DFI nF4 Ultra-DとHYNIXメモリ (2006/5/17)
tREF (Refresh Rate) (2006/4/7)
メモリ設定見直し (2006/4/5)
メモリ2GB (2006/3/25)
NCQ (2006/3/22)
NVIDIA RAID (2005/6/30)
nForce4 LANとMarvel LAN (2005/2/13)
電源問題 (2005/2/13)
ファンコントロール (2005/2/13)
Cool&Quiet (2005/2/2)
電源の管理 (2005/2/2)
HTリンク速度 (2005/2/2)
S1&S3 (2005/1/31)
PCI-Express設定 (2005/1/31)
nForce4内蔵LAN (2005/1/31)
USB2.0 (2005/1/31)
nForce4 (2005/1/29)
LANPARTY Ultra-D (2005/1/29)
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PCI-Express ルートは4つありそれぞれに20のリンクを適当に割り振れる設計。どこに何レーン割り振ってあるかはわからない。 GeForce 6600GT モニターが4つあることになっている。DVI,RGB,RGB,ビデオだろうか?またキャプチャデバイスも見える。 nForce Networking Controller いきなりコントローラーではなくてBus Enumeratorが1枚かんでいる。これが何を意味するのかよくわからない。ActiveAmorer? nForce4 ADMA Controller SWドライバを入れるとSATAはネイティブモードとなり、この名前になる。下を見ればわかるとおり、IRQも22である。ドライブはIDE-SATA変換基板をはさんでいるが、ここではわからない。(ドライブの名前からATA100なのがわかり、変換がありそうなことはわかるが) nForce4 Parallel ATA Controller 普通のIDEコントローラーとして存在している。ちなみにプライマリに2デバイス接続。 Marvell Yukon 88E8001 PCI Gigabit Ether Controller PCI接続されたオンボードのGbEコントローラ。 標準OpenHCD USB ホストコントローラ USB1.1デバイスはバックパネル・増設コネクタバラバラにさしているのだが、なぜかすべて1コントローラ下にあることになっている。本当に1コントローラなのかもしれないが。 標準エンハンスPCI to USBホストコントローラ USB2.0コントローラ。 D347PRT SCSI Controller DaemonToolsの仮想デバイスと仮想コントローラ。 SoftEther VPN Client2.0Adapter ソフトイーサのクライアント側のコントローラー。 |
IRQ
16-19が外部PCIデバイス、20-23がチップセット内蔵デバイスに割り振られている。ここにはないが上のほうのPCIスロットは18になる。
表示 | 設定値 |
100MHz/15.6us | 00 |
133MHz/15.6us | 01 |
166MHz/15.6us | 02 |
200MHz/15.6us | 03 |
100MHz/7.8us | 04 |
133MHz/7.8us | 05 |
166MHz/7.8us | 06 |
200MHz/7.8us | 07 |
100MHz/3.9us | 08 |
133MHz/3.9us | 09 |
166MHz/3.9us | 0A |
200MHz/3.9us | 0B |
Memtestでのメモリ速度やエラーの出方を見ていると、小さい値ほど遅いがエラーがなく、大きい値では速くなるがだんだんエラーが出やすくなっているようである。単位は分からないがBIOSにある値が本当にリフレッシュの間隔を示しているようだ。(間隔が長すぎるとリフレッシュが間に合わずにデータが飛ぶ)
でいろいろ考えた結果が下の表。300MHzが100MHzの3倍とか、7.8usは15.6usの半分とか、つじつまが合いそうである。間に挟まっている極端に小さい値とか、最後の8つは最初の8つとほとんど同じじゃないかとか、謎であるが。ちなみに背景色の変えてあるのが「BIOS...Guide」に出ているもの。
こうだとすると神和訳(の元の英文)やSysToolの数値はおかしいということになる。
素直にBIOS設定値を見て、エラーが出ない程度にできるだけ大きい値にするのが正解のようである。
おそらくBIOS設定値はクロックカウンタのようなもので、カウンタが一回りする毎に1RAWずつメモリリフレッシュするんだと思われる。DRAMは64ms以下でリフレッシュする必要があるので64ms/RAW数(4096とか8192とか16384とか)の15.6usとか7.8usとか3.9usに一度ずつリフレッシュすることになる。そしてBIOS設定値=us/MHz*10000位になっている。
注意すべきはメモリクロックを下げたときにはそれに合わせてtREFも下げないといけない点。200MHzで3120の時には15.6usだが、166MHzに下げると18.8usに伸び、全体のリフレッシュ間隔も77ms位になってしまい、DRAMの電荷保持時間を越えてしまうかもしれない。逆にクロックを上げたときにはこの設定をもっと上げられる可能性がある(変えなくても問題ない)。
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ちなみにうちのメモリはAutoでは1560だった。まあ64ms/RAW数(8192)の7.8125usとクロック(200MHz)で算出したのだろう。しかしこれではMemtestを15分くらいかけているとエラーが出ていた。2段下の1032にすれば良好になった。現状こんな感じ。今のメモリではこれが限界。Autoでは済まない辺りが、HYNIXメモリとは相性が悪いと言われるゆえんだろうか。
・2006年5月17日
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/nf4ud.html
坂井瑞穂