各種Softwareの話
私はプロのプログラマーだ。会社ではそんなことは期待していない(管理者を望んでいる)のだが、私の本分はプログラマーなのだ。そういう観点で見ているので、些細なバグやおかしな仕様には目をつぶることが多い。現状では限られた時間でちゃんとしたものに作り上げないといけないので、天才的なプログラマー(思いついたことをコーディングしていけばほとんど動くものになっている)よりも、ちゃんと考えてコーディングしてレビューして試験していくような、作法に従ったやり方のほうが望ましいはずだ。
VirtualPC2004 (2005/3/4)
データレスキュー (2005/2/6)
後日談 (2005/2/6)
マシンの入れ替え (2005/2/5)
DivX4 (2002/5/2)
DivX5 (2002/4/27)
メモリ使用量 (2001/10/16)
携速2000 (2000/5/26)
Acrobat Reader 4.0 (99/2/22)
GA Bench with Virus (98/8/13)
親指シフト (98/2/16)
CPUIDLE (98/2/13)
家計簿Excel (98/2/1)
特打 (98/1/31)
WCDA32 (98/1/15)
CD革命/Virtual (97/12/28)
- 97年12月28日
CD革命/Virtualを試用し始めた。これはCDの内容をHDDに落としておき、仮想的なCDドライブとして扱えるというもの。Windows95/NT用(別製品になっている)。かなり使えそうではあるのだが、リムーバルメディアでは扱いが厄介なところが気になる。MOに入れていたら、Explorerが起動できなくなり、起動後にフリーズしてしまうようになってしまった。散々苦労したが解決せず、あきらめてOSを再インストールした。リムーバルメディアに入れる手は使えないと思ったほうがいいだろう。リムーバルメディアに入れるときにはイジェクトしてからOSを終わらせることとなっているものの、VirtualCDを使用中にOSがアプリケーションエラーを出してとまってしまったので仕方がなかった。アプリケーションエラーもCD革命/Virtualが原因ぽいし。
その後の調査で、Explorerを起動すると止まってしまうのはATAPIのCD-ROMチェンジャでDMAを使用するに設定していると発生することがわかった。直接は関係ないはずなのになんか変なの。まあどっかにバグがあるんだろうけど。リムーバルメディアでOKかどうかはちょっと恐くて試していない。
- 98年1月8日
CD革命/Virtualは、リムーバルメディアでもそれほど問題がないことがわかった。ただし、仮想CDをイジェクトしないままリムーバルメディアをイジェクトすると、仮想CDをアクセスしたときに止まってしまうという問題はある。CDにアクセスしないと問題はないし、止まったときもリセットすれば何とかなる。上にあるようなOS再インストールなんていう、とんでもない事態にはならないようだ。
NT5はうちのディスプレイではスタンダードVGAでしか表示できず、左右が切れるは色が黒っぽくなるわで使いにくかった。NT4のPowerDeskもNT4以外にはインストールさせてくれなかった。デバッガで追いかけてNT4チェックを飛ばしてなんとかインストールしてみると、ディスプレイの設定くらいはできるようになったものの、仮想画面は使えないみたい。MGAのコントロールパネルで設定はできるんだけどねぇ。しょうがないのでWinScrollというS/Wを手に入れて上下にスクロールさせることでごまかした。結構使いにくい。本当はディスプレイを買うべきなんだろうな。
- 98年1月15日
WCDA32という、CD-DAをデジタルのまま読み出せるツールを見つけたので試す。今までの経験から私のSCSIにつながっているCD-ROMでは使えないことがわかっていたので、ATAPIで使えるものを探していたのだ。で、ナカミチの16倍速5枚チェンジャ(ATAPI)で試したところ、ちゃんと取り込めることがわかった。読み取り速度は4倍速。再生してみると、それほど音が良くない気がする。CD-DA取り込みがおかしいのかSB32のDA変換がいまいちなのか原因はわからない。
- 98年1月31日
ソース社の「特打」の体験版を試した。タイピングの練習ソフトだ。こういうソフトはあまり使ったことがなかったのだが、これはなかなかよさそう。体験版ではローマ字の練習しかできないが、製品もそうなのだろうか?
体験版では2つしかできない。1つは基礎練習で、キーと押す指を覚えて表示されるものを押せというもの。体験版でできるのはAから;までの一段のみなで私にはつまらない。もう一つできるのは適当な日本語フレーズ「絶対とは言えません。」などが次々と出て、順に打っていけというもの(変換はない)。こっちの方は私に合っている。10回くらいやって大抵は2級、たまに1級という結果になった。まあそんなものかな。私はそれほど速いとは思ってないけど。少なくとも考えるより速くは打てていない。(あるいは頭の中にある「文になっていないもの」のをタイプできるような「文にする」のに時間がかかっているのかもしれない。)速い人になると歌の歌詞を聞きながら打てたりするそうな。
このソフトの気になる点はローマ字の打ち方を一種類しか認めてくれない点。カスタマイズできるのでまだマシだが、時により打ち方を変えている人もいるだろう。ミスったときに自分とは違うと思い知らされる。デフォルトは訓音式だ(多分)。私は訓音式とヘボン式を混ぜて使っていたようだ。TI,SI,TU,FA,JA,JOのようにより少なく打てるものを使っていたようだ。またFUのように楽なやつ。ところでN(ん)をNで済むかNNが必要かはその次の文字に関係するのだが、これを打ち分けている人なんているのだろうか?訓練次第で可能な気もするが。。。。私はもちろん必ずNNと打っている。
ちなみに私のタッチタイピングは本で読んで覚えた。タッチタイピングできるか否かは結構作業効率に影響すると思う。キーが見えないとき、ディスプレイやメモから目を離したくないときなんかはすごく必要だと思う。私の使った本は「ブラインドタッチをマスターしよう〜ローマ字編」なんていうような本だった(10年くらい前か!?)。この本の教えはまずあいうえおを覚える。これは簡単だろう。そして子音を順に覚える。K、D、S、H、G次にR、T、Y、P、WそしてN、M、Z、B。そのとき、母音も一緒に打つ。KならKA、KI、KU、KE、KOてな具合。その後「しゃ」とか「にゃ」とか「っ」とか覚えて、各フレーズの練習になる。以上。その本では速く打てるようになると速記よりも速いと書かれていた気がする。
この覚え方は私にはとても効果があった。これでYを打つのを左右逆になったのだが、最初はやっぱり戸惑った。いまいちなのは英字タイプのときにQ、X、C、V(特にXCV)が打てなかったこと。私はCとVをしょっちゅう間違えた。6はいまだにちゃんと打てない。右手が正解?フレーズはまあいろいろ適当に打っているうちに覚えて文末とかは自然に打てるようになるだろう。
姉妹書に「〜カナ文字編」もあったのだが、途中で挫折した。覚えるのが多すぎるぅ〜。上の段を使わなくっちゃいけない、数字や記号を打つにはモードを切り替える、シフト併用がある、リターンの脇まで使うなどでどうもなじめなかった上に、必要な速度はローマ字でも出ると聞いて止めてしまった。打つ回数が少ないとともに、打ち間違えたときにいくつ消せばいいかすぐに分かる点だけがカナのいいところだと思う。昔はローマ字入力なんか認めないパソコンが多かったんだけどね。
- 98年2月1日
今ごろになってようやく家計簿のデータをExcelに移した。今まではずっとX68000のCARD PRO2で入力していた(そんなソフトは知らないだろうが)。元のソフトはいわゆるカード型データベースで、一覧表示もできるとういやつだった。BASICでプログラムが組め、新しいデータベースを作ることができたので毎年の種類別の合計額などを出していた。X68000のせいかどうか、けっこう遅かった。いつかはWindowsのExcelで同様のことをやろうと思っていたのだ。
今回移すに当たっての条件は今までのデータ(93年からある)をすべて持ってくることと、やはり種類別のデータを集計できることだった。データを持ってくるのはCSVでセーブしてExcelでロードすればOKなので問題なし。集計は最初アクセスで行おうとしたのだが、どうしたわけか調子が悪い。集計を始めると即座に落ちるのだ。仕方ないので自動集計はあきらめてExcelで式をせっせと書くはめになった。おかげでまともな1枚の表に6年分のデータをちゃんとまとめることができるようになった。
今までは1年ずつしか見ることができなかったのだが、まとめて見られるようになり、「一年に費やしているお金はそれほど変わってない」とか「最近は本やLDやゲーム機のソフトにかけるお金が減っている」とか「年間のガソリン代15万は高い」とか「この2年のパソコンハード・ソフトの代金は尋常じゃない」とかがわかってしまった。おかげでPentium2を買わなくなりそうです。(ついでに言えば動作電圧が変わるので一部のマザーではBIOSの書き換えが必要と聞いたことも影響している)
ちなみにつけているのはほとんどが物として残ったもののみ。食費とか交通費とか入場料とかはまったくつけていない。また入ったお金もつけていない。だって面倒なんだもん。元はどこかに(秋葉原とかに)出かけた際、手帳に使った費用をメモっていたのが始まり。いつのまにかパソコンに入れるようになり、レシートを取っておくようになり、1月おきくらいにまとめて入力するようになっていた。もう5年も続いていたんだなぁ。
- 98年2月13日
CPUIDLEなる、Windows95用の暇なときにはCPUを休ませるプログラムを見つけた。試しに入れたが、効果のほどはよくわからない。まあ私のところでは普段からCPUはまったく熱くならないからなのだが。世間の評判では結構効果があるらしい。
P2L97は新しいリビジョンではバスクロック100MHzがあるらしい。ますますP2が欲しくなっていくのだった。
突然だが親指シフトをおぽえようと思い立った。1ヶ月で元の速さに、3ヶ月でもっと速く打てるようになるそうな。別にローマ字入力に限界を感じたからではない。106キーで親指シフトを実現するソフトをVectorで見つけ、インストールする。95、NT兼用。親指で押すシフトキーはデフォルトで無変換と変換キーだ。まずはキーの配置を覚えることから始めなくては。さすがに最初はつらい。
- 98年2月16日
親指シフトの学習はまあ何とか進んでいる。文章を書くときは必ず親指シフトで書くようにしている。この文章もそうだ。とは言うものの、一文字ずつ考えながら打たないといけないのでなかなかつらい。覚えていないキーはヘルプを見ながらだし。自由に打てるようになる日はまだ遠い。
ベンチマークは役に立ちそうもないので削除した。そもそもハードの変化が少なすぎる。
- 98年3月17日
親指シフト
使い始めてから1ヶ月が過ぎたが、あまり速くなってない。元のローマ字入力の速度なんて全然出てない気がする。打つキーの数が少ないのでそう思うだけかもしれないけど。まあ元の速度が相当速かったからまだこれからって気もする。今でもキーの位置を考えながら打たなくっちゃいけないのは結構つらい。それでも各文字の位置は全て覚えた。うっかりローマ字入力の時のキーを押すこともなくなった。もう少しの練習で何とかなるものなのかなぁ。ちゃんと教則本で練習しないといけないのかなぁ。
キーの位置は結構考えられているなって感じである。よく使う文字はシフト無しで打ちやすい位置にあるし、記号類も何とか打てるところに用意されてるし。逆にカタカナ文字は非常に打ちにくいし、覚えるキーはカナ配列よりも更に多いし、指をあまり動かさなくていいぶん打つリズムが取れないし、アルファベットを打つのにモードを切り替える必要があるし。
親指ひゅんQを使ってることにも問題があって、変換と右シフトが兼用なので勝手に変換される時があるし、たまにBackSpaceがきかなくなるし、親指シフトの位置がいまいちだし、キーの割り当て変更でShift+アルファベットでアルファベット大文字を割り当てられないし。
- 98年3月28日
親指シフト
使い始めてからずいぶん経った。だがやっぱり遅い。訓練の問題もあるだろう し、106キーをごまかして使っている問題もあるだろう。がんばれば本当は打つ量が減ることでローマ字の2倍くらいは出るはずだって気もするし。
だが私はこの配列そのものに問題があって2倍なんて出ない、それどころか同じ位しか出ないのではないかとふんでいる。押せば出る文字はまあいい。これだけなら2倍はいけるだろう。だがこの配列にはシフトキーが2つもある。これが曲者だ。文章の途中ではしょっちゅうシフトキーを併用させられる。これによって シフトが必要な時にはローマ字の2ストロークと大して変わらない操作が要求される。この場合、ローマ字と等速になると思われる。従ってこの配列のいいところは、
1.シフトを併用しないとき
2.片方のシフトを押したままで続けて次が打てる時
位しかない。しかも2で次が打てるかどうか考えずに判断ができるようになるにはかなりの経験が必要だ。さらにシフトキーを押したままでいい時というのは結構少ない。これが会得できれば日本語の入力だけなら1.2倍くらいにはなりそうな気がする。(私は考えないと次が打てるかどうか判断できないこ とが多い)まともな親指シフトキーボードでは、文字キーを押している間にシフ トを押せばいいとかのフォローがあったりするのだろうか?とすると順に押す必要がなくていいのかもしれない。
次の問題点は英字の入力だ。アルファベットの入力(例えばWindowsとか) をするにはいちいち英数キー、ひらがなキーを押さなければならない。この間完全に思考が止まってしまってよろしくない。少なくともShiftと併用されたらその後はアルファベット入力に切り替えるとかのサポートがないとやってられない。これは慣れの問題なのだろうか?IMEとの連携が必要で、このソフトではサポートしていないというだけで、普通はそうなっているものなのかもしれない。
次に気になる点は日本語の文字の並びに特化しているため、カタカナの入力がこれまたかなりつらい。特に最初は、カタカナ文字と日本語の文字の並びの違いを イヤというほど知ることになる。ローマ字入力ではそんなことにはならずに、ど ちらも程々に打ちにくいものの差があるわけではない。だが親指シフトではカタ カナはとんでもなくつらい。とてもではないが速く、考えずに打つなんてことはできそうもない。
最後は私の思考との差の問題だと思われるが、「しゃ」とかの小さな字の入力について。これが「ゃ」だけ別キーになっているのは理解しがたい。私の思考では 「しゃ」はそれで一音であり、「し」と「ゃ」ではないのだ。これまた思考を停止する原因になっている。これは純粋に慣れの問題で、S->左シフト->Rのストロ ークが自然に打てる日がいつか来るのかもしれない。が、今は全然ついていけていない。
- 98年8月13日
GA Bench 1.30 With Virus
ふー。やっと休みがもらえた。って言っても4日だけ。世間ではGABenchのウイルス騒動で大変だったみたいだけど、やっぱりうちでも感染してた。特に症状が出ていたわけではないので感染してないのかとか思ってた。それでもCPU使用率が最近高い(75%位)時があるなーとか思ってたけど(関係ないかもしれないが)、VCHKFをかけると8ファイルがやられてた。ひとまず実行されないディレクトリに移動させてそれっきり。ファイルがないとか言われたら探し回ることにした。一応ベンチのページには前にとったベンチ結果を載せておくことにした。ファイルは送ってあったものの、リンクを張ってなかった。
C:\WINDOWS\HWINFO.EXE
C:\WINDOWS\CLEANMGR.EXE
C:\WINDOWS\CLSPACK.EXE
C:\WINDOWS\SYSTEM\CFGWIZ32.EXE
C:\WINDOWS\SYSTEM\ADDREG.EXE
C:\WINDOWS\SYSTEM\DCOMCNFG.EXE
C:\WINDOWS\SYSTEM\DSSSIG.EXE
C:\WINDOWS\SYSTEM\PSTORES.EXE
VCHKFを知る前は各種ウイルスチェックプログラムを見つけてチェックしてみたけど、どれも見つけてくれなかった。次々とインストールしたおかげで、今は3つのチェッカが常駐している。どれも一ヶ月程度の命なのだが。
- 99年2月22日
Acrobat Reader 4.0
最近PDFファイルを見ることが多かったのだが、Reader3.0Jはいまいち調子が悪い。スクロールさせてると画面がごみだらけになったり、ホイールの反応がいまいちだったり。そこでもっと新しいのはないかとAdobeのHPを見ていると、Acrobat Reader 4.0(英語版)を発見。Acrobatは4.0になったのは知っていたが、Readerも新しいのがあったとは...さっそくダウンロード。ついでに日本語フォントも。使ってみると、ごみだらけはなくなったし、ホイールも効くしで調子いい。今までできなかったページをまたがる表示も出きるようになったし。
- 2000年5月26日
携速2000
突然だが、携速2000を使い出した。この手のソフトはずっと前からCD革命/Virtual 1.xxを使っており、それなりに便利に使えていた。あまりに古いのでオーディオトラックが取れなかったり、一部で変換不可のものがあったりした。編集も不可能(当時は別ソフトが必要だった)だし、Windows95/98でしか使えなかった(NT用は別売だった)。
とりあえず携速を使ってみたのだが、Virtualよりも使い勝手が悪い。まず困るのはイメージの作成にしろ、イメージの追加にしろ、複数まとめての作業が全くできない点。今回Virtualのファイルをすべて携速に変換しようとして、Virtualのドライブを10台くらい作ってマウントし、まとめて変換しようとしたのだが、一度に1つしか変換できない。一度アンインストールして再インストールしたのだが、イメージファイルを残せるのは当然としてもなぜか再インストール時に一部のイメージしか携速ラックに出てこない。で、追加を選んで複数のファイルを選択する(選択できる)のだが、それでは追加できない。Explorerからのドラッグ&ドロップもできるのだが、複数落としたところで1つしか追加されない。仕方ないので20個くらいあったイメージを1つ1つ手で追加した。
どのイメージファイルがラックにあるのかの情報はインストールディレクトリのpph.stateに入っているのだが、バイナリのために編集が難しい。登場順を変えたいのだが、これではかなりつらい。ちなみに名前順とか日付順とかでソートは可能。一度ソートしてしまうとずっとそのまま。
今まではドライブのルート下にイメージを置いていた(Virtualのデフォルト)のだが、携速ではディレクトリ〜.audioを作ってしまうので実に汚い。とりあえずディレクトリを掘ってそこに置いた。
Virtualで作ったものを変換していたのだが、なぜか変換できないものがある。変換がすぐに終わってしまって〜.cdsが0バイト。元CDから行えばOKなのかもしれない。
- 2001年10月16日
メモリ使用量
ちょっと前まではメモリは128Mでとりあえず問題なかったはずなのに、ここ最近は256Mですら不足してきている。大量に使うアプリは2種類あり、今でも150Mと200M位を奪っている。時にはもっと奪い、ひどいときにはコミットチャージ合計で1G程取られていたこともある。
大量メモリ奪いの筆頭はタブブラウザであるFUB。私はスナップショットにたくさんのURLを入れてあり、一気に開くような使い方をしている。その中から更に数枚ずつ開いたりするのであっという間に200枚とか開くことになる。ひどいときには300枚位になるのだが、FUBは特に何事もなく耐えてくれる。これによってメモリが100Mとか200Mとか使われることになる。
ちなみにIEウインドウで同様のことをやろうとすると、Windows2000のリソースの限界により50〜100枚程度しか開けない。開きすぎるとアイコンやメニューのないウインドウができたり、新しくウインドウを開けなくなったり、読みにいったまま戻らなかったり、ダイアログが出なかったりする。
ついでにFUBへの文句。タブグループが使えるようになった辺りから、ウインドウが更新されるたびにFUBにフォーカスが移ったり、タブ表示が左端からになったりする。実はタブグループが使えるようになったものの、グループを使っていると異常終了したときに復元するがちゃんと機能しなかったり(1つ目のグループしか覚えてくれない)、終了時に開いていたウインドウを起動時に復元するがちゃんと機能しなかったり(1つ目のグループしか覚えてくれない)、グループを5つ定義するとグループを1つ右へ左への動きがおかしくなったりする。一向に直されない、というよりは気づいていないのかもしれない。私も報告してないし。
大量メモリ奪いの2番目はAviUtlまたはAviUtlをプロジェクト保存してTMPGEncで使ったとき。このとき大抵200M程のメモリを奪う。
とは言え、実のところスワップが激しくてやってられないってわけでもない。確かにFubでウインドウ(タブ)を切り替えるときにはもたつくこともよくあるが、特に我慢できないほどでもないし、これだけのために今更SDRAMを買うっていうのも...と思ってメモリを買うまでには至っていない。
- 2002年4月27日
Divx5
今までずっとMpeg1(VIDEO CD相当)でやってきたのだが、ついにDivXに手を出すことにした。理由は、いいかげんディスクがいっぱいになってきたこと、エンコード時間が長いこと、その割に画質が悪いこと、音が悪いことなど。デジタル処理していると、どんなにがんばっても市販ビデオCD程度のものにはならないようなので。
本当はDivXでないものが望ましいのだが、現状では他に選択肢がない。こいつの場合の心配は、いつ使えなくなるかわからないこと、今後のOSバージョンアップ時などにどうなるかわからないこと、今後のライセンス体系がどうなるか不透明なことなど。今はいいのだが、これから先には疑問を持たざるを得ない。既にDivX4との互換性問題とか出てるし、一部有料化されてるし、今後エンコードは有料とかにされるのではないかと心配だ。
とはいえVCDにするよりはずっと画質がよく、容量が小さく、音声フォーマットが自由で、エンコードも速いのでかなり使えることには間違いない。この辺にちょっとまとめておく。
再生時の負荷が高い(Athlon1.6Gでも50%前後食われる)、シーク時にすぐに再生が始まらない(数秒かかる)、シーク後に再生開始したとき早送りになる(数秒でまともになる)、など問題も多い。
- 2002年5月2日
DivX4
というわけでDivX5をしばらく使っていたが、どうも1秒に1回動きががたつく...と思ってよく見てみると、なんとキーフレームが入ったところで同じフレームが2つ入り、その前のフレームが飛ばされているもよう。やはりDivXも使いものにならないようだ。デフォルトでキーフレームの入る間隔が長い(300フレーム)のはその辺を考慮した結果なのだろうか?キーフレーム間隔が長いとシーク時の動きが悪くなる(ちゃんと再生されるまでに10秒くらいかかるようになる)のでいやなのだが。
というわけでDivX5は使い物にならないと思ってDivX4に乗換えることに。もうそれなりの量をエンコードしてしまったのだが。ビットレートを指定すると具合悪い(汚い)ので1pass quality-basedにしてQualityを75%辺りにすると具合よくなった。出来上がりサイズにはこだわっていないのでおよそ600K〜800Kbpsになる辺りで手を打つ。エンコード速度はSlowestにすると、DivX5のSlowest(たぶんデフォルト)よりも遅い気がする。
更に今までDivX5で作ったものも再生可能。と思ってよく見てみると、なんと今まで作ったものは別にキーフレームでダブる現象が出ない。つまりエンコード時に問題があったのではなく、再生時の問題だったもよう。
・2005年2月5日
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マシンの入れ替え
新マシンの調子がいいのでケースを入れ替えて、こいつをメインに使うことにしました。それがこんな大変な目に遭おうとは...
1.昔のマシンのマザーボード(K7NCR18GM)を取り外す。これはかつてコンデンサが大量に膨れたのを張り替えて復活させたものなのだが、見てみると新たにメモリ付近の2つが膨れていた。※1
2.新しいMB(DFI LANPARTY nF4 Ultra-D)を入れようとするとでかいCPUクーラー(リテール付属)が引っかかるので外した。クーラーのツメが引っかかってなかなか取れなかったが力を入れて何とか取ってみたら、CPUがクーラーに張り付いてソケットからごっそり抜けてきた。張り付いたCPUは隙間にドライバーを突っ込んで何とか剥がした。※2
3.入れ替え後、電源を入れようとするが入らない。一瞬ファンは回るようだが。電源ケーブルを一度さしなおして再び電源オンを10回位繰り返してようやく電源が入るありさま。ちなみに電源はSilentKingの300W。電源をLowProfile付属の250Wの小さな電源(今までテストで使っていたもの)にすると普通に電源が入るようになった。
4.ケースに入れてふたを閉めてみると、ケース内の廃熱がうまくないのでCPUファンが4000rpm位になって、やっぱり騒がしい。
5.電源を落としてもなぜか数十秒後に勝手に電源が入る。
6.SLIENTKINGはどうも電源コネクタのさし方が甘かったようだ。さしなおすと電源は入るようになった。しかし一度シャットダウンして電源を落とすとそのままでは電源が入らない。一度電源ケーブルを抜く必要がある。
※1一斉に寿命が来たという見方の他に、合わないコンデンサに交換したために他のコンデンサへの負荷が高まったという見方もある。
※2ヒートスプレッダとなってクーラーとの密着度が高まったもののCPUはソケットで足だけを固定されているので、後者のほうの力が弱かったということ。昔はクーラーを横にずらしてCPU-ヒートシンク間を外すことができたが、今ではクーラーは台座に固定されているのでこれも不可。ちなみにIntelはLGAを採用して、CPU自体をソケットに固着させるようにし、ピンには負荷がかからないようにしている。
ここまではまあいい。
7.今まで使っていたドライブは別のケースに入れて使うつもりだったので、そのまま残すことにした。そこで今まで使っていなかった別ドライブのWindowsを使おうとしたが、既に起動できなくなっていた。
8.Windowsの上書き修復を行った。途中でMonsterTVとSoundBlasterNXのドライバーを要求されたのでインストールしたら、そのままブルースクリーンに。
9.Windowsの上書きインストールのやり直し。インストールは無事に終わり、各種ドライバーをインストール、ディスクも皆つながって、後はアプリのインストールやデータの移行だ...と思いきや、またもや起動できなくなっていた。再起動せずにドライバーを入れまくったのが原因か?
10.再度Windowsインストールを試すと、同じパーティションに入れるのは危険だと警告が出た。
11.心配なのでそのパーティションを削除してフォーマットしようとしたら、拡張パーティションにされたようで全領域が確保できなかった。基本パーティションでないと不満だ。
12.フロッピーでDOS起動してパーティションだけ確保しようと思ったが、フロッピードライブが見当たらない。(それ以前にDOSではやっぱり基本パーティションにはできなかっただろう。)
13.仕方なく今まで使っていたWindowsを使ってディスクをフォーマットすべく起動した。大量にドライバを要求されつつ起動でき、希望通りに基本パーティションにできた。これでWindowsインストールを行おうとしたが、インストールするパーティションがなぜかD:ドライブにされてしまう。仕方なくC:になっているパーティションを削除した。(このパーティションの中身は別のところに保存済み)
14.Windowsのサービスパックやら何やらを当てていると、なぜかlsassによってシャットダウンが走る。つまりはウィルスにあたったようだ。
15.ようやくWindowsのインストールがちゃんと完了。ドライバ類を入れようとドライバーやアプリを大量に保管してあったパーティションを見てみると...なぜかディレクトリが1つのみでその中身もからっぽに。
というわけで今はWindowsは入って使えるようになったものの、90G程あったデータが皆吹っ飛んでしまって、どうしたものかと途方にくれている状況。BIGドライブ非対応の状態では大問題が出るのでなるべく気にしていたつもりだったし、インストール途中で出るスキャンディスクも危険なことはよく知っていたのだが...キャンセルしようとしたのに、USBキーボードではキャンセルできなかったりするわけだ。
上記の途中で一度スキャンディスクが走り、わずかだけ修復されたことがあったが、その時やられたのか?あるいは今まで使っていた調子悪かったadaptecのインタフェースから持ってきたので、互換性が怪しいのか?250Gディスクを120Gずつに分けていたうちの後半部分。
・2005年2月6日
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データレスキュー
飛んだディスクには結構大事なデータもあったので、データ復旧を試みる。その昔入手していたREVIVALというNTFS用のディスクスキャン&ファイル復活ソフトがあったので試してみたところ、確かにファイルは大量に(40万くらい)見つかるのだが、見えるのはファイル名だけ。ディレクトリは一切不明。スキャンの時間も20時間以上かかりそうな雰囲気。最初は日付ごとに保存したりしてみたが、データはともかくアプリケーションやアプリが勝手に作るデータなんかはどうなっていたのかわからない。これでは役に立たない。
そこで市販のディスク復旧ソフトを検討する。まずは一番有名なFINALDATA PRO。体験版を入れてみたのだが、これってREVIVALのリメイク版?ってくらいにそっくり。できることも同じで、案の定ディレクトリ情報は戻らない。うっかり削除してしまった程度のものならば役に立ちそうだが、それにしてもスキャン時間が長い(次のソフト比)。
もっと探してみるとR-Studio データレスキューPROっていうのがディレクトリ構造を復旧してくれるらしい。体験版は64Kバイト以下のファイルしか復活させてくれないし、それ以上のファイルに対しては毎回エラーダイアログが出るので実用にはならない。しかしディレクトリ構造もちゃんと戻せるし、スキャン時間も1時間程度だし、ファイルもちゃんと戻っている風だし、文句なし。一部上書きされてしまったものはディレクトリ名がおかしかったりするが、何とかなりそうである。というわけでとっとと購入。
ファイルを復活させるときには元のデータを消さないために同じ位のサイズの空きディスクが必要となる。幸いにしてキャプチャ用のディスクがあったので、たまったデータ(TVを録りためたもの)を見まくる。見きれないものは仕方ないのでDVDに焼く。これで100G程の領域を得た。
そしてデータレスキューによってデータもほとんど復旧完了。とてもありがたい。こーんな苦労をするんだったらば、素直に400G位の新しいディスクを購入して、そこにWindowsをインストールすることにすればよかった。
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後日談
その後もWindowsの起動時にディスクスキャンが勝手に走る。いつもキーを押してキャンセルしていたのだが、データが復旧したのでもうどうなってもいいと思ってスキャンを実施した。するとファイルを見つけてはフォルダにつなぐ行為を延々と繰り返している。
何時間たっても終わらないので一度リセットしてWindowsを立ち上げてみた。すると一部のファイルが復活している。ここでWindows上でディスクのエラーチェックをかけてみる(起動途中よりもWindows稼動中のほうが速いかと思って)。するとフェーズ2の後に止まったかのように反応がなくなった。
それでもそのまま一晩放っておくと、チェックは終了していてファイルも全部復旧していた。結局のところWindowsのスキャンディスクが中途半端に終わっていたためにファイルが見えなくなっていただけのもよう。これならば復旧ソフトを買う必要はなかったようだ。
・2005年3月4日
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VirtualPC2004
うちで作ってあったLinuxサーバを、Windows上のVirtualPCで動かすことにした。Windowsのサーバー(常時起動マシン)が欲しくなったからだ。ホストOSは余っていたWindows2000。既に作業は完了し、現在稼動中。詳細はここにまとめてみた。
マシンがショボ(消費電力を抑えるため)く、特にメモリーはギリギリである。メモリー不足時にはVirtualPCの仮想マシンの起動でエラーになるのだが、本当にギリギリの時にはWindowsがフリーズしてしまう。またログインしていないと起動されない、VirtualPCの終了に合わせてLinuxを自動的にシャットダウンできない、VirtualPC起動時に仮想マシンを自動起動できない(前回終了時に実行中ならば復帰できるが)、などサーバーとして使うにはちょっと厳しい。まあVirtual「PC」なので仕方ないのかもしれないが。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/software.html
坂井瑞穂