Ryzenトラブル (2017/10/16)
Core Parking (2017/9/17)
mini-ITXケース Core 500 (2017/5/7)
AMD Ryzen 1600X (2017/5/7)
BIOSTAR X370GTN (2017/5/7)
Ryzen CPU
Ryzenにもようやくmini-ITXマザーが出てきたのでPCを更新する。CPU(1600X)とマザー(X370GTN)で47000円ほど。コア数はいらないがなるべく高クロックなのものを選択。この前買った簡易水冷は使えず、10年前に買った忍者プラスRevBを使うことにする。Skylakeは1年半程度と思いのほか短命だった。
BIOSTAR X370GTN
組み合わせるマザーはBIOSTAR X370GTN(AM4 mini-ITX)。メモリはHyperX Savageの2666MHz
16GBx2で、デフォルトでは2133MHz動作だったが、XMPの2400MHzで動いた。XMPの2666MHzでは起動せず。
最初Windows10インストールでドライバが必要と言われて先に進めなかったが、最新版(Creators Update 1703)で試したらインストールできた。DVDドライブをUSB接続にしていたことが原因と思われる。
SSDのみだとアイドル時は40W位でCore i7 6700K(Skylake)の時よりも5W位高め。最初はもっさりと感じたがすぐに慣れた。CPUクロックは最低2.2GHzから負荷がかかると3.7GHzまで上がっているが、それ以上になったのは見たことがない(スペック的には4.1GHzまで上がるはずだが)。
→結局メモリは2400MHzのままパラメータを詰め(12,12,8,12,21)、CPUは4.0GHzに上げた。CPUファンは10,30,40,45(10℃からファン回転し、30℃からファン制御し、40%rpmから、上昇率45)。
添付ツールは以下。OCツールのRACING GT以外は使わなそう。
・BIOSClean
BIOS Logo変更ツール
・BIOS Update
Windows上のBIOSアップデートツール。USBメモリに入れてBIOS操作でアップデートする方法もある。
・e-Hot-Line
miniITXケース
ケースは半年ほど前に買っておいたFractal Design Core 500。当時メインPCをminiITXにしようと思って買ってあったが、ようやく使う時が来た。
小さいケースに巨大なCPUヒートシンクなので取り回しがきつい。マザーボード設置して電源をつなごうとしたらATX12V4pinケーブルが刺せないわ、I/Oバックパネルがずれていたので直そうとしたら電源もマザーボードも外す必要があるわ、HDDを設置するとマザーボードを止めるネジが回せないわ、電源を設置するとM/Bのフロントパネルヘッダーピン(電源リセット等)にアクセスできないわ、ケースファンを交換しようとしたらM/Bを外さないといけない(=電源も外さないといけない)わ、余ったケーブルをまとめてしまうとPCI-Expressスロットのロックラッチまで手が届かないわ、グラフィックボードがあるとCMOSクリアジャンパが操作できないわで、何度も付けては外しを繰り返す羽目になった。これに5インチベイを使おうとするともっと厳しそうである。
ヒートシンクがあまりにも邪魔なので一度外そうとしたが、爪が固すぎてもう外せない。どうしてもという時にはペンチでも使って頑張らないといけない感じ。まあ今どきレバーもなく爪だけのヒートシンクなんて使う人はいないだろうが。
CPUヒートシンクにはファンを付けず、すぐ隣に来るケースファンをCPUファンとして使うことにする。ケース標準の14cmケースファンは3pinだったが、今回のマザーボードではファンコントロールができない。1000rpmなのでうるさくはないのだが、ちょっと気になる。のでPWM制御の12cmファンに交換した。BIOSTARのFan
ControlでCalibrationしてDisable->Autoにしたら平常時500rpm高負荷時1200rpm位になった。
→1月も経たずにファンが故障。簡易水冷についていた1800rpmファンに交換した。しかしファン制御がうまくいかず、たまに最大回転になってうるさい。1200rpm位にうまく調整できないものか。
Core Parking
AMDのCPUに変えて以来コアを持て余していた。それに対して普段のWindowsアイドル時の消費電力が80〜90Wと結構高かった。前(Skylake)の時は65W前後だったような。というわけで消費電力を下げるべくコアパーキングを設定した。
レジストリを変更すると電源プランの詳細設定のプロセッサの電源管理の項目が増える。物理6コアの私は以下の設定にした。
・コア保留の最小コア数
15%
・スロットルの状態を使用する
オン
・コア保留の保留時のパフォーマンス状態
優先設定なし
・コア保留の最大コア数
100%
これでなるべく前の方のコアが使われるようになり、普段は論理2〜4コア、そこそこ使っているとき6〜8コア程度になった。最後の4コア分はやっぱりほとんど使われることがない。そして暇なときの消費電力は65W付近に下がってくれた。
暇なとき | そこそこ使っているとき |
Ryzen故障
突然メインPCの電源が落ち、立ち上がらなくなった。電源LEDは光るが消費電力が数ワットのままで上がらない。もちろんファン類も動かない。最初は電源が壊れたかと思ったが、他のM/Bにつなぐと電源が入る。どうやらM/Bが壊れたらしい。
結局は復活できず、ひとつ前のフルタワーケースに入ったメインPC(Core
i7 6700K)にM.2 SSDを付け替えたら動いたのでそのまま使うことにした。ついでに32GB-2667のメモリはやめて16GB-3200に変更した。前のPCは1年半で切り替えて短命と思ったのだが、今回のは半年足らずとあまりにも短かった。しかも死んでるし。
→変えてみると4.5GHzで動く分やっぱり速い。そしてコアパーキングによってアイドル時55Wに落ちたし、DAZN再生してCastしている時の100Wを超えるような異様に高い消費電力もそれほどでもなくなった。更に動画再生を複数行っているとBODになる問題も出なくなったもよう。VIDEO_SCHEDULER_INTERNAL_ERRORだったのでビデオドライバかと思っていたのだが。ゲームなんかを動かした後、右クリックメニューなどが透明になってしまう問題(一旦ユーザーの切り替えを選択し、同じユーザーで入り直すと解消する)もなくなった。
他はともかくブルースクリーンがなくなったのはうれしい。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/x370.html
坂井瑞穂