自宅で立てている3世代目となるLinuxサーバのS/W側の話である。2世代目のS/Wの話はこちら、現状のH/Wの方はこちらを参照。
低消費電力マシンにLinuxを入れてサーバーとして1年半くらい使ってきた。しかしどうしてもWindowsもサーバーとして常に起動しておきたくなった...ってことでWindowsにVitualPCを導入して、そこにLinuxをインストールして運用することにした。
Windows側ではSoftEther VPNサーバを入れて外からの接続を可能とし、ダイナミックDNSのアドレス更新を定期的に実行し、外部ntpサーバーから時刻を取ってLAN内に配信している。
Linux側ではSSHでリモート管理、DNSキャッシュサーバ、ルータのSYSLOGを受け、外からhttptunnelで秘密のポートでSSH接続できて隣のWindowsマシンへリモートデスクトップ接続を行え、もちろんSCPでファイル転送も可能、隣のWindowsマシンをWakeOnLANで起こせ、SambaでWindowsマシンからファイル共有でき、WINSサーバを動かして、VSNTPでWindows側と時刻の強制補正を行っている。
Athlon64でCool&Quietを効かしているとVPC上では時計が狂う。普通に1時間に1分くらいとか狂う。ゲストOSがWindowsとかDOSとかだと追加機能というものをMSが用意しているが、Linuxにはない。探すとvsntpというものが存在する。pen3マシンに入れたらそこまでは狂わなかった。
展開
gzip -dc vsntp....tar.gz|tar -xvf -
コンパイル&インストール
./configure
make
make install
5秒ごとに時刻を更新
vsntp -i 5 windows側IPアドレス
なおWindowsXP側の時計は、日付と時刻のプロパティのインターネット時刻で適当なサーバーを指定して同期するチェックを入れると自動的に同期が取られるようになる。間隔は次のレジストリ値を変更する(秒数指定)。
HKEY_LOCALMACHINES\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient
SpecialPollInterval
Windows2000ではAdjustPCというソフトで同様のことが可能。
日記
・2005年2月26日
・2005年3月3日
・2005年3月26日
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/linux3.html
坂井瑞穂