Windows XP x64 Editionの話
RHEL ES4 x64 (2005/12/22)
WindowsXP x64 Edition (2005/12/9)
WindowsXP x64EditionRC (2005/4/9)
WindowsXP x64EditionRC1 (2005/2/4)
・2005年2月4日
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WindowsXP x64Edition RC1
ちょうどx64EditionのRC1が出ていたのでインストールしてみた。調子よさそうならばしばらく使ってみるつもりで。インストールは何の問題もなく終了。これに付属CD-ROMのnForceドライバを入れてみると、デバイスマネージャ上の問題はなくなった。
とはいえ、x64Editionではなにもやることがない。正直、64bitだからといって良くなることは何もない、その割りにドライバがないのでできないことが結構多い。x64でのメリットは基本的にはメモリ空間が広がることしかないのだが、メモリを2G以上載せて64bitアプリを使用しないとこのメリットすら享受できない。64bitアプリならば多少は速くなるかもしれないが、今のCPUでは微々たるものだろう。Windows98→Windows2000の時のようなデメリットと引き換えてでも享受したくなる相当なメリットを感じられないと、使い続ける気にはなれない。
このまま強引に進めてできないことはもう一台のAthlonXPにやらせるようにするか、Athlon64の2台のHDDに32bit、64bitのデュアルブートにして使い分けるようにするか悩ましい。(後者にすると64bitを立ち上げなくなってしまいそうだし)
・2005年4月9日
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WindowsXP x64Editon
あまり気が進まなかったが、 RC版を入れてみた。多くのアプリがそのまま動いて私の通常生活には支障ない位なのはわかったが、やはり動かないデバイスがある。キャプチャ関連やUSB デバイス関連は、別途32bitマシンを動かしてないとやってられないという感じ。SoftEtherもだめだしDaemonToolsもだめ、 SmartSpeed(ファンコントロール)も使用不能。アプリケーションではシェルエクステンションがインストールされないし、B'sRecoderは使用不能だし、RealPlayerとかインストールさせてもらえないやつまである。逆にBluetoothマウスとかUSBサウンドとかはちゃんと動いていた。キャプチャはHDDレコーダーで、ファンコントロールはBIOSで可能、SoftEtherはブリッジ接続、RealOneならインストール可、などと工夫はできるが、そこまで無理して使うほどのメリットは見出せない。
わずかばかりのスピードアップと引き換えにするにはちょっとつらいなぁってのがホンネ。それにどうもデスクトップ周りの動作がちょっとだけ重くなるような...まあRC版だし、ビデオドライバーも動作重視だろうし、パフォーマンスについて語るにはまだ早いとは思うが。
・2005年12月9日
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WindowsXP x64 Edition
久しぶりにインストールした。前回からの間にドライバはそこそこ出てきたかなぁという感じ。LogitechマウスもCanopusキャプチャもCreativeサウンドもドライバが出てきた。ドライバが入っていないのはONKYOのSE-U77(USBサウンド)、SANYO PD9(メモリオーディオプレイヤー)と、SONY パソリ(Felicaリーダー)、SH900i(携帯)くらいだろうか。前2者は絶望的である。そういやnForce 6.69のドライバではディスクコントローラも標準のまま。(前のバージョン6.66にすればいいらしい)。
VMware Playerをインストールしたのだが、最初に入れた18007版(いわゆるβ2)ではブリッジプロトコルなどがインストールされず、ネットワークが使えなかった。旧版(16981)を入れたらOKになった。
Canopusキャプチャの移行ではまたもや予約と録画ライブラリの移行ができず。TV設定などはインストールフォルダのChannel.iniをコピーすればOKだったが。
RealPlayerは10.5はインストールできず。RealOne(9)なら可能。
Logicoolマウス設定とSharpReaderとPOPfileはApplication Dataフォルダ下該当フォルダをコピー。
FireFoxとThunderBirdは適当に設定した後、Application DataのProfile下の該当フォルダの中身をコピー。
Irvineは適当に設定した後、マイドキュメント下などにある設定フォルダを上書きコピー。
B's Recorder GOLD 7は使えない。どうやらTMPG DVD Authorの焼きツールが使えるようなので、DVDビデオしか焼かない私の用途ではDVDライティングも問題なし。
いまいちオンボードLAN(Marvell)の調子が悪いのかときどき通信が止まったりするのと、時々引っかかったようになって動きがぎこちなかったり(マウスカーソルが一瞬止まって大きくジャンプしたり)、いまいち快適ではないのは気になっている。
まあまあ使えそうなので使っていこうと思っているが、やっぱりメリットはまったく感じられない。逆に使用メモリが増えるわ、アイドル時に微妙にCPU使われるわ、使えないソフトがあるわで無理して使う意味は感じられない。
・2005年12月16日
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WindowsXP x64 Editionで一週間
インストールして一週間が過ぎた。はっきり言って調子悪い。FEATHER起動でフリーズのようになったりリセットがかったり、いつの間にかAltが押しっぱなしになるわ、GP500(レースゲーム)はスムーズに動かないわ、GPL(レースゲーム)の音がおかしいわ、Live2chでホイールを回すとスレ一覧とレスの両方スクロールしちゃうわ、リモートデスクトップでつないだ後はSetPoint(マウスコントロールアプリ)の設定が効かなくなるわ。まあリセット以外はなんとか我慢できる範囲ではある。FEATHERも2006(x64に正式対応)を入れてみたのでなんとか...なって欲しいものだ。
・2005年12月22日
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RHEL4 x64
WindowsXP x64をインストールしたので、VMware上で動かしているLinuxも64ビット版に変更してみた。(後からわかったが、ホストが32ビットでもゲストでx64の稼動が可能)
インストール自体はRedHat9とあまり変わらずに終了。立ち上げてみるがXが動かない。これはVMwaretoolsをインストールしてやればOK。toolsのx64版も用意されている。
tar -xvzf VMwateTools-....tar.gz
./vmware-install.pl
デフォルトのままインストールして再起動すれば終了。
GNOME起動後にコンソールでvmware-toolboxで設定ダイアログを出して設定する。時刻同期をチェックすればホストの時刻と同期するようになる。
ちなみにRHEL4では文字が化ける。漢字コードがEUCではなくてUTF8になっているから。端末(TeraTerm)設定でUTF-8に変更してやればよい。
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Windows x64
いろいろやってみたが再びあきらめた。とにかくメリットがない。デメリットとしては画面周りが遅い、動かないアプリやH/Wがちょくちょく出てくるの2点。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/winxp64.html
坂井瑞穂