WindowsXP2
・2003年3月14日
・2003年3月2日
・2003年3月1日
・2003年2月8日
知ってのとおりMicrosoftのBluetoothものはWindowsXP専用で、WindowsXP SP1に専用パッチ+専用アプリをインストールした上でしか使えず、DOSやBIOSやWindowsインストール途中などには使用できないことになっている。私は今更Windows2000などに戻る気はないのでそれでもかまわないが、さすがにキーボードもそういう状態だとかなり困ったことになりそうな気も...私は普段はキーボードはUSB接続にしていてレガシーサポートを切っているのだが、WindowsXPでもレガシーサポートを要求してくることが結構あるのだ。例えば起動時のOS選択とか、セーフモードに入るとか、チェックディスクをパスするときとか。DOSで起動する(メモリテストのため)こともよくあるし。というわけでマウスのみにした。
指示通りにアプリケーションをインストールし(そのときMouseWareは勝手に削除された)て再起動し、Bluetoothアダプタを付け、マウスに電池を入れてConnectボタンを押すと、何の問題もなく使用可能になった。当然到達距離は伸び、私には十分となった。ちなみにBluetoothアダプタは常に青く光っている。私はアダプタのスタンド(墓標)は使わずにモバイル用アダプタを使ってPC本体の裏側に直接接続することにした。デバイスマネージャでは次のようになる。
ところがこのマウス、センサーの精度が低いのかどうか移動のなめらかさに欠ける。更にはしょっちゅうポインタが飛ぶ。Intelipointの機能も低くてボタンに割り当てられる機能が少ない。これでは5ボタンもあるのに実用性が低い。とりあえずオートスクロール(アプリケーションの選択に使えるので)と次のウインドウとデスクトップの表示にしてみた。そしてWindows起動後すぐにはマウスが反応しない。2〜3秒後にやっと動き出す。しばらく使わなかった後でも同様(数分程度ならば大丈夫だが)。どうやらマウスをしばらく動かさないと節電状態になっていて、次に動かしたときにBluetooth接続→マウスの存在確認→カーソル移動ということを行っているようだ。
なめらかでないのは慣れの問題だろう、私はそんなにシビアな移動は必要ない、すぐに動かないのも分かっていれば問題なし、というわけでこのマウスには満足している。ただ、Bluetoothである必然性はまったくない。私もBluetoothレシーバーを買ったつもりはないし、今後Bluetoothがはやる気もしていない。まあゲームパッドとかリモコンとかヘッドホンとか5.1ch用リアスピーカーとか携帯電話接続とか、そういう展開があればまだ使えそうではあるが、今のようにデバイス間の通信用(PDAとか携帯電話とか)に使っていこうとしているのならば、それは失敗だろう。
最後にfub。私が愛用しているタブブラウザで、タブ切り替えをローラーで行えるはずなのだが、Bluetoothマウスでは利いたり利かなかったり。マウスをちょっと動かせばいいとかローラーを大きく動かすといいとかマウスを横に動かしながらローラーを動かせばいいとかいろいろ研究した結果、ローラーの反応する範囲が微妙に上にずれていることが判明。タブの上半分からグループタブの下端の辺りならば反応する。だからタブにマウスカーソルがほとんどかぶらないように使っていると、「タブ切り替えができない」という事態になる。タブとグループタブの間をポイントする所でホイールを動かせば、ちゃんと切り替えられる。以前は普通にポイントすればよかったのだが。
つづき。
2月24日。使い続けて16日目。数日前に電池容量が少ないと出ていたのだが、この日ついに電池切れで動かなくなった。ニッケル水素電池を使っていたとはいえ、あまりに早い電池切れに驚いた。
最初休止状態に入れない問題があったが、どうやらLogitech iTouchツール(キーボードツール)がまずかったもよう。この常駐を外したところ休止状態に入れるようになった。復帰も問題ない(前からあった、休止復帰後は突然リセットがかかる件はまだ残っている...メモリの問題だと思われる)。ちなみに起動時にこのiTouchツールがアプリケーションエラーになることがある(ならないこともある)。それほど必要としていない(4つあるアプリケーションボタンに機能を割り当てられる)ので、常駐をやめた。
ここで今更ながらオンボードRAIDにつないであるディスクのライト性能が極端に悪い(4MB/sくらい)ことが発覚。いろいろ手を入れて15MB/s位にはなったのだが、どうもふに落ちない。前々からキャプチャに苦労していたのはこのせいなのかもしれない。オンボードで付いているデバイスなのに性能が悪いとはどういうことだ。試しにFT66を持ってきてつないでみたが、これではフロッピーでのブートもできなかった。Pen3(815チップセット)の時にはFT66を使って40MB/s位出ていたんだけどねぇ。
・2003年2月8日
・2003年2月5日
突然無性にルーターが欲しくなり、会社をさっさと切り上げて地元のコンピューターショップに行って買ってきた。機種は前から決めていたNTT-MEのBA8000PRO。機能・性能からすると今ならこれでしょう。(これから先、もっといいものが出てくるんでしょうけど...)ただ売っている店が結構少な(メルコやプラネックス・コレガならどの店でも何種類も置いてあるんですが)かったり、参考価格(16800円)どおりに売っている店ばかりだったりするんですけど。
2セッション同時接続、静的IPマスカレード、ステートフルパケットインスペクション、静的パケットフィルタリング、動的パケットフィルタリング、スタティックルーティング、ダイナミックルーティング(RIP)、ポリシールーティング、DNSルーティング、UPnP対応、DynamicDNS対応、複数グローバルIP対応、DMZセグメント、VLAN対応スイッチ、VPN(PPTP、L2TP、IPSec)パススルー、NTPクライアント。そしてFTP90MbpsにPPPoE75Mbps。またLAN側ポートを2種類に分けてその間のフィルタリング・ルーティング設定(DMZに使える)、2つのWAN側セッションに対するルーティング設定(PPPoEマルチセッションでの振り分け)も可能と、かなり高機能になっている。
実はかつて会社で使っていたNTT-MEのINSルーターが不調で2週間に1回ハングしていたり、前作のBA5000PROの評判が散々だったり(F/Wのアップデートを重ねてまともになったようだが)、BA8000Proも出始めにNTT西日本でつながらないという大バグが出ていたり、よからぬ予感はあるのだが、BA8000Proの世間の評判はかなりいい(高機能で高速で安定している)ようである。
買ってきて簡単にPPPoEの設定を入れて、PCとモデムとルーターを再起動すると、問題なくつながった。今までダイヤルアップの設定にしていたところをすべて(IEのProxy、Biff、TVTool)書き換えて、今までどおり使えるようになった。接続時間管理のRWATCHは使えなくなったが、まあ今までも役に立っていたわけではないので問題はない(PC立ち上げ時には常に接続しているので、PC稼働時間が間接的に把握できるというくらい)。
ルーターの設定を見てみたが、デフォルトではフィルタリング類は一切入っていない。さすがにそれでは気になるので、ひとまず静的フィルタリングで外部からの接続はすべて遮断して、必要に応じて開いていくことにした。(のだが、IPマスカレードを使っていれば普通はWANからの接続はできないわけで、設定する必要はない)ちなみにルーターの設定(ブラウザ接続で行う)に関しては外部からの設定はデフォルトで禁止にされていた(許可も可能)。
実はルーターを買ったのは、突然誰かがWindowsメッセージを送ってきたから(内容はいわゆるSPAMメールと同類のもの)。Windowsのインターネット接続ファイヤーウォールですべて遮断していたはずだが...と思っていたのだが、今見直したら設定していたのはローカルエリア接続の方で、肝心のダイヤルアップ接続の方には設定していなかっただけだった。とんだ勘違い。
売りになっているその速度だが、今までと何も変わらない。フレッツスクウェアでは40〜45Mbps(VDSLの限界?)、プロバイダ経由では30Mbps前後、アップロードは5Mbps強。逆に同時接続セッション数が多いと、リンクが張れないことがよくある。たとえば私はタブブラウザで100ページほどをブラウザ起動時に開いたりするのだが、この中の一部のページやグラフィックなどが結構×になってしまう。同時接続セッション数が足りていないようだ。レジストリをいじって接続数を増やしているのが逆に問題になっているようだ。当然減らした。(この辺りはルーターの限界が出ているような気がする)
そしてブラウザ起動時にCPUパワーを結構使っているがルーター経由にすればある程度解消するかと思ったのだが、そんなことはなく今までと変わらなかった。PPPoE処理がなくなるのでCPU負荷が減ることで、通信速度が上がったりする話をよく聞くのだが、私の所では体験できなかった。十分にCPU速度が高かったということだろう。
よってルーターを入れることによる実質的な効果は全然ない。まあそのうちPCを2台にしてやろうかという気になったというくらいだろうか。あとPCをシャットダウンしても(PPPoEは張りっぱなしなので)IPアドレスが変わらないことか。
説明書は本体に付属している簡単セットアップの20ページほどの本、CD-ROM収録のオンラインマニュアル、Webで公開されている設定ガイドの3種類がある。本は単にインターネットに接続するために必要な最低限の設定(PPPoE設定)のみが記述されており、それに従ってPPPoE設定すればインターネットに接続できるようになっている。それ以上高度なもの(フィルタリングとかマルチセッションとか)をやろうとすると、後者のものが必要となってくる。オンラインマニュアルは各設定の詳細が解説されているだけだが、設定ガイドの方はこのルーターの詳細な機能説明や代表的な設定例など、かなり突っ込んだ解説があり、一番詳しい説明となっている。
気になるのはPPPoEの接続先が2つしか設定できないこと。3つ以上を切り替えようとするととたんに面倒なことになる。たとえば私の場合、Plala(インターネット接続)とフレッツスクウェアのほかにNTT東日本神奈川サイトに接続することができるのだが、登録できるのは2つまでなので使い分けるには毎回設定変更をしなければならない。この辺りルーターが勝手に切断して別の接続を自動的に行なってくれるなり、せめて登録だけはできて接続・切断は手で行なえるようになっていたりして欲しいのだが。
それにしてもこのルーター、LEDがえらいまぶしいぞ...
・2003年1月29日
かつて問題だった「曲の頭が乱れる」問題も直っている...気がする。デバイスへ転送のときにデフォルトでDIMGが選ばれていて、そのままではDIMGフォルダの下に音楽ファイルが入ってしまう問題はそのまま残っている。
・2003年1月25日
・2003年1月21日
・2003年1月19日
・2003年1月18日
・2003年1月8日
・2002年12月24日
・2002年12月20日
・2002年12月16日
・2002年12月10日
・2002年12月7日
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/wxp2.html
坂井瑞穂