ビデオ関連デバイス
NEROの注意点 (2006/4/14)
DLNA/NERO MediaHome (2006/4/12)
某エンコードツール (2003/4/3)
字幕 (2002/2/2)
ビデオキャプチャ1 (2001/10/22)
MPEG編集 (2000/5/31)
- 2000年5月31日
MPEG編集
まずは携速の続き。たまにはCD−Rを焼こうとしたら、なぜかCD−Rドライブを見つけてくれない。いろいろ見てみると、WNASPI32.DLLが消されているもよう。探してみると\WINDOWS\SYSTEM\PhantomCD\Systemに移されていた。こんなのあり?(Phantomcdは携速のドライバ名)このDLLをSYSTEMに移動させると無事にWINCDRが使えるようになった。が、今度は起動時にBPLAYER.EXEがアプリケーションエラーになる。実害はよくわからないが、仮想CDのオーディオトラックと関係があると思われる。なんかやな感じ。
ついでに書くと、今はCreativeの3D Blaster TNT2 Ultraを使っているのだが、ずっとドライバを更新できなかった。それはBCTV2というTVチューナボートを使おうとすると、どうしても画面が乱れて表示されなかったり、ビデオがのっかる部分が紫のままで映像が出ないことが多かったりしたからだ。新しいものが出るたびに試してきたのだが、やっぱりだめで元に戻すことが続いていた。が、最近出た5/22版では一応ちゃんと使えるようになったようだ。ちょっと紫に見える時間が長いのだが、とりあえずビデオはちゃんとのっかるもよう。ブラスターコントロールの表示がひどいものに変わってしまったのは残念なのだが...クロックの上限の上げ方がわかんないし。
ついでに書くと、Vortex2ドライバも調子が悪くて、古いものしか使い物になっていない。もう更新されることはないのかもしれないが...
で、今日の本題。実は前から編集したいMPEGファイルがあった。何となくVMAIDとかTMPGencとかMPG2AVIとかのフリーソフトの話は聞いたことがあったのだが、いろいろあって手を出していなかった。が、某雑誌にビデオ編集特集があり、ついに手を出すことにした。
やりたかったことはいくつかあって、
ビデオCDから取ったMPEGファイルの一部を抜き出す
MOVファイルをMPEGファイルに変換する
VOBファイルをMPEGファイルに変換する
持っているビデオ、LDをMPEGファイルに変換する
など。とりあえず簡単そうなファイルからMPEG変換に手を出す。
こんなことはソフトを用意すれば簡単なのだが、用意したのはMPG2AVIとTMPGEnc。前者はMPEG、MOV、AVIなどを各種コーデックのAVIに変換できる。後者はフレーム間圧縮のないAVIファイルをMPEG1またはMPEG2ファイルに変換できる。コーデックにもよるのだろうが、うちでは前者の変換は実時間程度で、後者は実時間の3倍ほどで変換できる。ちと問題なのはどちらも複数ファイルの変換がそれほど楽ではないことだろうか。前者は複数まとめてファイルを指定して、一気に変換できるのだが、そのファイルの指定がなかなか面倒。このディレクトリ下のファイルをこっちのディレクトリ下に変換とかができればいいのだが...後者はもっとつらくて、バッチ変換があるものの、1つ1つのファイルに対して1つずつプロジェクトファイルを作る必要がある。げげげ。それでもこんな処理ができるフリーソフトが存在することに感謝しつつ、使っているのであった。
ついでに、MSからもWindowsMediaTOOLSなるものが出ていて、各種コーデックが含まれていて結構使える。MPEG4のエンコーダも含まれる。
ちなみにVOBからの時にはDeCSS(エクスプローラでもいいのだが、DeCSSでは1ファイルに吐き出せる)を、MPEG変換はFlaskMPEGを使える。AVIファイルの編集にはVMAIDが、ビデオのキャプチャにはVshot、AVICap、CaptureLightなんかがあるもよう。でも、ちゃんとやろうとすると、やっぱりディスクが足りないよ〜〜〜。半年前に64G買ったんだけど既に満杯だし。
- 2001年10月22日
ビデオキャプチャ1
いろいろありながらもOSのインストールは完了。ちょっと使っただけだが、既にWindows98を使っていく元気がなくなってしまった。とにかくしょっちゅうリブートを余儀なくされている。それでもビデオのキャプチャを開始。適当にMorgan MJPEG辺りをインストール。はっきりいって色合いとか色ずれとか起きてそれほどよくない気もするが、とりあえずWindows98とWindows2000両方で使えるMJPEGということで。
でやってみるが、BCTV2添付のツールではあらかじめキャプチャサイズを指定してそのサイズになるまで停止すらできないようなツール。しかも2G越えに問題あり。探してみるとAVICapかふぬああ辺りの話をよく聞く。ということでこれらをテスト。
AVICapは、ちょっと使った辺りではこま落ちが多くて使えない。設定を細かく詰めていく必要がありそう。(詰めたところでこま落ちなくできるかどうかは微妙だが。)
そしてふぬああを試すが、こいつではどうも音が取り込めない。これはUSBサウンドのせいなのか?ちょっとやってだめなのであっさりとあきらめ。
で、AVICapに再挑戦。どうやらRGB24にして、640*480で、Morgan MJPEGで、画質100で、Support interleaveとInvert field orderとBitrate controlにチェックを入れず、Floatと4:2:2を選択し、AVICapのオプションでバッファを20,8にするとほとんどこま落ちしなくなった。がどう見ても240ラインのように見え、縦の解像度が悪い。Support interleaveにチェックを入れて画質を95にしてもこま落ちせずにまあ満足できるできになった。
この連番AVIをWindows2000側でエンコードしたいのだが、どうもAVCプロジェクトを使うことができない。プラグインの設定には入っているのだが。TMPGEncでもAVIUTLでも読み込み不可。それどころか2番目以降のAVIすらAviUtlで開くことができない。よって連番読み込みもできない。
困った挙句、VirtualDubを使えば連番読み込みができることがわかり、これでフレームサーバ出力、AviUtlで読み込んでクリップ等の設定をしてプロジェクト保管、最後にTMPGEncでMPEG1に。できたものを見たが、あまりにボケボケで満足できるものではなかった。まだまだ研究が必要なもよう。
- 2002年2月2日
字幕
この間DVDプレイヤーを買った。前から買おうと思っていたのだが、PCで見られると思ってずっと 買わずにいたものだ。買ったのはPioneerのDV-545。機能としては安いものとしては普通で、小さい (薄い)ことと、CD-R/RW,DVD-R/RWの再生に対応している、辺りが特徴となっている。本当はプロ グレッシブとか、DVD-Audioとか、10bit/54MHz映像DACとか、DNRとかにこだわろうかとも思ったが、 見る環境が大したことのないTVなのでそこまでこだわる必要もないだろうと考えて、安いやつにし た。
で早速持っているDVDビデオを見る...と、とある音楽DVDで歌詞が字幕として出ることを発見。そ の他いくつかの音楽DVDを見てみたが、字幕が出るのはこの1枚だけだった。
そこで今まで映画は見なかったので無視していた「字幕入りでエンコード」を研究する...程でも なく、AVIUTLにVobsubフィルタを加えれば簡単にできるのであった。ただ字幕の出るタイミング合 わせはなかなか面倒だし、一旦AVIに出さないといけないというのもちょっとつらい。詳細はこちら。
- 2003年4月3日
某エンコードツール
ついでに。最近、某MPEGエンコードツールについてまったく書かなくなってしまった。使えるツールだったことは確かだが、いろいろあってアレについて触れたくなくなってしまったのだ。まあきっかけはフリーツールから有料ツールになってしまったことにある(これは仕方ないが)のだが、それ以上の理由についてはカンベンしてもらいたい。よってアレを使ったDVD作成に関しては今後記述されることはない(おそらくDVD作成方法自体もう書かない)だろう。最近オーサリング系のものを発売するようだが、これも同様である。ちなみに私の中ではキャプチャとかしたファイルからDVDオーサリングまでの手順は確立され、音ずれもなく満足できるものが制作できるようになっている。
・2006年4月12日
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Nero MediaHome で家庭内映像配信(DLNA)
ノートPCにリモートデスクトップクライアントを入れていて、デスクトップPCを操作することがよくある。机に向かわずにソファとか布団とかトイレとかで使うわけだ。しかし動画系はリモートデスクトップではうまくいかない。オーバレイは取れないし、無理に表示してもLAN帯域を消費してもパラパラにしか表示されない。
ファイル共有して開いてしまえばいいのだが、レートが高かったりCPU負荷が高かったりしてうまくいかない。(これは私のノートPCの能力が低いからだが)
今ではこういう用途では標準的な手段としてDLNAがある。家電用の規格としてHDDレコーダーとかTVに付いていたりする。もちろんPC用もある。DiXiMがクライアント・サーバ両方を出してPC用として出回っている。対応ファイル形式とかでまだまだな感もあるが、PCならば汎用性が高いようである。サーバ側はNASにあったり、WindowsMediaConnect(Microsoft)があったりといくつかあるが、クライアント側はあまり多くない。
で最初はDLNAを考えた。サーバはWindowsMediaConnect、クライアントはDiXiM(体験版)。しかしノート(VAIO U)の能力が低くてちゃんと再生できない。ローカルにファイルをコピーしてもだめなので、CPUの力不足である。Celeron600Aなんでこんなものである。1GHz位欲しい感じである。
FEATHERにもネットワーク配信機能があるので試したが、やっぱりCPUパワーが足りない。それどころかどんどん映像が遅れて音がずれてくる。一部こま飛びしつつも再生してくれればまだ何とかなるが、これでは実用にならない。(ちなみにTVは802.11bでは帯域も不足する)
探してみると(MTVX-SHFのFEATHERに含まれていた)NERO 6にも同様の機能があるようだ。サーバがNERO MediaHome、クライアントはNERO ShowTimeである。こいつにはリアルタイムでトランスコーディングして配信する機能がある。やってみるとMPEG1ではなんとか実用になりそうである。更にアップデートを行うと、MPEG4で帯域・CPU共に問題なく、MPEG1よりもきれいになった。更に日本語化された。
接続してから再生が始まるまでしばらく時間がかかる(20〜30秒くらい)とか、30秒スキップすると10秒くらいかかるとか、MPEG4だと音がずれやすい(スキップしてると直る)とか、ちょっとしたことでShowTimeの再生が終了したりMediaHomeが異常終了したりと問題はいろいろあるが、何とか使えるようである。またトランスコーディングのためサーバ側のCPU負荷も(Athlon64 2Gで)60%前後と結構高い。
NERO 6(をアップデートしたもの)はDLNA(というかuPnP)に対応らしく、MediaConnect(Microsoftのサーバ)を起動してShowTimeでつなぐとちゃんと認識された。これはこれでシークスライダが使えないとか対応ファイル形式が少ないとかもっといろいろな問題があるのだが。
というわけでTV視聴はFEATHER、ファイル再生はNEROで可能となった。
・2006年4月14日
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NERO の注意点
FEATHERをCDからインストールすればわかるように、NEROはWindows環境をいろいろといじってくれます。悪く言えば破壊してくれます。FEATHERインストール時に勝手に関連付けを変えるのはまだかわいいほうで、ShowTimeは起動するたびに関連付けを変更します。変更しないオプションはありません。スプリッターか何かを変更するらしく、WMV系の動作に支障が出ます。スキップがまともにできなくなります。それもインストール時だけでなくアプリケーション起動時にも破壊活動を行います。
おかしくなったWindowsを直そうと、Windowsを上書きインストールしました。サービスパック・アップデートを当てたときにはWMVの問題はなくなったようでした。もちろんFEATHERもNEROもインストールされた状態です。しかしこれでShowTimeを起動したところ(あるいはMediaHomeかも)、その後からはWMV問題が再発するようになったのでした。
しかもWMVをShowTime(あるいはPowerDVD)で見れば問題ないという手の込みよう。世間のストリーミング放送やVODがShowTimeで見られればそれでもいいのだが、MediaPlayer経由で見ることになるのでやっぱりスキップができない(映像と音がずれる)。もうちょっと原因を絞って対策する(毎回書き換える)か、NEROを使わないかの選択を迫られている。NERO7もこんな調子なのかねぇ。
ちなみにMediaPlayer10をインストールするとまともになってました。(ShowTime起動時にどうなるかは不明)10を使う気はないので結局はアンインストールしました。WediaPlayerClassicではまともに再生できるようだし、映像配信を見ることはあまりないので修復を試みるのはやめました。
その後WindowsUpdateを行ったり戻したり、MediaPlayer10をインストールしたり戻したりした結果、MediaPlayer9でありながら、MediaHomeが使え、FEATHERでTVも録画もビデオ再生も可能の上に、WMV再生にも支障がない、というベストな状態になった。もはや怖くてFEATERのバージョンアップをしたくないし、ShowTimeでのビデオ再生もやりたくない状態なのだが。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/v.html
坂井瑞穂