Gigabyte GV-NX66T128VP
(GeForce 6600GT PCI-Ex)
ビデオカードはギガバイトのGV-NX66T128VP。6600GTのメモリ128MBのファンレスのやつ。ファンレスでビデオIN,OUTがあるのが特徴。ファンレスだという一点のみで決定。私の場合6600または6200で十分だろうという話もあるが...ビデオはメモリが128Mしかないことがちょっと引っかかったが、6600GTでは128Mしか出ていないのであきらめ。なんで256Mが出ないのかねぇ。下位の6600無印は256Mもあるのに。
ForceWare 162.15 (2007/6/28)
ビデオカード障害 (2007/5/8)
ForceWare93.71 (2006/12/13)
ForceWare91.31 (2006/6/27)
NVidiaビデオ (2005/11/19)
Geforce 6600GT(PCI-Ex) (2005/2/11)
ファンレス (2005/2/11)
ビデオオーバレイ (2005/2/11)
VIVO (2005/2/11)
・2005年2月11日
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Geforce 6600GT(PCI-Ex)
ようやくマシンも落ち着いたのでビデオカードについて。6600でなく6600GTにしたのはメモリがGDDR3になって速度が速いようだったから。コア500MHz、メモリ1000MHzというのはクロック値としては最高に近い。インストール後にGigabyteのユーティリティでクロックを確認するとコア300MHz、メモリ1120MHzになっている。コアが低いのは気になるが、話によると3D時には500MHzに上がるという。まあクロックを変更することはユーティリティを使用して簡単にできるのだが。
2Dにしろ3Dにしろ私が必要とするパフォーマンスは凌駕してしまっているので、ベンチなんかを試す気にもならない。ので今回はベンチはなし。Webを見てみると、3DMark2001は18000くらい、03は8000くらい、05は3500くらいのようである。
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ファンレス
ファンレスとなると気になるのがその温度なのだが、通常の使用時では熱くはない。nVidiaのプロパティに出てくるコア温度も55度〜60度あたり。3D時でもなんか70度くらいにしかならず、まったく問題ない。
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ビデオオーバレイ
それよりも気になるのはビデオ入出力関連。まずビデオオーバレイはビットマップと同等の輝度に変更されていた。ATIと同じ。鮮やかさに欠ける気がするのもATIと同じ。色も問題ない。(オーバレイのデフォルトは彩度が114%、他は100%。)ちなみにドライバは付属CD-ROMからインストールした71.24。
実は私は最近はビットマップ表示を暗くして、相対的にビデオオーバレイの表示を明るくして使っていた。一般的には同じ明るさにして使うものなのだが、ビデオに合わせると普段使っているときにまぶしくてかなわん、かといってデスクトップに合わせると今度はビデオ再生がしょぼい。両立させるにはビデオオーバレイを明るくしてやるのが手っ取り早い。まあGDIに出すプレイヤーとオーバレイ出力するプレイヤーとでいちいち設定を変更するのが面倒だから合わせましょうってのと思想は同じ。nForce2ビデオと違って、6600GTの場合にはデスクトップの明るさを暗くしていっても、映像は汚くならない。
とはいえRadeon9600使用時にはPowerDVDではなぜかビデオオーバレイ出力されなかったので、しょぼい画面を見させられていた。またフルスクリーンビデオミラー(シアターモード)の出力はなぜかGDI出力になってビデオオーバレイの調整が反映されていなかった。だからPowerDVD実行時やシアターモードのときにはモニターの表示設定を変更してやる必要があった。しかし6600GTと付属のPowerDVD5.0ではちゃんとビデオオーバレイ表示されるし、フルスクリーンビデオミラーでもオーバレイの調整が反映されている。
まあフルスクリーンビデオミラーは出力解像度が低くなる(ビデオオーバレイの解像度により640x480か800x600あたり)のがちょっと納得できないが。
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VIVO
ビデオ出力(S)のほうも特に問題はない。解像度はもうひとつ欲しい気もするが大きな問題ではない。表示エリアや階調なども問題ない。普通にTV出力できるし、昔のやつと比べると雲泥の差で、実用に耐える。当然フルスクリーンビデオミラーにするときに、クローンでないといけないなんて制限もない(スパンでもデュアルビューでも可能で、)。こんなちゃんとしたVOは初めてだ。まあ640x480を超えるビデオオーバレイでは一度800x600にしたものを表示しているのか解像度ががた落ちになるし、720x480を横に縮小して表示してくれないのだが...まあそんなことはどうでもいいくらいに640x480(オーバースキャンは最大に、フリッカはオフ)はきれいだ。色ののりがちょっと悪い(まさにRGBくさい映像)のが気になるかなぁ。
ビデオ入力(S)もふぬああでキャプチャしてみたが、これもちゃんと使えて破綻しているようすは見られない。ふぬああで普通にAVIキャプチャ可能。MonsterTV2よりはボケて見えるが。720x480キャプチャではちゃんと左右の黒い領域もキャプチャされてるし。
UYVYでしかキャプチャできなかったり(YUY2もRGB24もない)、デフォルトでは伸張されたYUVデータだったり、プレビューがさかさまだったりするが、大きな問題ではない。伸張されているので普通に扱うと思いっきり白飛びしているように見えるが、コントラストを落としてやれば問題ない。話によるとコンポジットケーブルもつなぐとインピーダンスが合って白とびは改善されるということだが。
コピーガードを検出するとど真ん中に白帯が入るのだが、ビデオのピクチャーサーチなどでも入ってくるのがうっとうしい。
・2005年11月19日
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Nvidiaビデオ
この間まで、オーバレイを取った状態でもうひとつオーバレイを取ろうとすると、プライマリモニター側にフルスクリーン表示にされてしまって困っていた。(セカンダリ=TVにフルスクリーンビデオを設定している)Alt+F4を押してアプリケーションを終了して直せる時はまだいいのだが、それでは終わらなかったときにはわざわざTVをつけてアプリケーションを終了させるなりそれも不可(ビューポートロックにしているので範囲外にあったら対処不能)なときには画面のプロパティからNvidia設定を出してフルスクリーンビデオをセカンダリに変更しないといけなかった。(どっちにしろこの設定が変更されているのでセカンダリに設定しなおさないといけない)
またTV出力の色が薄くてちょっとイマイチと思っていたのだが、ビデオバイブランス(デフォルトでは左端)を少し右に(20%〜30%くらい)するといい具合になった。またインタレース映像をインタレース解除せずに再生してビデオアウトで見ると、インタレースが合わずにプルプルすることがある(とくに字幕の横スクロールがひどい)。これは本来はビデオ再生と同期させてビデオアウトのタイミングを決める必要があるのだが、これが行われていないためのようだ。(Windowsでそれが可能かどうかも知らないが)再生中に一時停止→再生を行うとこのタイミングがずれて、プルプルしたり引っかかるようになったりぴったり合ってスムーズになったりする。ついでに言えば再生中にもだんだんずれてきたりする。もうちょっとなんとかならないものかねぇ。
・2006年6月27日
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ForceWare 91.31
ForceWareが91.31にバージョンアップされたので、うちでも入れた。新インタフェースでは「セカンダリモニタをロック」が選べないような...旧インタフェースもあるのでそっちで設定。
すると(やっぱり?)FEATHERが不調に。TVにしたときに劇重。しかしオーバレイは調子よく動いている。リモコンでFEATHERを終了すると何事もなかったかのように元に戻る。もしかしてまた面倒なFEATHERの再インストールが必要なのか?
新ドライバはデスクトップ周りが何となく速い気がしているので、FEATHERの方を何とかするつもり。録画・再生できればいいので当分このままかも。
と思っていたら、どうもオーバレイが赤っぽい気がする。更にフルスクリーンビデオミラーの表示が左右幅が狭くてなぜか縦長に。これはひどい。結局は元のバージョンに戻すことに。戻したらFEATHERもよくなった。しフルスクリーンビデオも左右いっぱいまで使うようになった。しかしやっぱり赤っぽい。91.31よりましだが。元々こうだったのか?
それよりもPV3のプレビューの色が濃いほうが気になっている。
・2006年12月13日
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ForceWare93.71
AdobeReader8ではビデオチップの3Dアクセラレータを使うようにして処理を高速化したという。しかし今まで愛用してきたForceWare84.21ではEnableにできなかった。どうやらドライバは新しいものが必要らしい。というわけで93.71を入れた。今まで9x.xxは避けてきたので、久しぶりのインストールである。これをインストールしたらAdobeReaderの環境設定のページ表示の2D GPUアクセラレーションを使用のチェックが可能になった。
そして意に反して93.71は普通に使えた。新設定ツールもいつの間にか昔の設定ツールのツリー状のものを表示できるようになっていたりとこまごまと修正されている(とはいえこれをやっちゃうと新ツールの新UIを自己否定しているようなものだが)。90.xx辺りで問題と感じたビデオ再生周りもまあ普通になった。赤いのは色相をいじってごまかした。新ツールではフルスクリーンビデオの映像調整はできないようだが。
しかしフルスクリーンビデオのアスペクト比が変わらない問題が出ている。オーバレイのサイズを変えてもフルスクリーンビデオの出力は4:3のまま。そして微妙に縦長。
というわけで結局は元の84.21に戻すことになった。
一方でAdobeReader8だが、その恩恵は良く分からない。ズームがスムーズになったというが、そもそもズームなんてそれほど使ってなかったし。多分遅かったから使ってなかったんじゃなくて必要なかったからだと思うのだが、今後使用スタイルがちょっとづつ変わってくるのかもしれない。
・2007年5月8日
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ビデオカード障害
ビデオカードは2年以上前に買ったGeForce6600GTのものを使っているが、1年位前から3Dゲーム中にテクスチャの一部が三角形に緑一色になる現象が出ていた。ずっとドライバのせいだと思っていたが、いつまで経っても改善されない。だいたいそんな話は他には聞かない。ファンレスだし一部壊れたのかとも思ったが、それ以外はちゃんと動いているので納得はできない。
思い立ってcoolbit設定を行ってクロック調整でビデオとメモリのクロックを落としてみると、あっさりと解決した。どうやらクロック設定(このボードは元々1.15GHzに上げられている)を1.0GHzにするとよかったようだ。
・2007年6月28日
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ForceWare 162.15
ベータ版だが更新されたようなのでインストールしてみた。旧コンパネでできていたことはだいたいできるようになった。
84.21と比べて気になるところとしては、
・フルスクリーンビデオ(S,コンポーネント)のアスペクト比がモニタスケール固定
→縦横比の狂った動画をMPCで表示して伸ばしたり縮めたりしてもフルスクリーンビデオには反映されないし、4:3動画を16:9TVに出すと見事に横長に。(8x.xxではOKだった)
・セカンダリモニタの解像度の最低が800x600
→S出力でテレビに出すと所々ラインの抜けたものとなる。(SD動画のフルスクリーンビデオでは解像度が落ちるので問題はない)
・デスクトップカラー設定がユーザ切り替えで自動的に変わってくれない
→モニタを最大輝度にして、普段使うユーザはコントラストを落とし、ゲーム用のユーザはコントラスト標準で使っているが、別ユーザに切り替えても明るさが変わらない。コンパネを起動してカラーの設定を見ると覚えているのに反映されていない。スライダーをクリックすると反映される。あるいはトレーにあるnVidiaアイコンを右クリック→カラー補正のダイアログを出す。ログイン時には切り替わるのに。
・セカンダリモニタのデバイスの調整がコントロールパネルにない
→TVのフリッカを0にしたい。通知領域のnvidiaアイコンを右クリックしてTV出力を選ぶと、デバイスの調整画面となる。
・nTuneのクロック設定がWindows起動時に反映されない
→Windows起動のたびに時間のかかるテストを実行しないといけない。
・セカンダリモニタでパン固定ができない
辺り。
いつの間にか温度の表示とクロック変更はnTuneに移されていた。しかしダウンロードページに行ってもサポートしているのはnForceしか出てこない。それでもインストールすると、温度のグラフ表示もGPU・メモリクロックの設定も可能になる。でも日本語が化け化け。
ちなみにこのドライバーは問題があったとかですぐに削除されてしまった。「次回作にご期待ください」みたいな事が書かれている。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/gf6600gt.html
坂井瑞穂