私のマシンその1
X68000(初代)
87年7月購入 概要
大学入学時に出たばかりのX68000(初代)を親に買ってもらう。当時本体+ディスプレイ+1MRAMで45万円位した。主に大学時代にゲームマシンとして使用。ゲーム関係のプログラミング、解析もよく行った。このころはリアルタイムのゲームが大好きであった。MIDIボードを買い、友人からMT32を買い取って使用していた。だが、会社に入ってから忙しくなり、めっきり使用頻度が減っていた。その後、友人からSASIのHD(80M)を買い取る。いろいろなところからソフトを集め、ディスク約1000枚ほどになった。
ここしばらくは使っていなかったため、すっかり古い環境になってしまった。また、終盤に出てきた秀作ゲームも手に入れ損ねてしまった。誰か売ってください。(悪魔城ドラキュラ、パックランド、エトワールプリンセス、コットン、大魔界村、スターフォース) 最近になってSXSIを使ってSCSIデバイスが使えるようになり、HDDなどを一時つないでいたが、今はMO+SASIのHDDで落ち着いている。ディスク(FD)の破壊が恐いのでMOにバックアップを取ろうと思っているのだが、時間がなくて実現していない。
H/W環境
本体:
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CZ−600C(X68000無印)
・68000(10MHz)
・1MのRAM追加(計2Mバイト)
・HDインタフェースにパリティジェネレータ追加
・98マウスをつなげるように改造
・6ボタンジョイスティックをつなげるように改造
・メモリを10Mバイト追加して計12Mバイトに。
ディスプレイ:
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CZ−600D
15K、24K、31KHzで同期のあうディスプレイ。デジタルRGB入力付き。テレビチューナ、ビデオ入力もある。モノラル音声。一度RGB入力の同期信号のピンの半田が取れてきて、画面が流れるようになったことがあった。ばらして半田を温め直すと直った。
また、ディスプレイを落としてRGBケーブルで宙づりになったことがあり、RGB端子が根こそぎ剥がれてしまったこともある。このときは仕方ないのでRGBケーブルを半分に切り、直付けにした。今もそのまま。
HD:
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80MのSASIディスク
D:〜O:の12のパーティション(!)に区切って使っていた。今はMOに環境を移した。その後HDをフォーマットし直し、40M×2のパーティションに落ち着いた。 -
富士通のMO SMB−640D2
最近買った640MのMO。SXSIでHDDポートにつないでいる。このためにHDDポートにパリティジェネレータを追加した。WIN95マシンのをつなぎかえて使っている。残念ながら640Mでは使えていない。今は環境を全てMOに移してしまった。
内蔵I/F:
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よく分からないZ80(64180)ボード
・全然使っていない。詳細不明。NeptuneEvolutionが届くとともに外してそのまま。
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Neptune Evolution
・NE2000を付けてX68000のLANボードとして使えるようにするもの。ついでにSIMMを付けて増設メモリボードにもなる。今はLANボードのみを付けている。使っているNE2000互換ボードはHOTLINK CORPORATIONのHT2005T。スイッチでPnPと非PnPを切り替えられる。非PnP時にはPC/AT互換機上でユーティリティを使って設定を行う。使用チップはRTL8019AS。FTP位は問題なく使えている。ただし、遅い。
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増設RAM10メガバイト
・上のNeptune Evolutionに8M+4Mバイト付けている。X68000にはこれで限界。中古を計2000円で買った。パリ付き。
その他関連周辺機器:
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XPC−2
RGB−>ビデオ変換器。25インチTVで写せるように購入した。上下が少し(1〜2行くらい)切れるものの、X68000でも使えている。ディスプレイ切替器を使って3台のパソコンを切り替えて使っている。RGB21ピン出力がないのが残念だが、S出力でもきれいに写る。 -
XE−1b
ゼビウス付属のジョイスティック。レバーがマイクロスイッチ使用でないため使いごこちはよくなかったものの、結構愛用していた。 -
(名前忘れた)
XE−1b用の連射ユニット。買い替えて使わなくなったので友人にあげて しまった。 -
XE−1PRO
XE−1bのレバーの調子が悪くなった(レバーが入りっぱなしになった)ため、買い替える。連射機能付き。2ボタンで済んでいるうちはずっと使っていた。 -
XE−1SFC
スーパーファミコン用のジョイスティック。マクロ機能やボタンの設定機能、 細かい連射設定など機能が盛りだくさんだったが、全然使いこなせなかった。 PC接続用のI/Fがある。
メガドライブ、ネオジオ、セガサターン、アーケード基盤、X68000
スト2’の6ボタンなどにつながるように改造していた。 -
サイバースティック
アフターバーナー2専用に買った。本当にそれ以外の使い道はなかった。
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アナログパッド
主にスーパーハングオンで使っていた。 実はレースゲームに向いている。
S/W環境
OS:
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Human68V2.02
XVIの付属のOSを人にもらった。
主な自作ソフト:
※ここにあるプログラムは二次配布は禁止とさせていただきます。
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網掛け1.00
ホットキー(CTRL+OPT2)で、テキスト画面のバックに網掛け(8文字×4行)の表示を行う。主にED.Xで文字数を簡単にわかるようにするのに使える。
ダウンロードする(2KB)
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DSM
逆アセンブラ。ファイルに対してその場限りの逆アセンブルを行う。主に解析に使っていた。データサーチ、相対アドレスのサーチ、ファイルの書き換え、ダンプ表示、などを行える。元々はX−BASICで作っていたが、そのうちXC(+アセンブラ)に書き換えられた。68030には対応していない。
ダウンロードする(14KB)
主なシステムツール:
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SXSI
SASIポートにSCSIデバイスをつなげるようにするもの。私のところでは結構不安定で、デバイスをかなり選ぶ。今のMO+SASIディスクでは安定しているが、MO+SCSIディスク、CD−ROM、SCSIディスク+SASIディスクなどは使えなかった。
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SUSIE1.18
DOSフォーマットのSCSIデバイスを読み書きできるようにする。私のところではこれによりMOが使えるようになっている。MOの他にもMS−DOSでフォーマットされたHDのリード・ライトやCD−ROMのリードなどができるようになるはず。
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TurboConsole1.09A
よくわからない。
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FSX2.21
いわゆるFD的なファイラー。ホットキー(SHIFT+XF5)で起動し、ファイル・ディレクトリのコピー・移動・削除や、ファイルの名前をカレントラインにコピーしたり、カレントディレクトリの移動などができる。
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HIOCS
IOCSルーチンを高速化する。特にテキスト表示が劇的に速くなる。 -
Console driver1.04
・よくわからない。
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NNPCM
ADPCMの音が終わるときに出やすい「プチノイズ」をなくす。
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TALKOFF
電源をOFFにするときにレモンエンジェルの声で(^_^)「お疲れ様でしたぁ」 といってくれるもの。
・最近全然触っていないのでどれが何者かよくわかっていないのがある。
どれもあまりにも古いものばかり...
今後の予定 NeptuneEvolutionを入れたので他のマシンとファイル共有できるようにならないかなぁ。メモリも増えたことだし。
もうS/WもH/Wもお金をかける気がない。
たまに昔のゲームを立ち上げてプレイする程度で余生を送ることになると思われる。
その後の変化
坂井瑞穂