WindowsXP
WindowsXP
Logitech Cordless Wheel Mouse(M-RK45)2002/11/30
Athlon消費電力とHyperThreadingTechnology2002/11/20
RADEON 9000 PROマルチモニタ2002/11/07
Proxomitron2002/11/06
詳細なテキストサービス2002/11/06
CPUCOOL2002/10/21
Bフレッツ22002/10/17
マルチモニタ(続き)2002/10/17
マルチモニタ(RADEON 9000 PRO)2002/10/14
Bフレッツ2002/10/7
MediaPlayer82002/9/29
WindowsXPインストール2002/9/19
Windows2000逝く2002/9/16
RADEON9000PRO2002/9/14
Windows Media Player7.12002/8/29
式神の城2002/8/28
SANYO PD-92002/8/27
DVD-R Pioneer DVR-A04-J2002/8/17
長門2002/8/16
ATI RADEON 9000 PRO2002/8/16
AthlonXPのその後2002/8/8
XP飛ぶ2002/8/1
MMC 128M(PD-9とMMC2-128M)2002/7/12
WindowsXPインストール(Windows98互換機能)2002/7/8
WindowsXP使用開始2002/5/30
・2002年11月30日
- Logitech Cordless Wheel Mouse(M-RK45)のホイール
WindowsXPインストール以来、ホイールのスクロール量には不満があった。実はスクロールが勝手に2倍程度大きくなってしまっていたのだ。このマウスのホイールは1周に12ヶ所ほどの止まる場所があって、その途中ではホイールを止めることができない。この1ステップぷん動かすと、勝手に6行スクロールしてしまうのだ。マウスのプロパティでスクロール行数を変更するとそれなりになってくれるのだが、2倍カウントされるのは相変わらずなので、ズーム機能を使うと4倍ずつしか切り替わらないし、タブブラウザのタブ切換でホイールを使うと1つ飛ばしでしか切換ができず、その間のページには切り替えられないのだ。
ドライバを最新版(マウスウェア9.60)に変えても変わらないので仕方ないもの(あるいはMicrosoftの陰謀)と思ってたのだが、今日マウスのドライバ変更で「インストールするドライバを選択」「Logitech USB Cordless Mouse」を選択したところ普通にスクロールできるようになった。今までは「HID-Compliant Cordless Mouse9.60」だった。
- CMPとSMT
普通のSMPは2次キャッシュが別になるため、2つのスレッドが同じメモリ領域を読み書きを行なうと効率が悪い(一方が書き込むと他方で持っているデータは無効にされるために読み直すため)。ということは結構知られていることだったらしい。そこで2次キャッシュをプロセッサ間で共有させるために1つのチップに複数のプロセッサコアを載せたり、HTのようなSMTが有効らしい。(その割にHTの効率はそれほど上がっているようには見えないが、ベンチの違いだろう)
さて基本的にはSMPに対応しているOSでならばHTは問題ないのだが、最初から提示されている問題としてloopでのspinlock処理がある。spinlockというのはとあるメモリ領域を触る途中で割り込まれていじられたくないときに使う。両方で値を+1する(リードして+1して書き込む)とき、リード後ライトする前に別のコンテキストでもリードされると同じ値が読まれて具合が悪い。これを避けるために割り込まれたくない間をspinlockで守る。1CPUでは単に割り込み禁止にするだけで途中に割り込まれる心配がなくなるが、マルチCPUの場合にはspinlockを使う。(Windowsでは他の方法もある)このとき、spinlockを取られていたときには解除されるまで空ループを回しながらspinlock構造体を参照して解除されるのを待つことになっている。空ループを回すなんて非常に無駄なようだが、通常はすぐに開放される(先のように変数を触る一瞬とか)はずなので問題ない。よって今までのOSのカーネル部分のspinlockは空ループで待つようになっていた。MPやCMPではこれで問題なかった。
ところがHyperThreadingTechnologyの場合、このようなループを作るとそのループに実行ユニットが取られて本来の処理の効率が落ちる。のでIntelでは特殊な1命令を入れろ、ということになっている。これによってspinlockが最適化される。spinlockなんてのはカーネル内・ドライバ内にいくらでもあるので、これが対応しているかどうかはHT効果に少なからず影響があるものと思われる。
・2002年11月20日
- Athlon消費電力
相変わらずAthlonの電力量に関してである。最近CPUCOOLを導入して温度が激減したことは書いた。その結果今月の電気代は1000円以上安くなってくれた。まあ今月はエンコードは殆んどしていないし、部屋にいないときには電源を落としていたので一日10時間くらいしか電源は入っていなかったこともあるが、それは先月も同じだったはず。というわけでこのシェアウェア代くらいはあっという間に節約してくれたということである(まだ払ってないけど)。殆んど使っていないときにもフルパワーに近いくらい消耗していたわけで、フルパワーで動かすことの少ないシステムには必須である(ならばデフォルトで機能させろよ)と思った次第である。
ここでメーカー製マシンではどのような傾向にあるのかが気になってきた。つまりAthlonXPとPentium4とではマシンとしての消費電力にどれほどの差があるのか(あるいは変わらないのか)。
まずは最近AthlonXP2600+マシンを出したNEC。Athlon2600+(VALUESTAR G-A=VG26N4/8)が100W/304W(標準/最大)だが、ほぼ同等に見えるPentium4 2.8G(VALUESTAR G-T=VG28S8/8)では67W/162W。
富士通はAthlon1800+(DE18WB/R)が145W辺り(モニタ込み)に対して、Pentium4 2.4G(C24WB/M)が112W(モニタ込み)。
などと結構痛い値を出してしまっている。
これでは企業向けとしては導入されにくいでしょうねぇ。企業にとって消費電力は(経費の点で)結構重要です...とはいってもそういうほど気にしているとは思えませんけど。
Athlonにとってラッキーなのはメーカー製の家庭向けPCの場合、消費電力で比較されることはまずないって点でしょうか(あまりフォローになってない)。自作PCではデータシート値が注目を集めていて、実際の状況(Pentium4の状況は私は知りませんが)としてはあまり比較されていないわけだし。
ところでWindowsXP SP1。適用はしていたのだが、突然思い立ってデバイスマネージャで各ドライバを更新しまくる。結果、プロセッサのドライバが2002/7/1のものに更新された。効果の程は??だが。
- HyperThreadingTechnology
ところでHyperThreadingTechnologyに関して。実は私はHTに関しては殆んど期待していなかった。実行ユニットが空いているとき(単に適切な命令がなかったとき、分岐予測ミス、メモリリード待ちなど理由はいろいろあるだろうが)なんてそれほど多くないだろうと思っていた(∵各ユニットの構成や数はきちんと計算されて作られているはず)のだが、そうでもなかったようだ。結果(よくても)最大30%程度まではパフォーマンスのゲインがあるようである。DUAL CPUとしてはかなり低い。まあこれはDUALというよりは1CPUでの(同一クロックでの)パフォーマンスゲインといった趣である。単にキャッシュを増量するのと比べると、トランジスタの増量や消費電力と比較しても、結構なゲインだと言えるのではないだろうか。だいたいIntelは新しいテクノロジーを出すときに、その効果を一気に発揮させずに徐々に発現していくという手法を常に取っている。これは時間的な制約のこともあるし、ずっとモノを売り続けるための作戦であることもある。とりあえずモノだけは最低限そろえて出しておき、失敗だった点を(ある程度時間をかけて)改良したり、あらかじめ考えてあった変更を定期的に入れていったりすることで、常に新しいものを提供する(ことで顧客の注目をずっと集めておく)という手法である。
もともと分岐予測ミスのパイプラインストール時やデータキャッシュミスでのメモリリード待ち時に発生する実行ユニットの遊びを、(止まっている命令列とは無関係の)別のスレッドの処理を行うことで埋めてしまおうという発想である。今までSMPでは2つのチップが必要だったのを1チップで済まそうというチップオンMPとは発想が異なる。従って2つのスレッドはデータ・コード共に無関係で、お互いの動作に依存関係もないことが望ましい。同一のデータ列を2つのスレッドが追っていたり、一方の動作の完了を他方で待ち合わせたりするような状況では、同時にキャッシュミスが発生したりしてHTによる改善効果があまりないことになる...がアフィニティマスクで特定のCPUのみで動くように指定していない限り、そういう状況はそうそう起きえないはずである。
またこれはキャッシュミス時に効果が出るので、ミス時のペナルティが大きい(まあメモリ速度がCPU速度のほうがずっと速いのでずっとそうだと思うが)限り使われ続けるし、NetBurstアーキテクチャのみならず次のアーキテクチャなんかにも有効だろう。ただItaniumにも有効なのはわかるが、それはItaniumアーキテクチャの目指すところ(バイナリになっている時点で最適な実行順に並んでいる)とはちょっと違うのではないか...という気もする。
驚いたのはPentium4最適化されていたTMPGEncのエンコード速度が上がっていることである。最適化されたことで殆んどの実行ユニットを使いまくっているのではないかと思っていたのだが、そうではなかったらしい。おいおい今までそんなにヒマだったのかよ、という気分である。まあ元々データは殆んどキャッシュに残らないくらい流動的(=メモリリード待ちが多い)な上に、逆にロジックは局所的(=キャッシュミスが少ない)になっているので、HTの効果が得られやすい構造であったわけだが...
次に驚いたのはIntelのHT対応の仕方。今までならばこのまま下方展開して一気に広めてしまう方法を取る(例えばpentium3はそうだった)のだが、今回は3.06Gの後は数ヶ月休んで次のCPU(FSB800になるという)まで出さない、その時点で全ラインナップをHT対応にするという。これはどうもIntelのHTへの慎重な姿勢(あるいはバリデーションへの不安)を示しているように思える。XeonではWindows2000がOKだったのに、Pen4ではWindows2000は非対応(サポートなし)というのも納得できない。相当急いで最低限の互換性はOKとしたが、これからもやっていくつもりがミエミエである。
そしてWindows2000なんかでは逆にHT有効にするとわずかながら遅くなることがあることにも驚いた。スレッドのスケジュール自体は従来と変わらないし、ストールやリード待ちで止まったところでその論理CPUは別のスレッドにスイッチするわけではないので、HyperThreadingをサポートしたことによるペナルティはまったくないと思っていたからだ。どうやらこの原因は、実質的にキャッシュの量が減ってしまうことにあるようだ。2つの論理CPU間でキャッシュがどのように使われるのかよくわからないが、キャッシュの量が多少減ったとしてもこのくらいしか差が出ない(程度のベンチである)ということでもある。なんとなくキャッシュなしCeleronでも、ゲームベンチではあまりその差が現れなかったことを思い出させる。
最後はやはりFSB800になる点。そのうち667->800に上げていくのは予想できるが、一気にFSB800更にはPC3200*2に持っていくというのは予想外であった。IntelはPC3200にはかなり懐疑的だったように思うのだが、これが最終的な回答のようである。まあHammerへの牽制であろう。が、DDR IIに一気に進まないことが明らかになったので、(メモリコントローラを内蔵している)Hammerにとってはいい傾向なのかもしれない。
というわけで、私の今後の予定である。来年始めにHT Pen4に移ろうかと思っていたのだが、どうやらFSB800まで待ったほうがよさそうである。それでは私は満足しないので、途中でAthlonの高クロックものか低電圧版(モバイルともいう)に手を出しそうである。もしかするとバートン辺りまで音沙汰なしかもしれない。直近にはサラブレッドのAthlon2000+辺りを待っているのだが、今や発熱や電気代にはそれほど困っていないので出たところで手を出さない可能性が高い。
Athlonデータシートでいまいち疑問なのは、681コア(2400+とか)とともに680コア(2200+以下)が低電圧ものとして並んでいる点。単に680ものが余っているので低電圧にして出すのか、681では低電圧では調子悪いので680も併売なのか、逆に680ではクロックが上がらないので681なのか...
- x86-64
x86-64CPUでWindowsを動かすデモが行われたようだ。モノの出荷がだんだん遅くなってきて、発表から製品が出るまでが長かったり、ロードマップ自体も徐々に後ろにずらしていったり、レイオフが実施されたりと内情は厳しそうなので、まずはめでたい。64bit Windows上で従来の32bitアプリケーションがそのまま動くというのは内部では結構大変なことをしているのではないだろうか...
というところでふと思い出したのだが、Itaniumも(見かけ上は)まったく同じことができる。こんなことを突然思い出したのは、私は一時期Itanium(当時はMarcedまたはIA-64と呼ばれていたが)に関与していた時期があったからだ。当時はx86とは全然アーキテクチャの違うItaniumマシン相手にBIOS(とは言わないようだが)をいじったりとか、ダイナミックディスクとはまた異なるパーティション分けを行ったりとか、WindowsXP 64bitEditionかなんか(正確な名前は忘れた)をインストールしたりとかしていたのだ。そしてx86のWindowsNT上にできているとあるシステム(PCIボードなんかの特殊H/W込み)をItanium上に持っていく事を検討していたのだが、アプリケーションは大概そのまま動きそうだったのだが、ドライバーは全て書き直さないといけないことがわかって、結局はあきらめた...ということまでも思い出した。当然ドライバは64bitモードで動くのだが、相手をするアプリケーションは64bitモードで動いているものもあれば32bitモードで動いているものもあり、結構ドライバは面倒なことをしないといけなかったのだ。(当時はシステムをそのまま持っていくのはやめて、アプリケーションのみを持っていって速さなどを調査したが、結局は「時期尚早」ということになっていた)
でx86-64の64bitOSなのだが、やっぱりドライバは全て書き直さないといけないのだろうか?確かに普通のH/W(せいぜいSCSIアダプタとかIEEE-1394ものとか程度)はOSと共にドライバは作られるのだろうが、ちょっと特殊なもののドライバはそうそう作られないのではないだろうか?ちょっと心配である。
・2002年11月7日
- RADEON 9000PROのマルチモニタその後
いろいろ試してみたマルチモニタだったが、最終的には「セカンダリの画質は使い物にならない」を結論として、使わなくなってしまった。今ではCRTと液晶の択一使用で、手でRGBコネクタをつなぎなおすようになっている。これで困るのは画面の解像度の変更と、入力可能リフレッシュレートの選択。私は液晶では1024*768の60Hzで、CRTでは1600*1200の75Hzで使用することが多い。液晶をつないでWindowsを立ち上げてある状態でCRTにつなぎなおすと、最大解像度が1024*768になっていて、そのままでは1600*1200には変更できない。モニタタブでモニタをCV821Xに変更した後でないと変更不能なのだ。
更に困るのはCRTで1600*1200にしてある状態で液晶につなぎなおすと、液晶側は対応していないので何も表示されない。モニタの電源を落としてある状態でつなぎなおし、マウス・キーボードとこの無線機を移動し、さあ使うぞと思うと「範囲外です」のつれない返事。仕方ないので全てを元に戻してCRTの電源を入れて1024*768の60Hzに直して、再び機材の移動後にようやく使えるという状態。非常にうっとうしい。
液晶->CRTはともかく、CRT->液晶だけでも何とかならないものか。ATIのツールでショートカットを設定して、一発でモニタ状態を変更させればよさそうだが、モニタタブでモニタを変更した時点でショートカット設定を全て忘れ去ってしまうので、使い物にならない。
やりたいことは単に2つの解像度設定を(画面を見ずに)ショートカットキーで変更できればいいので、特定の解像度に変更できるツールを持ってきて、Windows標準のショートカットのプロパティにあるショートカットキーで呼び出せばそれで済むはず。というわけで探した結果、lbResolverが使えるもよう。このツールへのショートカットをデスクトップに用意して、ショートカットキーを適当に決める(私はCtrl+Alt+1)。lbResolverを起動してヘルプ−設定でデフォルトの解像度を2つ設定※(私は1024*768と1600*1200だ)し、解像度保存はオン、切り替え後の終了もチェック、アクセラレータの文字を適当に増やしてチェックは外す。これでショートカットを使って起動、今とは違う解像度が選ばれているのでそのままEnter、で解像度は変更されるはず。モジュールは常駐しないし、同じショートカットキーでオルタネート切り替えになるし、で都合よさそう。実際に画面表示されていない状態で、Ctrl+Alt+1を押す→Enterを押すことによって解像度が変更できるようになった。
※同じ解像度が複数あるが、リフレッシュレートが異なる。レートは表示されていないので変更して確かめるしかない。まあ低い順に並んでいる(60Hz,70Hz,72Hz,75Hz,85Hzなど)ようだが。
更にDVI出力のアナログ品質について。そういえば会社のPCはDVI-アナログ変換していたっけと思い出して15cm程の変換ケーブルを持ち帰ってうちのPCにつないでみた。が結局はビデオボードが悪いようでゴーストは出たままだった。
・2002年11月6日
- 親指ひゅんQとWindowsXP SP1
家ではWindowsXPに親指ひゅんQ 4.29をインストールして親指シフトで日本語入力している。最近まで別に不具合なく使えていたのだが、いつの頃からか言語バーだかIMEツールバーだかが常に最前面に表示されるようになってしまった。狭いデスクトップ中にこんな邪魔なものが常に表示されているなんてうっとうしいし、そもそもDVDビデオ再生なんかしているときにも常に出てしまっている。
確かWindowsXPをインストールした頃にはそんな現象は出ていなかったと思うのだが、いつの頃からかこのバーが常に表示されるようになってしまった。インストールした当初は、普通にフローティングされたツールバーが表示されて、タスクバーに収納することも可能だったはずなのだが、今表示されているものはフローティングの上に最前面表示、どこをクリックしてもタスクバーに収納するという項目がなく、不可能のもよう。実は会社のWindowsXPにも親指ひゅんQは入れていて、こちらも同じ状況。ただDVDビデオ再生なんかはやらないのであまり大きな問題にはなっていないが。
会社で隣の人のWindowsXPを見ると普通に言語バーが出ていて、タスクバーに収納できていた。(この収納具合がまた美しくない状態なのだが、ここではあまり関係ない。)そこでインストールモジュールや設定などの違いを探し回った。その結果、「地域と言語のオプション」の「言語」タブの「詳細」で、「詳細設定」タブの「詳細なテキストサービスをオフにする」(ややこしい...)のチェックを入れていたことが発覚。これは親指ひゅんQを使うときに必要な設定だということでチェックを入れていたわけだが、その結果このような事態になったもよう。
これを元に調べてみると、どうやらこの「詳細なテキストサービスをオフにする」チェックを外すと、言語バーが出なくなる、素のWindowsXPではこのときにIMEツールバーが出ないのでIMEの状態(入力モードとか)が確認できなくなっていたのだが、SP1を適用すると逆にIMEツールバーが常に表示されるようになって収納不能...ということのようだ。どうしたわけか「タスクバーに入れる」オプションが削られているので、このような困った事態になっている。
私にはほとんど不要のツールバーなのだが、現状どうしようもない状態。DVD再生中では消そうと思うと、例のチェックを外すしか手がないようだ。
と思っていたのだが、今日会社でその辺りをいろいろいじっていたらなぜか「テキストサービスと入力言語」での設定はデフォルトのままなのに全てが丸く収まった状態にできてしまった。IMEツールバーは現れずに言語バーが出て、メモ帳やWordでも親指シフト入力にも何の問題もない。どこをどういじったのかよくわからないのだが、例のチェックのオン・オフ、IMEスタンダードとナチュラルインプットの切換、言語バー設定の表示・非表示あたりをいじっていたのは確か。その後家でやってみたが、やはりいつの間にかいい具合に変更できた。当然言語バーは出さない状態にした。
- Proxomitron(プロキシオミトロン)
Webセキュリティツールというか、非情なバナー広告削除ツールというか。インストールしてブラウザのプロキシ設定変更後のデフォルト状態で、バナー広告やポップアップウインドウをかなり抑止できる。まあ送られてくるHTMLなどの中身を変更し、また送る要求やフォーム内容をチェックしてくれているわけだが、手軽な上にかなり強力。時にはうまく表示できないページもあるようだが、大概はOK。私はAllow right mouse clickにチェックを入れ、Saved from URLを別途入手して使用している。
ところでベクターのページのダウンロードの一覧表示(たとえばここ)で、htmlのロードが終わらない現象が発生する。ソースを見ると全て読めているようなのだが、新着順などの下からがまったく表示されない。中止も不可能。ただこの現象は私の関与している3台では発生しているものの、まっとうなWindowsXPマシンでは発生していないもよう。ちゃんと表示されているマシンとソースの比較をしてみても、違いがわからない。私はWindowsのレジストリをあれこれいじっているので、その辺に問題がありそうな感じ。と思っていたが、日本語版ページにはそのことにちゃんと触れている。対策はAdListにURLを追加すること。確かにちゃんと表示されるようになった。
ちゃんしたレビューがここにある。このソフトのいきさつからフィルタの種類から考慮すべき点まできちんと解説されているので一読を勧める。
・2002年10月21日
- Athlon冷却
AthlonマシンにWindowsXPを入れても、アイドル状態になってもCPUは大して冷えない。これはHLT命令実行時にチップセットでバスを開放していないせいで、チップセットのコンフィグレーションレジスタをいじればちゃんと冷えるようになる...らしい。そう謳っているCoolOnを導入してみたのだが、私のところでは効果が見られなかった。同時に入れていたVIALatencyやMBmonitorなどの他のS/Wが邪魔をしていたのかもしれない。CPUを使いまくっていると52℃くらいになるのだが、アイドル状態でもせいぜい48℃、普段は50℃前後なのでこの手のクーリング機能は全く役に立っていなかった。
そこでCoolOnのドキュメントにあったCPUCOOLを試すことにした。(シェアウェアである。念のため。)インストールするとマザーボードのメーカーとタイプを聞いてくる。私の使っているMSI,MS-6380もあったので選択した。(シェアウェアなので)うるさいダイアログが出ながらも動き出すと、見る見る温度は下がり、なんと38℃くらいまで下がってくれた。問題としてはタスクマネージャのCPU使用率がほぼ100%になってしまうくらい(まあしょうがないでしょう)で、別に他のアプリの動きが悪くなるようすは見られない。マスクマネージャは100パーセントでカーネルタイムもほとんど100%になるのだが、付属ユーティリティ(温度や回転数などをモニタする)ではちゃんとそれらしいCPU使用率を表示してくれ、最小化するとタスクバー状態表示エリアにCPU温度とCPU使用率を出したりすることが可能。素晴らしい。
実はユーティリティを動かさなくてもCPUクーリングは働いてくれ、ダイアログも一切出ないで使用可能である。さらにビデオ再生とかキャプチャとかやってみたが、おかしな動きをしたりノイズだらけになったりコマ落ちを連発したりすることもなく好調。それどころかどうしたわけかHuffyUVのCPU使用率は大きく下がり(80〜90%→30〜40%くらい)、他のアプリを止めたりディスクのドライブを気にしたりすることなくちゃんとキャプチャできるようになってしまった。しばらくこれでようすを見てみることにした。
・2002年10月17日
- Bフレッツ延期理由
どうやら発表されたようなので。
「Bフレッツ マンションタイプ」におけるVDSL装置のレンタル提供開始について
というわけで2週間くらい前、NTT-EASTは「少し待てばVDSLを提供するのでマンション内の速度が最大50Mbps程になる」という提案をしてきたのだ。その代償は提供時期の遅延(2002/10/19->12/E〜2003/1中)およびモデムレンタル料の200円アップだけ。逆にHome-PNA(10Mbps)を入れてしまうとVDSL(50Mbps)に変更するには工事費が新たに必要だわ、マンション全体でVDSLに変更しないといけないわ、またマンション住民総会で合意を得ないといけないわで大変なのだ。
・2002年10月17日
- RADEON9000PRO マルチモニタ(続き)
まず結論としては、残念ながら(私の買った)このボードのセカンダリ出力はゴーストが出てしまうものだったようだ。CRなどのチップをケチった結果なのか、9000PROの初期段階ではこういうものが出回ってしまったのか、最終的にもこういうものなのかは不明だが、このボードでは改善の余地がない(チップをコテコテ取り付けることで改善できる可能性はあるが)ことはわかった。ATI純正BOX品でも買っておけばよかったのかもしれないが、後の祭り。同じボードを2枚買う気はないので、これはこのまま我慢して使い続けることにした。
それはさておき、RADEON9000PROのマルチモニタの使い方に関して。基本として出力はアナログRGBと、DVI-I/TV-OUTの2系統の出力がある。DVI-Iの方はDVI-Dのデジタル出力と、アナログRGB変換コネクタを使ってのアナログRGB出力(DVI-A)との2種類の出力が可能。基本的にDVI-IとTV-OUTは同じ出力が出る。
まずはできることから。(6166ドライバ+3027コントロールパネル=7.76セット=カタリスト02.3の場合)
(0)どちらかのみに表示し、他方には出力しない
(1)一方をプライマリ出力に、他方をセカンダリ出力にしたマルチモニタ
(2)一方をプライマリ出力にして、他方にも同じ出力を出すミラー
(3)一方をプライマリ出力にするが、他方にはビデオオーバレイ画面のみを出すシアターモード
(4)両方を同じサイズのデスクトップにして、合わせて1つの横長デスクトップにする
この中から選択できる。(3)設定のときにビデオオーバレイ画面がない場合には自動的に(2)状態になる。また(1)ではそれぞれの解像度、リフレッシュレートを別に設定できる。(2)ではそれぞれの解像度は別に設定できて小さい方は大きい画面の一部をスクロールさせながら表示するようになるが、リフレッシュレートは同一になる。(3)ではビデオ画面はフルスクリーンになるがアスペクト比は変化しない、つまり352*240の横長ビデオはメディアプレイヤーのフルスクリーンと違って3:4には変更されず、横長のままである。(4)は(1)とは違い、Windowsとしては単一のデスクトップとして扱われる。よってタスクバーは両方にまたがって表示されるようになる。
やり方。
(1)WindowsXPの通常のマルチモニタと同じ。画面のプロパティで最初からアダプタが2つ(SAPPHIRE RADEON 9000 ATLANTIS PROとSAPPHIRE RADEON 9000 ATLANTIS PRO - Secondary)あるように見える。デフォルトでは一方のみが有効で2番目は無効になっているので、[2]を選択して、「Windowsデスクトップをこのモニタ上で移動できるようにする」のチェックを入れて「適用」する。するとDVIにつないでいたモニタにも表示が出るはず。[1][2]それぞれの解像度の変更ができ、それぞれの詳細のモニタタブでリフレッシュレートの変更も可能。デスクトップ画面の位置関係も変更可能。また「このデバイスをプライマリモニタとして使用する」チェックを入れて適用することで[2]をプライマリにもできる。プライマリモニタにはスタートボタンやタスクバーが出て、Direct3Dなどの表示がされる。ツールバーはそれぞれのモニタに別のものを設定できる(逆にまたがっては表示されない)。ただし、「自動的に隠す」ツールバーは各辺に1つしか設定できない。一方のデスクトップ上辺に隠すツールバーを置いた場合、他方のデスクトップ上辺には隠すツールバーが置けなくなる。
(2)まずは画面のプロパティで一方のモニタ出力をさせないようにする(「Windowsデスクトップをこのモニタ上で移動できるようにする」のチェックを外して「適用」)。この状態で詳細の「ATI画面」を見ると、一方のモニタは@ボタンが押されていて、他方は赤ボタン表示になっている。ここで赤のボタンを押すとボタンは水色になってミラー表示される。[○]がプライマリで、[□]がミラーを表している。ここでモニタのプロパティでそれぞれの設定ができるのだが、なぜか解像度やリフレッシュレートの変更は不能。解像度は(1)時点でのものが、リフレッシュレートはプライマリと同じものが使われる。解像度が異なるときには小さい方はスクロール表示になる。
(3)(2)の状態で、「ATIオーバレイ」タブでシアターモードのチェックを入れる。この状態でビデオオーバレイが使われると、自動的にフルスクリーンで表示されるようになる。
これらの設定はどのユーザでも共通のものになるようだ。従ってデスクトップユーザの時にはマルチモニタ、ゲームユーザの時には単一モニタといった具合にユーザ切り替えで画面モードを変更することはできない。またミラーにするとツールバーやアプリケーションウインドウはひとつの画面に集約される。その後マルチモニタに変更してもツールバーなどは元には戻らない。アプリケーションで位置を覚えているものの場合、マルチモニタ時に終了して、ミラーや単一モニタで再びアプリを起動すると、画面外に表示されてしまう。移動などを使う必要があるが、ウインドウ位置は記憶するくせにキーボードで移動ができないようなアプリケーションでははまることになる。
(0)-(1)-(2)-(3)は再起動することなく変更可能なため、モニタを並べているときにはマルチモニタにして、並んでいないときには使う方を単一モニタに変更して使うといったことが可能。(でも変更時には一方にのみ画面のプロパティが出るので、両方が使えている状態でないと変更しにくい。)この辺りをキーボードショートカット設定していると便利に使えそうだが、(0)-(2)間はキーボードショートカットが使えるが、(1)との間は使えないためにマルチモニタから単一デスクトップへは変更できない。
・2002年10月14日
- RADEON9000PRO マルチモニタ
今のPCはリビングで使っている。使う場所は一定していないので、移動が楽なように液晶モニタとワイヤレスキーボード・マウスを使っている。が、液晶モニタは1024*768と狭く、また発色もよくないのが気になっていた。そこでRADEON9000PROにあるセカンドディスプレイコネクタ(DVI-I)を使ってCRTとマルチモニタ構成にすることにした。
適当なDVD-I - RGB15pin変換ケーブルを購入し、接続してみた...のだが、困ったことにえらくゴーストが出る。困ったことにというよりはもう使い物にならないくらいに出る。2〜3ドットくらいずれたところにメインのゴーストが、10ドット以上ずれたところに薄めのゴーストが出ている。これではPCモニタとしては使えない。もしかしたら2mある変換ケーブルの問題なのかもしれないが、困ったもんだ。仕方ないのでCRTと液晶の立場を逆にし、CRTは1600*1200でRGB接続、液晶は1024*768でDVI-Iからの接続にした。当然液晶のほうはゴーストがひどい。ケーブルが悪いかもしれないので、今度は変換コネクタを試してみるつもり。
更にWindowsのマルチモニタは両方が使えることが前提に設計されているので、液晶のみで使うのはちょっとつらい。ATIユーティリティのHYDRAVISIONやホットキーを使えば何とかなるのかもしれないので、研究中。
・2002年10月7日
- Bフレッツ
夏前から、私の住んでいるマンションでBフレッツマンションタイプを導入しようという動きが出ていた。実は私の住んでいるところは「光収容されている」ということでADSLを入れることができなかったのだ。(この顛末はここにあり。)よって一部のメタルに変更できた人を除いてはこのマンションでのADSL導入は不可能となっていた。他のブロードバンド接続としてはCATV接続が選択可能だったのだが、入居当時は結構高かった(確か月6500円+αだったような...)し、速度も512kbpsだった(それでもISDN64Kに比べればずっと速い)し、実際の運営状況があまり芳しくないようだった(当時ようやくIP接続を始めたところだった)ので避けてきた。その後料金は安くなり(4500円ほどに)、速度も上がった(2M〜10M)ようだが、案内がなかったようなのでずっとフレッツISDNのまま過ごしてきた。
ところが最近になって突然マンションに光ファイバを導入しよう!という気運がなぜか高まり、あっという間にBフレッツと他の光接続会社の2つを入れることになってしまったのだ。Bフレッツマンションタイプはマンションまでは光ファイバ100Mbpsで来て、マンション共有部にある機械からは各戸へ電話線経由のHome-PNA2.0接続となって最大10Mbps。一方他の光接続会社は各戸へはVDSL接続となって最大50Mbpsである。これらを導入することに決まるまでには両者やCATVやISDNなどに干渉がないかどうか(特にNTTが中心になって)綿密な調査が行われ、他の光接続会社も数社を比較検討した上で決定し、かつ管理組合が細かに住民調査や総会などを行なって取りまとめをおこなってくれていた。ありがたいことだ。
他の光接続会社(よくあるプロバイダ込み)の方が安く、こちらでもよかったのだが今後がどうも心配なので、私はBフレッツを選択した。プロバイダは安かったので何も考えずにぷらら。手続き簡単(NTTに申し込めばOK)だったし。9月終盤には各種申し込みも済んで、導入は10/19ということで話は急速に進んでいた。ここでの予定された料金は初期費用20000円程、毎月Bフレッツ3000円+モデムレンタル700円+プロバイダ1200円の4900円だった。また最近(2002/9/2から?)はISDNからアナログ回線に変更するときに必ず同番移行できるようになったようだし、光への移行は何の問題もなかった。
#ちなみに今はISDN基本2830円+フレッツISDN2800円+プロバイダ(フレッツ接続+メール+Web公開)16800円(年)/12=6030円。ISDNをやめてアナログ電話に変更すると基本1730円なのでその差4300円。料金はちょっと高くなるのだ。
ところが突然(ここでは理由は伏すが)マンション全体で導入は延期されることになった。新たな予定としては来年の1月、早くても12月中ということになった。まあ総会での総意ということで、私は異論をはさむつもりはない(私は都合で総会には出られなかったのだ)し、その理由も納得できるものなのでOKである。
というわけでブロードバンド導入は延期されてしまった。10月中に導入できれば、今のフレッツISDN契約を1月まで(プロバイダの契約が1年単位なので)やって切り替えまでの数ヶ月の間ようすを見られると思っていたのだが、それはできなくなった。もしかするとプロバイダは月契約に変えて、ある程度経ったらISDN契約を全て終了させる...かもしれない。この続きは導入が近づいてきた頃にまた。
・2002年9月29日
- MediaPlayer8
前に書いていた気がしたのだが、なかったようなので。私は携帯プレイヤーとしてSANYOのSSP-PD9なるものを使っている。メモリはMMCで電源はニッケル水素単4というものだ。付属していたヘッドホンでは満足できずに大昔に大金(1万近かったと思う)を出して買ったものに交換している。付属していたメモリカードは64Mだったのだが、先日128Mを入手してこっちを使用している。
たしかここまでは書いたことがあったと思うが、その続き。WindowsXPに入れ替えてから(MediaPlayer8になってから)メディアの残容量とかファイルの容量とかがわかるようになり、非常に使いやすくなった。そしてビットレート196Kbpsが選べるようになった。今までは128Kbpsの音には満足できなくて160Kbpsばかり使っていた(特に128Mメディアに変えてから)のだが、192Kbpsになって音はどう変わったのだろうか。
まず128K->160Kでの話だが、明らかに音の厚みが違う。特に中音域(まあ一番重要な部分だろう)の厚みが異なるので、私は160Kオンリーになってしまっていた。そして160K->192Kなのだが、高音域・低音域が厚くなったような気もするのだが、違いははっきりしない。このヘッドホンの限界なのかも知れない。それでも128Mメディアなら80分は入るので、これからは192Kで保存することにした。よって今までWindows2000時代に溜めたWMAは復活させずにすべて破棄し、WindowsXPですべて取りなおすことにした。
ところでこのヘッドホン(AIWAのもの。型番不明)だが、音はいいものの、昔の製品なのでケーブルが長い。1.5Mある。当時はプレイヤー(ようやくMDが出てきた頃)は鞄に入れるのが普通だったので、これは仕方ない。が、音へのこだわりによりOFC線だかPCOCC線だかが使われていて、線が硬く、曲がりにくい上によれよれになって見栄えが悪い。これがどのくらい音に貢献しているのかわからないので文句は言いにくいところではあるが...
しかし前から気になっている、曲の頭で音が乱れる現象は全然改良されないなー。リッピング時の問題なのか、MPの問題なのか、プレイヤーの問題なのかわからないけど、非常に気になっているんだけど。
・2002年9月19日
- WindowsXPインストール
結局このWindows2000はあきらめ、別パーティション(実際にはIDE RAIDポートのディスク)に別OSをインストールしてそちらを使うことにした。ここは一度あきらめたWindowsXPに再チャレンジだ!ってわけでWindowsXPをインストール。無難にインストールは完了し、すぐに使えるようになった。(一度インストールしたことがあるので何をすればいいのかわかっていたってのもある)チップセットドライバからビデオカードのドライバからUSBもののドライバまで順にインストールしていって無事に完了。あっという間に使用可能になった。まだネットワークやら各種アプリケーションやらが残っているものの、ここまで済めば終わったも同然。本当は前のWindows2000の跡形を別ディスクに吸い上げた後、跡地にWindowsXPをインストールしようと思っていたのだが、そんな元気はなくIDE RAIDの上のままにした。
ここで問題のキーボードドライバ1.83を試す。インストールは終わり再起動後にはキーボードは使えるようになったが、マウスは使用不可。どうも1.83内にはマウスドライバが含まれていないもよう。仕方ないので1.50内のマウスドライバをインストールした。私はフリーダムナビゲータ(CK-55M:コードレスキーボードとマウスのセット)なのでこのドライバを落としたつもりだったのだが、どうやらこのドライバとは別にマウスドライバ(今はマウスウェア9.60)を同型マウスのCM-44UPiとしてダウンロードしないといけなかったもよう。そしてキーボードドライバのみだと私のようにマウスが使用不可になるもよう。ついでにキーボードドライバインストール後は再起動しないと私のように再起不能になるもよう。
RADEON9000PROは7.76というドライバが出ていたのでこれをテスト中。最低限の使用しかしていないが、使えている。
再インストールで怖いのは160Gディスク。ドライバを適切に入れていないと断りなく部分的に破壊してくれるので。今回も気をつけて間違いなくMiniportDriverをインストールした。(怖いのでまだ試していないが)
今日になってServicePack1が出ていたのでこれも適用。今ならインストール直後なので何も恐れるものはない。無事に動いている。ネットワークの設定も終わり、通常使うアプリケーションも大方使えることを確認し、通常使うゲームも動くことを確認した。残りは映像関係(キャプチャ〜DVD焼き)とオフィス系アプリケーションだ。
・2002年9月16日
- Windows2000逝く
数日前、ロジクールのHPを見ていると、新しいキーボードドライバが目に止まった。1.83だという。かなり前に更新されたものだと思われるが、1.50を使っていた私は早速インストールした。特に何も起こらずにインストールは完了したのだが、ドライバ類は更新されずに標準のものが使われていた。あまり気にせずにそのまま数日間は使っていた。あるとき文章を書こうとしたらキーボードが101英語配列であることに気づいた。あまり気にせずにデバイスマネージャで106配列のものに入れ替えた。ここでドライバが更新されなかったことが気になり、再び1.83をインストール。途中のドライバを入れる場面で、まずはマウスドライバのインストールでマウスが使えなくなったのでキーボードでYES(インストールする)を選択した。その後キーボードドライバのインストールになったのだが、キーボードでYESが選択できない。更にマウスも効かない。全く操作不能になって仕方なくリセットした。
再起動してみるとログインはされる(自動ログインになっている)のだが、その後の操作が不能。USBキー・マウスの刺す位置を変えてみるが、ドライバのインストールを促されるもののYESが押せない。PS/2ポートに刺して再起動しても反応なし。BIOS画面なんかでは動いているので、故障ではない。結局のところWindowsは起動可能なのだが、操作が全くできなくなってしまった。
実はキーボードとマウスのドライバは一体になっており、このような事態になると再起不能になることを経験的に知ってはいたのだが、まさか本当にはまるとは...その昔WindowsNTの時代、同様の目にあって、ネットワーク越しにレジストリエディタを動かしてキーボードドライバの設定を手で修正したことがあったのだが、今は家のマシンで他に使えるマシンがない。大体USBでキーボードとマウスのコネクタを同時に他の場所に移す(あるいは刺さっているUSBハブを別の場所に移す)と、同様にドライバのインストールを求められるがやはり操作不能になってしまう辺りは何かがおかしい。
その後前回正常起動時やセーフモード修復コンソールなんかをやってみるが埒があかない。修復コンソールではキーボードを使えるものの、何をすべきかわからない。セーフモードでは動作しない。上書きインストールを試すが、GUIセットアップのキーボードとマウスなどを検出していますの途中で止まってしまう。
・2002年9月14日
- RADEON9000PRO
買ってからずいぶん経つが、ここらで現状をレポートしておく。性能やらサイズやら熱やらは最初から折込済みなので、その他の使用感について。
TVアウトについて。最初から予想できていたことだが、やはりTVアウトは使い物にならなかった。問題点はいくつかある。
まずBIOS画面がTVアウトに出てしまう。Windowsの起動画面もTVアウトに出てしまう。これはTVオンリー使用時にはいいのだが、私のようにたまにTVにDVDが出せればいいやという用途には向かない。まあシステム(パーツ)をいじらないのならばこれでも我慢できなくはないが。またTVアウトにするとモニタ出力の信号タイミングが変わってしまってモニタの調整をやり直さないといけない。CRTならまだいいのかもしれないが、液晶だと調整が面倒だ。
続いてシアターモード。これはビデオアクセラレータが効いているときにはTV出力はこのアクセラレータ画面を振るサイズで出してしまう機能(効いていないときにはウィンドウ画面が出る)。便利で使えることは確かなのだが、次の問題なんかがあって使う気にならない。普段私は1024*768画面である。このサイズでもTVアウトに出力されるのはいいのだが、出る画面はどうやっても縦方向がオーバースキャンにならず、TV上ではどうしても黒帯が入ってしまう。これに合わせて縦横比を調整すると、当然横にも黒帯が出るので、多少小さい画面になってしまう。また出力映像もぼやけていて(私には)見るに耐えない。
ビデオアクセラレータの出力を出しているので、ウインドウ画面上で縦横比がおかしいものはTV上でもおかしく出る。具体的にはメディアプレイヤーで352*240や720*480などをウインドウ表示していると横長に表示されるが、これがそのままTVに出てしまう。当然フルスクリーンにするとモニタ上でもTV上でも縦横比は正しくなるが、これではシアターモードの意味がない。 というわけで、今ではTVアウトは外してしまっている。今のところ不都合はない(代わりにTNT2からの変更の意味も薄い)。そういえばFSAAは常にオンにしているので、その辺り(800*600ものなどをプレイするとき)などに恩恵が出ているのかもしれない。
そしてドライバについて。これはかなり痛い目にあっている。付属していたのは7.73というバージョンで、Web上には7.74というバージョンが公開されている(なぜか7.73はWeb上にはない)。最初に7.73を入れていたがどうもハングするなどの問題が出がちだったので、7.74に上げて解決していたつもりだった。これでHydraVisionもTVアウトも大きな不都合はなくなったのだが、いつのまにか特にビデオ・DVD再生時にハングする現象が発生するようになってしまった。のでドライバを全て削除して、7.73版に戻して、ビデオ関係のコーデック、キャプチャアプリケーション、編集アプリケーション、オーサリングツール、DVD焼きソフトなどを全て入れなおした。途中PowerDVDが入らず苦労したが、DVDドライブ付属のメディアでは、DVDitSEを新規インストールすると、自動的にMyDVD,PowerDVDもインストールされるもよう。一応DVDitSEをインストールしたディレクトリ下にPowerDVDとWinDVDのインストールモジュールも展開されているので、これを使うことも可能。そういえばPowerDVDを再インストールできなかったので、このWinDVDをインストールして使っていたのを思い出した。
とにもかくにも全てを入れなおしたら、特に問題なく動くようになったもよう。ドライバをこれ以上いじるのは怖いので、このまま7.73でいくことにした。
ほとんど関係ないがセガラリー2。Windows2000やXP上でインストールしようとすると、インストーラがはねてしまってインストールができなかったのだが、ついにWindows98をインストールしてセガラリー2をインストールして、その差分情報を元にWindows2000に反映することでプレイ可能になった。まあCD音が鳴らなかったり、CDでないBGM(面クリア時とか)の音が途中で消えたりとかしているが、その他は良好。特にコンパチビリティツールを動かさなくてもプレイできている。
・2002年8月29日
- WindowsXPの侵食
メモリオーディオプレイヤーPD-9で、つなぐと即ブルースクリーンになる件は、WindowsXP用のPD-9ドライバをインストールすることで解決した。きちんとドライブとして認識され、充電もできるようになった。
そこでメディアプレイヤーでファイルを入れなおそうと思ってメディアプレイヤーを起動したのだが、即座にアプリケーションエラーになってしまった。そういえばしばらく起動していなかったので、何が原因なのかさっぱりわからない。直近の話としてはSP3を適用しているし、その前はDrag'n Drop CD(常駐する)をインストールしたし、InstantDVD+CDも入れてるし、DVDオーサリングソフトも入ったし、PowerDVDも入れたし、DVD-Rを追加しているし、ビデオカードも変えたし、ケースを閉めたらCPU60℃位になって落ちている(このときフロッピーの中身を飛ばされた)し、RealやQuickTimeも入れたし...
いろいろとアンインストールしたりデバイスを外したり、メディアプレイヤーを再インストールしてみたりしたが効果なし。ところがふと見るとMediaPlayerのバージョンが8.00なことに気がついた。確かWindows2000には7.1までしか出ていなかったはず...というわけでMediaPlayerディレクトリを移動して7.1を再インストールしてみたところ、無事に起動できるようになった。もちろん今まで採りためたwmaファイルもメディアライブラリの中身も無事。
しかしなぜWindowsXPのファイルが紛れ込んでしまったのかは謎。PD-9の件もおそらく一部XPのモジュールが動いているのではないかと思われる。他にも「コンピュータの管理」を起動すると「スナップインを初期化できませんでした」といってきて立ち上がるとシステム情報がなかったり、アプリケーションの追加と削除にインストールしてあるプログラムが全く出てこなかったり、IEをインストールしようとするとmsdart.dllがないといってきたり、いつのまにかIE5.5がなくなってIE5.0SP3になっちゃっていたりとかなり怪しい状態になっている。
一応最低限の動きはしてもらえるようになったので、WindowsXPの必要性はちょっとだけ薄くなった。
・2002年8月28日
- 式神の城
最近某ゲームレビューサイトに触発されて「式神の城」というシューティングゲームを買った。シューティングなんか買うのはセガサターンの「怒首領蜂」以来だろうか。昔はこの手のシューティングゲームが好きで散々やっていたのだが、いつのまにかゲーセンに行かなくなってシューティングからも遠ざかっていた。当然式神がゲーセンにあったことなんかも知らないし、X-BOXに出ていることも知らなかった。
でやり始めているのだが、これがまた難しい。なんでこんなゲームがコンシューマやPCなんかに出てくるんだ、これならドドンパチの方がよっぽど楽だ、と思えるような辛さだ。デモをダウンロードしてみたときにはちょっとプレイすれば何とかなるかな?って感じだったのに。 そして難しさを増長しているのがコントローラ。今はPSのパッド(デュアルショック)をUSB変換してつないでいるのだが、これはシューティングには向いていない。今までもX68000からサターンまで全てジョイスティックでプレイしてきた私には拷問のようだ。PC用のジョイスティックを考えているのだが、どうもまともなものがない。というかわざわざ買わなくても、今持っている他機種用のものは転用できないのだろうか。
というわけでジョイスティックの改造を検討中。今までもX68000,SFC,PC-E,MEGADRIVE,SATURN,ゲーセン基板などで9pin*2のケーブルでジョイスティックを兼用してきたので、PC用パッドにコネクタを付けて同様の改造をしようと思っている。幸いにしてPC用の6ボタンパッドもPC15pin - USB変換アダプタも持っているし。後はパッドをばらしてコネクタをちょいちょいとハンダ付けしてやればいいのでそれほど時間はかからないと思うのだが...ここでSTOPしたまま。
相変わらずPSパッドでプレイ中。何とか2面(2-3)をクリアできるくらいにはなった。クリア優先なら式神は使わないほうがいいのかな〜。ちなみにほとんど使いっぱなしでプレイしているけど。
しかし普段使っているログインのままゲームをやっているので、しょっちゅう中断される。裏で動いているアプリケーションがフォーカスを奪うからだ。ダウンロード完了とか、「サーバとの接続はリセットされました」とか、定時のテレビ番組表表示とか、フォーカスを奪う原因はいろいろある。WindowsXPの頃はログイン名を分ければ、裏でダウンロードしながらゲーム用ログイン名で入っていればフォーカスを奪われることなく幸せだったのだが...
・2002年8月27日
- SANYO PD-9
1年以上前に買ったメモリオーディオプレイヤーのPD-9(SANYO)。結構使っているのだが、今日久しぶりに充電+曲の入れ替えをやろうとしてPCにつないだら、即座にブルースクリーンに。再起動すると、デスクトップ画面が出る前後で同様にブルースクリーン。先日適用したSP3(Windows2000)の影響だろうか。こうなるとSANYOの対応は遅いので困る。あるいは先日の大雨のときにちょっと濡れた(とはいってもカバンの中だった)のがまずかったのだろうか。試しに別のUSBポートにつなぐと、ドライバを要求してきて、ドライバモジュールを指定するとブルースクリーン。SP3は何も考えずにインストールだけした(バックアップなし)ので、元に戻して確かめることもできない。最近このWindows2000はちょっと調子悪い(コンピュータの管理を開くと一度エラーダイアログが出て、システム情報がない状態になるなど)ので、一度お蔵入りにしたXPを復活させるのもいいかもしれない。ただそうしている時間がない(ないからお蔵入りになったまま)のだが...
・2002年8月16日
- DVD-R/RW
いつかは買おうと思っていた、DVDビデオ互換で焼けるドライブ。このジャンルではDVD-R/RW、DVD+R/RWのどちらかということになる。ドライブは+R/RWの方が5000円くらい安かったりするし、明らかにPCで使う分には使いやすい。そもそもRWの書き込み速度は倍以上違っている。
にも関わらず-R/RWにしたのはメディアが安かったから。今日もドライブと同時にメディアも5枚1000円の-R、1200円の-RWを見つけて合計35枚を買い込んだ。私はどうせ-RでDVDビデオ互換でしか焼かないだろうし、-R/RWでも普通のDVDドライブで問題なく読めるし、メディアが入手難になるとは思えないし、数年後に買い換えるときに+R/RWとかブルーレイディスクに変えたとしても全て焼きなおさないといけなくなるわけではないし。+R/RWだとメディアが(今は)高いし、そもそも地元ではメディアが売っていないという大きな問題もあったし、私はPCメディアとして使う気がないので選ぶ必然性がなかった。(この状況はなんとなくK56flexとX2を思い出させる。メーカーがX2を広めようとがんばって安売りをおこなったが、結局はV90統一後もK56flexは残った。)
-R/RWに決めてもいくつかのメーカーからドライブは売り出されているが、添付ソフトからPioneer純正のDVR-A04-Jを選択。DVDit!SE、MyDVD、インスタントCD+DVD、DragonDropCD、PowerDVD XPが付く。ビデオ編集ツールがない点だけは引っかかるが...
・2002年8月15日
- RADEON 9000 PRO
久しぶりに買い物に行き、3品を買い込んできた。まずはRADEON 9000 PRO。15000円くらいするもんだと思っていたら、なぜか既に12000円程になっていた。ので思わず買ってしまった。今まではTNT2Ultraだったので、かなりのバージョンアップだ。今までも速度的に不満があったわけではなかったが、多少のスピードアップと共に発熱の低下を望んでみた。
さっそく取り付けて付いていたドライバ(7.73)を使っていたのだが、なぜか時々フリーズする。ATIに行って探すと多少新しいドライバ(7.74)があった。のでインストール。怪しかったBIOSのAGP周りの設定をデフォルトに戻して、パワーストリップもアンインストールした...ところ普通に動くようになった気がする。
だが、なんか発色具合がいまいち。白黒の境辺りがどうもケバい(いわゆるリンギング)のでどうも疲れる。ちょっと失敗だったかな〜。
- 長門
CPUクーラーの冷戦シリーズの一品。知り合いが「陸奥」を買って散々だった(Duron800でも冷えなかった)といっていたが、長門になって結構よくなったらしい...というわけで購入。リテールクーラーのファンが異常にうるさかったのが嫌だったし。
で使ってみたのだが、やはりちょっと力不足。ファンの力がちょっと弱い。そもそも今までも1900+(1.6GHz)を1.45G(122*12)で動かしていたのだが、これを冷やすのがやっと。とても2100+なんか無理じゃないかと思える。とはいえ電源ファンかケースファンのサポートでケース内の熱気を追い出してやればなんとか使える感じ。私はケースを閉めたかったのだが、やっぱりそれは無理。CPUファンは静かになった(と思う)が、電源HDDその他(電源×2、ビデオ、マザー、HDD4台、DVD-ROMドライブ)が回っているので、やはり静かというわけにはいかないようだ。
・2002年8月8日
- AthlonXPその後
※もはやWindowsXPではなくなったのだが...
ここしばらくはご無沙汰だったAthlonXPの話。とは言っても前の状況から何か変わったわけではない。前(2002/5辺り)からH/W周りは全然いじっていない。それでもこの夏場を乗り切ろうとしているので、Athlonもいけるじゃないか...と思うのは早計。そもそも動かし始めたときから今まで、ずっとPCのふたを閉められないでいるのがそれを物語っている。ふたを閉めたとたんにCPU温度は60℃以上に達し、この熱いケース内ではビデオカードが先にイッてしまう(画面表示のフリーズとして現れる)。それでもネットワークは切れていなかったりするのだが、使えないことには変わりない。夏場には(今もそうだが)フルパワーで使うときにはエアコンも必須と言う状況。更にはこの熱い筐体内ではHDDの寿命をものすごく縮めるのか、ふたを開けているにも関わらず9台のHDD中2台が不調になってしまっている。
まあ細かな問題は発生しているものの使いつづけているということは、これら問題はまだ些細だということ。例えエアコンを入れないといけなかったり、電源BOXが結構熱くなっていたり、ビデオキャプチャができるぎりぎりの線だったり、待機時の消費電力がかなり高かったり、ファンの音がうるさかったり、HDDランプがつきっぱなしになっていたり、ディスクコピー時にウインドウが動かせないくらいにストレージにパワーをさかれているとしても...(とはいえWindowsXPを飛ばされたのはちと痛かったが...)私にとってはTualatin(Celeron1.1A)を買ったときほどには「失敗した」という感触はないが、「Pentium4(2.0A)+850E+RDRAMにしておけばよかったかも知れない」という気分は未だに残っている。いやほんと速いのよ、会社のPentium4(2.53+RDRAM)。
しかしAMDはいったいどうしてしまったのだろうか。いちおうサラブレッドコアのものは出されるようにはなったが、未だにAthlonの1クロックバージョンのみで下位クロックやモバイル系などには展開されないし、高クロック版が取れにくいのならば低クロック版として出してくれれば喜ぶ人は多いと思うのだが。更にはDuron,Moblie系も同様。このままAMDはHammerまで沈黙を続けるつもりなのだろうか(沈黙を続ければ売上は落ちても経費は最低限に保てるので)。私としては「売上が減っても利益を確保する」というスタンスは破滅への道だと考えているので、ちょっと気になる戦略である。もちろんHammerが出せればまたAMDの周りは活気付くに違いないのですが...K6-3〜Athlonまでの辛抱と同様の状況ですかね。ただAthlonMPの状況なんかからするとこのまま辛抱したとして、Hammerキャンペーンを大々的に打てるのかどうか疑問になってしまいますね。まあIntelもMMX,SSE,SSE2,HyperThreadingといろいろと出してきていますが、これらのキャンペーン(キラーアプリの登場)によってAMDと大きく差を付けることができて今のPentium4があるわけではない(ように思える)のですが。Pentium4はSDRAM/DDR+グラフィック内蔵チップセットが出てコストが落とせ、Northwoodコアになって(ハイエンドモデルの)パフォーマンスを改善できたのが功を奏している(もちろんAMDが止まっていることの方が大きいが)ようだ。
結局のところ286->386,486->Pen,Pen->P6,Pen2->Pen3などで見られたのと同様に、世代を重ねることでその立場を(時には強引な手段に出ることもままあるが)強固なものにしてきている。登場時には「なんだこりゃ〜」と言われながらもものだけは出しておき、最終的には認められてる(あるいは認めさせている)というような力を発揮している。対してAMDはK6やAthlonではセンセーショナルに登場したものの、最後には非常につらい立場に追いやられてしまっているというのが現実である。まあこれは企業スタイル(規模・経済的なものによる制限等も含む)の違いなのかも知れません。プロセスルールの変更に対しても、Intelは同時にコアの変更も行ってパフォーマンス等の増加を同時に入れ込もうとするが、AMDは単にシュリンクしただけの(外目には発熱の減っただけの)ものをまず出そうとするし。
・2002年8月1日
- XP飛ぶ
いつものようにシャットダウンしたつもりだった。そしてたまにあるようにシャットダウン時にブルースクリーンになった。Nvxx32.dllなのでグラフィックドライバ関連だと思うが、今まであまり気にしていなかった。せいぜい暑さで死んでるのかな?くらいのものだった。で仕方なくリセットした。これもよくあることだった。
ところが、このときだけはいつもとは違っていた。なにを思ったかSYSTEM32\CONFIG\SYSTEMが読めないか壊れているとか言ってきた。その後、前回起動時の〜やセーフモードや修復コンソールからCHKDSKなどをやってみたが、一向に効果なし。上書きインストールしようかとも思ったが、あまりWindowsXPのメリットも感じなかったので、ひとまずWindows2000に戻すことにした。別のディスクにWindows2000は入っているので、BIOSで起動を切り替えればそのまま立ち上がるはず...なのだが、なぜかNTLDRがないとか言ってきた。散々試した後、どうやらアクティブパーティションがなぜか2番目のパーティションになっていることに気づいて、これを直したら無事にWindows2000が立ち上がってきた。
今はWindows2000を使っているが、結構フリーズする。一番怪しいのはやっぱりグラフィックボードなのだが、あまりにも止まるので交換しようかXPを復活させようか迷っている。
・2002年7月11日
- MMC 128M
さて私は携帯プレイヤーとしてサンヨーのPD-9を使っている。これはメディアとしてMMC(MultiMediaCard)を使う。元々64Mバイトのメディアが付属していたのだが、WMA(WindowsMediaAudio)の160Kbpsを愛用する私には、60分ほどしか入らずちょっと不足気味だった。買った当初から128MのMMC対応だということになっていたのだが、いろいろあってMMCはSDカードにその座を受け渡したために64M以上のメディアは全く出回らなかった。SDカードはMMCとの互換性がない(MMCのみ対応機器にはSDカードは使えない。逆はたいてい可能)ので、SDが128Mや256Mが出ているのを横目に悲しんでいた。(それどころかMMCの64Mメディアすらあまり見かけない)
が、ついにI/Oデータから128Mメディア(MMC2-128M)が発売された。発売されたことは知っていたのだが、近所の店には入ってきていなかった。じきに秋葉原に行って探そうと思いつつ、時間がなかったりめんどくさがったりして買えていなかった。
というときにはインターネット通販。私は最近これが増えつつある。多分サイトをちゃんと選べばそれほど心配はない...と思っていて、I/OデータならI/Oデータファクトリストアがあるのでそこで買うことにする。送料無料。ここは支払いに代引きかクレジットカードかWebクレジットが選べる。あまり好きではないのだが、私にはクレジットカードしか選択肢がないのでカード払いにする。土曜日に注文して受付メールが即着、月曜日に受け付けられてメールが来ると共に出荷、火曜日に発送、水曜日には手元に届いていた。どちらかといえば銀行振り込みのほうが好みなのだが、振込みだと他行への振込みにはそれなりに手数料が必要である。
それはともかくこの携帯プレイヤーは128M対応だと言われているが、128Mメディアが出る1年半くらい前からそう言っていたので本当に使えるのかどうかちょっと不安だった。まあ結果的に何の問題もなく128Mメディアとして使用可能だった。高速(2MB/s)だという点はあまり実感できなかったが...
・2002年7月8日
- インストール
前から試そうと思っていたWindowsXP。試使用版があったので以前から確保してあったのだが、インストールする時間がなくてそのままほったらかしてあった。それでも会社で使用するOAマシンが新しくなり入っていたのがWindowsXPだったため、数ヶ月前から使い始めていた。
以前某ゲーム屋でとあるゲーム(GrandprixLegend:私も持っているレースゲーム)の対応OSがWindows95/98/ME/XPとなっていたのを見つけてしまい、実は昔Windows2000でインストールして動作しなかったので諦めていたのだが、どうやらXPでなら動くようであり、WindowsXPではWindows98との互換性がより強化されている(具体的内容は不明)との情報もあり、ずっと気になっていた。更には私の持っているゲームCD(Windows98が出た頃に買ったもの)でもXPで動くのか?とか他にWinodws2000では動かなかったゲーム(例えばViperRacing)ではどうかとか、Windows2000SP2に入った互換機能とはどう違うのかとか、試してみたいことはいくつかあった。
ようやく時間とやる気が一致するときが来たので、私のメインマシン(今では唯一のマシン)にWindows2000とは別ディスク(もはや使われなくなって久しいWindows98が入っていた)にインストールすることにした。
インストールはさほど苦労せずに完了。特筆することもないので詳細略。ドライバ類もすべて入り、動作状況もまずまず。
早速また遊びたいゲームを中心にインストールを試みる。やはりGrandprixLegendはすんなりインストール完了し、Direct3Dパッチをあてたら普通に動き出した。ViperRacingもOK。残念ながらSegaRally2はインストール時にWindows95/98用です(あるいはNTには不可だったかも)と言ってインストールさせてもらえなかった。この辺はインストールシールドの特殊な起動方法によって、互換性チェックをごまかせない辺りが問題のようである。話によればインストールさえ出来てしまえば動作するらしいのだが...
他にもColinMacraeRally(1)はCDを入れろと言ってきてその先に進まない。確かこのゲームには(メーカーが出している)CDチェックをしないパッチが出ていたと思ったので探してみたが、結局見つけられず。AndrettiRacingもIndicarRacing2もBioHazardも動かず。
WindowsXP自体は可もなく不可もなく。Windows2000から乗り換えるほどのものではないし、新しく買うのならわざわざWindows2000にする必要もなし。まあ私にとってはViperRacingとGrandprixLegendが動いたというだけでWindowsXPの株が大きく上がったことは間違いない。(Windows2000SP2ではどうかという話は置いておく)
※実際にインストールしてみたのは2週間以上前だったりします。
・2002年5月30日
- WindowsXP使用開始
会社のマシンの話。会社で使っているデスクトップマシンが新しくなった。今まではPentium3-500DUALマシンでミドルタワーマシンだったのだが、新しいマシンはPentium4の1.5GのSFFマシン、ついでに液晶モニタ。OSも今まではWindows2000だったのがWindowsXPとなった。本当は数ヶ月前に来てしかるべきだったのだが、いろいろあって採用マシンも2転3転してこれになった。SFFとはいってもそこはPentium4、14L程もあるのでそれほど小さいわけではない(MicroATXよりはずっと小さいが)。845、SDRAM512M、HDD40G、USB1.1、PCI*2(フルサイズ)、LowProfileAGP(MX2標準)、1024*768液晶、と一昔前のスペックの感は否めないが、それでも今までの環境に比べればかなりよくなった。悪くなったのは、今までは17インチモニタに1600*1200*16bitと広いデスクトップだったのが、1024*768と一気に狭くなった点くらい。まあこれも慣れの問題(そうでもないが)と思ってさほど気にしていない。
問題はWindowsXP。今までは仕事でWindowsを使っていた関係で新しいバージョンは早いうちから使っていたのだが、XPはサーバ版がまだ出ていないことに加えて最近はLinuxなんかをやっていた関係でWindowsXPはほとんど使っていなかった。強いて言えば某所で64bitEditionを触ったくらい。興味はあったのだが、Windows2000との差があまりないと思っていたので積極的に使う気にもならなかった。
このくらいのスペックなら標準状態でもほとんど不満はなかったのだが、使ってみると今までとあまり変わらない...というわけで、速攻でレジストリをいじり、またXPインターフェースをオフにしてみたところ、ようやくストレスなく使えるようになった。まあ多分に自己満足の割合が大きいのだが。 必要なソフトを次々と入れ、ほとんど問題なかったのだが、親指ひゅんQだけはまともに動かなかった。IME2002に対応していなかったもよう。バージョンアップしたらある程度使えるようになったものの、Wordなどでおかしくなることがある。また起動時にNICOLAにならないこともある。
WindowsXPで前から気になっていたのは、Windows98からの移行性。Windows2000よりもよくなったと聞くが、実際にはどうなのだろうか。この気になっている点は、前に某ゲームでのサポートOSがWindows98,ME,XPというのを見たからだ。このゲームは私も持っているのだが、Windows2000では動かなかった。XPでもOKになっているということは、Windows2000よりも対応が広がったことの証なのだろうか?そのうち90日試用版で試そうと思っているのだが、まとまった時間が取れていないので、思っているだけで進んでいない。そもそも動かしたいものがゲームだけってのが、やる気があまり起きていない原因なのだが。
で会社のマシン。新しいIntelInfを入れ、IAAを入れ、MX2のDetonatorドライバーを入れたところ、スタンバイと休止状態がメニューから消えてしまった。どれが悪かったのか不明。しかも元に戻しても消えたメニューは復活してくれない。私が知っている復活方法は再インストールだけ。これだけアプリケーションを放り込んでしまった後なので、今更再インストールもやる気が起きない。今ではこの2機能はなかったものとして忘れることにした。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/wxp.html
坂井瑞穂