RYZEN 5 3600X (2019/7/23)
Ryzen 5 3600X
以前Ryzenを買ってから約2年。新しいRyzen(zen2)が出てきたのでまた買ってみた。今回もまたコア数少なめの3600Xと旧モデルのB450チップセットマザーで40000円ほど。
ASUS B450M-A
買ったマザーはBIOSが古く、3600Xは起動しなかった。以前起動しなくなった1600Xを刺してみたところ起動してくれてBIOS更新ができた。前におかしくなったのはマザーボードだったもよう。
しかしM.2が認識しない。ついでにSATA5,6(CPU側)も認識しない。色々いじった後、BIOSに最新版があることに気づき更新したら無事に使えるようになった。メモリはDDR4-3200だが3200では起動せず、2933でも怪しいので2800にして使っている。
普通に使えるし特に問題はないのだが、タスクマネージャーで見るCPUクロックが3.8〜4.3GHz、AI Suiteで見るCPU電圧が1.4V台と高目維持していて、そのせいかアイドル時の消費電力が高く80〜110W位になる。今まで使っていたCore
i3 7850Kが異様に低かったのかもしれないが。コア電圧をいじってみたりすると少しは改善する気はするが、とりあえずCore
Parkingを設定してみた。
電源プランRyzen
Balancedで最大のプロセッサの状態を99%にすると、CPUクロックが2.8GHz、CPU電圧が0.9V台に下がり、アイドル時の消費電力も7W位下がった。しかし多少の負荷では2.8GHZのまま変わらない(1コアMAXまで負荷がかかると4.3GHz台まで上がる)。Ryzen
Power Saveだとアイドル時は2.2GHzまで下がるのだが高負荷でも3.8GHzにしかならない(ブーストに入らない)、Ryzen High
Performanceではコアパーキングが働かない。
結局、使える設定はないもよう。BalancedとHigh
Performanceとを都度切り替えている。
→19/9のBIOS(AGESA
1003ABBA)に更新したら電源オプションが多少ましになった。Rryzen
Hyperformanceと高パフォーマンスでは4.3GHz/1.4Vに張り付き、Ryzen
Balancedとバランスでは4.0GHz/1.2V程度、省電力で3〜4GHz/1.0〜1.4Vくらいになった。一方で省電力以外はクロックが変動しない。そしてどの電源プランでも操作がクロック並みの軽さになった。今までの遅さは何だったんだ...
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/b450m.html
坂井瑞穂