私のマシンその3
WIN98マシン
その後の変化〜その6
分割しました。(99/12/23)
All in Wonder 128 PCI 16M99/12/23
810Eマザーボード2000/01/10
SiS6302000/01/17
次々世代メモリ2000/01/20
ディスプレイCV821X修理2000/01/21
Direct3Dではまる2000/01/22
ハンディトラックボール2DUSB/OFF-TABLE他2000/01/23
U2W SCSIボード SIDE2935LVD2000/01/24
USB 音源 SE-U77(H)2000/01/25
SCSIボードとUSB 音源2000/01/26
SMART JOY PAD 22000/01/29
USB-SCSI変換ケーブルLogitec LUB-SC2000/01/30
Windows98の拡張子を表示しないモード2000/02/01
USB-LAN変換MELCO LUA-TX2000/02/26
Rally Masters2000/05/08
DDR-SDRAM2000/05/19
携速20002000/05/26
MPEG編集2000/05/31
815クロック2000/06/06
FT66ドライバ2000/06/08
815クロック2000/06/20
IRQステアリング2000/06/29
IE-OFF2000/07/04
Wheel破壊2000/07/17
IE5.5,MediaPlayer72000/07/20
・99年12月23日
- All in Wonder 128 PCI 16M
知人が「All in Wonder 128(以下AIW128と略)を買ったのだが、調子悪いので見て欲しい」と言ってきた。他のマシンに入れると使えるのだが、自分のマシンだと画面が出ないという。話によると彼は最近私がPCI周りで散々苦労した某社製会社パソコンとほとんど一緒の物を使っているという。見かけ上の違いはオンボードのビデオだけ。今までMillennium2PCIを使っていて何の問題もなく使えていたけど、AIW128を買って付けてみたところ、BIOS画面が出てこないという。しかもビデオとしては認識しているらしく、ビデオが無いといって怒られないし、フロッピーやHDDからは立ち上がっているもよう。ほぼ同じと思われる会社マシンに入れてみると、画面が出ないのはもちろん、起動すらしない。会社でその辺にあったマシンに入れてみるとちゃんと動くのもあればちょっと駄目(例えば画面は出るがフロッピーを読まないなど)なのもある。チップセットの影響か、BIOSの問題か?ちなみに動いたのは430TXで、駄目だったのは440FX、430FX。
確かにかなりわがままなボードのようだ。借りてきたのでうちのパソコンに入れる。空きスロットはAGPの脇しかなかったのでAGPのファンを普通のに戻してAIW128を挿す。プライマリはTNT2 AGPになる。起動してみると特に問題なく起動し、ボードを見つけてドライバを要求してくる。マニュアル通り標準VGAドライバを入れて立ち上げ、CDのSETUPを起動する。物は入ったものの、ドライバのインストールでハング。その後起動するとひとまずマルチディスプレイで使えるようになったものの、付加機能(TVチューナとかビデオキャプチャとか)が使えない。プライマリにしないといけないらしい。更には起動直後にUSBマウスを動かしていると固まることがある。
とりあえず動かせたことを伝えると、「うちでは使えないのでマザーボードを変えるまで使っていていいよ」とのありがたいお言葉。しばらくうちで使うことにした。
それならとBIOSでPCIをプライマリ設定に変更して起動する。AGP側には「このメッセージが出たらマルチモニタとして使える」旨の表示が出るものの、リソースがコンフリクトして使えない。更にAIW128のドライバを再び突っ込んでみるとインストール自体は終わったものの、いくつかのデバイスが(AIW128はサウンド、ビデオ、ゲームのコントローラ下に6つのデバイスが入る)黄色!になってしまう。まあTVチューナ位は使えていたし、たぶん他の機能も使えたのではないかと思う。TNT2AGPでは資源の競合があると言ってこっちも黄色!。画面のプロパティでもコントローラは1つしか出てこない。
今日はちょっと暇だった(家に帰る予定だったが帰れなくなったため)ので、ボードの差し替えなどを試みる。ドライバをAIW128の最新とCreativeの最新(今まではnVidiaドライバ)ドライバを入れてその他のボードを外してみたりしているといつのまにかAIW128をプライマリにして2枚のビデオボードをちゃんと認識してくれるようになった。原因はソフトか?だが、画面のプロパティで設定を選ぶとハング。Alt+Ctl+Delでプログラムの終了は選べるのだが、これではマルチモニタにできない。
AGPの脇に刺したのがまずかったかもと思ってスロットの位置をいろいろ変える。この後もFT66 BIOSを認識しなかったり、SCSI BIOSの場面でハングしたり、Windows起動後に固まったりさんざん苦労した挙句、なんとか6枚全て収まった状態で安定するようにできた。まあAIW128があればBCTV2なんかなくってもいいのだが。機能としてはMPEG1/2キャプチャができるところが新しい。
まあAIW128がプライマリだとTNT2がDirect3Dで使えないので逆にしてみるか...とBIOS設定を変えてブートしてみると、起動途中でリセットがかかって起動しない。仕方なく元に戻すと、今度はまたもやTNT2がちゃんと認識しなくなってしまった。もしかしてまたボードを抜かないとだめ?
あまりものわがままボードぶりにホトホト困ってしまった。セカンダリにしたTNTで黄色!になる件はデバイスマネージャの指示どおりEMM386をCONFIG.SYSから取り除けばとりあえずはOKだった。もちろんUpperMemoryが使われないのでコンベンショナルメモリが減る。
更にいろいろやっていると、TNT2のドライバとしてDetonator3.65を使うと、Dxdiag上ではTNT2の3Dアクセラレーションが有効になった。ただ、FinalRealityとか3D Markとかでは2枚目の3Dアクセラレータとして認識してくれない。これで使えればまあこの設定でOKとしたのだが...ちなみにGP500では3Dボードの1つとして認めてくれる。アプリケーションとしての問題か?相変わらずAGPをプライマリにすると起動時にリセットがかかるし。実はAIW128を抜いて立ち上げると問題ない。またSafeModeでAIW128のドライバを全て削除すると立ち上がりはする(が、自動的にドライバを見つけてリセットがかかる)。
しかしTVの画質はともかく、ビデオ出力の画質は相当悪い。私はこれでは使う気がまったくしない。まあおまけの出力機能としてはこんなものなのかも。
・2000年1月10日
- 810Eマザーボード
最近、またもや小さいマシンが欲しくなってきた。拡張性なんか無くっていいから、オンボードビデオ、オンボードサウンド、オンボードLANで、ボードだけで動くやつ。これを非常に高さの低いケースに入れて使う。PCI、AMRのスロットには何もささない。ボードのタイプは問わないが、まあ選択できる幅からするとmicroATXになるだろう。FlexATXでも私としては文句無いのだが、売っていないのでは仕方ない。おそらく今では選択肢としては810Eの物となるだろう。で、探してみると意外にオンボードLANのものが少ない。何とか見つけたのはTyanのS2056とIntelのCA820EALが出てきた。ASUSのP3W-L、IwillのWA133もLAN付きだがATXになる。ちなみにモデムオンボードのものは見つからなかった。私には必要ないのだが、おそらくは各国で電話事情が違うために同一のボードでは対応できない(各国用に別のマザーボードにする必要がある)為だと思う。
使い方はあまり考えてはいないのだが、リビングに置いてTVに映してDVDを見たりとかメールとか簡単なインターネットブラウズとかゲームをやったりすることを考える。せいぜい800*600で使うので3DゲームをするにしてもTNT程度といわれる810Eで十分足りるでしょう。深い意味があるわけではないが、レガシーフリーってことでボードとCPUとメモリにDVDとHDD(共にATAPI)を小さな箱に押し込んで、ついでにUSB HUBも押し込んで必要に応じてキーやマウスやジョイスティックなどをUSBにつなげて使うと。邪魔なときは外しておく。基本的には電源入れっぱなし(必要に応じてSTRを使う)。シリアル、パラレル、PS/2、ジョイスティックコネクタは使わない。まあ発想はEasyPC、EasyNow!と変わらない。
と考えたのだが、これは実はPS2ができることとあまり違わない。まあメールやらブラウザやら接続デバイスやらの自由度は大違いなのでPCである意味はもちろんあるのだが。
で、いろいろなマザーボードを検討していると、810Eのマザーボード用としていろいろなクロックジェネレータが使われていて、実は結構面白そうだと気が付いた。その多くがFSB=RAMクロックになり、つまりはFSB133+PC133のクロックが出せること、中には66-200MHzのクロックが出せるものがあったり、FSB:MEMのクロックが2:3、1:1、3:2、4:3、2:1と選べたりする。例えばWinbondのW83194AR-We(DFIのPW65-Eなどが採用)ではBIOS設定では166MHzまでのようだが、データシートによるとI2Cでの設定で200MHzまで出ることになっている。ということで810Eマザーも結構面白そうなものがあるのだが、普通に使うにはやっぱりAGPスロットが無い点が一番の問題か?その点ではSolanoで変わるし、Solano2ではLANが標準になりそうだし、待てば私の考えに近いものが増えそうな感じではあるのだが...ちなみにSolanoのメモリスロット数はいくつになるんでしょう?単純に810E後継だとまたもや2スロットのような...IntelがBXの置換を考えていたらもちろん4スロットまでOKになるんだろうけど。もちろんMPは不可なんだよね?まあ上のような用途ではSiS630でもいいと思うけど。
・2000年1月17日
- SiS630
統合チップセットにはSiS630というものがある。Celeron/Pen2/Pen3用。発表されたのは随分前(確か99年前半)だったのに未だにちゃんと出てきていないやつだ。810と同様にビデオ機能が統合され、810で言うところのGMCHとICHも1チップに統合し、更にLANも統合されたものだという。サウンドもあるが、AC97があるのはわかったが、SBPro相当の機能はAC97上のエミュレーションによるのか相当するチップが統合されているのかは不明。このビデオ機能はSiS300相当とされているのだが、このSiS300すら未だに現れていない(これの発表も99年頭頃だったような...)。このビデオ統合はAGP以上の速度でつながっているという。今となってはかなり期待薄なチップな気もするのだが、たまたま仕様を見る機会があった。
基本的に810と同種のもので、コンパクトで安価なPCを実現しようとするものである。やはりレガシーフリーな構成を基本としていて、ISAなしでもいける。レガシーデバイスはLPCインタフェース下のスーパーI/Oで制御するようになっている辺りも810と同様。基本的にPCIとUSBがメインになっているようだ。810ではHUBアーキテクチャで2チップ間をつないでいたが、SiS630では間のインタフェースがどのようになっているのかは不明。PCI下にサウスブリッジ相当のものがあるだけなのか、810同様に専用インタフェースで結ばれているのか、より密接につながっているのか。まあ使う分には(810と同様に)PCIデバイスとして見えるので、速度がどうかという以上の問題は特にないのだが。
ここからは810との相違点。そのコンセプトが810とは微妙に違っているのか、別物だという主張が強いのか、ちょっとだけI/O周りのインタフェースが違っている。まずはBIOS ROM。810では専用のFWHというものをICHにつなげることになっている。インタフェースは従来のもの(ISA)とほとんど同じだが、多少違う機構も組み込まれている。一方、SiS630では普通のFlashROMということになっていて、630チップセットに直接つながる。使われ方も従来のROMと同様。どちらかというと810の方が用途不明。自社のFlash技術を入れたかったのだろうか?ちゃんと使われるようになれば面白いとは思う。
そしてISAブリッジ。810ではISAスロットを用意するにはPCI ISAブリッジを入れる必要があった。だが、SiS630ではLPC ISAのブリッジとなっている。どちらがどういいのかはよく分かっていない。別にLPCとのブリッジだといってもそれほどチップが小さいわけでもないし。機能的にはどうなんだろう?なんとなくS/WからはLPC経由の方が制御しにくそうに思うのだが、どうせISAなんだしどうでもいいのかも。
今は安パソコンといえば統合チップセットで、統合チップセットといえば810系以外はいまいちな時代。早いところライバルとなりえるチップセットが出て欲しい、一番近いライバルはSiS630なのかなと思っていたのだが、アナウンスは早かったもののものがさっぱり出てこない。うっかりしているとAladdinTNT2とかProMedia/2とかに抜かされそうである。
・2000年1月20日
- 次々世代メモリ
Intelがメモリメーカ数社を集めて2003年以降のメモリ技術の検討に入ったことを公表した。そこにはRambus社はいない。この協議でどのような結果を出すのかは全くわからないが、DRDRAMやDDR-SDRAMとはまた違うものを出してくるのだろう。ただ、この会がどの辺のものを考えているのかもよく分からない。サーバ用で値段はともかく高性能なものなのか、一般的なパソコンレンジでなるべく安いものを目指すのか。
今までのメインメモリの推移を見ると、
???- DRAM時代
???- FPM時代
1995- EDO時代 430FX-430HX辺り
1998- SDRAM時代 430TX-440BX辺り
2001- DRDRAM/DDR時代? 820-Willamette/Foster用のチップセットの次辺り
2004- その次の時代 Willamette/Fosterの次の次-
といったところか(昔のことはよく知りません)。なので次のメモリは2003年辺りからってのはまあ順当かなって感じではある。次世代(DRDRAM/DDR-SDRAM)の座にはあまり関係ないってこと。この検討の結果、DDRの延長になるあるいはrambusの延長になるってわかればまた違ってくるのだろうが。2001-と軽く書いてしまったが、ここすらどうなるか分からない。何となくずるずるとPC100->PC133->VC?->DDR->???と来て次の時代のテクノロジーにバトンタッチするかもしれないし、何か(上に書いたのはDRDRAMとDDRだが)がブレイクして1時代を築いて次かもしれないし。しかし、この検討が某社の特許を避ける為の研究だったりしたら笑っちまうのだが...
#でもこうやって見てみると、メモリ技術が変わったからといってすぐに体感速度が大きく変わって新時代到来ってことになったことってないんですねぇ。EDO+430FXは結構よかったけどEDOのおかげってよりはチップセットの効果が大きかったみたいだし、SDRAM+440BXでもベースクロックが100MHzになったことの方が大きかったわけだし。
・2000年1月21日
- ディスプレイようやく修理される
私はTOTOKUのCV821Xを持っている。98年11月に買ったのだが、99年7月辺りから調子が悪かった(ここら参照)。一度は修理に出そうとしたが出しそびれ(ここら)、やっぱりおかしかった(ここら)り、何となくよくなった気がした(ここら)り、でもやっぱりだめなことが分かってあきらめたり(ああ、このこと書いてないや)したが、修理に出す暇が無くてずっと使っていなかった。もったいない。
が、ついに修理に出した。先週連絡して取りに来てもらい、昨日修理完了の連絡を受けて、今日届いた。修理自体は2-3日か?ここしばらくは昔のモニタで済ませていたので替えモニタは要求しなかった。箱を取っていないというと、本来は箱代(送料)を要求されるんだそうだが、たまたま修理センタに箱がなくてしばらく待たされることになったので、要求されなかった。私にとっては半年近く使ってなかったので待たされる数日程度はどうでもよかったのだが。いや、本当は箱はつぶして取ってあったのだけど、ちゃんとした箱で送ってもらいたかったからわざわざ箱も要求した。
原因:某所(本当はちゃんと書いてある)のハンダルーズによる接触不良。修正・正常動作確認済み。なぜか箱も置いていった。今は使い始めたところで、ちゃんと直っているかどうかはまだわからない。
・2000年1月22日
- Direct3Dではまる
ディスプレイがちゃんと直っているか確かめるために、3Dのデモ(3DMark2000など)を流しておこうと起動するが、フリーズしてしまう。その他の3Dものも、DXDIAG.EXEも不可。怪しいのはこの前入れたEAX対応というVoltex2ドライバなのだが、古いのに戻した(つもり)でもだめ。Windowsの上書きインストールでもだめ。DirectX7のインストールもだめ。蓋を開けるのをめんどくさがったため、Windowsの再インストールを行うことにする。ちまちまとインストールを進めていくが、何を思ったかまたEAXドライバを入れてしまい、やっぱりフリーズすることを確認しただけに終わる。
仕方なく蓋を開けることにする。疑わしいMX300とTNT2ボードを外してAIW128で動かす。これならちゃんと動く。AIW128をやめてTNT2にしてもOK。が、MX300を入れるとやっぱりだめ。元の環境でも同じ状態。Voltexドライバの削除、アプリケーションの追加と削除での削除、AU30*.*の削除などを行ってまともなドライバを入れるが効果なし。最後の手段とレジストリ内のAU30を探して消しまくる。再起動して、ドライバを求めてくるのでまともなものを指定すると、無事に復活したもよう。これでほとんど1日(実際には前日からなのでそれ以上)つぶれてしまった。まあ動いたからいいか。
その間、ずっとディスプレイは付けっぱなしだったが、問題は出ていない。
・2000年1月23日
- ハンディトラックボール他
久しぶりに秋葉原に行く。行きはなぜか道がガラ空き。あっという間に着く。何を思ったか次々にものを買い求め、両手が塞がったので帰る。欲しいものがたまっていたこともあるが、こんなに買い込むのは珍しい。
とりあえずハンディトラックボールとUSBハブを使ってみる。トラックボール2DUSB/OFF-TABLEは片手で宙に浮かして使えるようなやつだが、スクロール機能があるもんだと思って買ってみたが、そんな機能はなかった。(PS/2版にはあったもよう)ちょっと失敗。まあ寝転がって使おうと思っていて、それほど不便ではない...かな?
ハブはセルフパワー/バスパワー切り替えできる4ポートの小さなハブ。バスパワーでは多段接続できないと聞いて、セルフパワーの物にした。後でケース内蔵にすることを考えている。
更に安物のVGA-BNCケーブルも買う。まあこれは自己満足のため。私はあまり画質にこだわっていない。
350W電源。なぜか激安であったので買う。3.3V=14A、5V=35A、12V=8Aととても350Wだとは思えないが、今より大きいし、安かったので許す。店頭にあったのは5V=40Aだった気もするのだが...おそらくその辺のケースに入っているような安物電源のように思える。もちろん、回転数の制御だとか、回転数センサだとかいったものはない。しかもえらく軽い。使ってみると、普通に使えているのだが、TEACの連動電源が連動しなくなった(入りっぱなし)。
80分CD-Rメディア50枚。安かったので買ってみた。(うちにはまだ50枚くらい残っているのだが...)
他にもUSBで機能豊富なキーボード(しかも小さい)を探したが、どうも思うようなものがなかった。PS/2ならばいろいろな機能が付いたものがあって選べるのだが、USBのものは結構少ない。あと、フェラーリなフォースフィードバックハンドルも買おうと思ったが、ハンドルは持っているから...と思い直してやめた。
取り合えずものはそろったので、とりあえずもう1台作ってWindows2000マシンにする予定。
・2000年1月24日
- U2W SCSIボード
このところ安くなっていることで話題のIwill SIDE2935LVDを買った。使うあてはなかったのだが、まあadaptecの代わりに使えばPCIクロック41.5MHzでも使えるかな?てとこ。珍しく衝動買い。外部と内部に1つずつ68ピンのU2Wコネクタがある。5こ口のよってあるU2Wケーブル(ターミネータ付き)が付属。50ピンのコネクタもケーブルもなし。代わりに50メス68メスの内蔵用変換が付いてくる。まあU160が出てきたので、U2Wもじきに過去のインターフェースになっちゃうんだろうけど。サーバーのHDDとその他のデバイスとの速度差はどんどん開く一方で、他のデバイスではUltraNarrowでとりあえず間にあう(し、68/80ピンデバイスはほとんどない)のに、インターフェースばかりが先行している感じ。中間にあるUW、U2Wなんかはこの先出番がなくなっていくのかな。U2W(LVD)はケーブル長とか結構画期的だったのだが。
でadaptecの代わりにさしてみるが、BIOSから先に進まない。フロッピーからのブートも不可(ちょっと読んで止まる)。どうやらFT66との関係でうまくないようだ。どちらかを抜くと起動する。やっぱり失敗だったか?まあボードのさし方だとか設定だとかでなんとかなるのかもしれないが、そこまでやる元気なし。
SCSI BIOSを見ようと思ったら、マニュアルが1ページ抜けてるし。※
で何を思ったか、壊れたDC310Uを取り出してさしてみる。と、なんと使えそうではないか。Windows98を起動して、デバイスマネージャを見てもエラーが出ていない。これは幸いと電源を落としてねじを締めなおして起動しなおすと、SCSI BIOSでエラー。Windows98起動するとやっぱりデバイスマネージャでエラー。いろいろいじっていると、どうやらDC310Uのねじの締め方で状況が変わるもよう。今はちゃんと動いているが、いつおかしくなるか予断を許さない状況。まあ使えるようになっただけでもめっけもんか。
※このボードはinitioのINIC-1060チップを使っている。更にはINI-A100U2Wと同じボードである。ここらを参照。抜けたページはA100U2Wのマニュアルで補足できる。
・2000年1月25日
- USB音源 SE-U77(H)
オンキョーのデジタル音声入出力、アナログ音声入出力、MIDI入出力を備えたUSBデバイス(2ポートのUSB入力のハブ機能付き)。買ってから気づいたのだが、デジタル入力だけはWindows98SEでは使えないことになっている(Windows98は可)。付属のUSBケーブルは太くて短い。他にオーディオケーブル、光デジタルケーブル、などが付く。
とりあえず今の環境にさしてみる。すぐに認識するのでドライバを入れて、ついでに付属アプリ(プレイヤー、WebAudioの作成ソフトとブラウザのプラグイン、ウェーブ編集ソフト)もインストールする。で再起動するのだが、動かない。起動が途中で止まったり、プレイヤーが起動されなかったり、MX300のジョイスティック入力で黄色!だったり、SE-U77デバイスが黄色!だったり、起動時に画面がめちゃくちゃになってハングしたり、一部描画されない状態で止まったり。どっちにしろ音は出ない。
いつものようにいらないボードをみんな抜いてみると、ちゃんと動作するようになった。今のところどのボードが原因かはわかっていない。
で、ウェーブを再生したり、MIDIを再生してみたり、DXDIAGでDirectSoundとDirectMusicのテストをしてみたりすると、音は出るものの、ガサガサでひどい音。どうやらボリュームが全てMAXになっていて音が割れていただけのもよう。ボリュームを落とすときれいな音で無事鳴るようになった。さすがに音がいい。多分、低音の出方が違うんだと思う。
まあUSB音源は音が途切れがちだと聞いていたので、重そうな処理を試す。音の出る3Dベンチ、ウェーブ再生中にテキストスクロールとかフロッピーアクセス、MIDI再生中に同じこととか。が、全然問題が出ない。3D Mark2000デモ(640*480〜1600*1200)とか、Xdemo(古いけど)とかやってみたけどさっぱり。昔使っていたISAボード(SB32)より全然まとも。唯一気がついたのはWindowsの起動時に音(ジャ〜〜〜〜〜ンてやつ)を出しているのだが、同時にいくつかのAPPを起動してツールバーとデスクトップのアイコン(約100)を読みにいくせいかどうか、一瞬音が切れる。Windowsの起動時には必ず切れる。まあ切れることがあるのは確かなので、いつかどこか別のところで切れることもあるのだろうが、心配だった私がやる3Dゲームでも切れることがないので一安心。今までよりも音がいいので常用することにした。 なぜかデジタルインも使えてるし。(SEになりそこねているだけかも)これだったらサウンドボードも外せるかな?(ジョイスティック入力があるので外せない)
やってみりゃ分かるが、PS/2マウスはウェーブ再生中はカーソルが飛びまくって使い物にならない。USBマウスは問題ない。というか、私はもう既にPS/2マウス自体普通の状態でも使えないようになってしまっているのだが。
また、元の環境では何が問題だったのかも気になる。時間がなかったので、まだボードを元に戻していない。
そしてCDプレイヤーでデジタル音楽CDを使用可能にするのチェックができるのだが、音が出ない。これも不明。
・2000年1月26日
- U2W SCSI SIDE2935LVDとUSB音源 SE-U77(H)
分かったことだけ。
U2WのSCSIボード。FT66との組み合わせでは確かに簡単にはいかない。定石どおりにボードをさす位置を変え、SCSIボードの方のBIOSが先に立ち上がるようにすると無事起動できることはわかった。が、やっぱりU2Wでは私には使いどころがない。内蔵のMOは変換があるので使えるとしても、外付けのCD-Rのためにはもう1つ変換(外付け用)を入手しなければならない。それならば使えることがわかったDC310Uでいいやって感じ。いつかは使えるときが来ることを願いつつ、封印した。
USB音源。パッケージには確かにWindows98SEではデジタルインはできないことになっているが、ホームページではそれは間違いで、実際には使えると出ていた。要するに使えるってこと。また、改修ドライバとプレイヤーのパッチとが出ていたので入手。ここのFAQも役立つ。これによると入力・出力マトリックスでできないのはアナログ入力を直接デジタル出力するものだけ。いったんwavにでも落とさないといけない。
また、CDプレイヤーでデジタル音楽CDを使用可能にしても使えなかったのは、NakamichiのMJ-5.16がデジタルOUTのコマンドに対応していなかったもよう。AOpenのDVDプレイヤーDVD1040ならばちゃんと再生できた。他のボードとの関係で使えなかったのは、MX300のためだった。他のボードはさしても使えるようになったものの、MX300だけはうまくいっていない。ひとまずドライバを入れないことにしたが、いつかは入れたくなるはず。
MX300を使えないのでジョイスティックを使えない。一応用意してあったジョイスティック→USB変換を使ってつないだ。が、ハンドルは2軸4ボタンなのでいいのだが、その他のデバイスは軒並みつながらない。対応しているのが3軸4ボタンPOV付き(TM-FCS)、4軸4ボタンPOV付き(CH-FSPro)、4軸4ボタン、2軸8ボタンのみ。なんとかならんものか。まあPS→USBもあるのでなんとかなるのだろうが...
・2000年1月29日
- SMART JOY PAD 2
Bleem!を使った。このためにPSのゲームとアナログスティック(デュアルショック)を買う。詳しくは書かないが、まあ買ったゲームはちゃんとできた。
ここではSMART JOY PAD 2評。かなり使えている。SMART JOY PAD 2はデュアルショックをつなぐとアナログ時には4軸(アナログ)16ボタンのパッドとして、デジタル時には4軸10ボタンのパッドとして使えるようになる。
そして、付属品としてパッドをマウスとキーボードの代わりに使えるようにする「JoyToKey」というフリーソフトが付いてくるのだが、これをマウス代わりに使うと、例えばWinDVDでリモコン代わりに使える(ひも付きだが)。再生、停止、イジェクトから、早送り、チャプター送り、マルチアングル、言語の変更まで何でもできるようになる。(なぜWinDVDではキー操作がはっきり示されていないのだろう?F,R,E,Z,X,C,G,A,J,PageUp/Down,Spaceなど)これでハンディマウスは不要になってしまった。Shift+ホイールによる横スクロールが使えないことが残念だが。ちなみに私はこんな設定で使っている。
・2000年1月30日
- USB-SCSI変換ケーブル
最近USBに凝っているが、あまり使うことのないSCSIものを外付けUSBにして使うときに付けるようにすればいいかな、ということで使ってみた。まあ使えそうなのでSCSIボードは外してしまった。じきにLANも買っちゃい そう。CD-Rも4倍速で書けているが、転送速度はせいぜい800Kバイト/秒程なので4倍速は際どい。ところでUSBのボードを追加すると、12Mbps*2で使えるのかな?2枚入れると12*3になるのか?ストレージデバイスを別系統に分けたいんだけど。
・2000年2月1日
- Windows98の拡張子を表示しないモード
WindowsのExplorerではなぜかデフォルトでは「登録されているファイルの拡張子は表示しない」モード(バージョンによって微妙に表現が違う)になっている。おそらく大多数の人はインストール直後にチェックを外しているのではないかと思う。私もそうだった。(更に「全てのファイルを表示する」にチェック。)が最近、拡張子を表示していないと名前の変更が楽なことに気づいた(早く気づけよ)。で、ここしばらくはもっぱら拡張子を表示しないモードで使うようになってしまった。それほど不便はないのだが、次の2点は結構痛い。
・本当の拡張子を知りたいとき
・拡張子(ファイルの種類)を変えたいとき
それほど頻度は高くないのだが、仕方ないのでこのときだけは拡張子を表示するモードに変更している。前者はDOSファイル名を見ることで済むことも多いのだが。
・2000年2月26日
- USB-LAN変換 LUA-TX
やっぱり買ってしまったUSB-LAN変換。100BASE-TX対応、Windows2000対応。ついでに100BASE-TXのスイッチングハブも買ってしまった。どちらもあっさりつながって普通に使えている。とは言っても相手はPC-98のDOS5.0の10BASE-Tで、IPXを使ったWeb95という代物。ここに書いた方法で再びつないだ。元々それほど速度が出るようなものではないので、効果の程は不明。まあ取り合えず使えることが重要だってことで。
でもUSB-SCSIにしろUSB-LANにしろ、速度的にUSBの速度で抑えられちゃっているので簡単につなげられて取り外せるメリットに比べて、デメリットが大きい。こういうものはUSB2.0が出回ってから考えたほうがいいのかも。
邪魔なPCIカードを取り除いた結果、AGPとFT66の2枚だけしか残らなくなった。
なんかUSB-LANを入れていると、USB-SCSI経由のCD-Rが4倍ではバッファアンダーランが出て焼けなくなった気がする。共にUSBの帯域に制限されるような代物なので、ある程度は仕方ないかも。
・2000年5月8日
- Rally Masters
やっぱり買ってきたこのゲーム。結構プレイしたのだが、やっぱりハンドルは合わない。と言うとセガラリーと同じように聞こえるのだが、さにあらず。このゲームはハンドルの微妙な切り方は殆ど必要なく、逆にアクセルの微妙な踏み込みが必要なのだ。ハンドルはロックトゥロック+ニュートラルでガンガン切っちゃっていいのだが、ハンドルでやるのはちょっとつらい。減速して、ハンドルを切って、リアが出たところで微妙にアクセル、すぐにアクセルべた踏みが基本なのだが、私の持ってるハンドルのアクセルでは微妙な踏み加減がうまくいかない。
他のデバイスを試した結果、DUALSHOCKの調子がいい。当然ハンドル、アクセルともにアナログにしている。ハンドルは左の左右、アクセルは右の右倒し、ブレーキは右の左倒し。まあブレーキは殆ど使っていない(あっという間にスピンするから)が。普通はアクセル・ブレーキは前後にしがちだが、左右に割り当てるのがミソ。この配置はその昔、X68000のアナログパッド(いわゆるカブトガニ)でスーパーハングオンをプレイした時に使っていたやり方。これだと私にとっては微妙なアクセルワークが可能。...まだまだ結果が全然出てないのがアレですけど。
・2000年5月19日
- DDR-SDRAM
私はメモリのテクノロジについてそれほどよくはわかっていない。手元にあったどれほど信頼できるのか不明な各種資料を元に、私の勝手な解釈の元にこれを書いていることをあらかじめ断っておく。
SDRAMというものは、基本的にはアクセスにCL+RCD+RPC+バースト転送ビット程度のクロック数がかかる。いわゆる2-2-2メモリで4データの転送の場合は2+2+2+4=10クロックほど。3-3-3の時には3+3+3+4=13となる。だからPC100の2-2-2とPC133の3-3-3はほぼ同じくらいの時間である(PC133の方がほんのちょっと速い)。「基本的に」と言ったのは、別のバンクへのアクセスの場合には、データ転送(の4クロック)が重ならない程度に上記のタイミングを重ねられるためだ。1つのバンクごとにデータが欲しくなってから転送処理が終わるまでには10クロックほどかかるが、同時に別のバンクへの転送要求を出しておけるのだ。
ここにDDR-SDRAMというものがある。これも上記のものとタイミングが同じで、1つのバンクに対しては2+2+2+4/2=8クロックほどかかる。これではSDRとそれほど変わらないはずであるが、やはり別バンクへのアクセスを同時に出せるようだと転送量を稼げる。また、上では4データを1セットで得るような場合だが、8データを1セットとして2+2+2+8/2=10クロックで得るモードもある。(その場合64ビットバスだと一度に64バイト得られるのだが、チップセットとして?CPUとして?キャッシュラインなどを考える必要がある?)
なんだかよくわからないが、今までどおりに32バイトラインで得ていると、SDRが10クロックでDDRで8クロックではそれほどDDRだからって速くないんではないかと思った次第。でもその辺にあるDDRメインメモリのベンチを見てみるとそんなに悲観するような性能ではないところから、何かしらの工夫があるのだろう。ちなみにDRAMであることからして、1メモリセル辺り10クロック程度かかってしまうのは仕方のないことだと思われる。要はいかに一度に多くのメモリセルからデータを取り出して、見かけ上の転送レートを上げるのかっていう問題。
ちなみにDRDRAMはというと、よくわかっていない。VCもよくわからない。ちょっと見ただけでわかるような簡単なやり取りではないのだ。そういえば一時期聞いたSLDRAMってどうなっちゃったんだろう?
・2000年5月26日
- 携速2000
突然だが、携速2000を使い出した。この手のソフトはずっと前からCD革命/Virtual 1.xxを使っており、それなりに便利に使えていた。あまりに古いのでオーディオトラックが取れなかったり、一部で変換不可のものがあったりした。編集も不可能(当時は別ソフトが必要だった)だし、Windows95/98でしか使えなかった(NT用は別売だった)。
とりあえず携速を使ってみたのだが、Virtualよりも使い勝手が悪い。まず困るのはイメージの作成にしろ、イメージの追加にしろ、複数まとめての作業が全くできない点。今回Virtualのファイルをすべて携速に変換しようとして、Virtualのドライブを10台くらい作ってマウントし、まとめて変換しようとしたのだが、一度に1つしか変換できない。一度アンインストールして再インストールしたのだが、イメージファイルを残せるのは当然としてもなぜか再インストール時に一部のイメージしか携速ラックに出てこない。で、追加を選んで複数のファイルを選択する(選択できる)のだが、それでは追加できない。Explorerからのドラッグ&ドロップもできるのだが、複数落としたところで1つしか追加されない。仕方ないので20個くらいあったイメージを1つ1つ手で追加した。
どのイメージファイルがラックにあるのかの情報はインストールディレクトリのpph.stateに入っているのだが、バイナリのために編集が難しい。登場順を変えたいのだが、これではかなりつらい。ちなみに名前順とか日付順とかでソートは可能。一度ソートしてしまうとずっとそのまま。
今まではドライブのルート下にイメージを置いていた(Virtualのデフォルト)のだが、携速ではディレクトリ〜.audioを作ってしまうので実に汚い。とりあえずディレクトリを掘ってそこに置いた。
Virtualで作ったものを変換していたのだが、なぜか変換できないものがある。変換がすぐに終わってしまって〜.cdsが0バイト。元CDから行えばOKなのかもしれない。
・2000年5月31日
- MPEG編集
まずは携速の続き。たまにはCD−Rを焼こうとしたら、なぜかCD−Rドライブを見つけてくれない。いろいろ見てみると、WNASPI32.DLLが消されているもよう。探してみると\WINDOWS\SYSTEM\PhantomCD\Systemに移されていた。こんなのあり?(Phantomcdは携速のドライバ名)このDLLをSYSTEMに移動させると無事にWINCDRが使えるようになった。が、今度は起動時にBPLAYER.EXEがアプリケーションエラーになる。実害はよくわからないが、仮想CDのオーディオトラックと関係があると思われる。なんかやな感じ。
ついでに書くと、今はCreativeの3D Blaster TNT2 Ultraを使っているのだが、ずっとドライバを更新できなかった。それはBCTV2というTVチューナボートを使おうとすると、どうしても画面が乱れて表示されなかったり、ビデオがのっかる部分が紫のままで映像が出ないことが多かったりしたからだ。新しいものが出るたびに試してきたのだが、やっぱりだめで元に戻すことが続いていた。が、最近出た5/22版では一応ちゃんと使えるようになったようだ。ちょっと紫に見える時間が長いのだが、とりあえずビデオはちゃんとのっかるもよう。ブラスターコントロールの表示がひどいものに変わってしまったのは残念なのだが...クロックの上限の上げ方がわかんないし。
ついでに書くと、Vortex2ドライバも調子が悪くて、古いものしか使い物になっていない。もう更新されることはないのかもしれないが...
で、今日の本題。実は前から編集したいMPEGファイルがあった。何となくVMAIDとかTMPGencとかMPG2AVIとかのフリーソフトの話は聞いたことがあったのだが、いろいろあって手を出していなかった。が、某雑誌にビデオ編集特集があり、ついに手を出すことにした。
やりたかったことはいくつかあって、
- ビデオCDから取ったMPEGファイルの一部を抜き出す
- MOVファイルをMPEGファイルに変換する
- VOBファイルをMPEGファイルに変換する
- 持っているビデオ、LDをMPEGファイルに変換する
など。とりあえず簡単そうなファイルからMPEG変換に手を出す。
こんなことはソフトを用意すれば簡単なのだが、用意したのはMPG2AVIとTMPGEnc。前者はMPEG、MOV、AVIなどを各種コーデックのAVIに変換できる。後者はフレーム間圧縮のないAVIファイルをMPEG1またはMPEG2ファイルに変換できる。コーデックにもよるのだろうが、うちでは前者の変換は実時間程度で、後者は実時間の3倍ほどで変換できる。ちと問題なのはどちらも複数ファイルの変換がそれほど楽ではないことだろうか。前者は複数まとめてファイルを指定して、一気に変換できるのだが、そのファイルの指定がなかなか面倒。このディレクトリ下のファイルをこっちのディレクトリ下に変換とかができればいいのだが...後者はもっとつらくて、バッチ変換があるものの、1つ1つのファイルに対して1つずつプロジェクトファイルを作る必要がある。げげげ。それでもこんな処理ができるフリーソフトが存在することに感謝しつつ、使っているのであった。
ついでに、MSからもWindowsMediaTOOLSなるものが出ていて、各種コーデックが含まれていて結構使える。MPEG4のエンコーダも含まれる。
ちなみにVOBからの時にはDeCSS(エクスプローラでもいいのだが、DeCSSでは1ファイルに吐き出せる)を、MPEG変換はFlaskMPEGを使える。AVIファイルの編集にはVMAIDが、ビデオのキャプチャにはVshot、AVICap、CaptureLightなんかがあるもよう。でも、ちゃんとやろうとすると、やっぱりディスクが足りないよ〜〜〜。半年前に64G買ったんだけど既に満杯だし。
・2000年6月6日
- 815クロック
PLL(PhaseLink)の所に、815用とうたったFTGが出ている。PLL203-51など。CypressにはそうはうたっていないがそれらしきFTG(W219Bなど)が、ICSにも9250-16/23とかがある。両者は基本的なクロック比は同じようで、CPU/RAMが66/100、100/100、133/133、133/100となっている(これらすべてでAGP=66、PCI=33になる)。そういうことらしい。ついでに言うと、PLL203-51の方は30通り程の基本クロックに対して±28MHz位に変化させることが可能。ちなみに810-100では66/100、100/100が、810Eでは66/100、100/100、133/100が使えた。
と思ったが、よく考えるとFTGの66MHz出力はHUBのクロックであってAGPではないのかもしれない。そういや815はメモリ133のとき、内部グラフィックが使えなくなるんだっけ?KX133ではメモリクロックはノースブリッジが出すことになっていたのだが、815は?
・2000年6月8日
- FT66ドライバ
ここのところずっと謎のフリーズ現象に悩んでいた。起動直後は普通に使えるのだが、しばらく(数時間)触らなかった後で使うと、アプリケーションの起動時なんかに突然フリーズする。特に決まったアプリケーションではないし、それなりに使えた後で止まるために原因がつかめない。以前はそんなことなかったので心当たりを考えると、
- 携速2000
- Creative TNT2ドライバ
- Creative FastTax,BlasterControl,AgpWizard,Riva-OC
- MediaPlayer6.4,MediaTools
- BzGOLD,EasyCDCreater
- FT66ベータドライバ
- MX300ドライバ
- 各種MPEG,AVIツール
- 各種ゲームインストール
なんかが怪しい。というか、心当たりありすぎ。いろんなデバイスのとりあえず問題なかった頃と思われるバージョンのドライバを入れたり、アプリケーションをアンインストールしたり、パワーマネージメントをいじったり、CPUファンとかケーブル接続を確認したり、スキャンディスクをしたり、BIOS項目をゆるくしたり、Windows上書きインストールしたりしてみたが、効果がない。
そうこうしているうちにFT66ドライバを古いのに戻すとDOS互換モードになってしまった。さらにUSB-SCSI変換をつないだままだと起動できない上に、起動後に差すと青画面。せっかく新しいFT66ドライバをMOに入れて持ってきたのにHDDに落とすことができない。
とりあえず起動できていたFT66ドライバを入れるとDOS互換モードは回避でき、USB-SCSIもつながってMOが読め、新しいFT66ドライバを入れられ、FT66 BIOSを書き換えられた。
で、今使っているのだが、なんとか復帰したもよう。一日放っておいてから使ってみたが、一応使えている。どうやら今回はFT66のベータドライバ+ベータBIOSがまずかったもよう。結構早い時期に新ドライバが出てたし。ちなみにだめだったのはドライバ1.30b23、BIOS1.30b2。今回入れたのは1.30b25、1.30b12。
・2000年6月20日
- 815クロック
815が発表されてデータシートも出てきた。見るとメモリクロックはもちろん、PCIクロック、AGPクロックなどもクロックジェネレータが供給することになっている。KX133ではこれらは皆チップセットが出すことになっているのだが、Intelは全く逆の選択をしてきたことになる。ちなみに440BXではAGPクロックだけはチップセットが出していた。何となくチップセットが中心になって制御していたほうがいいように思っていたのだが、クロックが上がるとそうでもないのだろうか。
ちなみに815はPC100時はダブルサイド3DIMM、PC133時はダブルサイド2DIMMまたはシングルサイド3DIMMだという。つまりいつでも3DIMMが使えるわけではない。MAXは512M。PC100/133関係なく内部グラフィック、外部AGPが使える。まあ今の並みのパソコンではこんなもんかな。ハイエンドにはなりえないってこと。AIMMはGPAって名前を変えたんだっけ?AIMMはモジュールの名前でGPAはアーキテクチャの名前だっけ?しかしなぜにCoppermineしかだめなのかね。
Abit SE6ではSoftMenu2だという。つまりは1MHzごとの設定はできないということ。目の前にPLL203-51とかいうものが見えているだけに、買うべきかどうか迷っている。440BXでFSB133で動かしちゃっていると買い替える意味がなさそうだし。そもそもCoppermine以外はサポート外(あるいは動かない)だし。815ジェネレータのまとめを置いておく。でもSE6のクロック設定を見ると203-51っぽいんだけど...9850にもそのようなクロック並びのものがあるのだろうか??
ダウンロードできたマニュアルでは、GIGABYTE(6OXM7)は9250-25、AOpen(AX6S)はW219bのもよう。ASUSはICSのものだが、詳細不明。115〜132の間がないのは本当なのか?でもBIOS設定例では133-149まで1MHz刻みだし...Abitもよくわからない。MSI(815E PRO:MS-6337)とかSuperMicro(SUPER370SSM)とかは不明。
やっぱりよくわからないのは対応CPU。FC-PGAのみと言っているのもあればPPGA対応と言っているのもある。しかもボードによってはWebではFC-PGAのみと言いつつ、マニュアルではPPGAもOKとか言っていたりするし。FC-PGAのみはGIGA、ASUS、MSI、Abit。PPGAもありはAOppen、SuperMicro、Abit。GIGABYTEは相変わらずPDFが読みづらい。フォントがない上に罫線がやたら遅い。ボードはやっぱり機能が多い。コネクタもやたらとある。
一番わからないのはIntel(D815EEA)で、ボードの仕様ではFC-PGA or PPGAと言いつつ、対応CPUではFC-PGAものしか出ていない。いや、この表の500と533はAではないのか?(500Aってあったっけ?)それでは466以下は?単にサポート外なだけ?だが、さすがはIntel、細かいオプションが満載である。D-LED、PCI-AUDIO、82562ET(ICH2のLAN)など。815のデータシートではFC-PGAのみをサポートのように見えるのだが...
マニュアルやデータシートをにらんでいると、ICH2ではPCIなどの割り込みが8つに分けられるようになったもよう。今までは4つにしかならないのでどうしてもそこらじゅうで割り込みの共有が起きていたのだが、これでちょっとはましになるのか??そこまでIRQを空けられるのかという話もあるが...レガシーデバイスをなくせばIRQ3,4,5,7,9,10,11,12(14,15)の10個位は何とかなるか...(データシートでは6もOKになっている)更にAGPクロックもPCIクロックもクロックジェネレータから供給するようになったので、FSBとPCI/AGPのクロックの自由度はかなりあがっているはず...なのだが、今あるマザーのジェネレータではPCIは1/4,AGPは1/2までしかできない。そうでないとうまくないのかもしれないが、FSBを180とかに上げようと思うとPCIがけっこうつらい。
Duronで2次キャッシュのサイズが1Kと誤認する問題が出ているようだが、この件に関してはAMDはエラッタだと報告している。Duron Revision Guide参照。しかも次のリビジョンからは直すとも。WCPUID系のツールではリビジョンを見て出力を変えるようにするのだろうか?
その後も謎のフリーズ現象は続いている。電源入れっぱなしだとHDDが熱くなってだめなのかとか、ディスプレイのUSBハブにUSBデバイスをつないでいるので、ディスプレイの電源オン時に大量のUSBデバイスを見つけるのでだめなのかとか、PCIスロットの位置がまずくてどれかとどれかのデバイスがぶつかってだめなのかとか考えて対策しているのだが、あまり改善されていない。仕方ないので使わないときは電源を落とすようにしている...ってこれが本来の姿か???
・2000年6月29日
- IRQステアリング
前々からパワーセーブモード(単にディスプレイの電源を落とす設定にしただけだと思うが)から抜けた後、ランダムにフリーズする現象が出ていた。さらにその昔は出ていなかったように思うのだが、原因がさっぱりつかめていなかった。上書きインストールをしたり、パッチを当てたり、ドライバのバージョンを変えてみたりスロット位置を変えてみたりしたが、全然効果がなかった。が突然、ふとしたきっかけでBXのレジスタを見ることがあったのでじっくり見てみると、AGPのサイドバンド転送が起動時にはオフにしている(TNT2をFSB133で使うときの常套手段である)が、パワーセーブモードから起きた後はなぜかオンになっている。DisplayDirectorの問題かもしれないが、ちゃんと元には戻してくれない。更に0x50の内容も微妙に違う。だが、この辺もフリーズとは関係なかったもよう。
更にデバイスマネージャでPCIバスのプロパティのIRQステアリングを見ると、IRQステアリングが使用不可になっているのに気が付いた。確か前に一度使用可能になるように設定を変えたはずなのだが...で、前と同じにACPI BIOSを使ってIRQテーブルを取得するチェックを外してみるのだが、再起動を選ぶとフリーズする。仕方ないのでセーフモードで立ち上げてチェックを外した後で立ち上げなおすと、無事にIRQステアリングが使用可能になった。まあこのマザーボードのBIOSに問題があってIRQテーブルをちゃんと返さないのだろう、と納得することにした。その後フリーズ現象はなくなったように思える。
・2000年7月4日
- IE-OFF
某雑誌(DOS/Vマガジン7/15号)にIEのアクティブデスクトップを切る方法が出ていた。Windows95/NTではIE4を入れるときに選択できるが、Windows98/2000ではそうもいかない。が、Windows98/2000でもやり方は簡単で、IE-CUTS.REGを取り込み、いったんログオフするだけ。元々Explorerにあるオプション設定でアクティブですくトップを切るのだ。ちなみに戻すのはIE-NOCUT.REGを取り込む(前の設定を0にしてくれる)。
早速会社のWindows2000で実行する。(スペックがいまいちなので、ちょっとの向上でもうれしいのだ)このマシンではアイコンなどを見た目WindowsNTにしており、ツールバー以外はNTに見えるようにしてある。(単なる趣味である)クイック起動は消してあり、Webで表示等は使っていない。ついでに言うと、フォルダを開くたびに新しくウインドウを作る設定にしている。ツールバーは便利なのでぜひ使いたいのだが、速さには勝てまい。
で実行して見てみると、今までの速さに慣れていたこともあってか明らかに前よりも速い。ツールバーも出たままでちゃんと使える。これはすばらしい。だが、なぜかタスクバー右クリックのメニューが出ない。ついでに言うとツールバー右クリックのツールバー内のメニューは全てグレーアウトしている。閉じるがあるのでうっかり閉じると新たに作ることができないもよう。タスクバー右クリックはタスクマネージャとプロパティと全て最小化を使うことがあったのだが...まあタスクマネージャはShift+Ctrl+ESCで出るし、プロパティはタスクバークリック後Alt+Enterで出るし、全て最小化はデスクトップの表示ショートカットで代用できるし、それほど困らない。
その後各値を0にしたり1にしたりして、ClassicShellを0にするとこのメニューが出てくることがわかった。が、0にしたり1にしたりいじっているうちに本当に速いのか元に戻っちゃったのかがわからなくなってしまった。結局は全部1にして最初の感覚を尊重することにしたのだが、つまりはそんな程度(使い込んでいれば何となく気づく程度)にしか変わっていなかったのかもしれない。
WillametteがPentium4だと発表されて、Pentium3は1.13Gまでだとか言っている人がいるけど、Coppermine-LVとかTualatinとかもPentium3なんだよね?当然1.13Gより上も出てくるんだよね?こいつらまでPentium4だと言って混乱させられることはないんだよね?何となくIntelは名前を変えるのは命令セットも変わっているからだと思っていたんだけど...まあCeleron -> Coppermine128のように変えていない例(逆だけど)もあるか...
やっぱりFSBとメモリクロックは同期しているのが効率がいいのかなと考えたのだが、SDRAMってIntelが提唱したんだっけ?当時66MHzのFSBに66MHzの同期メモリクロックで動かせばいいと考えて、100MHzに上がってもそのままメモリも100MHzにして、今では133MHzになったもののRDRAMの関係でこの路線を捨てて、WillametteでまたFSB400MHzではRDRAM800MHz×2にすると。それだったらばFSB133MHzにしたときもPC133で行って、Pentium4からRDRAMにしてもよかったんじゃないかなという気もするのだが。まあDRDRAMを作ろうとした結果、メモリチップメーカーもモジュールメーカーもマザーボードメーカーもチップセットメーカーも技術が蓄積できたことでそれなりに役立ったようにも見えるか...だからAthlonも200MHzにはPC200を、266にはPC266を合わせるようにするのがよい(無理に違う組み合わせを認めなくてもいい)のではないかと思う。そういやWillametteでPC600やPC700を使うときって、FSBも変わってくるのだろうか??ついでにCoppermine-LVとかTualatinでバスプロトコルを微妙に変えてくるのは、FSBをもっと上げて200MHzにしたかったのだろうか?(200MHz=1.6GB/SでDRDRAMに合わせる...もう無いけど)結局のところ、いくらメモリのクロックを上げても、DRAMではレイテンシがある程度以下にはできないので、クロックを上げた分レイテンシの問題がどんどん大きくなってバスの使用効率が落ちてしまう、だから複数の要求を一度に出してなるべくメモリバスを空けないようにする必要がある。そのためにはチップセット、ひいてはCPUの外部バス要求の処理タイミングにまで手を入れて最適に構成する必要がある...はず。
最近何となくDUALのマシンが欲しいかななんて思っている。840にするか133Aか760MPかとかいう緊急の問題ではないのだが、単に作りの悪いアプリがいて、そいつがCPUパワーを奪っちゃうので他の動きが悪い、なんとかならないのかってのがことの始まり。実はCPUでなくてPCIとかHDDとかレガシーデバイスとかがネックになっているのかもしれないが、どうもその辺の判断方法がわかっていない。レガシーデバイスとかPCIとかならばチップセットを変えるのがいいのかもしれないし、メモリがきついのならばDUALにしたところで改善しない(どころかもっとひどくなるのかも)し、ちとガマンすればそれで済んじゃうのでさほど問題になっているわけではない。
・2000年7月17日
- Wheel破壊
先日、久しぶりにハンドル(FormulaT2)を使ってゲームをしていた。最近はレースゲームにもSmartJoyPad2経由でDualShock(以下SJP2+DS)を使うことが多かったので、本当に久しぶりだった。相変わらずハンドルがグラグラだなと思いつつプレイしていると、「バキッ」て音と共にアクセルが戻らなくなってしまった。とりあえず分解してみると、どうやら戻す力となっていたバネ(コイルのねじれ方向に力が加わる)が折れていた。よく見るとばねにはもう一本亀裂が縦に入っている。ずいぶん前に一度「バキッ」てなったときのものだろう。復旧困難と見て、処分することにした。動作がいまいちになってきていたし、そろそろ(ここ1〜2年くすぶったままなのだが)フォースフィードバックのデジタルコントローラもいいかなと思っていたので、いい機会だ。が、結局まだ買っていない。まあSJP2+DSでも結構使えてしまうのでこれでいいやって気持ちと、ハンドルでコントロールしたところで実車には到底及ばないってことを知ってしまったのが原因なのだが。
- Win98 再インストール
ここしばらくはWindows98の調子が絶不調だった。使っているうちに突然フリーズしたり、シャットダウン時に青画面(APIX.VXD)になったり、bplayer.exeがアプリケーションエラーになったり、MPEG再生時に数秒待たされたり、インターネット上にcodecを勝手に探しに行ったり、CDチェンジャにアクセスしにいくと固まったり。上書きインストールしたり、怪しいレジストリを削除したり、アプリケーションをアンインストールしたり入れ直したり、各ドライバのバージョンを変えてみたり、いろいろと手を尽くしがさっぱり解決しない(逆に悪くもならない=変化ない)。そろそろ新しくマザーボードを買おうかと考えていたので、その時にインストールし直せばいいかななんて思っていたのだが、一向に買わない(理由は後述)ので嫌になってついに再インストールしてしまった。
私の再インストール方法は、まず余計なH/W(USB全て)を外してDOSで再起動して元あったWindowsディレクトリの名前を変えてSETUP /PJでインストール開始。私は98SEやIE5やその他関連モジュールは大体ディスク上に常備しているため、起動フロッピーを用意したりはしない。数回の再起動の後、98が入ったところでボードのドライバとユーティリティを入れ、USB関連の設定などをして、必要なアプリケーションを入れていく。アプリケーションは基本的に別パーティションに入れているので、インストールの必要ないものも多い。デスクトップにあったものやスタートアップ、お気に入りなどは元のWindowsディレクトリ(今はWindows9になっている)からみんな移動する。でおおよそ完了。いい機会なのでドライバやアプリケーションは最新版(便利だがいいかげんで怪しい言葉だ...)を入れる。今回は特に不都合なく全てのものを入れることができた。
ちなみにUSB全てを外すのは、その昔Windows98のインストール時のデバイスの検出で止まってしまうことがあったのと、ホイールマウスのドライバを勝手に入れられてしまって正常なものに入れ直すのが骨である(ちゃんとしたやり方を確立できていない)ためである。今回も後からUSBマウスをさしたものの、うっかりHIDマウス(標準で入るもの)にしてしまい、直すのに苦労した。(またもや何をやったら効果があったのか判然としていない)
- New Mother
ここ数ヶ月の間、新しいマザーボードの購入を検討していた。最初はKX133でAthlonを考え、815EでCeleron300AまたはPen3を考え、KT133+Thunderbirdを考え、840+RDRAM+Pen3*2を考え、最後は820+RDRAMを考えたが、結局何も買っていない。これらのどれにしても変えるメリットをあまり感じられないので踏ん切りがつかないだけなのだが。(今の私の環境から変えるとして)考えられるメリットとしては、速くなる(かも)、USBが2チャンネルになる、FSB設定が多くなる、安定する(再インストールするため)、オンボードサウンド、LAN、SCSI、RAIDなどになることで拡張性が高くなる(PCIの空きが多くなる)、使ったことのないチップなどを研究できる、などがあるはず。
はっきり言ってAppolo133Aとか440BXとかAMD750は全く眼中になかった。
最初はKX133ならUSBが2チャンネルになるのなら使える(うちではLANとSCSIのUSBがあって、LANをつないでいるとSCSI CD-Rでバッファアンダーランが出るのだ※)かも、Athlonにすれば今までとは違った世界がある(良くも悪くも)かも、と思ったが、すぐにThunderbirdが出る(だろう)からいい気分がすぐになくなると考えてやめた。
※こうなるのはUSB1チャンネルだと普通だと思うけど。
この後のKT133も考えたが、Thunderbirdと合わせて評価がいまいち(今までとあまり変わらない)なのがしゃくで手を出したくなかった。
815Eはかなり考えている(現在進行形)のだが、思ったようなものが出ていない。ASUSはASUS環境チップを使っている時点でパス。MSIはどうもメーカーが個人的に気に入っていないのでパス(深い理由ではないなぁ)。その他はFSB設定がいまいち少ない(それでも今よりは十分に多いのだが)のでパス。最後に残ったIwillのWO2-RNは有力候補だが、未だ出回っていないので手の出しようがない...ってことで候補がない。815Eになることのメリットだって充分あるはずだが、こだわりが強いと何も買えなくなってしまう。
840DUALは、まあDUALが欲しいの延長。今手を出すならこれ以外には選択できないと考えるのだが、やっぱり高い。高い原因はCPUまで買わなくっちゃいけないし、メモリも高いから。でも選択肢がかなり少ない上に、USBが1チャンネルしかない。840Eってのはないのかね。(サーバではこんな微小変化のものは出ないでしょう)DUALはサーバ・ワークステーションでしか役に立たず、デスクトップではほとんど意味がないってことはないと思うのだが...どうもIntelはそう考えているらしく、SingleとDUALの対応をはっきりと分けたがっているように感じる。
もちろんDUALと言えば今ではVIAの選択もありうるのだが、私のVIAの(特にIntel対応の)チップセットの評価は低い。感覚的には、性能などは2の次でカタログスペックを揃えてみましたって感じ。あってもなくても関係ないようなものを性能を落としてでも取り入れてスペックだけでも並べたてて、誘っている感じがどうも好きになれない。まあAMDでは他の選択肢が今の所見当たらないので仕方ないとしても...
最後の820+RDRAMは、最近820+RDRAMセットで安価に売っているので買ってみてもいいかな、と言う程度。でもこれって820+SDRAMの交換用に取り寄せたものではないのか??それでも安いんだからいいのだけど。(ここでもやっぱりASUSなので手を出しづらい)
で、結局のところ何も買っていない。既に、815Eマザーで食指が伸びるようなものが出まわったり、840で手ごろなのが出たら考えてもいいかな程度にまで購入意欲はすっかり落ちちゃっているし。
- Keyboard
最近はコードレスのキーボードを欲しがっている。更にはUSB接続のものを探しているのだが、これがさっぱり見つからない。ようやく1機種見つけたのだが、色が黒くてキー配列がおかしくて(漢字が右上にあるなど)、キータッチがイマイチそうで、赤外線式だったので手を出さなかった。どうしても欲しくなったらこれを買うしかないのだが。
ちなみにTFT液晶のディスプレイも欲しがっている。今からならDVIもあるものかな、と思うと選択肢が非常に限られる。できれば画面と本体が別になったものがいいのだが...まあ画面だけでも3〜4K程あって、一体型の軽いやつだと4K台であるので分離型である必要性はそれほど高くないとも思うのだが。
・2000年7月21日
- IE5.5,MediaPlayer7
OSインストール直後で安定してしまっているのでちょっとためらわれるのだが、IE5.5とMediaPlayer7が出ていたので早速ダウンロードしてインストールしてみた。IE5.5はダウンロード自体は思ったよりも軽くてあっさりと終わった。その昔のIE4が出たときにはめちゃくちゃ重かった記憶があるのだが。MSもサーバを強化したのかとっとと入れるのはまずいこと思う人がかなり増えたのか5.5は5.01とあまり変わらないのでupdateする必要性をそれほど感じていないのか。MediaPlayerはちょっとつらかった。平均1Kバイト/秒を切るくらいで落ちてきたので4時間程。
IE5.5は会社のWindows2000にも入れ、家のWindows98SEにも入れた。共にIE5.01が入っていた。特に問題なくupdateできた。ぱっと見で気づく違いがほとんどないのたが、絵の保存のときにいつもMy Pictureが保存先になっていたのが、htmlなどの保存先(前回の保存先)になった点と、メニューが出なくなることがなくなった点だけは気づいた。システムがダウンしたときにそれまでの履歴が抹消されてしまう現象もなくなった。他にはちょっとわからない。内部的にはいろいろ変わっているようなのだが...
MediaPlayerは今までのとは大違い。その辺に出回っている最近のプレイヤー風になっている。とは言っても私はそのようなものはまったく使ったことがないので比較はできない。いわゆるマルチメディアファイルを統一的に扱えるようになっていて(今までもそうだが)、ライブラリ(ディスク上などのファイルをリストアップして管理できる)とか、デバイス(MP3プレイヤーなどへの対応)とか、スキンとかが扱えるようになっている。リストは1つ1つ手で追加していく他に、ディレクトリ下のファイルを探させたりもできる。リストの再生では順再生のほかにランダムも可能。ウインドウサイズは自由でフルスクリーン時には映像以外は出てこなくなるのもうれしい。しばらくはこれでまかなえそうである。ちょっとキーボードショートカット関係が弱そうなのが気になるが...一応ビデオ関係・オーディオ関係の再生が中心なのだが、オーディオはCDから採取できて圧縮可能、ポータブルデバイスとかCD-Rに出力可能、ストリームメディアの再生可能、逆にDVDビデオには対応していなかったり(か?)ビデオの入力とかビデオの変換出力はできないなどかなり中途半端な感じがする。
続く
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/win9new6.html
坂井瑞穂