Windows Vista x64の話
Windows再インストール (2012/12/10)
タスクバーのアイコン (2012/1/20)
Vista再インストール (2009/10/12)
Windows Vista再インストール (2009/2/15)
x64非対応デバイス (2008/11/29)
WindowsVistax64 (2008/11/20)
Vista x64対応 (2008/8/22)
メモリーリーク? (2008/7/25)
Em1key (2008/7/4)
Vista x64 (2008/6/29)
・2008年6月29日
-
Windows Vista x64
特別なデバイスは何もつけていないし特殊なアプリもほとんどないからイケるはず、と軽い気持ちでx64をインストール。インストール自体は何の問題もなく終わり、ドライバも皆入った。firefoxとかfubとかthunderbirdとかjanedoeとかheadlinereaderとかirvineとかofficeとかpopfileとかはちゃんと動いた。
ここまではいい。最初の問題はVMwareServer。ドライバに署名がないのでそのままでは動かない。フリーとはいえVMwareがx64サポートしているので問題ないだろうと思っていたのだが。windowsの起動時にF8を押して署名なしでもOKにしておかないといけない。当然再起動のたびにこれが必要となる。とっとと署名ありにしてくれ。
gavotte ramdiskはドライバのインストールもできない。デバイスマネージャからinfを指定してインストールする。そしてwindowsを再起動すると、署名がないからといってwindowsまで起動できない。やっぱり起動時に指定してやる必要がある。更にx86のときと同じようにページファイルを置くようにすると、vmwareの起動時にフリーズしている。テンポラリには問題なく使えている。
→どうやらページファイルのサイズが小さいとそうなるもよう。Ramdiskを1Gにしてページファイルを512MBにすると大丈夫だった。こっちをメモリ2GBにしていたが、この件があったのでこっちを4GにしてメインPC側を2Gに交換した。メイン側が2Gでは十分とはいえないのだが、今更DDR2を買い足す気にもならないので、これでやりくりしたい。
どちらもF8を要求するのでdiNovo Miniでは操作ができない。これも痛い。(ReadyDriverで回避できる)
もうひとつ問題なのは親指ひゅんQ。親指シフトツールなのだが、32ビットアプリ上でしか有効にならない。explorer、メモ帳などの上ではかな配列になってしまう。しかもかな←→ローマ字切り替え(Atl+カタカナ)を押すたびに確認のダイアログが出てくる上にデフォルトが変更しないになっている。
その他explorerのシェルエスクテンションとかメディアプレイヤーのコーデックとかIEのプラグインとかで64bitアプリから32bit DLLを呼び出せない問題が出てくる。この辺は各アプリの対応を待つしかない。まあIEやWMPは32bitがデフォルトだけど。
ztopもホイールの動きがおかしいときがたまにある。ホイール上も下も共に上に扱われてしまう。あるいは一気に一番上にスクロールされたり。ひとまずWheelRedirectorを併用してみた。
最後はx64とは関係ないが、リモートデスクトップ接続で再起動ができない。メニューにないのはXPと同じだが、タスクマネージャにも出てこない。shutdown /rを行うショートカットを使うことにする。いや、再起動したところでF8を押せで止まってしまうんだけど。
これら以外は私がリモートデスクトップで使う範囲は特に問題なく、32bitと違和感なく使えている。プレイヤーとしては現在格闘中。ウインドウとかフォントとかアイコンとかが大きくなって見やすくはなっているんだけど。ちなみにGeforce7150のパフォーマンスの評価はグラフィックス3.3のゲーム用3.0、メモリが5.0で、エアロも普通に使えている。
・2008年7月4日
-
Em1key
親指ひゅんQの代わりになるものとしてこれを見つけた。キーボード周りのカスタマイズツールなのだが、親指シフト系に変更するスクリプトも出ている。64ビットアプリでも使えるという。
しかし動作がIME+親指ひゅんQと違っている。左シフトをスペースにするのは問題なかった。変換モードのときにシフト+カーソルが効かないので、範囲指定ができないし、コントロール系のショートカットとかAlt系の操作とかも使えない。半角/全角キーで解除してやる必要がある。
英数キーでアルファベット入力にならない。変換をオフにして半角で書くべきということか。Ctrl+0相当をCaps Lockに割り当ててみたが、やっぱり動きが違う。(ローマ字入力になるだけなので当然)
変換キーを押した後で範囲を変更するときのCtrl+カーソルも使えない。Ctrl+k,Ctrl+lをどうぞ。こうなると文節の移動をカーソルで行うのが面倒だ。Ctrl+d、Ctrl+sを使う。同様にカーソル上下はCtrl+e、Ctrl+x。
リモートデスクトップでつないで両側でこれを動かしていると動作がおかしい。かなにならなかったりaを押すと4だったり日本語入力のデフォルトが親指にならなかったり。とりあえずx64マシンだけに入れることにする。
64ビットアプリはあきらめてひゅんQにするか、この動作になれるか厳しい選択である。
・2008年7月25日
-
メモリーリーク?
Vista x64を使い始めて2週間くらい。ふと気づくとメモリー不足のためxxxのアプリケーションを終了しますか?なんてことを言ってきた。調べてみると svchost.exe -k netsvcs くんが2GB位のメモリーを取っている。今まで同様の使い方をしてきたVista x86とかXPとかは何ともなかったのに。関連するサービスを順に落としていくがメモリーは解放されず。svchostを終了させたらようやく開放された。そのままではサーバサービスが使えないのでこれだけは手で起動した。とりあえずリモートデスクトップサービスとファイル共有サービスは使えているので、これで様子を見ていた。
1週間して確認してみると既に1GBくらいに膨れ上がっている。どうやら私の使い方では膨れ上がるのは仕方ないもよう。月に2回くらいは再起動しないといけないのだろうか?なかなかうっとうしい状態である。
↓メモリ4GB+ページファイル512KBだが、メモリ使用量が94%。うち1GBはRAMDISKで1GBはキャッシュに使われている。残りの2.5GBのうち、1.7GBがnetsvcsで、実際のアプリケーションなどは800MB位しか使っていない。のにメモリが足りないと言われ、firefoxが落ちたりJane Doeが設定を保存できなくなったりする。このタスクを強制終了してServerサービスを立ち上げなおすと、ひとまず落ち着く。
・2008年8月22日
-
x64対応状況
最近入手したデバイスのx64対応状況。x64とか気にせず買ったところ、こんな感じである。私が好んで買っていたI/Oデータはかなりダメである。今後はもうちょっとx64を考えて買うべき?
MonsterTV HDUS |
×
→汎用ドライバで何とかすれば不可ではない |
SCR3310 |
△ - メーカー未サポート |
GH-UFD16GD |
△ - 暗号は機能せず |
Dinovo Mini |
○ |
Wireless Mouse Note7000 |
○ |
BRD-SM4 |
△ - APPは未サポート |
MVP/TZ |
× |
Radeon HD3850 |
○ |
Geforce 7150 |
○ |
Docomo D903i |
△ - メーカー未サポート
(通信モードは不可) |
GV-SC200 |
× |
Intensity |
○ |
PTM-UBT3S |
△ - メーカー未サポート |
P5BDeluxe |
○ |
DVR-A11-J |
△ - APPは対応せず |
ScanSnap S500 |
× |
PV3 |
△ - 起動時にF8キー |
LBT-UA200C1 |
△ - メーカー未サポート |
WN-WAG/USL |
× |
MX610SV |
○ |
CRM2005 |
○ |
MTVX-SHF |
○ |
GV-NX66T128VP |
○ |
DFI nF4UltraD |
○ |
Audigy2NX |
× |
DVR-ABH12W |
△ - APPは対応せず |
RC-S310 Felica |
○ |
Wireless IntelliMouse
Explorer for Bluetooth |
○ |
・2008年11月29日
-
x64非対応
x64環境がおおよそ整ったので、非対応デバイスのためにx86環境を作ることを考える。最初はXP 32bitを別HDDにインストールしようかと思っていたが、よく見てみると動かないデバイスはUSBのものばかり(HDUS、D903i、Scansnap)。これはXP32bitをVMwareのゲストとして動かしてもいいのかも、というわけでトライ。
まずは普段から使っていたVMware Serverでやってみる。デバイスにUSBコントローラを追加して、OSをインストールしたら、メニューにもVM->Removable Devices->USB Devicesにデバイスがいくつかリストアップされたものの、選択してもゲストOS側で使えるようにならない。バージョンが悪いのかと最新版(1.0.8)に上げてみるものの変化なし。Vistaだからかx64だからかVMware ServerだからかX58だからか原因不明。試しに別PC(XPマシン)に入れてみたところちゃんと機能した。
どうも調子悪いのでPlayer(2.5.1)に変更。するとUSBの仮想化がちゃんと機能し、ゲスト側で新しいデバイスを発見するようになった。
-
USB Device on VMware
ここからが本番。ゲストOSで見つかったデバイスにドライバを入れる。続いて関連アプリもインストール。ホスト側にはドライバを入れる必要がなく、ゲスト側でXP 32bitドライバを入れていけばよい。
・TVキャプチャ(MonstarTV HDUS)
動作可。でも少しドロップがあったり復号漏れがあったり。
・カードリーダー(SCR3310)
動作可。HDUSとの連携も可。メーカーサポートは32bitのみだが、ドライバにはx64版も含まれているので復号だけx64でという手もある。逆に普通はリモートデスクトップ接続時にはカードリーダーが使えなくなるが、ゲスト上では認識してくれるのでホストにリモートデスクトップ接続しながらもゲスト上で使うということも可能。コンソール画面の操作はつらいが...
・スキャナー(Scansnap S500)
動作可。CPUが速くなったせいかどうかスキャンは速い。
ScanSnapは問題ないが、HDUSは保存には向かない、というレベル。当然データはホスト側にネットワーク転送して、そっちで使うことになる。逆に仮想ディスクに一旦入れるよりも直接ネットワークドライブに送ったほうがいいのかも。
ちなみにFOMA 携帯電話(D903i)はmicroSDモードとMTPモードはVista x64につなぐとそのまま認識して使用可能だった。通信モードはドライバがなくてx64では動作しないのだが、私は使わないのでゲスト側では確認せず。
・2009年2月15日
-
Windows Vista再インストール
本当は1.5T〜2TBのHDDにしてから再インストールするつもりであったが、Seagate、Samsungとどちらもいまいち買う気になれない。WDには期待していたのだがどうも高いようだし。
で結局は今の環境のまま再インストールした。いつものように各ツール類がアップデートされているかどうかチェックしつつ入れ、特に問題もなく完了した。
・2009年10月12日
-
Vista再インストール
どうもHDDの調子が悪い。やっぱりSamsungだったかって感じ。ほとんどのファイルで問題はないのだが、ごく一部のファイルにアクセスするとしばらくした後にI/Oエラー発生となっている。そこでディスクの全セクタチェックを行なおうとした。使用中なので再起動時にスケジュールするというのでOKした。
再起動してみると起動時のチェックが終わらない。リセットしてチェックをパスしようとキーを押してみるが反応しない。PS/2キーも引っ張り出して試したがやっぱり同じ。チェックに入る前くらいからキーが効かなくなる。これによってチェックディスクが終わらない限りWindowsが立ち上がらない、HDDにセクタエラーがあってチェックディスクが終わらないのでWindowsが立ち上がらないという羽目に。
あきらめてVistaを再インストール(まだ1ヶ月も経ってないんですけど)、ファイル救出してみたところ死んだのは3ファイルのみだった。2TBのHDDを買ってあったのでそっちに移動してしばらくはもつけど、もう1台買わないとだめかねぇ。ってかさっさとDVDとかBDに焼けよってことか。
・2012年1月20日
-
タスクバーのアイコン
Vistaではタスクバーでのエクスプローラのアイコンが矢印のあるやつとないやつがある。
どうやらエクスプローラのウインドウを新たに開いたときは本来のアイコンで表示されるが、そのウインドウ内で別フォルダに移動すると矢印付きフォルダのアイコンに変わるようである。矢印の意味は分からないが、形状としてはXPの時の「上へ」のVista版のようである。
一方でXPではなぜかタスクバーでのエクスプローラのアイコンは虫メガネ付きになっている。ツリー表示を消したり、検索や履歴、お気に入りなどのエクスプローラバーを表示すると本来のアイコンになる。
XPでもVistaでもフォルダごとに特別のアイコンを設定していてもタスクバーにそれが出ないのは、普通にバグのようである。
さらによく見ると、SHELL32.DLLのアイコン一覧でXP時代に虫メガネ付きフォルダだったアイコンが、Vistaでは上矢印付きフォルダに変わっている。この辺りでVistaのアイコンも変になっているのではないかと思われる。
ちなみにWindows7ではこの辺はまともになり、ちゃんと本来のアイコンで表示されるようになった。
更にどうでもいいがXP,Vistaではフォルダを右クリックして「エクスプローラ」を選ぶと同じウインドウ内でそのフォルダが開かれ、「開く」を選ぶと新しいウインドウができてそのフォルダが開かれた。しかしWindows7では「開く」と「新しいウインドウで開く」に変更されていて、同じ「開く」でも動作が異なっている。まあ今までおかしかった名前がWindows7になってわかりやすい名前に修正されたということだ。
・2012年12月10日
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/winvistax64.html
坂井瑞穂