私のマシンその2
PC9801DA
94年5月購入 概要
会社入社後3年。X68000のソフトもあまり売られなくなり、新しいパソコンを物色する。リアルタイムゲーム系はスーパーファミコン、メガドライブ+メガCD、PCエンジンDUO、ジェネシス、基盤、ネオジオ、(その後セガサターン)で間に合っていたので18禁目的に98を買う。
当時本体のみで10万を切っていた。45MのHD付き。すぐに3.5FDDも買う。半年ほどたった後、540MのHDD+SCSIボードを買う。さらに86音源も買い、うっかり間違えて買ったCD−ROM版のソフトのために安くなっていた4倍速CD−ROMドライブも買う。540MのHDDがいっぱいになってきたので隣のWIN95マシンのディスクを使おうと思い、LANボードを買う。HSB、ERCACHEを入れたらなんとなく遅くなったのでCPUアクセラレータを買う。MIDI対応のゲームも増えてきたのでRS−MIDIのコネクタも買う。
この間ゲームを大量に買いあさり、今やその数約100本となる。ゲームは全て1.4GのHDDにインストールされており、すぐに起動できる状態にある。最近はめったに電源を入れていない。
H/W環境 本体: PC9801DA2
386DX−20MをCx486DX2(80MHz、I/O周り20MHz)
に変えている。5インチディスクモデル。標準の1.6M+ハイパーCPUのメモリ16M。
ディスプレイ: CZ600D X68000のディスプレイを切替器で切り替えて使う。24Kがあったので
できるわざだ。X68000と比べるとえらく明るい。WIN95のも明るいので、
X68000がえらく暗いと言うべきか。
I/O機器:(購入順)
-
本体に内蔵する45MのSCSIディスク
本体購入(中古)時におまけで付いてきた。ネットワークを基本にしてしまった頃は起動ディスクとして使っていた。LAN経由では動かないS/Wをインストールしていて、ほぼ一杯でだった。今はもう使われていない。
-
3.5FDD
2DD/2HDの2ドライブFDD。2DD起動もできるのだが、使ったことが ない。この点は無駄であった。一時期は1.44M対応にすべきだったと思ったが、 LANにしてしまった今ではWIN95のFDDを使えるため関係ない。 はっきり言って1ドライブで十分であった。
-
540MのSCSIディスク(I/F付き)
さすがに45Mでは狭かったのでHDDを買う。その後ゲームを次々にインストールし、いっぱいになってしまう。一度はパーティションを切り直して(クラスターサイズを小さくすることで)空き容量を増やしたりした。LANを入れた時にはS/Wのインストールに一時的に使われるのみで、ほとんど空いた状態だった。(ちょっともったいない)今はWindows98マシンその2に持って行かれている。
-
86音源
しゃべるソフトをいくつかもっていたので購入する。 高いだけであまり意味がなかった。
-
CD−ROMドライブ
間違えて買ったCD−ROM版のゲームソフトをインストールするために 安売りしていた4倍速ドライブを買う。この時は自分でWIN95マシンを 組み立てて、このCD−ROMを使うことになるとは思ってもいなかった。今は98にはつないでいない。
-
LANボード
HDDをパーティション切り直して延命していたものの、それでもいっぱいに なってしまった。HDDを買い足さずに、隣で余っているWIN95のHDDを 利用することを考え、LANを組むことにする。LANの環境は十分に使えており、満足している。一時期はWIN95につながったMO(230M圧縮あり)をゲームのドライブにして、98のHDDは基本的に45Mのもののみにしてしまったこともあった。X68ゲームの吸出しとか、インターネットからダウンロードしたソフトの転送とか、CD-ROMデータの転送とか、なにかと使っている。
-
4倍クロックCPUアクセラレータ
LAN導入時にコンベンショナルメモリを増やそうとしてHSBとERCACHE を導入した。その結果なんとなく遅くなってしまったので、安くなった中古のCPU アクセラレータを購入する。ベンチマークではメモリアクセスが3倍位になっている。
体感速度は元に戻ったが、元より速くなった感じはしない。グラフィックのアクセスが速くならないためだと思われる。安かったから許す。
-
メモリ16M
ハイパーメモリCPU用のメモリ。ちゃんと使えるようにするために結構苦労した。(普通にWindowsをやろうとして使うぶんには問題ないはずである。念のため。)
-
RS−MIDI
MIDI対応のゲームが増えてきたので買ってみる。ERCACHEのMPUエミュレートがあるので安いしスロットも減らないRS−MIDI にしてみたのだが、ERCACHEのMPUエミュレート機能は使い物に ならなかった。思えばMPU2などにすべきであった。RS−MIDI対応ゲームでは問題なく使えている。もちろん、音源はMT32である。
-
1.4Gディスク
DOS5では使えなかった1.4GディスクもWindows95やWindows98(のDOSモード)ではきちんとフォーマットできて、使えるようになった。今ではここに全データ(ゲームのインストール)が入っている。一応DOS5とWindows98(のDOSモード)を切り替えられるようにしてある。
S/W環境
OS:
-
MS−DOS5.0(Aではない)
-
Windows98のDOSモードとDOS用ツール群
主なシステムツール:
-
HSB
高速BOOT。CTRL+GRAPH+DELでBOOTできる。その際、いきなりOSを読みに行くためBOOTが速い。グラフィック取り込みにも必要。
-
ERCACHE
仮想EMS、グラフィック取り込み、CPUキャッシュ制御など。
-
MELEMM.386
-
DXCACHE.EXE
メルコ純正のメモリコントローラとキャッシュコントローラ。ERCACHEはハイパーメモリをまともにアクセスない上にライトバックにできないため、これを併用している。普段はこれを使い、グラフィック取り込み時はERCACHEと使い分けている。
ちなみにHSBはハイパーメモリありでMELEMMを使っていると、ちゃんと再起動してくれない。
-
簡単WEB
・LANのドライバ。WIN95のドライブがディスクと同様に使えるようになる。1.6Mメモリでも使え、コンベンショナルメモリも減らないため、重宝している。
今後の予定 もう少し新しい98を買おうかと思っている。(Xaとか)今後も18禁マシンとして使われていくだろうが、そろそろソフトが出なくなってきている。NECも98でない路線を打ち出したし。
その後の変化
坂井瑞穂