MSI P67A GD65
PCフリーズ (2014/7/29)
Windows再インストール (2013/12/27)
メモリ増設 (2013/9/14)
メモリ16GB (2012/10/15)
MSI P67A-GD65 (2011/8/31)
P67A-GD65(B3) (2011/7/11)
PCIブリッジ(PV3) (2011/2/1)
Windows再インストール (2011/2/1)
P67リコール (2011/2/1)
βBIOS (2011/1/26)
P67ドライバ更新 (2011/1/14)
Core i7 2600K OC (2011/1/13)
MSI P67A-GD65 (2011/1/11)
Core i7 2600K (2011/1/10)
第二世代Core iシリーズ (2011/1/9)
・2011年1月9日
-
Core i7 2600K
今使っているCore i7 920の次はBulldozerにしようと考えていた。今回のSandyBridgeはパスしようかと思っていたのだが、人に色々言われてカッとなって購入。920と入れ替えることにした。こいつは今では定格の2.66GHzのまま低電圧にして使っていた。これでBulldozerはなくなった。
まあOC前提なので2600Kにしてみたが、定格のまま使っても920より速いし低消費電力であろう。4G〜4.5Gくらいで動けばいいかなという感じ。まあ最初はOCしていてもそのうち定格低電圧になっちゃうというのがいつものパターンだが。現状メモリ6枚で12GBにしているが、当面は8GBに減らして使うことになるだろう。
将来展望としてはIvyBridgeが出たら、MiniITX h67マザーでも買ってサブのClarkdaleマシンと入れ替える、あるいはIvyBridge自体をサブPCに採用、だろうか。
-
マザーボード選択
チップセットはOCするということでP67のみ。PCI,eSATA,USB3.0,辺りが欲しい、ASUSとGIGABYTEは高すぎる、ASrockはCPUとのセット割引がなかった、ということで今までのX58Platinumと同じくまたもやMSIのP67A-GD65になった。今回もやはり通販だが、最近2回(Core i5 660, Core i7 920)の1週間様子を見た後に購入していたのと違って発売日に注文。ちょっとは進化したのだろうか。
・2011年1月10日
-
2600Kインストール
届いたのでさっそく使用する。Seagate Balacuda LP 2TBに今までと同様にVista x64をインストールしてみたが、特に問題なく終了。メモリ相性が...とか聞いていたが、うちのCorsairもPatliotも問題なかった。いままでX58Patinumで不可だった両方挿しもデフォルトのままでOKだったので2GBx4の8GBにした。今まで3枚組x2だったので余ったメモリ2枚は宙に浮いている。
使ってみるとちょっとは速いが、それだけ。あっという間に慣れた。最初Geforce6600GTにしていたときにはアイドル時の消費電力が65Wとかになって「これは!!」と思ったが、その後GTX460、HDD 2台追加、PV3ボード追加、USBデバイス...と付けていったら75Wに。それでも前は105W位だったので結構下がっている。
Windowsのインストールも久しぶりだなと調べてみると、前回はClarkdaleを買った頃で、1年間再インストールなく過ごせたことになる。
・2011年1月11日
-
MSI P67A-GD65
チップセットも乗ってるI/Oチップ類も素性が割れているので特に言うことはない。Intel P67(チップセット), Marvel SE9128(SATA3), JMicron JMB362(eSATA), RENESAS μPD720200 x 2(USB3.0), Realtek RTL8111E(NIC), Realtek ALC892(AUDIO), VIA VT6308P(IEEE1394), Fintek F71889(Super I/O), ASMedia ASM1083(PCIe-PCIブリッジ)とか。チップセットがI/Oコントローラのみになったせいかどうか、ヒートシンクが薄くて小さい、CPU周りのVRM関連のヒートシンクの方がでかい。LANは1つのみでPS/2も1つのみになった。COMも1つだけがボード上にピンヘッダで存在するのみ。IDEやFDDはなくなった。
電源を接続してもLED類が一切光らない。今ではスタンバイが入ったら何か光るのが普通になっていたのでちょっと戸惑う。ちなみに電源を入れたりスリープしたりしたときにはボード上の電源ボタンやリセットボタンが光る。電源が入っていると、ボード上のどこからかキーキーリーリー鳴いている。
BIOSでなくUEFIになったのだが、別にブートは速くない。15秒はかかる。普通のBIOS程度。メモリやCPUが変わるとF1 or F2を押せとなって止まる。通常ブートでは何の文字表示もないが、DELキーを押すとBIOSメニューに入れる。内容は従来と大差ない。全てポーリングだった従来と比べるとHW Monitorとかの表示はちらつかなくなったが、キー入力などの反応は悪い。BIOS画面では認識デバイスの一覧とか出ないし、メモリを何GB認識したかも簡単には分からない。トップメニューにH/W Statusがあった方がいい感じ。
Windowsインストール後にドライバCDから各種ドライバ・ユーティリティを選択して入れるが、MSI Control Centerは出てこない。CD内にはあってControl Center2の方を入れると動作した。しかし立ち上げるとアラームが鳴りっぱなし。CPUファンが1000rpmを切っているのが気に入らないらしい。最小化(右上でクロックのみの表示になる)している間は音が止まる。デフォルトで1000rpm以下で警告になっているので100rpm以下などに変更すると止まる。しかし鳴っているアラーム音を止めたり最初から100rpm以下にしたり0rpmにして監視しないようにはできないもよう。ここで見るとなぜかBIOSでの設定が無視されてPhaseが3固定にされている。Autoにすると2に減る。BIOSとツールがうまくつながってない感じ。相変わらずこの手のツールの出来は悪い。
そうこうしているうちにCPUファンの回転数を検出できなくなり、ツールでもBIOSでも0rpmのままになってしまった。原因不明。3pinファンをつなぐとちゃんと回転数が出るのだが...
スリープにしたらキーボードから復帰できない。電源ボタンを押す必要がある。と思っていたら、BIOS設定でWakeOnをOSでなくBIOSにしたら使えるようになった。しかし復帰したときにHDDを見失うこと多数。時にはC:すらなくなっていたりする。HDDの抜き差しや電源切り入りでは復旧せず、PC電源を落とすしかない。
アイドル時にもCPU Vcoreが下がらない、1.19V近辺のまま。まあ消費電力も熱も低いので問題はないのだが。
最後にいつもの。
USB2.0はバックパネルの上6つが1C2D、下2つ(LANのところ)とボード上のピンヘッダ2つ分そしてUSB3.0コネクタに2.0デバイスをつないだときが1C26になっている。
SATAは上6つ(SATA1-6)がPCHでうち白の2つ(STAT1,2)が6Gbps、下2つ(STAT7,8)がMarvelの6GBps(Standard AHCIとなっでいる)、eSATAはJMicron。
2つ目のPCI-Ex x16を使うとPCI Express Controller - 0105が現れてx8接続になる。
PCI-Ex x1(上)はPCI Express Root Port 1 - 1C10に、(下)はPort 2 - 1C12が現れてつながる。
大量にあるMicrosoft ACPI-Compliant Systemは除いてある
・2011年1月13日
-
Core i7 2600K OC
クロックを上げてみる。Baseはほとんど上げられなくなったというので無視して、倍率のみに着目する。Baseの変更は、ぎりぎりで動作しないあるいはもう少し余裕があるが倍率を1つ上げるほどではないときの微調整にしか使えなくなった。
メモリは3倍〜8倍まで変えられる。800MHz〜2166MHzを表している。1600MHzでは使えたが1866Mhzでは起動しない。1600Mhzならばメモリ電圧1.25V位でも動作した。メモリ設定はデフォルトのまま(CL9で動いている)。
CPUの設定はCPU RatioとCore Ratio Limitの2つがある。前者を変えると倍率固定になり、後者を変えるとターボブースト時の倍率が上げられる。固定と言っても1.6GHzと設定倍率の2段階には変わる。ターボブーストでは1.6GHzからおおよそ2コア時の倍率までの間で変動する。一定の負荷にしていても4コア時〜2コア時の間でクロックがうろつく。でやってみると4.4GHzまではデフォルト電圧(1.19Vくらい)で動いていた。まだ多コアに高負荷を与えたりはしていないので限界は不明。
しかしzipの展開等がi7 920の時よりも遅い。どうやら展開程度では低負荷だとしてクロックがあまり上がらないためのようだ。Windowsの電源オプションで高パフォーマンスにする(実際には最小のプロセッサの状態を100%にする)と1.6Gと4.3Gの2段階で変わるようになり、ちょっとの負荷でも高クロックになるので体感速度が上がる。最小のプロセッサの状態を85%位にすると1.6G-3.0Gにジャンプして以降負荷により変動となっていい感じ。この最小の〜という設定はi7 920の時は最大クロック(2.66GHz)固定(+TBのアップ)になっていたと思うが...
ひとまず1コア4.4G〜4コア4.1G位で使うことにする。今まで使っていたCore i7 920のデフォルト2.66GHzに比べてずっと速いし省電力になったので、替えた甲斐ありである。
現状の一番の問題はスリープから起こすとHDDを見失うこと。実質スリープが使えなくなっている。Marvelにつないでもダメなのでうちの電源周りなどの問題かもしれない。もうひとつはCPUファンの回転数を拾えなくなっていること。壊れた(壊した)のかもしれない。
・2011年1月14日
-
スリープ不具合
>現状の一番の問題はスリープから起こすとHDDを見失うこと。
スリープ状態から電源が入ったときの初期化がおかしいのだと予想、チップセットかストレージのドライバ、あるいはM/BのBIOSの問題と考えた。まあM/B自身とか電源、あるいはH/W的な相性だと手の打ちようがなくなるのだが...
でIntel INF Update 9.2.0.1021とIntel Rapid Storage Technologyツール10.1.0.1008、チップセットデバイスドライバ 9.1.2.1008をIntelサイトで見つけてインストール。ついでにMSI Control Center2.0.012も入れた。
すると無事にスリープからの復帰ができるようになった。また、X58時代にはアプリだかドライバだかが邪魔して時間が経っても自動的にスリープに入ってくれなかったが、今回は入ってくれるようになった。
もう一つの
>CPUファンの回転数を拾えなくなっていること。
については大した問題でもないので諦めた。
・2011年1月16日
-
VDroop
Prime95の実行スレッド数を1から4に増やしていくと使用コア数も増えていくが、それに伴いコア電圧まで下がってしまう。1コアで1.19Vだったのが4コアで1.14Vくらいに落ちる。結果、使用コア数を増やすほど動作可能クロックが落ちてくる。TB設定で1コア時4.4GHzだったのが4コア時4.1GHzくらいに。
これはVDroop設定がHigh(デフォルト)になっているためだった。これをLowにすると1.2Vを元に動作コア数が増えると電圧も上がるようになり、4コア時には1.25V位になる。
この状態で動作限界を見て、1コア〜4コア時に45倍、44倍、43倍、43倍の設定にした。Prime95で1スレッドで動かしていると、たまに4.5GHzに上がっているのが観察できる。
この位ならばリテールファンのままでも最大でも75℃辺りにしかならない。しかしヒートシンクを触ってもそれほど熱くなっていない(感覚的には50℃以下)のはちょっと気になる。
・2011年1月26日
-
βBIOS
P67A-GD65のBIOSは最初は1.4だったが公式に1.7が上がったタイミングでそれを使っていた。
そして1.8β7があったので更新。
Intel SVID modeにするとEISTが効いてアイドル時の電圧が下がるようになった。しかし下がっても0.95Vにしかならないし、消費電力もほとんど変わらないし、この下限電圧の変更はできない(一定の電圧にしか設定できない)しであまり意味がなかった。
Vdroop設定がDisableかLowかの2択になったが、APS modeにしてLowだと複数コア動作時に勝手に電圧が上がり、4.5GHz位で動かすと1.4V以上かかる状態になる。Intel SVID modeでLowだと上がりが緩くて1.27V位で収まる。それでも今までは1.25V止まりだったのでちょっと上がり気味。一方Disableでは今までのHighと同じで最大でも1.2Vまでにしかならず、複数コア時には電圧が1.15V位まで下がる。
更に許容電力値を変更しないと多コア動作時に勝手にクロックを落として動作するようになった。まあ設定を上げておけばちゃんとクロックは上がるのだが。
・2011年2月1日
-
P67リコール
またもや買ったものが出荷停止に。もっと前にもあったっけ。まあうちでは回避方法がある(SATA2にはつながない、Marvelを使う)し、当面問題は出ないようだし、ちゃんと交換されそうなので別に問題はない。まあ過電圧→過熱→焼ける・燃えるのでリコールは当然の流れだろう。
それよりも目下の問題はWindowsが動かなくなったとことと、PV3がちゃんと動かないことだ。
・2011年2月1日
-
Windows再インストール
タイミングよく動かなくなったとはいえ、6Gbpsポートで使っていたので話題の問題はないはず。まあPCHの電圧を下げすぎていた(0.82Vにしていた)のが問題なのだろう。Windowsは起動するが突然HDDアクセスがおかしくなって読み込みリトライを繰り返す、結局そのまま復旧せずリセットしかない、という状況。Marvel SATAコントローラにつないでも変化なし、電圧を戻したところでやっぱり動かない、でも別PCに付けてチェックディスクしても問題は出ない。起動に必要な何かのファイルがHDD上で壊れたのだろうか。結局はインストールしなおした。電圧下げすぎも反省して0.9Vで我慢することにした。
しかしうちで使っているのがVista x64 with SP1なので、インストール後にチップセット、ストレージ、ビデオ、LAN、USB3辺りのドライバを当てる→90個のUpdateが当たる→12個のUpdateが当たる...と3時間位かけた後に、ようやくWindows Updateに真打ちのSP2が登場してくれる。更に時間をかけて更新した後に7つのUpdateが来てやっと終了。道のりは長い。Windowsインストール自体はすぐに終わるのだが。
-
PCIブリッジ
そしてPV3の方だが、PCIブリッジの問題(特性)でPV3がまともに動かない。簡単にPCIバス帯域不足になる。横960ならば動くのだが、1280以上はプレビューでコマ落ちしがちでキャプチャも簡単にエラーになる。MSIのP67A-GD65が搭載しているASMediaのブリッジはこの目的では駄目なようだ。
対応策は2種類あって、キャプチャ用に昔のマザーボードを使って1台作ってそれでずっと運用する方法と、PCIex-PCIブリッジ基板を買って新しいM/Bに変更してもPCIex 1xから変換して使い続ける方法である。ちゃんとしたPCIブリッジのマザーに買い替えるという方法もあるのだが、今後PCIスロットがなくなる傾向が広まることを考えると恒久策とは成り得ない。今年はよくても次年度以降の選択肢が狭められるのはいや、ということで前2者の方法を検討する。
というわけでまずはPCIブリッジのボードを入手。GH-EB262-C13。PCI express x1をPCI2スロットにしてくれる。ブリッジチップとしてPericom SemiconductorのPI7C9X-111SLBFDEがのっている。PV3をつなげばちゃんと認識したし1920でもプレビューはちゃんとしていたしちょっとキャプチャしてみても問題はなさそうである。しかし基板が宙に浮いているというのはどうも落ち着かない。 やっぱりこいつは保険にして、もう一台作った方が精神衛生上よさそうである。
・2011年7月11日
-
P67A-GD65(B3)
今更ながら交換しました。入っていたBIOSは1.9だったが、今までと同じ設定を入れても起動しない。一瞬電源が入るがすぐに落ちる、を繰り返す。何度か繰り返しているうちにデフォルトで立ち上がることもあるしずっと繰り返すこともある。デフォルトだと問題はないのだが、特にOverclock設定をいじるとダメ。いろいろやった結果、メモリ設定を触るとダメなもよう。クロック変更もタイミング設定も触るとダメだしXMPにしてもダメでAuto一択。うちの場合Autoだと1066MHzにされる。
更にPCH電圧を今までのように0.9V位に下げているとコールドブート時に同様の現象となる。COMSクリア→設定をリストア→セーブ&リブートするとちゃんと立ち上がったりする。BIOS更新してみても同様な上に、いつの間にかBIOSバージョンが元に戻されていたりする。わけわからん。
更に休止から復帰したときにUSBデバイスを見失うことが多々あり。キーボードでWakeup設定にするとスリープに入れてもすぐに復帰しようとするし、一度ACオフにしてから立ち上げようとするとリブートを繰り返したりする。最新の1.13が出たので入れてみたが変化がない。元の板に戻したほうがいいのだろうか、他の板orCPUに乗り換えろということだろうか。
・2011年8月31日
-
P67A-GD65
今年に入ってからずっと使っているが、一部調子の悪いところがある。
BIOSは1.14まで出ているのだが、私は1.8を使っている。1.9以降にするとメモリのOCができなくなり、1066で使わないといけなくなる。メモリタイミングのデフォルトがおかしいのかSPDからの算出がおかしいのか分からないが。
ちなみに1.7以前はEISTが効かず、アイドル時もコア電圧が下がらなかった。またMSIのダウンロードページでは1.8はアップ後すぐに1.9に上がったために早々に1.7と1.9だけにされ、1.8は無きものにされている。
また新しめのBIOS(いつからかは不明)だと電圧を下げめにしていると、ACオフ後には起動できない問題が出ている。節電とやらで使わない時間はACオフにしているのだが休止から戻すだけでも、ACを入れる、CMOSクリア、電源オン、BIOSで設定値をロード、セーブ&再起動が必要と面倒なことになる。
更にスリープにしたときに、スリープに入った直後に起きだしてくることがある。USBキーボードからのWakeUpなのだが、特に新しめのBIOSでは必ず起きてしまうために使い物にならない。古いBIOSではほとんど発生しないため、やはり1.8を使う理由になっている。
またShiftキーを押してWakeUpすると、Windowsが使えるようになったときにShiftキーが押しっぱなしになる。一度Shiftキーを押すと通常に戻る。BIOS関係なく起きているので、まああきらめている。
更に休止から戻した時にUSBバスにエラーが出てUSBデバイスを認識しないことがある。USBコントローラは2系統に分かれているが、主に1C26側(LANのところとボード上のピンヘッダ)がおかしくなる。うっかりこっちにキーボードとマウスをつないでいると操作不能になる。今はキーボードとマウスは系統を分け、休止からの復帰時にエラーになった時にはデバイスマネージャで無効→有効にして復旧させている。M/B交換前は問題なかったような気もする。
それ以外は特に書くことがない程度には問題ないのだが...
・2012年10月15日
・2013年9月14日
・2014年7月29日
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/p67.html
坂井瑞穂