HIS Radeon HD3850 IceQ 3 Turbo 512MB
(RADEON HD3850 PCI-Ex)
Catalyst9.7 (2009/7/23)
CCCのクロック設定 (2008/12/22)
Catalyst 8.10 (2008/10/17)
ATITOOL続き (2007/12/28)
ATITOOL (2007/12/26)
Catalyst7.12 (2007/12/22)
HD3850+FEATHER (2007/12/20)
3D性能 (2007/12/18)
Avivo (2007/12/17)
RADEON HD3850 512M (2007/12/16)
・2007年12月16日
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RADEON HD3850
Geforce6600GTを使っていて特に問題があったわけでもないが、ビデオカードを買ってみた。Radeon3850の512MBのもの。買うにあたって考えたのは、Radeonであること(Geforceはある程度使ってきたので)、発熱が大きいならば2スロットの外排気であること(ケース内に熱をばら撒かないでくれ)、512MB以上であること(現状128MBだがもっと大きいものにすればよかったとの反省から)、3万以下であること(いわゆるハイエンドは買わないというポリシー)、辺り。どうやらRadeon HD3850の512MBが該当しそうである。
要望に合っているのは玄人思考、HIS IceQ(TurboとTurboX)、GeCUBEの3つのようである。買いに行ってみると発見したのはTurboのIceQのみ。Xでないのは残念だが、まあわずかながらクロックアップした(720->735)ところで大差ないと自分に言い聞かせて購入。
さして起動してみると何やら赤文字が出て起動できない。6pinの電源ケーブルをさせと言っているようだ。しかし変換ケーブルは付属していなかった。仕方なくまた買いに出ることに。つなぐとちゃんと起動できた。ちなみにコンポーネントケーブルもない。
WindowsXPでドライバはwebに出ていた07.11にしてみたが、非常に不安定。何度もリセットを食らっている。ベンチを取ろうとしても完走前に落ちてばかり。それでもGTR2(ゲーム)で1920x1200でスムーズに動くので満足している。
ファンはそれなりに静かで温度も37℃、消費電力もアイドル時で68W→92W位の上昇なのでまあ予想範囲内。
・2007年12月17日
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RADEON HD3850ビデオ
Color Adjustmentsでデスクトップの明るさを落としても、ビデオオーバレイは明るいまま。nVidiaと同じでホッとした。逆にContrastをいじるだけで0点(黒)をベースに輝度が変わるので調整は楽。しかし50%以下には落とせない。そして50%に落とすとテキスト選択のIカーソルが見えなくなる。なぜ?またコントラストを落としてもnvと違ってオーバレイの明るい部分はつぶれたまま。おしい。
ビデオオーバレイはドットがはっきりしている傾向。nVidiaはボケボケだったからなぁ。しかしQVGA辺りをフルスクリーンにすると今度はドット感が強すぎて汚い。ffdshowのリサイズを使うと結構まとも(nVidiaの時にも使っていたけど)。そしてビデオオーバレイの色が濃い。新しいモニタ(MDT242WG)が色が薄めで気になっていたので、丁度いいかも。
いまいちAvivoの効果がわからない。最近作っているHDのH.264ビデオはデコードが軽くなるかと思ったけど、思ったほどでもない。libavcodecで50%(一方のみが100%使われる)で、coreavcで75%位だったのが、50%位になった程度。10%〜20%位に落ちるもんだと思っていた。
・2007年12月18日
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RADEON HD3850 3D性能
動作クロックはCCCで見ると2D時にGPU=300MHz,Memory=829MHzで、3D時には720MHz,910MHzとなっている。3850の標準品では670MHz,830MHzなので7%〜10%位のアップとなっている。逆に3870は775MHz,1126MHzなので7%〜23%のダウンとなる。
nVidiaと違って3D時の画面の明るさなどを変更できる。今まで別ログイン名でユーザ切り替え(一方はデスクトップ用の暗い画面、もう一方はゲーム用の明るい画面)を使って切り替えていたが、その必要はなくなった。
ベンチ時も消費電力は150W前後、多い瞬間でも175Wくらい。そしてクロックを上げすぎているのかどうか、ベンチ時に画面にごみが出たり画面真っ暗になったりリセットを食らったり。ついでに言えばデスクトップ時にもたまにフリーズか?と思っていると突然画面が書き直されたりする(VPU Recoverが働く)し、時にはブラックアウトしたままだったり、リセットがかかったり。再起動するとデバイスドライバが原因でブルースクリーンになったとか言われる始末。
何とか採取したベンチ値は以下の通り。ベンチのつなぎ目にある2D時(データロード?)にファンの回転が変わるのかコイル鳴きか、キューキューいうのがちょっと気になる。そして06は完走できず。クロックを700/853に落としたら(※)完走して下記のスコア。6600GTの4倍くらいだろうか。
※このときはなぜか853MHzまで落とせたが、普段は890MHzまでしか設定できない。
3DMark03(1024x768) |
33686 |
3DMark05(1024x768) |
14204 |
3DMark06(1280x1024) |
9065 |
・2007年12月20日
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FEATHER
ビデオカードをRADEON HD3850に変えてみたが、CanopusのビデオキャプチャツールのFEATHERではビデオオーバレイでは画面が真っ黒で何も表示されない。2004モード2005モードとも同じ。音は出るしキャプチャもできるのだが、リアルタイム視聴もファイル再生も画面は黒い。
ビデオオーバレイを使わないFEATHER2006モードなら表示される。2005モードを愛用していた私にはちょっと痛い。まあPCモニタも大きくなったことだし、TV出力しなければFEATHERを使う必然性もなくあまり問題ではないともいえるが。
・2007年12月22日
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Catalyst 7.12
7.12が出ていたので入れてみたのだが、更に調子悪い。VPU Recoverがちゃんと働かずにリセットがかかる。よくRecoverのお世話になっている現状でこれは痛い。7.11に戻した。
・2007年12月26日
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ATITOOL
RADEONの調子が悪いのはクロックが上がっているせいという気がしてきた。まあOCしている製品なので、そうだとしたら製品として不良品レベルの話なのだが。しかしCCCのOverdriveではメモリクロックは890MHz〜1100MHzにしか設定できない。2D時のクロックを見ると829MHzまで落ちているのに。コアクロックは300HMz〜900MHzに設定できるのに。この値はボードを見て(BIOSで)範囲が決まるのだろうか。
一方でATItoolの最新版(現状0.27β4)ではクロックの変更ができない。セットを押したとたんに画面が真っ白になって操作不能。メモリもコアもクロックが上限一定で変化が見られないし、ファンの回転にいたっては0rpm固定。まだ(?)対応できていないようす。それでも温度と使用率はちゃんとグラフ表示されている。
そしてATItoolのscan for artifacts(いわゆるタワシ)を実行してみると、表示上はNo errorsになっているのだが3D面ではしょっちゅう黄色になってやはりエラーが出ているもよう。メモリクロックをCCCで下限の890MHzに下げるとエラーはなくなる。(前から890MHzに下げるのはやっていて、それでもrecoverが働いているので問題はそれだけではないようだが)
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マルチモニタ
DVI接続では低解像度で表示するときに、解像度どおりに出力するほか出力は1920x1200のままで中央にドットバイドットで表示する選択ができる。アスペクト比固定はできないので、解像度どおり出力する時の表示はモニタ次第。HDMI接続にするとなぜか微妙に縮小表示されるが、ドットバイドットまで拡大(というかまともに表示)することもできる。
DVI端子が2つあって2画面の出力ができる。デフォルトではPCIスロット側がセカンダリ出力となっている。TV出力は使っていないので無視する。
2出力を使ってクローンと2画面と連結画面と使用しないの選択が可能。デスクトップ解像度とモニタ解像度が異なるときにはパンまたは収まるようにスケーリングが選択可能。セカンダリ出力にはビデオオーバレイが表示されないが、ビデオオーバレイをフルスクリーンで表示する(シアターモード)ことが可能。このときにアスペクト比をソースどおりにする(自動的に上下または左右いっぱいまで拡大される)かモニタサイズに拡大するかの選択も可能。クローンにしてセカンダリにシアターモード・アスペクト比を合わす状態で、私の使い方では問題ない。
MBのBIOSで常にオンボードビデオ(Geforce7150)を生かす設定にすると、3画面・4画面の表示もできる。MBのBIOS画面は増設側にしか出ないが、ビデオオーバレイはビデオチップごとに1つずつ取れる。
・2007年12月28日
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ATITOOL - 続き
CCCとATITOOLを起動してATITOOLでメモリクロックをいじると変更可能だった。クロックを大げさに変更していたのがまずかったのかもしれないし、コアクロックを300MHz付近に落とすといいのかもしれないし、オンボードビデオ(Geforce)を生かして起動したのがまずかったのかもしれない。ATITOOLでクロックを変えると2D時のクロックとして反映されるとともに、CCCの3D時のクロック設定(Overdrive)の下限もその値となる。これを使って3D時のメモリクロックを890MHzよりも落とすことが可能になった。
そして830MHzにしてみるとタワシも問題なく実行でき、3DMark06も完走できるようになった。Windowsも落ちなくなった。
これでようやく使い物になりそうである。毎度設定するのが面倒だけど。
・2008年10月17日
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Catalyst 8.10
毎月更新があるたびに入れているのだが、久しぶりに明らかな変化があった。今までも、いつの間にかメモリクロックを落とさなくても動くようになっていたり、たまにグラフィックが落ちても自動リカバリで何事もなかったかのように元通りに復旧したり(ビデオ再生までそのまま続行される)、といった変化はあった。
今回は、(ビデオオーバレイを取ったときなどに)エアロからVistaベーシックへの変更が一瞬で行われるようになり、待たされなくなった。今までは0.5秒くらい止まっていたのだが。MPCで連続再生しているときも、ファイルの切り替えで真っ暗で止まる時間がほとんどなくなった。まあ体感的にはXP並に戻っただけとも言えるが、内部ではいろいろやっているはずで、オーバレイ好きの私としてはとてもうれしい変更だ。(エアロに限らず、オーバレイに限らず、変わったのかも知れないが)
・2008年12月22日
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CCCのクロック設定
Core i7 / Vista x64にしてから1日中使い続けていると突然画面が崩れてリブートされる現象が発生していた。クロックを上げすぎかとか電圧を下げすぎているのかとかいろいろ手を出してみたが改善せず。ここはRADEONが怪しいとドライババージョンを08.11に戻してみると、VPU Recoverが働いてリブートだけは防げるようになった。
購入直後に困っていたGPUのメモリクロックが高すぎる問題がまた出ているようだ。当時はATITOOLを使ってクロックを落としたのだが、こいつではx64ではクロックの変更が出来ないようだ。前の経験からどこかにメモリとGPUクロック設定の上限・下限と今の設定値が保存されていて、それが設定画面に反映されたりWindows起動時に設定されたりしていると予想。どこにあるのかを探す。
ユーザ名\AppData\Local\ATI\ACE\Profiles.xmlにクロック値があるのを見つけたが、値を変えても設定画面には反映されない...で止まっていた。しかしCCCでプロファイル保存を行うと同じディレクトリにProfiles\プロファイル名.xmlができ、このMemoryClockTarget_0のWant_1を下げると、CCCのOverdrive設定の下限が下がり、無事メモリクロックを下げた状態で動かせるようになった。以降落ちることはなくなった。同様にWant_0を変えるとデスクトップ時のクロックもいじれるし、CoreClockTarget_0の方を変えればデスクトップ時のGPUクロックも上げられる。
HD3000系はStreamに見捨てられ、VistaではHDMIの音が出せず、08.12ではx64ドライバが動作せず、DirectX10.1も無視されたようだし、55nmになったGeforceとかにそろそろ買い替え時だろうか。
・2009年7月23日
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Catalyst9.7
9.6は全く使い物にならなかった(確かスリープから復帰できない)ので9.5のまま使っていたが、ようやく9.7が登場。今度のはまともそうである。
→なぜか落ちやすくなった。リカバリも効かない。よって9.5に戻した。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/hd3850.html
坂井瑞穂