ビデオ日記7
DVD DL (2007/11/5)
・2007年11月5日
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DVD-R DL,DVD+R DL
今更だがDLメディアを使ってみた。というのも最近はどうやら10枚で2500円前後で売っていることに気づいたからだ。まあ一層の5倍くらいといった感じ。ものすごく高かった(1枚1000円とか)イメージがあったのだが、ずいぶん安くなったもんだ。+Rと-RとかROM化とか再生互換性とかでいろいろとあるのは気になってはいたが、結局は使ってみないと詳細は分からん、というわけで安くなったことだし使ってみた。
焼こうと思ったMPEG2ソースが3.8GBくらいと中途半端だったので2つを合わせてDLに焼けばきれいに収まる...という単純な思考。1層では4.4GBくらいの容量だったが、2層では8.0GBくらい入るようだ。
入手したメディアはVictorの-R DLとTDKの+R DLの2種類。焼きドライブはPioneerのDVR-A11J(USB2.0接続)である。速度としては-Rと+Rは16x、-R DLと+R DLは8x、-RW 6x、+RW 8x、-RAM 5x、CD-R 40x、CD-RW 32xである。VIDEO-TS化はDVD Author 1.5、焼きは(ドライブに付属していた)Power2GO4を使う。オーサリングは普通に終了。容量が大きい以外は1層と何も変わらない。
まずは-R DLに焼く。Power2GO4のDVDビデオ作成でDVDフォルダからの書き込みを選んでフォルダを指定。どうしたわけか速度が2xしか選べない。そのまま焼いてみるとやっぱり2倍速であり、およそ1時間かかった。
それをDVDプレイヤー(Pioneer DV-545)で再生してみる。最初のほうは何の問題もない。半分ほど過ぎて2層目に入るときに引っかかる(これは市販DVDでも同じ)が、その後は再生されたり一旦止まったりを繰り返す。シーク音も大きいしまともに再生されない。
一方でPS2(50000番台)やARW-15(DVDレコーダー)では何の問題もなくちゃんと再生される。オーサリング内容や焼き方には問題ないようだが、プレイヤーでの再生互換性には疑問が残る。
続いて+R DLにも焼いてみる。やっぱり2.4xにしかならない。40〜50分かけて焼く。DV-545でも大きな問題はなくなんとか再生可能。後半のチャプターに送ろうとするとちょっと遅かったりたまに引っかかったような挙動を見せたり、層の切り替わりで止まってしまったりと不安定な動きを見せるが、再生はできるという点では-R DLとは大違い。PS2ではなぜか動きがぎこちない。フィールドオーダーが逆な感じ。2層目には特に問題ない。ARW-15では何の問題もないし、PS2なんかよりもずっときれいだ。これで起動とかロードとかが速ければDVDプレイヤーも不要となるのに...
調べてみるとここではDV-545は-R DLの再生が可能とされている。でも駄目だったのだが。一方でここではパイオニアのプレイヤーでは2層目で再生できずになっていて状況は近い。ここに対応メディア一覧があったが、どうやらDVR-A11-JではVictorの-R DLメディアもTDKの+R DLメディアも高速書き込みに対応しておらず、その場合2倍速(2.4倍速)にされるもよう。大量に買い込む前に気づいてよかった。それよりもDVDプレイヤーでの再生互換性がきつい点の方が問題なのだが。
・2007年7月5日
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scale
キャプチャしたデータのYに235より大きい値が入って来ることはよくある。これをPCモニタでみるとYUV->RGBの際に伸張されて235->255になるので、235より大きい部分の変化は分からない...という。
例えばこのMPEGファイル(※)をプレイヤーでオーバレイで表示してみると、真ん中の段差は認識できない。
※元々Canopusサイトにあった動画をMPEGに変換したもの。探してみたが元動画のあったページは消されてしまったようだ。
しかしnVidiaの場合にはデスクトップの明るさ・コントラストを落とせば、オーバレイの表示範囲がより広くなるのだ。つまりは235より大きいところでもちゃんと表示されるようになる。
波形表示を見て分かるとおり、最も暗い部分は16より低く、もっとも明るい部分は235より明るくなっている。
デフォルトでは235から255までがつぶされてこう見え、
デスクトップの明るさ・コントラストを落とすとちゃんと分別できてこう見えるはず。
※あくまでもイメージです。
・2006年6月10日
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実験くん2 (MTVX-SHFとPV3)
2004/9/10のテスト再び。今回はSHFとPV3とで取ってみた。プレイヤーはDV-ARW15(DVDレコーダー)に変わっている。
DV-ARW15 -> S端子 -> セレクター経由 -> MTVX-SHF
CAP画
DV-ARW15 -> D1 -> PV3
CAP画
DV-ARW15 -> D2 -> PV3
CAP画
・2006年6月5日
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RGB化チェック
RGB化で超えた分を飽和させるオプションを追加してみた。飽和にチェックを入れてフィルタ自体をオン・オフさせれば変化を見られる。Aviutlのオーバレイチェックなしでは差がわからないが、オーバレイ表示にすると違いが出る。環境や設定によるのかもしれないが。
うちのnVidia 6600GT + 液晶モニタ(DVI接続)ではオーバレイでは差があるのに、ビデオカードのTVアウトを使ってオーバレイを出力してみても違いがわからない。DVDに焼いてTVに出してみるとやっぱり差がある。
RGBチェックフィルタ(0.02)
チェック用のファイル
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/video7.html
坂井瑞穂