親指入力
その昔はカナ入力だった。そもそもローマ字変換もなかった(PC-8001〜9801の頃)。その後ローマ字入力のタッチタイプを身に着けた(DOS版一太郎の頃)。
今では日本語入力は親指シフトを愛用している。とはいっても専用キーボードを使っている訳ではなく、普通のキーボードにS/Wでシミュレーションさせている。
DvorakJ (2016/12/21)
親指シフト (2015/12/23)
やまぶき (2010/11/23)
やまぶき (2010/9/3)
IME2010 (2010/5/20)
Em1key (2008/7/4)
Vista x64 (2008/6/29)
ATOK2007 (2008/6/21)
親指ひゅんQとWindowsXP SP1 (2002/11/6)
WindowsXP使用開始 (2002/5/30)
親指シフト (98/2/16)
特打 (98/1/31)
- 98年1月31日
ソース社の「特打」の体験版を試した。タイピングの練習ソフトだ。こういうソフトはあまり使ったことがなかったのだが、これはなかなかよさそう。体験版ではローマ字の練習しかできないが、製品もそうなのだろうか?
体験版では2つしかできない。1つは基礎練習で、キーと押す指を覚えて表示されるものを押せというもの。体験版でできるのはAから;までの一段のみなで私にはつまらない。もう一つできるのは適当な日本語フレーズ「絶対とは言えません。」などが次々と出て、順に打っていけというもの(変換はない)。こっちの方は私に合っている。10回くらいやって大抵は2級、たまに1級という結果になった。まあそんなものかな。私はそれほど速いとは思ってないけど。少なくとも考えるより速くは打てていない。(あるいは頭の中にある「文になっていないもの」のをタイプできるような「文にする」のに時間がかかっているのかもしれない。)速い人になると歌の歌詞を聞きながら打てたりするそうな。
このソフトの気になる点はローマ字の打ち方を一種類しか認めてくれない点。カスタマイズできるのでまだマシだが、時により打ち方を変えている人もいるだろう。ミスったときに自分とは違うと思い知らされる。デフォルトは訓音式だ(多分)。私は訓音式とヘボン式を混ぜて使っていたようだ。TI,SI,TU,FA,JA,JOのようにより少なく打てるものを使っていたようだ。またFUのように楽なやつ。ところでN(ん)をNで済むかNNが必要かはその次の文字に関係するのだが、これを打ち分けている人なんているのだろうか?訓練次第で可能な気もするが。。。。私はもちろん必ずNNと打っている。
ちなみに私のタッチタイピングは本で読んで覚えた。タッチタイピングできるか否かは結構作業効率に影響すると思う。キーが見えないとき、ディスプレイやメモから目を離したくないときなんかはすごく必要だと思う。私の使った本は「ブラインドタッチをマスターしよう〜ローマ字編」なんていうような本だった(10年くらい前か!?)。この本の教えはまずあいうえおを覚える。これは簡単だろう。そして子音を順に覚える。K、D、S、H、G次にR、T、Y、P、WそしてN、M、Z、B。そのとき、母音も一緒に打つ。KならKA、KI、KU、KE、KOてな具合。その後「しゃ」とか「にゃ」とか「っ」とか覚えて、各フレーズの練習になる。以上。その本では速く打てるようになると速記よりも速いと書かれていた気がする。
この覚え方は私にはとても効果があった。これでYを打つのを左右逆になったのだが、最初はやっぱり戸惑った。いまいちなのは英字タイプのときにQ、X、C、V(特にXCV)が打てなかったこと。私はCとVをしょっちゅう間違えた。6はいまだにちゃんと打てない。右手が正解?フレーズはまあいろいろ適当に打っているうちに覚えて文末とかは自然に打てるようになるだろう。
姉妹書に「〜カナ文字編」もあったのだが、途中で挫折した。覚えるのが多すぎるぅ〜。上の段を使わなくっちゃいけない、数字や記号を打つにはモードを切り替える、シフト併用がある、リターンの脇まで使うなどでどうもなじめなかった上に、必要な速度はローマ字でも出ると聞いて止めてしまった。打つ回数が少ないとともに、打ち間違えたときにいくつ消せばいいかすぐに分かる点だけがカナのいいところだと思う。昔はローマ字入力なんか認めないパソコンが多かったんだけどね。
- 98年2月13日
突然だが親指シフトをおぽえようと思い立った。1ヶ月で元の速さに、3ヶ月でもっと速く打てるようになるそうな。別にローマ字入力に限界を感じたからではない。106キーで親指シフトを実現するソフトをVectorで見つけ、インストールする。95、NT兼用。親指で押すシフトキーはデフォルトで無変換と変換キーだ。まずはキーの配置を覚えることから始めなくては。さすがに最初はつらい。
- 98年2月16日
親指シフトの学習はまあ何とか進んでいる。文章を書くときは必ず親指シフトで書くようにしている。この文章もそうだ。とは言うものの、一文字ずつ考えながら打たないといけないのでなかなかつらい。覚えていないキーはヘルプを見ながらだし。自由に打てるようになる日はまだ遠い。
- 98年3月17日
親指シフト
使い始めてから1ヶ月が過ぎたが、あまり速くなってない。元のローマ字入力の速度なんて全然出てない気がする。打つキーの数が少ないのでそう思うだけかもしれないけど。まあ元の速度が相当速かったからまだこれからって気もする。今でもキーの位置を考えながら打たなくっちゃいけないのは結構つらい。それでも各文字の位置は全て覚えた。うっかりローマ字入力の時のキーを押すこともなくなった。もう少しの練習で何とかなるものなのかなぁ。ちゃんと教則本で練習しないといけないのかなぁ。
キーの位置は結構考えられているなって感じである。よく使う文字はシフト無しで打ちやすい位置にあるし、記号類も何とか打てるところに用意されてるし。逆にカタカナ文字は非常に打ちにくいし、覚えるキーはカナ配列よりも更に多いし、指をあまり動かさなくていいぶん打つリズムが取れないし、アルファベットを打つのにモードを切り替える必要があるし。
親指ひゅんQを使ってることにも問題があって、変換と右シフトが兼用なので勝手に変換される時があるし、たまにBackSpaceがきかなくなるし、親指シフトの位置がいまいちだし、キーの割り当て変更でShift+アルファベットでアルファベット大文字を割り当てられないし。
- 98年3月28日
親指シフト
使い始めてからずいぶん経った。だがやっぱり遅い。訓練の問題もあるだろうし、106キーをごまかして使っている問題もあるだろう。がんばれば本当は打つ量が減ることでローマ字の2倍くらいは出るはずだって気もするし。
だが私はこの配列そのものに問題があって2倍なんて出ない、それどころか同じ位しか出ないのではないかとふんでいる。押せば出る文字はまあいい。これだけなら2倍はいけるだろう。だがこの配列にはシフトキーが2つもある。これが曲者だ。文章の途中ではしょっちゅうシフトキーを併用させられる。これによってシフトが必要な時にはローマ字の2ストロークと大して変わらない操作が要求される。この場合、ローマ字と等速になると思われる。従ってこの配列のいいところは、
1.シフトを併用しないとき
2.片方のシフトを押したままで続けて次が打てる時
位しかない。しかも2で次が打てるかどうか考えずに判断ができるようになるにはかなりの経験が必要だ。さらにシフトキーを押したままでいい時というのは結構少ない。これが会得できれば日本語の入力だけなら1.2倍くらいにはなりそうな気がする。(私は考えないと次が打てるかどうか判断できないことが多い)まともな親指シフトキーボードでは、文字キーを押している間にシフトを押せばいいとかのフォローがあったりするのだろうか?とすると順に押す必要がなくていいのかもしれない。
次の問題点は英字の入力だ。アルファベットの入力(例えばWindowsとか)をするにはいちいち英数キー、ひらがなキーを押さなければならない。この間完全に思考が止まってしまってよろしくない。少なくともShiftと併用されたらその後はアルファベット入力に切り替えるとかのサポートがないとやってられない。これは慣れの問題なのだろうか?IMEとの連携が必要で、このソフトではサポートしていないというだけで、普通はそうなっているものなのかもしれない。
次に気になる点は日本語の文字の並びに特化しているため、カタカナの入力がこれまたかなりつらい。特に最初は、カタカナ文字と日本語の文字の並びの違いをイヤというほど知ることになる。ローマ字入力ではそんなことにはならずに、どちらも程々に打ちにくいものの差があるわけではない。だが親指シフトではカタカナはとんでもなくつらい。とてもではないが速く、考えずに打つなんてことはできそうもない。
最後は私の思考との差の問題だと思われるが、「しゃ」とかの小さな字の入力について。これが「ゃ」だけ別キーになっているのは理解しがたい。私の思考では「しゃ」はそれで一音であり、「し」と「ゃ」ではないのだ。これまた思考を停止する原因になっている。これは純粋に慣れの問題で、S->左シフト->Rのストロークが自然に打てる日がいつか来るのかもしれない。が、今は全然ついていけていない。
- 98年4月6日
親指シフト
相変わらず使っている。最近の発見はMS-IMEはかな入力だと全然変換効率が悪いということ。とんでもないところを文節の切れ目と判断するときがある。ローマ字入力ではそんなことなかったのでちょっと不思議な感じだ。キー入力がたどたどしいのが悪いのだろうか。この点でもローマ字入力の方がマシだと感じてしまう。これではMS-IMEは変換がへぼいという評価もうなずける。なんでなんだ??
今日ちょっと急いで入力する必要があって2ヶ月ぶりくらいにローマ字入力を使ってしまったのだが、すでにローマ字入力を忘れかけているのに驚いた。さすがにかな部分は問題ないのだが、記号類はしょっちゅう押し間違えた。どちらが速いのかはわからないが、考えなくても押せるのでローマ字入力の方がよっぽど楽だったのは確かだ。
・98年5月21日
- 親指シフト
久しぶりに親指シフト話。3ヵ月が過ぎてやっと自由に打てるようになってきた。頭の中で場所を思い浮かべなくても指が自然に動くし、シフトを押したままで次のキーを押せるようになってきた。まだうっかりとなりのキーを押したり、左右の指を逆に押していたりすることはあるのだが。それよりもうれしいのは指の疲れが減ったことだ。元のローマ字と比べて速いかどうかはよくわからないが、ストローク数が減った分、楽だ。かな入力派がそれなりにいるのもよくわかる。ちゃんと打てるようになったらIMEも変な変換をしなくなったし。(学習しただけかも知れない)
会社でWord98とIME98を使うようになったのだが、IME98と親指ひゅんQは相性が悪くて使えない。カナ文字はいいのだが、1番上の段の数字や記号が使えない。打つとかな配列のかなが入ってしまう。更にうっかり使うと英字入力にできなくなる上にIMEを切ったときには半角カナ入力になってしまうし、カナが普通のカナ配列になってしまう。こうなったら簡単には直らない。たいていはIPLすることになる。(その後の研究でIMEを一度IME97にすると直ることがわかった。)仕方ないのでIME97を使っている。Windows98ではIME98が標準になるけど大丈夫なのか?
- 98年7月3日
Windows98 RC4
もうひとつ懸念していたIME98と親指ひゅんQとの相性はNT上での問題ほどはひどくないようだ。NT4では数字キーを押した後は復旧困難な状態になってしまっていたが、98では英数→ひらがなを押せばまた元に戻ってくれるようだ。まあ数字キーを押した後おかしくなってしまうのは相変わらずだが。
- 2000年2月17日
とりあえずWindows2000インストール
他も再インストールの必要なものがいくつかあるが、そこそこ動いている。ああ、ゲームは結構だめです。Bleem!もだめ。3D Mark MAX 99はDirectX6.1を要求してきてだめ(が、そこを飛ばすと動く)3D Mark MAX2000とかFinalRealityは動く。自分的にはNASCAR3が動くのでまあよい。親指ひゅんQ(なんだよそれ)もうまくない(NTでもIME98以降だめだったが)。
- 2000年3月3日
親指ひゅんQは、Windows95のAPIを使うにすると何となく使えるようになった気がする。
いつの間にかキーボードドライバのために休止状態にできなくなったなと思っていたが、AltIMEが邪魔をしていたもよう。最新版(しっかり言うと2.25)を入れるとちゃんと休止状態にできるようになった。
- 2000年3月18日
新マシン
今回はNetMeetingのデスクトップの共有とインターネット接続の共有を使ってキーボード、マウス、モニタを1台で済ますことにする。インストール中はキーボードを何度も差し替えたがデスクトップの共有ができたら差し替える必要がなくなった。共有されるのがWindows2000のため、キーボードが必要な場面はBIOS設定くらいである。
ただデスクトップの共有では、クライアントマシンでAltIMEと親指ひゅんQが動いていると漢字変換がまともにできない。一時的に常駐を外せばいいのだが。
・2002年5月30日
- WindowsXP使用開始
必要なソフトを次々と入れ、ほとんど問題なかったのだが、親指ひゅんQだけはまともに動かなかった。IME2002に対応していなかったもよう。バージョンアップしたらある程度使えるようになったものの、Wordなどでおかしくなることがある。また起動時にNICOLAにならないこともある。
・2002年11月6日
- 親指ひゅんQとWindowsXP SP1
家ではWindowsXPに親指ひゅんQ 4.29をインストールして親指シフトで日本語入力している。最近まで別に不具合なく使えていたのだが、いつの頃からか言語バーだかIMEツールバーだかが常に最前面に表示されるようになってしまった。狭いデスクトップ中にこんな邪魔なものが常に表示されているなんてうっとうしいし、そもそもDVDビデオ再生なんかしているときにも常に出てしまっている。
確かWindowsXPをインストールした頃にはそんな現象は出ていなかったと思うのだが、いつの頃からかこのバーが常に表示されるようになってしまった。インストールした当初は、普通にフローティングされたツールバーが表示されて、タスクバーに収納することも可能だったはずなのだが、今表示されているものはフローティングの上に最前面表示、どこをクリックしてもタスクバーに収納するという項目がなく、不可能のもよう。実は会社のWindowsXPにも親指ひゅんQは入れていて、こちらも同じ状況。ただDVDビデオ再生なんかはやらないのであまり大きな問題にはなっていないが。
会社で隣の人のWindowsXPを見ると普通に言語バーが出ていて、タスクバーに収納できていた。(この収納具合がまた美しくない状態なのだが、ここではあまり関係ない。)そこでインストールモジュールや設定などの違いを探し回った。その結果、「地域と言語のオプション」の「言語」タブの「詳細」で、「詳細設定」タブの「詳細なテキストサービスをオフにする」(ややこしい...)のチェックを入れていたことが発覚。これは親指ひゅんQを使うときに必要な設定だということでチェックを入れていたわけだが、その結果このような事態になったもよう。
これを元に調べてみると、どうやらこの「詳細なテキストサービスをオフにする」チェックを外すと、言語バーが出なくなる、素のWindowsXPではこのときにIMEツールバーが出ないのでIMEの状態(入力モードとか)が確認できなくなっていたのだが、SP1を適用すると逆にIMEツールバーが常に表示されるようになって収納不能...ということのようだ。どうしたわけか「タスクバーに入れる」オプションが削られているので、このような困った事態になっている。
私にはほとんど不要のツールバーなのだが、現状どうしようもない状態。DVD再生中では消そうと思うと、例のチェックを外すしか手がないようだ。
と思っていたのだが、今日会社でその辺りをいろいろいじっていたらなぜか「テキストサービスと入力言語」での設定はデフォルトのままなのに全てが丸く収まった状態にできてしまった。IMEツールバーは現れずに言語バーが出て、メモ帳やWordでも親指シフト入力にも何の問題もない。どこをどういじったのかよくわからないのだが、例のチェックのオン・オフ、IMEスタンダードとナチュラルインプットの切換、言語バー設定の表示・非表示あたりをいじっていたのは確か。その後家でやってみたが、やはりいつの間にかいい具合に変更できた。当然言語バーは出さない状態にした。
・2008年5月10日
-
Vista続報
インストールしてから1.5ヶ月ほど。たまにXPに戻したりはしているが、まだ使い続けている。次のような状況になっている。
・おやゆびひゅんQで左シフト+8、左シフト+9(括弧開き、括弧閉じ)を連続で入れると、
閉じのシフトが効かずに9になる(スペースを左シフトに使っているのも関係している?)
→ATOK2008体験版では問題ない
・2008年6月21日
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ATOK2007
体験版があったのでインストールし、1ヶ月間試用した。で試用期限が切れてIMEに戻したのだが、何の違和感もない。ATOKを使い始めたときも感動はなかった(逆に起動時のもたつきとか、ESCを押したときの処理の差とかが気になった)し、購入する気にはならなかった。
まあ私がIMEに慣れきっている(例えば分節ごとに必ず変換しているとか、誤変換もその場で即座に変更するので気になってないとか、ATOKならではの機能を全く触らなかったとか)ということなのだろう。
・2008年6月29日
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Windows Vista x64
もうひとつ問題なのは親指ひゅんQ。親指シフトツールなのだが、32ビットアプリ上でしか有効にならない。explorer、メモ帳などの上ではかな配列になってしまう。しかもかな←→ローマ字切り替え(Atl+カタカナ)を押すたびに確認のダイアログが出てくる上にデフォルトが変更しないになっている。
その他explorerのシェルエスクテンションとかメディアプレイヤーのコーデックとかIEのプラグインとかで64bitアプリから32bit DLLを呼び出せない問題が出てくる。この辺は各アプリの対応を待つしかない。まあIEやWMPは32bitがデフォルトだけど。
・2008年7月4日
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Em1key
親指ひゅんQの代わりになるものとしてこれを見つけた。キーボード周りのカスタマイズツールなのだが、親指シフト系に変更するスクリプトも出ている。64ビットアプリでも使えるという。
しかし動作がIME+親指ひゅんQと違っている。左シフトをスペースにするのは問題なかった。変換モードのときにシフト+カーソルが効かないので、範囲指定ができないし、コントロール系のショートカットとかAlt系の操作とかも使えない。半角/全角キーで解除してやる必要がある。
英数キーでアルファベット入力にならない。変換をオフにして半角で書くべきということか。Ctrl+0相当をCaps Lockに割り当ててみたが、やっぱり動きが違う。(ローマ字入力になるだけなので当然)
変換キーを押した後で範囲を変更するときのShift+カーソルも使えない。Ctrl+k,Ctrl+lをどうぞ。こうなると文節の移動をカーソルで行うのが面倒だ。Ctrl+d、Ctrl+sを使う。同様にカーソル上下はCtrl+e、Ctrl+x。
リモートデスクトップでつないで両側でこれを動かしていると動作がおかしい。かなにならなかったりaを押すと4だったり日本語入力のデフォルトが親指にならなかったり。とりあえずx64マシンだけに入れることにする。
64ビットアプリはあきらめてひゅんQにするか、この動作になれるか厳しい選択である。
・2010年5月20日
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IME2010
私は普段かな入力にして親指ひゅんQとかem1keypcとかで親指シフトもどきにして日本語入力している。google 日本語入力とかBaidu Typeとかではこれらのツールがうまく動かないのであきらめていた。
でIME2010である。出ていたので入れてみた。Microsoftが出しただけあってこれらのツールもちゃんと使えた。しかしWindowsXPで「英数」キー(CapsLock)を押しても入力モードが全角英数になってくれない。「漢字」と同様にIMEのオンオフ動作になる。キー設定では「かな英数」になっていて問題ないようなのだが...しかしShift+無変換を使うとちゃんと切り替わる。設定では「英数切替」である。そして英数キーの設定のうち「入力/変換済み文字なし」のところを「英数切替」にしたら、かなから英数に切り替えられるようになった。もう一度押すとIMEオフになっちゃうのはイマイチだけど。ちなみに文字入力された状態ではちゃんと機能している。
使っていると変換押したときに一瞬止まって変換候補がなかなか出てこないことがあるのがちょっと気になる。売りである変換内容自体については、ATOKに変えても違いがよくわからなかったような人間にはさっぱりわかりません。
・2010年9月3日
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やまぶき
今まで親指シフト入力のために親指ひゅんQ(32bit環境)とかem1keypc(64bit)とかを使っていた。しかしいつのまにか親指ひゅんQは公開停止になっていた。これを機に別のツールを調べてみると、新たに「やまぶき」というものが来ていた。特徴としてその昔親指ひゅんQ(やその他NICOLA関連全般)に切り捨てられていた「シフトキー押しっぱなし」に対応しているんだという。64bit環境でも使えるというので、これに乗り換えることにする。関連するものとして「やまぶき-R」があり、かな入力を必要としないならばこっちの方がよさそうである。無印の方はWordなどとコマンドプロンプトとが排他使用となり、設定を変更しないといけない。私はどっちもよく使うので「やまぶき-R」を選んだ。
インストールして、設定で配列定義を「NICOLA」(またはNICOLA(ローマ字入力))に変更するだけ。個人的嗜好として左シフトはSpaceで同時打鍵を40辺りに、文字キー同時打鍵を10辺りに変更した(※)。親指ひゅんQとかem1keyなどと違って左シフトを押したときに再変換になってしまう問題が激減した。シフトを押しながら迷っていても変換となってしまうこともない。IMEオン時でもCtrlやShiftが使える。
※結局は80,50辺りになっている。
これで使い始めたが、突然キー配列がおかしくなることが頻発している。Aのキー(親指では「う」)を押しても全角Aでカナにできなくなったり、半角全角を押してもIMEが終わらなかったり、文字を入力するととんでもない場所に入力されたり、Enterを押すとDELされちゃったり。またIMEオンにした直後のシフト入力でシフトが無視される現象がよく発生する。今まで英字入力時には毎回IMEをオフしていたので、この問題は結構痛い。やまぶきではオフにしなくても英字で入る(Shiftを押しながら入力すると半角英字で入る)ので、オンオフ切り替える必要はなくなっているのだが。。。まあまだ出始めのプログラムなので、今後よくなっていくでしょう。
→どうやら左シフト+8とか9とか、右シフト+1とか3とか辺りを押すとおかしくなるようで、Shiftが押したままにされているようだ。Shift+文字入力すると元に戻る。そして配列設定ファイルのNICORA.yabで?〜(){}辺りをシングルクウォート(')で囲えばこの問題が出なくなるようだ。
親指押しっぱなしについて
私が最初に使った頃の「親指ひゅんQ」は親指キーの押しっぱなしが効いた。「アナログ」という入力は左シフト+S、左シフト+D、左シフト+C、左シフト+I だが、左シフトしたままSDCIでOKだった。こんなもんだと思ってそれに慣れた。しかしある版からその機能がつぶされ、毎回シフトを押し直さないといけなくなった。これに対応するのは結構大変だったが、なんとかできるようになったもののタイプする感覚は大分劣化した。
その後はほかのソフトも含めてずっとそんな調子だったのだが、「やまぶき」によってまた押しっぱなしが許されるようになった。しかし今では毎回押すのに慣れてしまっていて、逆に押しっぱなしをやるのは難しくなっているのであった。更には「ます」のように右シフト+O(右シフト+右手キー)→C(左手単独)のコンビネーションで「まず」(右シフトが残って右シフト+Cになっている)になったり、「しょう」のはずが「しょヴ」になったり(右シフト+LA)、「なった」が「なっだ」(右シフト+;E)、「しゅう」が「しゅを」(左シフト+CA)、「です」が「でず」(右シフト+DC)、「ない」が「なぽ」になる(左シフト+DC)などと、変な癖が付いてしまっているようだ。
・2010年11月23日
-
やまぶき
ところでやまぶきが機能しなくなる件だが、会社で使っているPCでも発生していた。やまぶきを起動しなおしたりログインしなおしてみても効果がない。しかしPCを再起動するとまた使えるようになった。今月はWindowsUpdateで再起動を要求されなかったため40日くらい連続運転していたが、これが影響しているのだろうか。ちなみにメインで使っているPCは週に1,2度グラフィックボードの影響から勝手に再起動しているので?連続運転時間は短い。
・2015年12月23日
・2016年12月21日
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/oyayubi.html
坂井瑞穂