである。オーサリング系はメニューは作れるものの編集が自由でないし、編集ソフト系は(当然)編集・エンコードは自在なのにメニューが弱かったりする。個人的にはTMPGENCでオーサリングまでできればうれしいのだが、現在のMPEGオンリー路線を走っているのを見ると、そのような対応は望み薄である。どちらかというと、オーサリングメインのソフトよりも、動画編集ソフトでオーサリング対応しているものの中でメニュー作成が許せるものを探してみたほうがよさそうである。その場合にはTMPGEncの出番は全くなくなるわけだが...
・2002年9月4日
- DVD-VIDEO再生乱れ
DVD-R/RWを買って以来、ずっとやってるDVD-VIDEO作成。最初にPlayStation2で始めの方のチャプターで乱れるのを見てから、家のDVDプレイヤー(パイオニアDV-545)でもやっぱりおかしく、車のプレイヤー(パナソニックDVD-PV40)でも同様におかしくなることがわかった。更に1本のMPEG映像で4G位作成して、途中チャプタで区切ったものでは最後の方が同様におかしくなる傾向があることがわかった。
その後、曲目を減らすと問題なくなることに気づき(その間ビットレートを落としたり、VBRの可変幅を調整したりといろいろ試している)、現在の結論は「容量いっぱいのものを作ると失敗する」ということになっている。トータル3.5G位だと問題ないが、4.3G(容量いっぱい)だとアウト。問題がDVDitSEにあるのかは不明。どうせ映像はほとんど見ないので、ビットレートを落としてエンコードしなおすことで事なきを得ている。が、当然そんな仕打ちは納得できるものではない。本当はいろいろと試してみたいのだが、エンコードに数時間、焼きこみに1時間もかかるのだから、試行錯誤もかなり大変だったりする。PS2にはDVD-Rしか使えないし。
大体DV-545では問題なく再生できるのにDVD-PV40ではダメだったり、DVD-545とDVD-PV40ではOKなのにPS2ではダメだったり、DVD-545とPS2はOKなのにDVD-PV40ではダメだったり、ちゃんと互換の取れたものを作るのはかなり大変そうだ。(まあ問題点さえわかってしまえば、それを避けることで以降問題なくなるのだが...)
DVD-VIDEO互換だと言っても、結局はフォーマットが互換なだけであってDVD-RやDVD-RWに焼いている時点で既に規格外なわけで、再生互換との戦いは常に行われていることを実感している次第。
・2002年8月26日
- DVD-VIDEO音ずれ
1ファイルにまとめてみたものの、予想通り音が少しだけずれている。曲によってずれが多少異なるので、元々まずかったようだ。ずれているといっても1時間で100msもないくらいなのだが。こうなるともう私には修正できない。なんとなくTMPGEncで1曲ごとに範囲指定して(最終フレームも-1でなくて実数を指定)やることで同じ長さの映像と音声が得られそうではあるのだが...分けて作っても結局は後で結合しないといけないので、めんどくさいのは確かだ。もう少し楽な方法はないのだろうか。
・2002年8月25日
- DVDit!SEとTMPGEncの編集
そして今は1ファイルにしてチャプタで区切っただけのDVDビデオを作ろうとしている。全長約1.5時間のものだ。m2vファイルは3Gちょっとで、ちょうどよさそうなサイズになった。DVDitSEでプレビューしてみたが音ずれは特に発見できず。チャプタを順に打っていく。が、これが予想外に厳しい。スクロールバーであたりをつけて設定して、拡大して設定するのだが、「どこに設定可能かわからない」「マウスクリックでしか移動不能」「拡大するとスクロールバーが先頭に戻される」などの問題があって作業効率はすこぶる悪い。その後、タイム表示をC(チャプタ)にして、秒を+1や-1すると設定可能な位置に勝手に移動することを発見し、多少は改善された。それでも絵がちゃんと出ない(プレビューでも出ない)ときもあって、なかなかつらいものがある。
ここで余計なシーンが入っていることを発見。削除したくなった。DVDitSEではそのような編集は不可能。TMPGEncでカット編集をやる。昔はカット編集はできなかった(前後の余計な部分を削ることしかできなかった)のだが、最近の版では途中を抜くことも可能になった。でカットを始めたのだが、この操作もまた困難を極めた。スクロールバーでシーンを移動させるのだが、長時間のソースでは1ドットの移動で数十秒分移動してしまう。スクロールバーで移動できない部分はスクロールバーをクリック(10フレーム移動)か矢印ボタンクリック(1フレーム移動)するのだが、動きが緩慢なので時間がかかる。それでも何とかこなして編集は終了。その後もディスクに空きがなかったり何だりで何度かエンコードを繰り返しつつもエンコード終了。次からはもっとましな手を考えたほうがよさそうだ。(1曲ごとにエンコードして後でつなげるとか)
・2002年8月24日
- DVD-VIDEO on PS2
家でも車でも再生可能になった自製DVDビデオ。今まではDVD-RWに焼いていたが、一応の完成をみたのでDVD-Rに焼いた。そして友人のPS2に持っていって再生テストをしてみたところ、なぜか最初のトラックのみ再生不可。やはりトラックの頭を見つけられなかったり、映像が途切れ途切れだったり、音が止まったり。謎なことに2曲目以降は何の問題もない。こうなるともうお手上げ。PS2のプレイヤー(多分1.01)が悪いのか、安メディアが悪いのか...他のプレイヤーでは何の問題もないので、エンコードやオーサリングの問題ではないと思うのだが....
更には後半数トラックは音が1秒くらいずれている(音が先)ことも発覚。というわけで作り直し。今までは音と映像は最初から分離して別々に処理していたのだが、今度はTMPGEncまでは音付きで処理してTMPGEncで映像m2vと音声wavに出力させることにした。音ずれはTMPGEncで修正する...のだが、音のプレビューができないので数秒間のエンコードを何度も繰り返してずれの量を調整する。何度かトライした結果、なんとソースでは音がずれていなかったことが判明。DVDitSEのオーサリング時にずれたもよう。試しにDVDitSEでのプレビューを行ってみると、音はちゃんとずれていた。やはりずれの量は測定不能なので、TMPGEncで切り出してはDVDitSEに入れてプレビューで確認。結果1秒くらいずれていると思っていたのは実は350ms程度だと確認した。ちなみにTMPGEncでの切り出しは映像と音と両方を入れて、範囲指定でずれを補正(-350指定)して、wav出力で出力する。TMPGEncでは映像の時間を元にwavも出されるので、対応した映像を入れてやるのがポイント。
プレビューでずれが目立たないことを確認して、オーサリングして、完了。DVD-RWに書き出した。再生して音ずれがないことを確認した。
なぜDVDitSEで音がずれたのかはわかっていない。
・2002年8月23日
- DVD-VIDEO実践
さて、早速焼いてみた。素材は(人が作った)リニアPCM音声のDVD。リッパーを使ってチャプタに分けて、TMPGEncでm2vに分離、更にDVD2AVIで音をwavに分離した。元のビットレートを見ると、10M付近をうろついているので、かなりの高ビットレートのソースである。
でこの素材を元にDVDitSEでメニューなどを作って、オーサリングをした。なぜかDVDitで直接焼くことができなかったので、VIDEO_TSフォルダを作るまでにして、焼くのは別のツール(Drag'nDropCDだが)を使ってみた。結果、PCでは何の問題もなく再生できているようであった。しかしいざDVDプレイヤー(据え置き型・携帯型)で再生を試みると、おおよそ再生できるものの、部分的に動きが止まったり音が途切れたり絵と音が微妙にずれたりしているようである。しかも前半(内周)の方に顕著に発生する。よくは分からないが、ビットレートが大きすぎることが問題になっているようである。外周にいくにしたがって微妙に転送速度が上がっているのではないかと思う。元々のDVDには何の問題もなかったのだが、再オーサリングした際に微妙な位置のずれが発生しているのかもしれない。
このままでは調子が悪いので、TMPGEncでビットレートを落として再エンコードしてみた。DVDitSEにもエンコーダは入っているのだが、元がまともなMPEGファイルだと再エンコードされないのだ。CQの80にしてみた結果、映像はおおよそ半分くらいのサイズに落ちたので、かなりビットレートは落ちたようだ。これを同様にオーサリングして焼き上げた結果、無事に普通に再生できるようになった。ビットレート表示によると大体5M〜6M辺り。再エンコードはおよそ2倍程度の時間で完了した。
元々車載DVDプレイヤーで小さなモニタで見るつもりだったので、これでも特に問題はない。どちらかというと48K PCM音声データがそのまま入ってくれるのがうれしい。
(ささいな)問題としては、各トラック再生中に時間表示がされない、この影響かPC再生ではスライドバーでの飛ばし再生ができない、トラック間で毎回大きくシークする(メニュー部分に一度戻ろうとする?)のでブラックアウトの時間が1〜2秒ある、なぜかDVDitで直接焼けない、InstantCD+DVDで焼くとPCでは再生できるのに民生プレイヤーでは全く再生できないものになってしまう、などがある。
ちゃんと連続再生にするためには、元ソース自体を1本の連続ムービーにして、チャプタで切れ目を入れていく必要があるんだと思われる。(がそれで時間も解決するかどうかは不明)
またDVDitSEも機能としては私には十分なのだが、例えばメニューでボタンやサムネイルの整列ができない(カーソルキー操作で不可能ではない)、ムービー中にチャプターを入れるときに微調整ができない(スライドバーは拡大できるし、数値入力ができるのでなんとかはなるが)、サムネイルの絵は適当に選んでくれて結構いいシーンになるのだが、飛び飛びのフレーム(Iフレームのみ?)にしか設定できない、ルック&フィールがWindowsライクでないので独特の操作を強いられる(ある文字列をクリックするとそれはメニュー選択できたり、スライドバーの位置決定がダブルクリックだったり右クリックメニューだったり、プレビュー中などはそうは見えないのにモーダドダイアログが出たような状態(つまり特定のエリア内のみ操作可能でウインドウの最小化すら不可な状態)だったり、そもそもアプリケーションウインドウがフルスクリーンになってサイズ変更不可だったりする。
まあオンラインマニュアルはちゃんとしていてすべての操作に関して網羅的に記述されているので、熟読すればルック&フィールの違いはそれほど大きな問題ではないし、私にとっては必要十分な機能(ディスクを入れたところで順に指定した順に再生され、単純なメニューを作れ、メニュー背景やボタンは自由に変更可能で、多段階のメニュー構造にでき、MPEG/WAV素材を再エンコードすることなく使ってくれ、フォルダ構造で保存できるなど)が揃っているので、他のオーサリングツール(例えば付属していたMyDVDとか)に変える気はない。
・2002年8月16日
- DVD-R/RW
いつかは買おうと思っていた、DVDビデオ互換で焼けるドライブ。このジャンルではDVD-R/RW、DVD+R/RWのどちらかということになる。ドライブは+R/RWの方が5000円くらい安かったりするし、明らかにPCで使う分には使いやすい。そもそもRWの書き込み速度は倍以上違っている。
にも関わらず-R/RWにしたのはメディアが安かったから。今日もドライブと同時にメディアも5枚1000円の-R、1200円の-RWを見つけて合計35枚を買い込んだ。私はどうせ-RでDVDビデオ互換でしか焼かないだろうし、-R/RWでも普通のDVDドライブで問題なく読めるし、メディアが入手難になるとは思えないし、数年後に買い換えるときに+R/RWとかブルーレイディスクに変えたとしても全て焼きなおさないといけなくなるわけではないし。+R/RWだとメディアが(今は)高いし、そもそも地元ではメディアが売っていないという大きな問題もあったし、私はPCメディアとして使う気がないので選ぶ必然性がなかった。(この状況はなんとなくK56flexとX2を思い出させる。メーカーがX2を広めようとがんばって安売りをおこなったが、結局はV90統一後もK56flexは残った。)
-R/RWに決めてもいくつかのメーカーからドライブは売り出されているが、添付ソフトからPioneer純正のDVR-A04-Jを選択。DVDit!SE、MyDVD、インスタントCD+DVD、DragonDropCD、PowerDVD XPが付く。ビデオ編集ツールがない点だけは引っかかるが...
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/dvdlog.html
坂井瑞穂