Windows2000
Windows2000マシン
携帯プレイヤーSANYO SSP-PD92002/6/8
au携帯(cdmaOne) A3012CA2002/6/1
DVD-ROMドライブ Aopen DVD10402002/6/1
キャプチャ(4)2002/5/24
ICH4 - EHCI2002/5/23
電気代2002/5/18
キャプチャ(3)2002/5/11
MP3プレイヤー - SSP-PD92002/5/9
FSB設定2002/5/8
リテールファン2002/5/7
DivX4 4.122002/5/2
消費電力2002/4/30
DivX5.012002/4/27
キャプチャ(2) - BCTV22002/4/24
BIOS 5.3とSCSI BIOS2002/4/21
ソフトクーラー2002/4/17
使用チップ2002/4/16
半透明2002/4/15
キャプチャ2002/4/14
最終BIOS設定2002/4/14
起動しなくなる - ENERMAX EG251P-V2002/4/13
Windows再インストール2002/4/12
BIG DRIVE2002/4/10
KT3Ultra-ARUのIRQ2002/4/9
Athlon1900+ + PC2700 + KT333のスピード2002/4/8
Windows2000インストール2002/4/8
AthlonXP1.6G2002/4/7
・2002年6月8日
- 携帯プレイヤーSANYO SSP-PD9
細かい話だが、前からこのプレイヤー用のUSBケーブルを探していた。このプレイヤーのケーブルは、USBの口が小さく、普通のUSBケーブルではない。今日ちょっと寄った店ではいくつかの変形USBケーブルをデジカメ用として扱っていた。3種類あったようだが、店頭で現物あわせ(汗)してOLYMPUS/SONY用と判断。購入した。ArvelのAUM-20W。結果問題なくつながり、こちらは会社でつなぐ用にした。ちなみに980円。
これを活用するために前から128MのMMC(マルチメディアカード)を探しているのだが、店頭で売っているのを未だ見たことがない。どうやらI/Oデータが製品化したようなのでじきに出回ってくると思うが。
・2002年6月1日
- au携帯(cdmaOne) A3012CA
人に誘われ、携帯電話を買ってしまった。今まではiモードだったのだが、今日からはau(EZWeb)だ。当然番号もメールアドレスも変わったのだが、あまり気にしていない。なぜauなのかは私には謎である(人に流されて私も買ったというだけ)。auで買うなら今はA3012CA(au唯一のカメラ付き携帯電話)しかないでしょう、というわけで機種はあっさり決定。何件か回って(A3012CAは売り切れていることが多い)、在庫あり(ただし新規のみ)の店で購入。しかしなぜ新規がこんなにも優遇されているのだろうか?新規購入、即解約(して元の電話番号を移してもらう)をやる人がいるのもよくわかるわ。
でちょっと使ってみたのだが、もはや高機能すぎて使いこなせない。まあP501iと比べること自体間違っているのだが。何とかアドレス帖とお気に入りを移して移行完了。いろいろとEZWebサイトやiモードサイトを見て回るのだが、EZWebコンテンツは結構少ない。しかもほとんどが有料サイト。当然EZplus(アプリ)も月額有料ものばかり。ユーザーが少ない影響はこういうところに出てくるのね。
とはいえドコモには付き物の通話中のブツブツ音が途切れる現象なんかなく、また音もクリア。ただ電波状態が悪いときには突然ブツ切りされるのはいただけないが。またWebのスクロールなんかもカラーやグラフィックの影響かどうか遅いし、端末も大きく厚く重いし、機能は増えたが全てが進化しているわけではないもよう。
でこの端末を使いこなすにはMySyncが必須(取った画像をPCに送るにはメールかMySyncかしかない)と気づき、auショップを回るが皆品切れ&入荷未定。どうも今のMySyncは終わっていて、じきに新版(USBケーブル同梱とか言われている)になるらしい。今のMySyncはシリアルケーブル同梱で安かったので入手したかったのだが...仕方ないのでダウンロード販売で購入し、割高なUSBケーブルを別途購入することにした(4000円程)。USBケーブルは単なるケーブルでなくてUSB-シリアル変換を行うので高いのは納得できるのだが、シリアルで十分と思っているのに選択肢がUSBしかないってのはちょっと不満。しかもau以外で売っているUSBケーブルは皆64Kbpsまでで、Axxxxシリーズの144Kbps対応なのはauの出しているケーブル(12000円もする)のみ。まあ私はPCで通信に使う気がないので64Kケーブルで十分なのだが。
後日談:その後一緒に買おうと誘ってきた彼氏は2週間して解約してしまいました。ドコモと2つ持つのはやはりつらい(そんなことは最初からわかりきっていることだと思うが...)とのこと。私も通話品質以上にメリットは見つけられない(しかもほとんど通話しない私には大したメリットではない)のだが、今更解約するのも嫌なので、ツーカー、ドコモに続いてこのまま数年は使うでしょう。
・2002年6月1日
- DVD1040
あまりに調子悪かったので、ここ1年くらい全く使っていなかった。最近DVDレンズクリーナー(普通の円盤状のもの)を買ったので使ってみたところ、あっさりと復活した。多分スロットインタイプなのでレンズが汚れやすかったのだろう。
で、今のメインマシンにつないだところ、HDDアクセスランプがつきっぱなしになってしまった。そういえばこのマシンを組み立てたときにも同じ現象が出ていたような気がする。まああまり困っていないのでそのまま。
・2002年5月24日
- キャプチャ(4)
一応キャプチャについての締め。VIAチップセットでBT848で720*480のRGB24でコマ落ちなし、横ラインノイズなしでキャプチャするポイントのまとめ。
1.PCIスロット。AGP=ビデオ、PCI2=SCSI、PCI3=キャプチャボード、他は空き。これでIRQは、AGP = USB2.0、SCSI、キャプチャ = NEC USB1.1、FT133 = NEC USB1.1の4つに分かれる。別のIRQとしてVIA USB1.1、VIA AC97Audioもある。
2.BIOS設定。PCI Delay Transaction = Enable、PCI Latency Timer = 160、AC97 Audio = Disableにする(オーディオはUSBオーディオなので)。これは横ラインノイズを減らす。
3.TNT2ドライバはDetonatorDriver 28.32、BT848はAVerMedia、SCSIはLSI Logicから落としてきた53C895用のもの、FT133は2.0.21、VIA 4in1は4.38.2va、IDEはMiniportDriver3.0.14に変更。
4.Windows設定。まあ普通にキャプチャソフト(ここではふぬああ)以外のソフトは皆終わらせる。当然タスクバーのものどもも終わらせる。これは横ラインノイズを減らす。
5.保存先ディスク。IDE、FT133 RAID-0、SCSIストライプボリューム全てうまくいっている。最低限、デフラグを完全に終わらせておく。出来れば1パーティション全て削除してフォーマットする。NTFS、FAT32問わず。これはコマ落ちを減らす。
6.vlatency0.19dをインストール。これによるペナルティは不明。これは横ラインノイズを減らす。
7.ふぬああ設定1。デバイス。キャプチャピン、プレビューピン共に720*480,RGB24にする。Video Proc Ampは5400,4333,5000,6000辺り。ビデオ、オーディオ共にキャプチャあり、プレビューなし、スマートティーを使用するチェック。
8.ふぬああ設定2。コンプレッサ。HuffyuvでYUY2、RGB共にPredict median(best)を選択、Always suggest RGB format for outputチェック。
9.ふぬああ設定3。AVI1-独自、ファイルサイズで1024MB、ビデオバッファ600個くらい、遅延時間処理ヌルフレーム、ヌルフレーム。ビデオバッファを増やすのは、コマ落ちを減らすため。20だと2分位からコマ落ちしだすので60分取るために600に。
以上。
まともに使えるようになったので、一時検討したCeleronマシン(Tualatin1.1AG)の線は消えた。
・2002年5月23日
- ICH4 - EHCI
ICH4のデータシートがあったので、ちょっと見てみる。まあICH3-Mからの拡張は主にUCB2.0対応であり、他にはSMBus2.0対応くらい(ICH2と比べるともう少し異なっているのだが)。後者はなんかわからないので置いておいて、USB2.0(EHCI)部分を見てみる。
どうやらUSB1.1(以下UHCI)のコントローラーが3つでそれぞれ2ポートずつの6ポート、USB2.0(以下EHCI)のコントローラ1つに6ポートの計12ポートが用意されている。しかし実際に使えるのはこのうちの任意の6ポートのみ。この選択は、まずは使う6ポートごとにEHCI許可フラグがあり、フラグオフの時には必ずUHCIが使われる。例えUSB2.0のデバイス(HiSpeed-Device)をつないでもUSB1.1として機能し、480Mbps通信はされない。
でフラグオンの時には、USB1.1デバイス(LowSpeed,FullSpeed)がつながっている時にはUHCIコントローラの方が機能してEHCIコントローラからは切り離される。一方(デバイスを外すなどして)ポートにつながっているものがUSB2.0デバイスのみになったとたん、EHCIコントローラが生き、デバイススキャンをやり直して、HighSpeedモードで動くようになる...という。更にEHCIとつながっているときにUSB1.1デバイスがつなげられたら、今度はUHCIコントローラが生き、デバイススキャンが走りなおし、全てLowSpeedまたはFullSpeedとなるという。そしてこのコントローラの切り替えは6つあるポートごとに行われるという。
すなわち、USB1.1、USB2.0のデバイスが混在するとき、USB1.1デバイスと混じっても、他のポートのUSB2.0デバイスの速度に影響しないように自動的に切り替わるようにできているらしい。何も考えずにEHCIコントローラが1つのみがあるようだと、どこかのポートにUSB1.1デバイスをつないだ瞬間に全てのポートがUSB1.1の速度に落とされてしまいそうだが、そうはならないようにできているというわけだ。
ひるがえってKT3Ultra-ARUのNEC USB2.0デバイスを見てみると、やっぱりOHCIコントローラ(USB1.1)が2つにEHCIコントローラが1つちゃんとあり、当然4ポートが上と同じように機能するのであった。おかげでNEC USB2.0コントローラはIRQを3つも使っているわけだが...
というか、USB2.0ではそう動くようにできているのが普通なので、一般のUSB2.0コントローラはUSB2.0 4ポート+USB1.1 4ポートうち4ポートのみ使用可能なんて表現はしない。なぜIntelがわざわざそんな紛らわしい表現をするのか、ちょっと理解に苦しむ。
・2002年5月18日
- 電気代
さてAthlonが来てから一月以上が経ち、電気代の請求が来たのですが...なんと前月比+1500円、更には昨年同月(Pentium3時代)の電気代からは+2000円以上という結果に。前月分は既に一部Athlonに突入していたので、結局のところ+2000円ほどということになってしまった。まあPowerが上がった分、多少の増加は許すとしても、ここまで上がるとは思わなかった...(ちょくちょくメーターを睨んでいたので予想はできたのだが)
というわけで問題の未使用時の消費を抑える策を考える。とりあえずはスタンバイになってくれれば、CPU温度は室温ほどに落ちて平和になりそうなので、自動的にスタンバイになるように研究する。が、研究も何もなく、単にインターネット接続(フレッツISDN)を切ればそれで自動的にスタンバイになってくれるのだった。スタンバイまでを30分にして解決。切りたくないときにはインターネット接続していればいいので、コントロールは結構容易だ。
ふっ、これで来月は怖くないぞ。
ところでこのスタンバイだが、私のところではスタンバイ状態からの復活が非常に遅い。USBマウスを動かす→20秒ほどたってディスクが回りだす→10秒ほどすると画面表示される→数十秒するとようやくマウス・キーボードを動かせるようになる...といった具合。全体で1分以上かかっている。まあビデオキャプチャのドライバが怪しい(通常の起動でもしばらく止まる)のだが、画面が出てから使えるようになるまで長いのは何とかしてほしいものだ。更にはLogitecマウスウェアが動いていなかったり、時にUSBオーディオが機能しなかったり、FT133のストライプドライブが認識されずにエラーを出しまくったりしているし。
ついでに言えばスタンバイに入っても、CPUファンは止まらないし最大回転数(6000rpm)で回り続けるのでうるさいのは相変わらず。まあ止まられちゃうと再開時にCPUが死ぬということなのかも知れないが。
・2002年5月11日
- キャプチャ
電気代とともに問題になっていたビデオキャプチャ。しばらくは離れていたのだが、出かけるときに人にテレビ番組を取ったものを車で見せるのだ〜と思ってひさしぶりにやってみたのだが、どうにもうまくいかなかった。何とか数秒〜10秒に一ライン位のノイズが入る程度で取れるようになったり、YUY2で取ってみたりしたものの、当然満足できない。ちょっと研究したものの、結局はあきらめて時間がなかったのでそのままエンコードしてしまった。やっぱりキャプチャには向かないなぁと思ってPen3(orCeleron)マシンを復活させようかと画策中。前のままのPen3マシンじゃなんなので、省スペースのベアボーンで組んでみようかと考えたりしているが、2台あっても片方しか使わない(しかもキャプチャのためだけというのは...)のは明らかなので躊躇している。
・2002年5月9日
- MP3プレイヤー
私は携帯MP3プレイヤーとしてSANYOのSSP-PD9を持っている。約1年前に買ったものだ。そのときの話はここにも書いた。このプレイヤーはAAC,MP3,WMAの3種類のフォーマットに対応しているのだが、買って以来私はWMAしか使っていなかった。WMAを使っていて困るのは、MediaPlayerの「著作権情報を有効にする」をチェックしておかないと再生できず、OSの再インストールなどに不自由する点だ。再インストールすると今まで溜めた音楽データが使えなってしまい、あらかじめライセンスのバックアップで取っておいた情報を使って復元作業を行わないといけない。私はいつもいつもバックアップしているわけではないので、再インストール時には大抵すべての曲データを失っていた。PC上でもプレイヤー上でも全て暗号化されているので扱う時には必ずMediaPlayerを使わなくてはならなくなっていて、扱いが非常に面倒だった。
最近MPEG4圧縮に凝ったこともあってMP3を使うようになっていて、試しにMP3データを使ってみることにした。OS上では普通どおりにMP3データを作って置け(Wavラッピングされていてはいけないが)、扱いが楽になる。やはり暗号化してプレイヤーに送らないといけないのだが、それにはLiquidPlayerというツール(MediaPlayer7と同様のもの)を使う。MP3ファイルを検索してリストに登録し、トラックリストにまとめ(まとめないと曲名のアルファべット順に並んでしまう)、楽曲の転送でトラックリストをドロップするとファイルのチェックが入り(転送と同程度の時間がかかる)、最後にデバイスに書き出す作業を行う。ポイントはPC上では暗号化されないために扱いが自由だという点。OSが飛ぼうがディスクが壊れようがバックアップが消えようが、ファイルさえ無事ならばすぐに使えるし、別PCに持っていくのも自由。デバイスに書き出したものは、そこでプレイする以外には使いようがない(別PCなどには持っていけない)が。
でデータを作り(プレイヤーの制限で最大192Kbpsまで)聞いてみたのだが、これがまたひどく音が悪い。そもそもこのプレイヤーはAACがメインで、それからの差別化によっておまけ的扱いのMP3は音が悪くしてあったりするのかもしれないが、とりあえず私には聞くに堪えない。よって試しただけで終わりにした。AACを使うのならばWMAを使うのと扱いは何ら変わらない(つまりOS上でも不自由だということ)のでAACも使う気がしないし、LiquidPlayer自体もMediaPlayerと変わり映えしなのでわざわざ別のものを使い始める必要性も感じないし。
ちなみにWMAをヘッドホンで聴いている分にはいいのだが、これを車でカーオーディオにつないだ時には聴きたくないような音になってしまっていた。この辺は私の慣れの問題かもしれない。ヘッドホンで聴くときにはWMA以上、車内で聞くときにはCD以上、でないと気が済まなくなっているのだろうか。
ところでこのLiquidPlayerだが、インストールしたとたんにCD-ROMドライブに黄色!が出て使えなくなったり、OSが不安定になったり、タスクの優先度が高になるのでエンコード中は他の作業が一切行えなくなったり、最近のもの(そうでもないが)にしてはひどい出来であった。ちなみにLiquidAudioやMUSIC SANYOのHPに行けば、CD-ROMの件の対策パッチは提供されている。付属していたLiquidPlayerはWindowsXPには対応していないらしい(私はWindows2000)。MUSIC SANYOのHPに行くと、対応版は有償配布だと出ている(WMAならばWindowsXPでも使用可能)。まあ私には関係ない話だが。MUSIC SANYOのFAQによるとMP3は192KbpsまでのCBR,VBRに対応だというのだが、128Kbps以上に上げても効果はなかった。
・2002年5月8日
- FSB設定
どうも書いていなかったようなので、Overclockに関して。どうも私の環境では思うようにFSBが上げられない。元々1.6Gからそれほど上がるわけないのでFSB138辺り止まり(1650MHz辺り)なのはいいのだが、FSB100からのOverclockでも110に行く前に限界が来てしまう。不要そうなものを皆外してみたがダメだったので、このマザーボードは(あるいはチップセットは)非常に悪い、と思える。もしかしたらTNT2が問題なのかもしれないが、BIOSを抜けることすらままならないので、あまり関係ない気がしている。
一方FSBを121MHzよりも上げると、ちゃんと立ち上がってくる。ここから1/4になっているようだ。話によると151MHzからは1/5になるという。もちろん166MHzでも1/5である。私の最終目標はCPUをunlockしてFSB166,MEM166,10倍設定で動かすことだ。が、今のところunlockすらままならない。たまーに挑戦しようとするものの、あそこにハンダをあてるというのはどうも...
ちなみにlockされたCPUを使ってBIOSで倍率を変えると、立ち上がらない。CMOSクリアでのみ復旧できる。ただし、Auto(デフォルト)、12倍(正規値)、12.5/13倍のみは12倍で立ち上がってくる。
・2002年5月7日
- リテールシンク
ここまでAthlonにはずっとリテールのヒートシンク+ファンを使ってきた。このファンは6000rpmのかなりうるさいやつなのだが、熱いAthlonを冷やすには必須のようだ。だが、ここのところの暑さのためか時おりブルースクリーンを拝むようになってしまった。時にはアプリケーションエラー、時にはアプリケーションが応答なしに、時にはフリーズ、時にはブルースクリーンとさまざまな様相を見せる。更にはWinGOGOでMP3変換を行うと一発でブルースクリーンに(WinGOGOは特にCPUの使用量が多くなるのか、CPUの加熱が増す;Superπの比ではない)。当然ヒートシンクも何とか触れる程度に熱い。PCAlert3では55℃付近を指している。
こりゃリテールじゃダメかもと思ってよく見てみると、なんとヒートシンクにホコリがたまって目詰まりしている。まだ一ヶ月しか経ってないんですけど。とりあえずホコリはファンを外して吹き飛ばせばなくなったが、いずれまた目詰まりしてしまうだろう。ということで、リテールものはあきらめ、手持ちのものを使うことにした。と言ってもPen3/Celeronのリテールの他にはThermoEngineしかない...がこれが案外いい。元からついていたファンは4000rpmで比較的静か(Athlonリテールと比べりゃどれでも静かか)なのはいいのだが、やはり風量不足のもよう。Athlonリテールのファンを付けると具合よくなった。リテールシンクより(ちょっとだけ)冷えるし、ホコリによる目詰まりの心配もないし、しばらくこれでいくことにした。
・2002年5月2日
- DivX4
というわけでDivX5をしばらく使っていたが、どうも1秒に1回動きががたつく...と思ってよく見てみると、なんとキーフレームが入ったところで同じフレームが2つ入り、その前のフレームが飛ばされているもよう。やはりDivXも使いものにならないようだ。デフォルトでキーフレームの入る間隔が長い(300フレーム)のはその辺を考慮した結果なのだろうか?キーフレーム間隔が長いとシーク時の動きが悪くなる(ちゃんと再生されるまでに10秒くらいかかるようになる)のでいやなのだが。
というわけでDivX5は使い物にならないと思ってDivX4に乗換えることに。もうそれなりの量をエンコードしてしまったのだが。ビットレートを指定すると具合悪い(汚い)ので1pass quality-basedにしてQualityを75%辺りにすると具合よくなった。出来上がりサイズにはこだわっていないのでおよそ600K〜800Kbpsになる辺りで手を打つ。エンコード速度はSlowestにすると、DivX5のSlowest(たぶんデフォルト)よりも遅い気がする。
更に今までDivX5で作ったものも再生可能。と思ってよく見てみると、なんと今まで作ったものは別にキーフレームでダブる現象が出ない。つまりエンコード時に問題があったのではなく、再生時の問題だったもよう。
・2002年4月30日
- 消費電力
さて、前にAthlonでは未使用時にも電気を食っているのではないかと書いたが、気になったので電気メーターを調べてみた。とはいえ、電気メーターを毎日ニラムだけなのだが。この結果、連続使用(一日中エンコード)時にはPentium3時とそれほど差はない(一日1KWh程度増えているが)、未使用(電源オンしたままアプリは動かしていない)時には一日3KWh程の差がある、そもそもPen3時代には未使用時には1KWh位だった、Athlonでは未使用と連続使用ではその差は小さい(Pen3では3KWh、Athlonでは1KWh)、当然Athlonの方がずっと使用電力量が多い(ほとんど使わないときには月に100KWh、一日に半分使用すると月に60KWh程増える=2000円、1200円程の差)ということがわかった。かなり痛い話だ。
それだったらばスタンバイ(あるいはサスペンド)を使った方がいいような気がするのだが、うちでは電源オプションでスタンバイを設定しても、なぜか自動的にはスタンバイに入ってくれない。手でスタンバイに入れないといけない状態になっている。
電源を切ると次に立ち上がらないため、電源オフ、休止状態、STR(サスペンドTO RAM=メモリのみ給電の電源オフ)は使えないって点も痛い。
・2002年4月27日
- Divx5
今までずっとMpeg1(VIDEO CD相当)でやってきたのだが、ついにDivXに手を出すことにした。理由は、いいかげんディスクがいっぱいになってきたこと、エンコード時間が長いこと、その割に画質が悪いこと、音が悪いことなど。デジタル処理していると、どんなにがんばっても市販ビデオCD程度のものにはならないようなので。
本当はDivXでないものが望ましいのだが、現状では他に選択肢がない。こいつの場合の心配は、いつ使えなくなるかわからないこと、今後のOSバージョンアップ時などにどうなるかわからないこと、今後のライセンス体系がどうなるか不透明なことなど。今はいいのだが、これから先には疑問を持たざるを得ない。既にDivX4との互換性問題とか出てるし、一部有料化されてるし、今後エンコードは有料とかにされるのではないかと心配だ。
とはいえVCDにするよりはずっと画質がよく、容量が小さく、音声フォーマットが自由で、エンコードも速いのでかなり使えることには間違いない。この辺にちょっとまとめておく。
再生時の負荷が高い(Athlon1.6Gでも50%前後食われる)、シーク時にすぐに再生が始まらない(数秒かかる)、シーク後に再生開始したとき早送りになる(数秒でまともになる)、など問題も多い。
・2002年4月24日
- キャプチャ
さて、VIAらしく調子の悪いキャプチャだが、FT133ドライブ(DPTAドライブ2台のRAID-0)にキャプチャするとRGB24でもほとんどノイズが出なくなった。邪魔なユーティリティを止めると、ようやくRGB24でちゃんとキャプチャすることが可能になったようだ。ただしほんの些細なことでノイズが混入するため、気は抜けない。もしかすると連番キャプチャなんかをやると、ファイルの継ぎ目でおかしくなったりするかもしれない。当然、プレビューは不可。
また、なぜかキャプチャを始めた最初の数フレーム(大抵は4フレーム)がなぜかドロップする。うーむ、やはりVIAはキャプチャには向かない(あるいはBT8x8とは合わない)のか...何とかなりそうでギリギリダメって辺りがもどかしい。
更にキャプチャボードをAGPとINT共有にし、SCSIを単独にし(キャプチャをPCI1に、SCSIをPCI3に)、ドライバをAVerMediaというものに変えた(今まではPinnacle Studio PCTVというもの)ところ、ほぼノイズが出なくなったようだ。未だにPCIのINT共有をあれこれ考えないといけないとは...
・2002年4月20日
- BIOS 5.3
買った状態のBIOSは5.1だったのだが、どうやら5.3というBIOSが出ているもよう。当然UPする。AMI BIOSなのだが何の疑問もなくDOS版のupdateツール(BIOSをダウンロードすると付属している)で更新。更新自体は難なく終わり、BIOSも起動したのだが、IDEのデバイス認識前のBIOS起動途中で止まるは、FT133のBIOSが動かずにSCSI BIOSが勝手に立ち上がるは、で散々。Webを見ても5.1がベストで他はダメだとかいう情報ばかり。正にそのとおりだと思う。5.3にしてもほとんど変化ないし。それでも戻すのが面倒なのでそのまま。
一応、HighPerformanceDefaultにしているとBIOSで止まるが、DefaultLoadするとそのような現象は出なくなる。ついでに止まったときにはDelとかF11とか押していると次に進む。Delを押してBIOS Setupに入ったら、セーブせずに抜けるとブート可能。
FTのBIOSが動かない件は、SCSI BIOSのロードを行わないようにする(それでも一度Ctrl-Cのメッセージが出ているが)ことで、FTのBIOSが出るようになった。まあブートに使っていないので、関係ないのだが。
今はメモリ333MHzでは極まれ(1日中エンコードしていると1日に一度程度)にエラーが出てブルースクリーンを拝むことになっている。仕方ないので266の最速設定にしている。これならばKT266Aで十分だったのだが。
・2002年4月17日
- CPU熱
さてAthlonはやっぱり熱かったわけだが、困ったことにWindowsを使っていないとき(CPUが遊んでいるとき)にも温度がほとんど下がらない。おかげでいつまでたっても熱いままだし、消費電力は高いまま(多分)だし、なんとかならないのかね?と思っていたら、チップセットのレジスタをいじれば下がるという情報をゲット。WPCREDITでBus0,Device0,Function0のPCIコンフィグレジスタ95Hのビット1を立てればいいという。私の場合このレジスタは1Cだったので1Eにする。簡単に温度は落ち、45℃程度になった。
が、なんとなく動作がぎこちない。Hunuaa(ビデオキャプチャツール)を動かすと、プレビュー時点で既に横ラインノイズが出る。更に立ち上げただけで他が動けないくらい重くなる。しばらく使わないときに設定して、いざ使うときには元に戻すような操作が必要そうだ。CPUも本当にフルで活動できるのかどうか疑問だ。
・2002年4月16日
- 使用チップ
Clock | ICS | 94288BF | |
Mem Clock | ICS | 93718CF | |
Super I/O | Winbond | W83697HF | |
AC97 Codec | Realtek | ALC650 | |
USB | NEC | D720100AS1 | 0151KU277 |
IDE RAID | PROMISE | PDC20276 | |
South | VIA | VT8233A | 0206CE |
Promise付近 | MSI | MS1 UM9836 | T-01516 |
Memory付近 | MSI | MS3 U-F1X16 | G-01521 |
South付近 | MSI | MS5 22066E | |
電源 | | | |
・2002年4月15日
- 半透明
TNT2の問題か、Detnatorドライバーの問題か、Windows2000の半透明処理でWindowsがフリーズする現象が結構発生している。Explorerで右で複数のファイルを選択し、マウスでそのままツリーにドラッグ&ドロップしようとすると、カーソルが左のペインに来たところで確実にフリーズする。現在の対処はそのような操作はしないこと。ファイル選択後、コピー(または切り取り)後、目的フォルダを開いて貼り付ける。
さすがにこの程度の障害ではあきらめられるようになってきた。一応DetonatorDriver 28.32をインストールしてみた。結果良くなった気がする。
・2002年4月14日
- キャプチャ
最後の問題のキャプチャ関連。例によってVIAチップセットのために、Bt848でキャプチャを行うときには横ラインノイズが出まくっている。そもそもプレビュー画面でちょっとウインドウを動かしたくらいでもノイズが出る。当然キャプチャするとノイズだらけだし、音もブツブツ切れる。
BIOSの設定を見直し、USB周りをつなぎなおし、更にキャプチャをRGB24からYUY2にするとようやくまともにキャプチャできるようになった。YUY2の辺りが納得いかない(見ればRGB24との違いは明らかだ)が、まあ仕方ないだろう。キャプチャだけは別マシンでやったほうがいいのかもしれない。
また音はUSBサウンドで取っているのだが、どうもNECのUSB2.0ポートでは具合が悪いようだ。VIAのポートに単独でつないだところ、正常になった。
- 最終BIOS設定
現状のBIOS設定を記録しておく。右の欄はデフォルト値。
| 設定値 | Default | High Performance Default |
IDE 32bit Transfer Mode | On | On | Off |
S.M.A.R.T. for Hard Disks | Enabled | Disabled | Disabled |
Configure SDRAM Timing by | User | SPD | User |
SDRAM Frequency | HCLK+33 | SPD | SPD |
SDRAM CAS# Latency | 2 | -- | 2 |
Row Precharge Time | 3T | -- | 2T |
RAS Pulse Width | 5T | -- | 5T |
RAS to CAS Delay | 2T | -- | 2T |
SDRAM Bank Interleave | 4-Way | Disabled | Disabled |
SDRAM Burst Length | 8 QW | 4 QW | 4 QW |
SDRAM 1T Command | Enable | Disabled | Enabled |
Fast Command | Ultra | Normal | Ultra |
AGP Fast Write | Enabled | Disabled | Enabled |
AGP Aperture Size | 128MB | 128MB | 128MB |
AGP Master 1W/S Write | Disabled | Disabled | Disabled |
AGP Master 1W/S Read | Disabled | Disabled | Disabled |
AGP Read Synchronization | Disabled | Disabled | Disabled |
PCI Delay Transaction | Enabled | Disabled | Disabled |
PCI Latency Timer | 248 | 32 | 32 |
PCI IDE BusMaster | Enabled | Disabled | Enabled |
Serial Port 1/2 | Disabled | Auto | Auto |
OnBoard Parallel Port | Disabled | Auto | Auto |
OnBoard Midi Port | Disabled | Disabled | Disabled |
OnBoard Game Port | Disabled | 200h | Disabled |
OnBoard IDE | Both | Both | Both |
OnBoard ATA133RAID | Enabled | Enabled | Disabled |
AC'97 Audio | Disabled | Enabled | Disabled |
MC'97 Modem | Disabled | Auto | Disabled |
USB Controller | All USB Port | All USB Port | Disabled |
USB Legacy Support | Disabled | Disabled | -- |
Port 64/60 Emulation | Disabled | Disabled | -- |
Spread Spectrum | Disabled | ±0.25% | Disabled |
CPU FSB Clock | 133MHz | 100MHz | 133MHz |
Ratio/Vcore/Voltage | Auto | Auto | Auto |
・2002年4月13日
- 起動しなくなる
とりあえず使えるようになったので、ケースに入れることにした。元のマザーボードCUSL2を取り出し、KT3Ultraを入れる。その他ドライブ、CD-R、PCIボードなども一気に詰め込み、完成。マザーボードが微妙に大きくなった関係で、このケースではかなり窮屈になった。IDE4本、FDD、ブラケット3つ(ケーブルは6本)もつなぐのだから当然だが...まあマザーボード上ではコネクタは周辺に集中しているのでCPUの冷却にはさほど影響しない。
電源を入れるとちゃんと立ち上がった。しかし、その後マシンを所定の位置に納めてみると立ち上がらなくなっていた。D-LEDは一旦1が緑になった後、全て赤になる。ということはCPUがちゃんと動いていないもよう。そのうちいつも全て赤のままになってしまった。ヒートシンクを触ってみるとかなり熱い。やっちまったかと思ってシンクを外してCPUを見ると、確かにコアの周りも黒っぽくなっていてヤバげ。
試しに元のマザーCUSL2に電源をつないで見ると当然のようにちゃんとPOSTした。
しばし放心した後で、KT3Ultraにつなぎなおし、気を取り直して電源を入れてみてもまだ赤い。が、そこでRESETすると無事に立ち上がってくれた。その後も電源を落とすと同様の事態に陥っているため、おちおち電源を落とすことができなくなった。おそらく電源の弱さが出ているのだと思うのだが、デバイスをほとんど外し、クロックを落としても駄目なところにはちょっと疑問もある。いわゆる電源の相性問題なのかも知れない。電源ON/OFFを10回位繰り返しているとまれに起動することがある。
ちなみにケースに入れたところ、CPU温度はぐんぐん上昇し、定常的に55℃付近をさすようになってしまった。ケースの廃熱がうまくいっていないようだ。とりあえず動くのでよしとしているが、なんとかしたいところだ。ケース内温度も高いし、ヒートシンクも熱い。更にはCPUの負荷が低いときにもほとんど温度が落ちない。
・2002年4月12日
- BIG DRIVEとWindows2000再インストール
IDE Miniport Driverを入れると160Gディスクは152G程のドライブとして認識されるようになった。全領域を確保してNTFSフォーマットを行おうとすると、なぜか非常に遅い。一晩待ってもやっと80%程になっただけでいつ終わるのかわからない。しかもなぜかデスクトップ環境がめちゃめちゃ遅い。Pentium3(IAA)の時には普通に使えていたはずだが...
仕方なしにリセットすると、Windows2000が起動しなくなっていた。しかも一番最初のテキスト画面で白いバーが右に伸びていく部分のまさに最初の所で。一瞬何かメッセージが出ているのだが、すぐに暗転してしまうので確認不可能。その後CD-ROMから起動して修復をいくつか試すが全くできない。例えば構成に矛盾がある、とか言ってくる。仕方ないので別ディレクトリ名でWindows2000を新規インストール。MyDocumentも消えますとか言うが気にせずに新規インストール。
さすがに新規インストールすると立ち上がった。が、当然全ての設定・環境は初期化された。ここでドライバ類を全て入れなおし、懲りずにMiniportドライバを入れた。試しに120G+残り33G程に分けてみたところどちらもちゃんとフォーマットが終わった。それでも全領域を1パーティションで使いたかったので、仕方なく全領域確保後クイックフォーマットすることでお茶を濁した。今150G程埋めてみたが、特に問題は見られない。
よそでも問題が出ているようなので、今のところはそういうものだとして使うしかないもよう。
後で確認してみると、150Gほどのファイルのうち、約30G程が壊れていた。その辺のCD-ROMや音楽CDやビデオCDから採取したものばかりなので復旧は可能だが、どこから採取すべきかを調べるのが大変だ。非対応ドライバには困ったものだ。今のドライバ(MiniportDriver3.0.14)では問題ないことを祈るばかりである。
・2002年4月10日
- BIG DRIVE
さて私のパソコンには160GバイトのIDEディスクがつながっている。が、KT3Ultraにつないで以来、時にブルースクリーンになる、ファイルが正常に生成されないときがある、再起動時にこのドライブにファイル修復が走る(ディレクトリ構造に異常があり修復される)、ディスクの管理終了時にMMCがアプリケーションエラーになる、などおかしな事態が発生していた。BIOSではちゃんと160Gドライブとして認識されているものの、Windows2000ではどうも137G越えのIDEドライブ(BIG DRIVE)の対応がおかしいようである。
というわけで確認してみる。まずは入っていた全データを他のドライブにすべて移動。ディスク間コピーに非常に重い思いをしながらもなんとか達成。でパーティションを削除してみると...
何とディスク容量が128Gに。非常にあっさりと非対応であることを確認できてしまった。現在120a以上のドライバはないのでドライバ待ち。今回はNTFSだったので何とか助かったようだが、これがFAT32だったらデータは全滅していたことだろう。後ろ向きの互換性(160Gドライブを非対応マシンにつないでも128G使えるようにする)のために、非常に危険な規格になっしまっているのは困ったものだ。
ひとまず128G確保してみたが、もしかしたら対応ドライバが出てきたときにまた全パーティションを開放して確保しなおさないといけないのかもしれない。
でVIAのHPを仔細に探してみると、4in1に入っているIDE Filter Driverの他に、IDE Miniport Driverというものがあるのを発見(IDE Driverのページ)。3.0.14をダウンロードしてみると、まさに3.0.14でBIG DRIVE対応を行ったという。さっそくインストールしてみると、あっさりと152Gで認識。なぜこのドライバ(HiPerformanceだという)が4in1に入らず、なおかつドライバページのトップにないのかは理解できない。
ちゃんとしたドライバを入れた状態。Avance...は6ch AC97ドライバ、Initio...はU2W SCSIドライバ、Pinnacle...はBCTV2ビデオキャプチャのドライバ、VIA Bus MasterはBIG DRIVE対応Miniportドライバである。MSI USB...は何をさしているのか不明。USB2.0対応にするもののようだが...
・2002年4月9日
- NTFS_FILE_SYSTEM
160Gドライブを外して安心していたが、それでもNTFS_FILE_SYSTEMブルースクリーンが発生。今度は8233AのIDEコントローラを疑っている。もしかしたらSCSIコントローラの方かもしれないが...この辺がVIAってことなのか?
更にはディスク間コピーをしていると、その間の動作が異常に遅くなっちゃう。こいつはマルチタスク処理(複数デバイスの同時アクセス)に弱いのか?i815+Pentium3ではこんなことにはならなかったと思うのだが。
- IRQ
マニュアルにはINTの割りあては載っているが、実際のIRQの割り振りは出ていない。私が調べた結果は以下のよう。
|
BIOS |
Windwos2000(APIC) |
AGP |
11 |
16 |
PCI1 |
11 |
16 |
MSI USB EHC |
11 |
16 |
PCI2 |
5 |
17 |
PCI5 |
5 |
17 |
PCI3 |
3 |
18 |
NEC USB2.0-1 OHC |
3 |
18 |
PCI4 |
10 |
19 |
NEC USB2.0-2 OHC |
10 |
19 |
FT133 |
10 |
19 |
VIA USB1.1-1 UHC |
10 |
21 |
VIA USB1.1-2 UHC |
10 |
21 |
VIA AC97 |
3 |
22 |
これを見ると、PCIデバイスは
AGP PCI1 MSI USB
PCI2 PCI5
PCI3 NEC USB
PCI4 NEC USB FT133
の4つに分けられ、更にチップセット内蔵USBとAC97は別のPCIバスにあるようである。おそらくMC97,LANも別のバスの方にあるのだろう。が、デバイスマネージャで見ると上記デバイスはすべてフラットにPCIバスの下にぶら下がっているように出る。
(とりあえず5つのPCIスロットすべて埋めてみた図)
とはいえ、今どきPCIデバイスのIRQ割り当てなんかに気を使う必要性は薄いと思う。
・2002年4月8日
- Athlonのスピード
ここまで使ってきたのだが、はっきり言って体感速度の変化はほとんど見られない。別に遅くはなっていないように思うが、上がっているように感じる部分もない。試しにスーパーπを流したところ、1:10秒。今までCeleron1.4Gで1:40程だったので結構向上している。最近得意のエンコードを試したところ、今まで8倍くらいの時間がかかっていたものが、3〜4倍と倍以上に向上した。とてもうれしい。つまり今まで一日で2〜3時間分くらいしかエンコードできなかったものが、6〜8時間分もできるということ。予想外の向上ぶりだ。今までPen3/Celeronで苦労していたのが嘘のようだ。Celeron1.1Aなんかで遊んでいる場合ではなかったようだ。
- メモリ設定
ここでメモリ設定を詰めてみようとトライ。ハイパフォーマンスデフォルトではBIOSは動くものの、その直後にフリーズすることはわかっている。DRAM Settingでいろいろ試した結果、RAS Precharge Timeを3Tに落とせばその他は最速設定(CL=2, 8way interleave, 1T, Ultraなど)で動くことが判明。memtestもパスする。これでπは1:05になった。
- NTFS
実は、散々エンコードしているうちにたまにブルースクリーンで落ちていることがある。0x24のNTFS_FILE_SYSTEM。これはディスクセクタのエラー(またはドライババグ)があると出るらしい。SP2をあてなおしてみたが、効果の程は??とりあえずそのままになっている。チェックディスクをかけるといいのかもしれないが、このように不安定なときにチェックディスクとかデフラグとかBIOS更新とかをやるのは怖い。もしかして128G越えドライブでの問題なのか?ぶち壊される前にNTFSが異常を検出して、データが全滅するのを防いでいてくれているのだろうか。
そうでなくてもコンピュータの管理(のディスクの管理)を終わらせるとMMCがアプリケーションエラーになってるし。
これはVIAバスマスタドライバでも137GB越えのドライブをちゃんと対応できていないのか?1.20aのドライバをダウンロードして入れてみたが同様。とりあえずドライブは外してみた。IntelチップセットではIAAを入れればそれで何の問題もなかったのだが...
・2002年4月8日
- Windows2000
ここで今までPentium3/Celeronで使っていたWindows2000を移行する。HDDをIDE1にCD-RをIDE2につなぎ、Windows2000 CD-ROMで起動する。キーを押してもHDDから起動するので何かと思ったら、BIOSでUSBレガシーサポートがデフォルトでは無効(Disable)になっていた。それでもBIOSの設定は可能だった。有効にするとCD-ROMで起動でき、インストール→修復を選択して上書きインストールする。インストールは普通に終わってWindows2000も起動できるようになった。設定もほとんど引き継がれ、再インストールすることなく引き継ぎ完了。
- ドライバ
そのままマザーボード付属CD-ROMから全てのドライバインストールを選ぶと、まずはチップセットドライバを入れろと言ってきた。そこで4in1ドライバを選択してインストールする。INF,AGP,IDE迷わず全て選択してインストールし、再起動するとブートできない。やばいと思って「正常起動時の...」で起動すると何とか起動した。どうやらIDEドライバに問題ありのもよう。その後そのまま全てのドライバインストール(この場合USB2.0,Audio,RAID)を選択すると今度は途中でブルースクリーン。再起動しても立ち上がらず、「正常起動時の...」も不可。更にはWindows2000の上書きインストールでも復活せず。
ふと気づくとどうにも不安定になっていた。再び上書きしようとしたらファイルのコピーで止まったり、そこにすらたどり着けなかったり。困った末にキーボードをPS/2接続にしたら正常になった。BIOSかまたはバックパネルにあるUSBポートが怪しい。
なんとかブルースクリーンの場面まで戻り、そのメッセージを見るとサウンド系がやばそうなのでBIOSでRAIDとAC97をDisableにしてみると、Windows2000は起動できるようになった。Soundは元々使っていたUSBものとの関係か何かがまずいもよう。以後サウンドには手をつけていない。
- IDEバスマスタ
ここで再びVIAバスマスタドライバを入れてみると、今度は成功。無事にHDD,CD-ROMともにUltraDMAで動いた(Mode5,Mode2)。更にIDE1のスレーブにMaxtorドライブをつなぐとこれもMode6で動作した。
- RAID
元々FT66を使ってRAID0を使っていたので、これをそのままマザーボードのFT133RAIDにつなぎ変えることにする。データが壊れるのは嫌なので、BIOSでFT133を切って、FT66を使ってつないで、起動してみる。RAID0の内容はアクセス可能で、別のHDDにデータをコピーする。だが、このような大量コピー(数十ギガ)を行なっているとしばしばWindowsがフリーズする。これは前々から出ていた現象なので、あまり気にせずに何度もリセットをしつつコピーを行なった。
バックアップ完了後、IDE3/4に順番を間違えないようにつなぎなおす。PromiseのBIOSで設定することなくRAID0であることを認識し、そのままWindowsを起動してFT133のドライバを入れると、何の問題もなくデータドライブとしてアクセスでるようになった。つまり互換性はちゃんと保たれているもよう。ただWindowsを落としたときにディスクが一旦止まって、また回りだしてすぐに電源が落ちている辺りは動きが怪しい。多分ディスクキャッシュのフラッシュを確実にしている(ディスクのS/Wパワーオフ時にはフラッシュするので)んだと思われるが、回りだした直後に落ちるし、時間がかかるし、ちょっと気になる。そういえばFT66の時も2.0xドライバではこの現象が出るので、1.xxに戻していたような記憶がある。
更にSCSIボードをさしてHDDをつないで起動したところ、(やはりSCSI BIOSは立ち上がらないが)問題なく起動でき、Windowsのストライプボリュームは何の設定もすることなく使えるようになった。
・2002年4月7日
- Athlon1.6G
この間Celeron1.1Aを買ったばかりなのだが、815E(A-Step)で動かすのはやはり無理があったようで、どうにも不安定でまいっていた。そこで、ここはIntelを離れてAMD系に走ることにした。ちょっと前まで(AthlonXPが出た頃)はAthlonがもてはやされていたと思うが、最近(Northwoodが出てから)はPentium4の方がよさそうに取り上げられることがよくある。通にとってもほとんどクロックが上げられない上に倍率変更もままならないAthlonXPよりも、2.5G位までは簡単にクロックが上がってしまうPentium4の方に興味が向いていたりする。そしてやはり2.5G位まで上がってしまうとAthlonでは追いつけない部分が結構出てきたりしているようである。
というわけで世間的にはPentium4なわけだが、私は逆をついてAthlonXPを採用する事にした。SSE2に対応していない、0.18μで消費電力と発熱が心配だ、コア欠けの可能性がある、時には燃えて死ぬ心配がある、リテールクーラーで本当にOKなのか、チップセットに不安が残る、電源はOKなのかなど不安要素はたくさんある。またAthlonXPは近々0.13μルールの新コアが出てくると言われていて、これを待つ人が多かったりするようだが、どうも芳しくないうわさ(電圧が下がらないので発熱・電力はあまり変わらないとか、大してクロックが上がるわけではないとか)が聞こえてくるので私は待たないことにした。出たところで最初のうちはちょっと高そうだし、皆が満足するような素晴らしいものではなさそうだし、そうしているうちにBartonとかHammerとかが見えてきて、更に買いにくくなりそうだったし。
- KT333+PC2700
Athlonは2000+と1900+の値段差が大きかったので1900+にした。AthlonにするにはCPUの他にマザーボードとメモリも必要だった。マザーボードは最近のチップセットと言うことでKT333かnForthかという辺りを考えて、V-Linkも熟成したであろうVIAのKT333から選ぶことに。マザーボードは今まで使った事のないメーカーで、PromiseのRAIDを積んでUSB2.0があるということでKT3Ultra-ARUに決めた。となると当然メモリはPC2700である。最近256Mで不足がちだったので512Mで、しかも2枚にすると何かと面倒(不安定の原因になったり、増設時に無駄になったり)なので512M1枚にした。念のため1つの店で全て揃えて合計約65000円。
- 動作確認
持ち帰ってきて最初はバラック状態で組み立て、上記3点+VGA(TNT2AGP)+電源+USBキーボード+モニタのみで立ち上げてみる。電源は前から使っているENERMAXの250Wもの。電源を入れてみる(PWRスイッチの配線も付けてないのでドライバでピンをショートさせる)とあっさり起動。普通に1200MHzで起動した。BIOSでずっと見ていてもCPU温度が35℃辺りで非常に低い。まあ測り方が違うし、ケースに入れていないので低いのは当然なのだが、Pentium3-1G時代は40〜45℃辺り、Celeron1.1A(1400MHz)では50℃〜52℃辺りだったのでかなり低く感じる。またヒートシンクも全然熱くない。
でとりあえずFSBを正常に133MHzにしたいのだが、設定できそうなのはオーバークロック設定のFSB項目のみ。しかも100MHz〜220の設定のうちの1つとして存在している。こんな設定のさせ方(「オーバークロックをすぐにやってみてくれ」あるいは「おまえはオーバークロックしているんだぞ」的な設定)でいいのだろうか。ともあれ設定すればあっさり1900+(1.6G)で起動。特に問題ない。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/w2000new4.html
坂井瑞穂