私のマシンその3
WIN98マシン
その後の変化〜その5
いろいろあったので分割しました。(99/6/23)
・99年6月23日
・99年6月25日
- マシン統合
結局IDEディスクの件はBIOSでプライマリマスタだけジオメトリを自動認識する(他はなし)にしていたせいだった。なんとか使えるようにはなったが、インストールし直さないと動かないものも多い。特にゲーム系。
しかし、もしもこのままで問題なく使えるとすると、わざわざ2台目を作った意味って...
ここであらためてMillenniumの画質の良さってのを感じた。1600*1200でも使えなくはないし、Voodooを通すと画質が悪くなるってのもよくわかった。1280*1024なら気にならないが。
・99年6月28日
・99年6月25日
- Sega Rally 2
このゲーム、うちではしょっちゅうハングしている。基本的にはリセットボタンしかない。現象的にはVoodooの限界って感じもするが、必ず同じところで止まってる気もする。1年目にランサーで1コース目の3つめのコーナーとか、同じくカローラのセッティング中とか。音が飛んじゃうこともよくあるし、デモを見てるだけだと問題ないんだけど。ハンドル+ペダルではどうしても違和感が拭えないので、パッドでプレイすることにした。ペダル使ってると勝手に決定(あるいはキャンセル)されちゃうことがよくあったし。ハングだけは何とかしたいね。なんかプレイするだけで疲れちゃう。やっぱりマザーボードの買い直し(てCeleronでプレイ)が早いかなぁ。
ついでにUSB関係で動かない件だが、USBマウスのみをつなげているぶんにはちゃんと動いている。USBハブとかその他のUSBデバイスとかがだめなのかな?
・99年7月1日
- Sega Rally 2
結局、今のシステムで動かすのはあきらめた。じきにCPUを変えるなり、マザーボードを変えるなり、グラフィックを変えるなりすることにして、それまで封印することにした。とっとと買ったのはやっぱり失敗だったなぁ。(人によってはセガのゲームなんか買うからだ!と言うかもしれないが)
・99年7月4日
- 新マザーボード
どうやらマザーボードを壊してしまったようなので、新しいものを買ってきた。買ったのはPCIが6本あるTMCのTI6NBF+(いつまで経っても名前を覚えられないのだが)だ。PCIが6本であること以外には何の特色もないもの。最近出てきたP3B-Fよりは安かった。余計なことにSocket370-Slot1変換ボード付き。ものはPCI6本、ISA1本、DIMM3本、Slot1 1本といったもの。PCIが6本以外は何の変哲もない。
で早速以前と同様の環境にマザーのみ交換して組み立てる。スロット順は結構いいかげん。で、電源を入れてみたところ、以前と変わらずヒュンヒュンいうだけ。ここまできてそりゃないだろ、と思って余計なものを一切はずしてCPU、メモリ、ビデオだけにしてみるがまったく変わらず。要するに、原因はマザーではなかったのだ。となると考えられるのは電源?隣のATXマシンから電源だけ引っ張って入れてみると変な音がしない。そのまま電源だけ入れ替えてみるとちゃんと動いたのだった。どうやら余計な出費(マザーボード)をしただけのもよう。むー、もうちょっと調査しておけばよかった。
まあ買っちゃったものは仕方ないのでそのまま使うことに。電源が1つしかないのですべてをこの1台に詰め込む。HDDが密着していたり、Voodooが最下段で隙間が少なかったり、ケーブルが多くて風が流れなかったり、電源の通風孔がCPU側にないので通気性が悪かったりして、熱的には結構問題ありそう。そのうち電源を買ってくることにしよう。近くの店に行ってみたが電源だけでは売っていなかった。AWARD BIOSなのだが、起動時にPCIデバイスの状態を表示してくれない。
まあ特に問題なく普通に使えている。セガラリーもグラフィックのオプションをそれなりに落とすと止まったりすることはなくなった。やっぱりハンドルではやってらんないけど。
マザーボードでは温度が3つ出ている。CPU BlockとCPU/ChipsとSystem。どれがどこの温度なんだか。SMBUSでは48と49で温度が出る。もちろん3つ表示されるようにちょいちょいと修正した。ついでに言うと、回転数はCPUファン、シャーシファン、AGPファンの3つが出る。AGPファンのコネクタはAGPとPCI1スロットの間にある。また、電源用?の5ピンコネクタもある(多分ジャンパピンをさすことでコア電圧を変更できる)。これを含めて意味不明のジャンパ類が多い。独自チップをのせていてPCI6本全てがバスマスタとして動作可能らしい。このソケットに入ったGALチップがそれなんだろうか。(GALについては省略。独自ロジックを組む人にはよく使われるものだ。)
ちなみにBIOSはDIP(いわゆるゲジゲジ)ではなく、PLCC(だっけ?)。これでまたもや私の持っているマザー4枚全て物理的に違うBIOS-ROMのものになってしまった。
・99年7月10日
- 電源
上のように電源を変えて使っていたのだが、ある日電源を落として会社に行き、帰ってから使おうとするともう2度と電源が入らなくなっていた。つまり2つのATX電源が一気に両方とも死んじゃったわけ。おかげでこの1週間ほどはまったくWindowsを使えなかった。(仕方ないので昔買ったPC98ゲームをやってたりして)SB電流が0.1AしかないのにWOLケーブルをつないでいたのがまずかったのか?そういや本体の電源を落としても連動電源がONのままであれれ?って思ってたけど。 - 新電源・新ビデオ・新CPU
で休みになったとたん新しい電源を買いにまた秋葉原へ。本当はなんでもよかったのだが、普通に売っているケースに入っているような「安い」電源が見あたらない。静かだとか、ファンが2つあるとか、400Wだとか、温度でファンを制御だとかそんなんばっかり。まあわざわざ電源を買おうって人はそういった特徴を買うんだろうけど。私はあまり立派なのは必要ないと思って、適当に3.3Vが20AあるというだけでENERMAXの250WのEG251P-Vにした。まあ中には5Vから3.3Vを作っているようなマザーボードもある(恐らく不安定な電源を嫌って自分で作っているんだと思う)わけですが。例に漏れずファンは2個だし、温度で制御だし、回転数モニタのケーブル付きだし。静かなのも売りらしいが、使ってみるとそんなことはなかった。単に熱いだけかもしれない。恐くて長時間電源落とせなかったりして。
最近、あまりにもパソコンの運が悪いので、ついフラフラとビデオカードとCPUも買いこんでしまった。ビデオはあまり深く考えずに3D Blaster TNT2 Ultra。まあ最近の速いやつなら何でもいいやって感じで。(その後G400DHバルクが同じ位の値段であってちょっとショックを受けた。)CPUは600MHzで動く(ものがあるかもしれない)とうわさのCeleron300A。あまりCPUを変える必要性を感じていなかったのだが、そんなに高くなかったのでえーい買っちゃえーって、勢いで。これは先週買ったマザー(TI6NBF+)にPGA370-Slot1変換ボードが付いていたってこととも関係している。クーラーもそのへんにあった冷えそうなのを適当に。とかいいつつ、ソケット7用のえらく背の高いやつ。(アルファヒートシンク+サンヨーファン)
帰ってきて早速電源を付ける。まずはマザーだけに付けてスイッチオン。大丈夫だ(あたりまえか。)その他HDDやらもつないで立ち上げてみる。これもOK。とりあえずセガラリーなど...うーん、久しぶり。この電源にはファンの回転数を見る線が出ている。
で次はCPU。変換、グリス、CPU、クーラーなんかを付けてマザーボードに...と思いきや、クーラーが高すぎてメモリに当たる。DIMM1のメモリをDIMM3に移すと収まった。DIMM1だけは使えなくなるもよう。DIMM2もファンにぶつかりそうなくらいに近い。(こんな上等なクーラーを買うんじゃなかった。)まずはベースクロック100...BIOSは問題なし。112...これもBIOSは問題なし。124,133...これまたBIOSは立ち上がる、140...でもOK、150...は×。うむうむ。まああんまり無理させる気はないので100にしている。558でも普通に使えてたみたいだけど。今はセガラリーがちゃんと動けばいい、不安定になっているものをがんばって安定させようと努力する気にならない、なんとなく調子悪いってのが我慢ならないってとこ。ちなみにコア電圧はマザーボードのモニタを見る限り1.98-2.00V程。どうしても速度が欲しくなったらまた考えよう。
で、またもやセガラリー。クロックは1.125倍にしかなってないのに、動きが全然違う。これは2次キャッシュの差なのか?これだったらVoodooでもグラフィックをフルオプションにしてても全然問題なし。ぎこちない動きは2次キャッシュが問題だったとは...ちょっと予想外。その昔、ゲームではL2の効果はほとんどないだとか、日本語WindowsではL2の効果が薄い(あまり関係ないか)とか言ってた人もいたのに。こうなっちゃうとTNT2を買った意味なし?よってTNT2はまだ使ってない。ちなみにセガラリー後は電源ファンから温風(まさにファンヒーターの温風的)が吹き出ている。その後セガラリーをやりまくったが、7年目と10年目、チャンピオンシップでどうしても優勝できなかった。
・99年7月12日
- TNT2 Ultra
まあせっかく買ったんだし、今までのRagePROと付け替える。カードは無事にささり、ドライバの導入も問題なし。画面サイズを変えてみる。普通だ。特によくもないし、悪くもない。いや、Voodooのスルーをやめるとエッジがくっきりと(RagePROよりは)断然画質はよくなった。1600*1200で使っている。RagePROと比べると、テキストのスクロールが速い。今までのが遅すぎたのだろうが。困ったことにこいつを入れてからWindowsでCPUの温度モニタが使えなくなった。48も49も。更には隣にささっていたBCTV2(テレビチューナボード)がWindowsからまったく認識しなくなった。そしてTNT2Ultraのビデオ出力のコネクタには普通のS端子コネクタがささらない。困ったものだ。BCTV2が認識しなくなったのは、一旦PCIボードをすべて抜いて立ち上げ、シャットダウンして、差しなおして立ち上げたら認識した。これはマザーボードの問題か?さしなおす時には一度抜いて立ち上げる必要があるのか?温度モニタは他のソフトでもまったくだめ。BIOSでは使えてるし、他のSMバスデバイス(SPDとかクロックジェネレータとか)は使えてるんだけどなぁ。 - PS/2マウス
最近ずっとUSBマウスを使っていた。セガラリー2でUSBデバイスをつないでいると動かなかったのでPS/2マウスをつないでしのいでいたが、ここでPS/2マウスの動きのぎこちなさがすごく気になった。PC98ユーザがPC/ATに乗り換えて「マウスの動きが悪い」と言うのもよくわかるというもの。(PS/2マウスクロックを上げるという手もあるのだが。)ちなみにセガラリー2はUSBマウスだけを本体にさしていると(パッチを当てれば?)動いているが、ディスプレイのUSBハブとモニタコントローラをつなぐとだめ。
・99年7月14日
- SegaRally2
なんとかがんばって7年目とチャンピョンシップは1位になれた。結局はぶつからずにちゃんと走れればクリアできるのだった。10年目も同様だとは思うのだが、雨のISLEが...1位の車を見ることすらままならない。MUDDYはなんとか走れるようになってきたんだけど。
TNT2に変えてずっとやってきたので、たまにはVoodooでもやってみるか、とやってみると、非常にカクカクして見える。スプライトをやめるとまだまともになったのだが、ここらがVoodooの限界なのか?ただ、霧や砂塵の表現とかはVoodooの方がちゃんと表現されているようにも思えた。リプレイで見るとTNT2はなんかエフェクトが不自然でイマイチなんだよなぁ。ここらはゲーム自体の問題かもしれない。なんかそれっぽく見えればいい、それっぽく動けばいいって感じ。ちゃんと計算しているとは思えない。背景もいいかげんで、観客は車が来る前は皆そっぽ向いちゃってるし、霧のかなたにいてライトだけしか見えないところから唐突に現れるし、影とかも計算して出している風でない(黒いオブジェクトがそこにある感じ)だし。そもそも車の動き自体も...
とかなんとか言ってるうちに、10年目(含むSSS)もクリアできて037をもらえたのだった。リプレイを楽しく見られるように毎年車を変えていたので最後のほうは勝てる車がなくて大変だった。037はずるくてつまんない程に簡単で速い(特に舗装路)。こいつなら10年目のクリアも楽勝だ。
・99年7月31日
- ディスプレイ壊れる
1月ほど前から調子の悪かったディスプレイ(TOTOKU CV821V)。何時間か使っているうちにブラックアウトしてしまい、15分ほど電源を落としていないとまったく映らないようになっていた。だが、ここのところブラックアウトするまでの時間が5分とかになってしまい、今日ついに電源入れた直後もまったく映らなくなってしまった。もー壊れるの早いなぁ。とっとと修理依頼しないと。 - OverClock
退屈だったのでちょっとCPU(300A,L92009xx)のオーバークロックを試す(前にオーバークロックはやらないと言っていた気も)。まあ買ったときから450にしていたので既にオーバークロック状態だったのだが。558(124*4.5)では(BIOSでメモリのパラメータを落とせば)Windowsの動作に何ら問題ないことを確認していたので、どのパラメータが関係しているのかからチェックする。実のところ2-2-2でもWindowsの起動くらいはできてしまうので確認は結構大変だったのだが、どうやらRas to Cas Delayを3にしていれば他(CL=2,Precharge=2)は変える必要がないもよう。高クロック時にはまずCLを落とすものだと思っていたのでちょっと意外だった。3DMark99Maxで4044,CPU3Dmarkで4865と出た。(注:640*480*16である)
※FSB124MHzはPCIクロックが上がる(41MHz)ため、結構リスクがあると言われている。うちでは83MHz時代に問題が出なかったため、特に気にすることなく124にしている。どうもIDEディスクの中身が飛んだり(ファイルやディレクトリ丸ごとなど)するらしい。
そして133*4.5=600にする。Windowsの起動は問題ない。が、3Dmarkの起動でたまにdecodeエラーが出たり、ファイルのオープンに失敗したりしている。やっぱりCPUの冷却が追いついていないのだろうか。アルファのヒートシンクでファンを逆につけるとより冷えるという書き込みを見ていたので、これも試す。ねじを外してファンを逆にし、シンクとの間にファンのガードを挟む。ついでにファンとシンクとの隙間をビニールテープでふさぐ。これはほんとに効果あり。風量がかなり増す。吹き出た熱気を処理できれば更によい。私は単にファンを逆にしただけで熱の処理はほっといてある。
何とか冷やして3Dmarkを動かすと今度はGame中に止まったりする。こっちはTNT2がAGP88MHzに追いついてないってよりは、熱でダウンしている感じ。ビデオチップもビデオメモリも結構熱いし。やっぱりこんなちゃちなクーラーじゃだめなんじゃないかなぁ。ヒートシンクも冷える感じがしないし。もっとサイズの大きいシンクが必要なんじゃないかなぁ。ひとまず熱いチップの裏側にナットを置き、その上にヒートシンクを乗せてみた(このビデオボードはチップの裏にはパターンが無いのだ)。ヒートシンクは結構温かくなっているのでそれなりに効果はあるもよう。これだとAGPクロック88MHzで もきちんと動いてくれた。問題は振動に弱いこと。うーむ、ビデオチップを裏面に付けていてくれれば...って、それでは規格外になっちゃって入らないマザーボードや本体が出てきちゃうか。
一応ビデオカードをRagePROに変えてCPUが冷えた辺りで3DMarkを実行する。CPU3Dmarkは5326と出た。これはどんな程度なんでしょ。もちろん3DMarksは1024とかだけど。600常用はちょっと苦しいなぁ。てなわけで124*4.5=558で使うことにした。ついでに言うと(クロックを上げてある)VoodooではCPUクロックが上がるとVoodooチップの発熱も上がってVoodooはよく止まっていた。処理量がより増えているせいなのかな。
しばらく(セガラリー2とかで)使った後で3Dmarkを動かすとCPUのスコアが上がることを発見、その場合にはCPUmarkは4948とかいうスコアが出ていた(558MHz時)。散々動かしているとコア温度が50℃を超えるらしく、ピーポーピーポーと鳴き始める。とりあえずBIOSでWarnningを53℃からに設定(何の解決にもなってない)。部屋のエアコンを19℃に設定しているのに、室温は31℃だし。今度は部屋のエアコンか〜。
その後、冷えきったCPUとビデオとを600MHzで立ち上げて3DMark99Maxを動かす。結果は3Dmark=4369,CPU3Dmark=5241だった。ちなみにこれは両方とも450(100*4.5)時の1.32倍である。部屋が冷えてりゃ600で常用できるんだけどねぇ。
しかし、人のやったことをそのまま真似てるだけってのは、なんか虚しいなぁ。
・99年8月1日
- ディスプレイ直る
一応TOTOKUのサービスセンターに連絡して取りに来てもらうことにした。代えディスプレイを要求すると送料(1200円×2)がかかるという。まあ要求した。そして持ち出せるようにとディスプレイを引っ張り出してきて、一応つかない事を確認しようとすると、ちゃんとついた。ありゃま。しばらくすると消えるだろうと思ってつけっぱなしにしているのに、ずっと使えている。修理依頼はキャンセルかな。調子悪かったのは確かなのだが(おかげでしばらくは640*480生活だった)、問題が再現しないんじゃなぁ。 - CPU
CPUファンをひっくり返して吸出しにしたのはいいのだが、ケース内の風がめちゃくちゃになっちゃうのでどうしても熱がたまってしまう。ケースを開けていれば問題ないのだが、さすがにそれはやりたくない。とりあえずファンの向きを元に戻し、ヒートシンクとファンとの間に金網を挟むだけにした。
最近、PC133の値段が落ちてPC100の値段が上がった結果、あんまり差がなくなってきました。もともとチップ(の中)は差がないという話もありますが。
・99年8月4日
- W83781D
いわゆるマザーボード上にあるH/Wモニタ。前に書いたとおり、3D Blaster TNT2UをさすとSMBUS.EXEではCPU温度がわからなくなっていた。SMBUS上の他のデバイスは使えているので、温度のセンサ自体が変なのかあるいはH/Wモニタの何かがおかしいのか。W83781Dの仕様書を見ると、これ自体に温度2,3を計る機能がある事がわかる。更にSMBUSのアドレスは48,49になっていて問題がない。更に見るとSMBUSを使わなくてもISAバスから見る方法も用意されている。これを使ってSMBUS.EXEを作り直して、無事にCPU温度も見られるようになった。BIOSではISAバスを使って温度を表示していたのかな?(ちょっと)詳しい話はこっち。 - mamimi 0.272
最近のお気に入りのmamimi。基本的にはMiniBBS系(全メッセージが出力されるタイプ)のBBSを全てダウンロードして、オフラインで一覧表示して見せるプログラム。カスタマイズとして解析の為のタグや文字列を指定できるので、全メッセージが出るものの多くに対応できる。私はBBSのダウンロードだけではあきたらず、人の日記ページまで解析・ダウンロードさせて使っている。勝手にDateでソートしたがるので、Dateをちゃんと得られないときにちょっと困るが、何とか使えている。私の日記ページにも使えるのだろうか。
ちなみに、こいつはソース閲覧なんかを使ってタグ設定をごちゃごちゃいじっていると、リソースをあっという間に食いつぶしてくれる。一旦終了させると一気に開放してくれるのだが...Windowsで使うにはリソースメーターは必須だろう。(そうでなくても必須だと思うが) - BCTV2
I/OデータのTVチューナボード。TNT2に変えてからぜんぜん使ってなかったっけと思ってBitCastBrowserを起動するが、映像が出ない。正確には画面がざらざらだったり、真っ黒だったり、左端だけに表示されたり。映像ウインドウを640*480以下にするとちゃんと出る。なんとなく640*480より大きい画面にはできない感じ。ドライバとかいろいろ入れ替えたりしたものの、変化なし。何が悪いのかさっぱり。TNT2のドライバか、BCTV2のドライバか、BitCastのソフトか、TNT2そのものか。この辺がビデオに強いと言われるATIとの差なのか〜?
更には画面を640*480,800*600にしていると表示さえできない。1024*768以上でないとだめなのでフルスクリーンにできない。(仮想画面を使うという逃げ手はある)おっと、よく使われる1280*1024すらだめだわ。
・99年8月8日
- OverClock
何だかんだでいろいろやっている。結局のところ、600MHzでいまいち動きがおかしいのは2次キャッシュが追いついていないせいのようだ。2次キャッシュを切るとπ400万桁だろうが3DMarkだろうがセガラリーだろうが何の問題もなく動く。(この辺の事情はPen3と同じということか。)落ちたところでたいした発熱がない(πがダウンしてもコア温度は40℃にいっていない)ので、はっきりと温度が問題であるわけではない。空冷でもっと下げるのは厳しい。コア電圧を2.3Vにするとπもセガラリーも安定したようだ。が、2.3Vになると熱的にちょっと厳しい。
今使っているマザーボードTMC TI6NBF+には、コア電圧変更用と思われるジャンパポストがCPUスロットA121付近に5つある。向かって左端のピンにジャンパをさすとコア電圧は2.05V付近になる(2.048Vとか)。その調子で更に隣に刺してみても変化はない。どうやらこのジャンパは0に落とすためのものであり、最初から0に落ちている(2.00Vでは00001である)時には関係ないもよう。仕方ないのでA119-A121,B119,B120(電圧を決定するピン全て)をマスクしてテストする(マスクすると1になる)。予想通りこのジャンパでコア電圧を自由に変えられるようになった。おそらく1.3V〜3.5V。1.35V以下ではBIOSが立ち上がらないので未確認。おかげで2.3Vで600MHzが使えることは確認できた。ちなみに左から順にVID0〜VID4となっている。(ついでに言えばアルファヒートシンクとか付けてると、手ではジャンパを抜き差しできなくなる。)それだけではなんなので1.8V(558MHz)に落とした(Windows上で見ると1.792Vとかだけど...)。1.7VではWindows起動できず、1.75Vではベンチ中などに落ちていた。アルファヒートシンク+吹き付けでは風がグラフィックボード(の裏にのせたヒートシンク)とか、ノースブリッジに当たって都合がいい。
しかし、私はマザーボードのパーツをいじったりとか、水冷にしたり、ペルチェにしたりなどは自信がないので手を出す気にならない。更には電圧アップもやばいと思っていて、やる気になれない。 - BCTV2
結局はI/Oデータから出ている最新ドライバ2.02を入れればOKだった(「新しいモジュールが入っています」には上書き)。その後TVコントローラもビットキャストブラウザも入れなおしになったけど。どっかで入ったキャプチャドライバが悪さしてたのかな?と思いきや、OKなのは1280*1024以下の時のみ。1600*1200以上(1920*1440,2048*1536含む)ではやっぱり640*480より大きくできない。1280*1024ならば640*480を超えて最大サイズまで自由に大きくできるのに...
その後いろいろやって、Windows起動時の解像度までならば大きくできることがわかった。画面のプロパティ、QuickRes、ブラスターコントロールのどれで解像度を変えてもだめだった。
・99年8月18日
- CPUのOverClock
600でまともに動かないのは2次キャッシュのせいだと書いたが、実はビデオカードもおかしいようだ。例えばセガラリー2でAGPアパチャーサイズを8M以上にして動かしていると、ごくたまに止まってしまう。特にデモでスプライトで砂煙を出してスコアが出てくる場面。ちょっとパワーがないとコマ落ちしがちな場面なのだが、ここでよく止まる(大丈夫なときもある)。もうほんのちょっと落とすといいのだろうが、そこまではやる気はない。よそでは550辺りでも動かなかったりすることもある(こんな手軽に600は出ていない)ので結構いい線いっているようではあるのだが。
アスロンが出てちょっと経つが、パフォーマンスはかなりいいようだ。相変わらず大食いのようである。Intelが急いでFSB133にしたがるのもよくわかる気がする。(どうもPen3 133*4.5で何とかAthlon600位の感じ)私も結構興味はあるのだが、CPU買ったばかりだからなぁ。0.18で銅(+SOI+FSG/HSQ?)辺りまで(=1年〜1.5年後)手を出さないのかなぁ。別に今のままでもパフォーマンス的に問題ないし、現状SSEも3DNow!もベンチのためにあるような感じだし。まあいろいろと手探りな今が一番面白い時期だとは思うんだけど。(しかし9248-64ってメモリクロック120だと1/4になっちゃうのでSoftFSBにはならないんじゃないかと思う今日この頃。この辺はチップセットによるのかな?仕様を見るとまるでメモリクロックとCPUクロックが同期しているかのように見えるのだが...) - ビデオのオーバークロック
知っての通り?今使っているビデオボードはCreativeのTNT2Ultraである。これには一応ファン付きヒートシンクが付いているものの、冷却効果はそれほど高くはない。ちょっとクロックを上げて使いまくるとじきに熱くなって止まってしまう。5Vのいまいち回らないファンにちんけなヒートシンクなので仕方ない。スペースのないところに押し込めるのはこんな程度のものしかないみたい。(せめてもう少しヒートシンクが大きければいいと思うのだが)
どうもヒートシンクは簡単には外せない(知っている人はポリッと簡単に外しちゃうのかもしれない)ので、PCI1をつぶしてファンだけを交換することにした。交換したのは余っていたPentium133用位の山洋ファン。この交換は合うねじがあれば簡単に可能だった。電源はAGP-PCI1間にあったAGP用の3ピンコネクタから取る。電源コネクタは3ピンなのになぜか回転数は測定できていない。
やはり風量が上がったらしく熱はあまりこもらなくなった。風量が上がっただけなのだが、クロックをいくら上げてもあまり熱くならなくなった。もうちょっと押し込めればPCI1も使えそうなのだが...
このビデオボードにはCreativeのWeb上にベータと称したオーバークロックツールが提供されている。TNT2Ultraのクロックはコア150にメモリ183であり、このツールの上限はコア166にメモリ200なのだが、レジストリをいじればいくらでも上げられる。せっかく冷ませるようになったのでクロックアップを試みるが、自分ではかなり上げたつもりでも問題なく動いちゃっている(さすがにコア250とかでは3D時に即止まっているが)。ちまちまと上げて試すのが面倒なので「えいやあ」でコア190、メモリ235にした。もうちょっと(とはいってもせいぜい195に237程)は上げられると思うのが...。現状、ここまで上げる必要はほとんどない(そこまでゲームで必要としていない)。ブラスターコントロールの影響か、再起動時にはメモリクロックは201まで落とされてしまう。
・99年8月23日
- Athlon倍率
世間をにぎわせている倍率について。
別ページに移しました。
・99年8月27日
- 不調ディスプレイ
修理に出し損ねて以来、ずっと使いつづけてきた。修理をキャンセルした後、最初のうちは何の問題もなく使えていたが、ここにきて再び調子が悪くなってきた。エアコンでガンガン冷やしてみたり、使わない時はACから抜いておいてみたり、USBを抜いたり付けたり、不調になった後電源を入れっぱなしにしてみたりしたが、全く関係ないもよう。何となく安全装置が働いて問題が出た後にはわざとしばらくの間使えなくしているような気もする。
あまりに調子悪いので、ひとまず昔のモニタ(X68000用)をつないで640*480で使うことにした(で、たまにTOTOKUにつないで様子をみてみる)。と、たまに一瞬同期がおかしくなるときがある。もしかするとこれが問題だったのだろうか?今まではCreativeの最新ドライバ(99/7/1β)を使っていたのだが、これがいけなかったのだろうか?ひとまずちょっと古いの(99/4/30)に入れ替えた。
その後MillenniumPCIをさしてマルチモニタにして使っているが、MillenniumをTOTOKUディスプレイにつないだときにも絵が消えちゃう現象が発生。やっぱりモニタの問題らしい...
・99年9月10日
- ディスクアレイ
今、IDE RAIDを使ってストライピング(いわゆるRAID0)を組もうとしている。使うカードはFastTrak66に決めているが、使うHDDが決められないでいる。なんとなくIBMのDPTAにしようかなと考えてはいるのだが、容量で迷っている。
はじめは34.2G*2=68.4Gでいいと思っていたのだが、どうやらWindows98のFDISKでは64Gより大きいものをまともに扱えないらしい。64*1024*1024*1024 = 68,719,476,736なのでまだ大丈夫なのかもしれない。危険を冒さずに20.5G*3=61.5Gにしたほうが速いのでいいだろうとか、3つ埋まると拡張性がなくなる(例えば2年後とかに満杯になって、もっと速いディスクを入れようとしても交換しかできない)とか、同機種では大容量のほうが速いのではないかとか、なるべく大きい容量のほうが後々使えるのではないか(場所を取らないなど)とか、20.5G〜34.2Gではバイト単価が変わらないとか考えていて、どうするべきか決められない。
34.2*2なら64G制限にはかからないとか、FDISKの問題は見かけだけで普通に パーティションが切れるよとか、98SEでは制限がなくなったとか、このパーティション切りツールを使えばいいとか、そういう情報があれば34.2*2にしちゃうのだが...まあ20.5*2でも、なんら問題ないんだけどね。んん?そういえばWindows2000を使えば64G超えていてもFAT32でパーティションを切れそうだぞ。MAXパフォーマンスを狙うなら13.6*4だろうし、容量を狙うなら20.5*3か34.2*2だろうし、考えどころではある。個人的には1台でなるべく大容量にすべきと思っているので、可能なら34.2*2なのだが。
そもそもそんな大容量がいるのか?あるいはそんなに速くする必要があるのか?と聞かれると困るのだが...そういう意味では20.5Gを1本でも十分足りるはずではある。まあ増えたら増えたでキャプチャを本格的に行うなり、ゲームをいくつもインストールするなり、仮想CD-ROMを大量に作るなり、ごみ置き場なり、なんらかの用途に使うとは思うのだが。
RAIDといえば、私の会社のお客さんの中にはRAID1(ミラー)やRAID5にしたらバックアップの必要がないと思っている人が結構いるのには驚かせられる。あれはディスクが1本死んでもそのまま動かしつづけられる(その間に代替ディスクの手配、交換作業員の派遣、交換作業なんかを行える)のが利点なのに。そもそもコントローラが死んだり、CPUやメモリが死んだら意味ないって(実はこれらが死ぬことが結構ある)。OSのトラブルでファイル管理が破綻したり、ウイルスなんかで一気に破壊されることだってあるんだし。
・99年9月13日
-
FT66とDPTA3734
今まで一番弱かったHDDを強化しようと、土曜日に秋葉原に出かけてFastTrak66とDPTA373420を2台買ってきた。買うときに店の人に「AWARD BIOSでは33.8G以上のディスクは使えないよ」とか言われた(※)が、FT66に2台つなぐと言ったら笑っていた。早速ボードをさしてディスクを1台だけつなごうとするのだが、付属ケーブルのコネクタがめちゃくちゃ固い。ディスク側だけでなくてFT66側も同じなのでこういうものらしい。(このきつさが接触をよくするのだろうか)そして起動する...のだが、FT66のBIOSで止まってしまう。しばらく待つとIRQがないかバスマスタになれないとか言ってくる。そんな馬鹿な、このマザーボード(TMC TI6NBF+)はPCI6本全てがバスマスタになれるのが特徴じゃないのか、と思いつつもスロットを入れ替えたり他のボードを外したりするが効果なし。試しにHDDの設定で32Gクリップにすると認識されるようになった。要するにFT66でも33.8G?超えのディスクは使えないみたいってこと。
※正確には4.5xのバージョンではだめ、それ以降ならOKらしい。IBMのページにも出ている。ただ、TMCはBIOSのアップデートがほとんど行われていないため、まともに使える見込みが薄い。
FT66のBIOSの設定後、パーティションを切ってフォーマットして、ドライバを入れてベンチマーク(HDBENCH 2.682)を取るとRead 23000、Write 19500程。試しにマザーボードのIDEコネクタにつないで測るとDMAなしでR=7300、W=6700とかで、DMAオンではR=23000、W=19500位。もちろん32Gクリップにしないとだめだった。素のままだとBIOSのディスクのチェック時にフリーズしていた。IBMのディスクはクロックアップに弱いとか言われているので100→112→124(いずれも1/3)と上げてみるが、パーティションを切る〜ベンチを取る程度では特に問題は見られなかった。124(CPUはCeleron558A)にしたときはR=23000、W=24500位になっていた(ちょっと怪しい)。
そしてようやくストライピング。32Gクリップにしてディスクさえ認識されれば特に問題なく使えた。HDベンチではR=43000-45000、W=38000-40000位。まあこれくらいでしょう。ブロックサイズをいろいろ変えてみたが、小さい分には特に影響が見えない。なんとなくアロケーションサイズの1/2にするといいような気がするので、2Kにしている。ちなみにFAT32では8Gまでは4K、16Gまでは8K、32Gまでは16K、64Gまでは32K...となる。(32といいつつ、21ビット=約200万しか使えないのか?それともNTのようにアロケーションサイズをフォーマット時に選べたのか?)
最後にスロットについて。確かにこのマザーボード(TMC TI6NBF+)ではどのスロットでも使えた。Symbios SCSIのBIOSとの関係もうまくいっている。PCIスロットの位置が同じままでもSCSI BIOSとFT66のBIOSの立ち上がる順番が逆になるなんてことがあった。先にFT66を認識させた後でSymbiosを追加するとよかった気もするが、はっきりとはわからない。最初は今まで使っていた状態(Symbiosあり)に単にFT66を入れると、FT66のBIOSが先に立ち上がっていたし、途中でキャプチャボードが認識されていないのに気づいて(※)あれこれ入れ替えているといつのまにかSymbiosが先に立ちあがっていてFT66でブートできなかったりで、どうすりゃ確実にFT66が先にブートできるのかはっきりしなかった。今は全て認識されてFT66でブートできているのでもう触らないことにした。
※この現象はこのマザーでは結構起こる。一旦抜いて立ち上げ、さし直すと新たに認識しなおすもよう。
使った感じだが、大容量になったのはともかく、それほどの速さは感じていない。確かに起動は速いし、デフラグなんかもものすごく速いのだが...ちなみにブート順をA,C,SCSIにしているとフロッピー、IDE HDD、SCSI CD-ROMからのブートが可能だし、SCSI,C,AにしているとFasttrakからのブートが可能。DPTAはFBSEなんかと発熱はさほど変わらない。少しでも風が流れていれば発熱のためにおかしくはならない。(とはいえフォーマット時などは相当熱くなるのだが)Explorerの最初の起動時には、ものすごく待たされる。キャッシュのためなのかなんなのかスワップファイルが64M位に肥大化してるし。使っているのは4Kらしいけど。更にはCDチェンジャのキャッシュの効きが悪くなってるし。
- サブノートパソコン
私がHDDを買ったとき、一緒に出かけた友人はノートパソコンを買った。私はAMD CPUのがいいと主張したのだが、彼は受け入れてくれなかった。というか、彼の買おうとしていたジャンル(20万円あまりのB5サブノート、FDDとCD-ROMが内蔵でない、1.5Kg以下のもの)にはAMD CPUのものなど皆無だったのだ。私はそもそもAMDはモバイルに対してどう考えているのかよくつかめていない。余り力を入れていないイメージさえある。それなのになぜIntelはCPUをどんどん値下げしているのかもよく理解できていない。まあAMD採用のノートが少ないのは消費電力とか発熱とかサイズとかの問題だとは思うのだが。K6-3(Athlonでも可)のサブノートが出れば私も少しは興味がわくのに。
しかしK6-IIIはAthlonを出しちゃったので立場的に微妙だね。AMDが自らCeleron<->K6-2、P3<->Athlonの対決姿勢を出しちゃってるのでK6-IIIの住処がない。ちゃんと作れればK6-2を置き換えるんだろうけど... SSEが遅いのはやっぱりP6コア自体の問題なのかな?デコーダからスケジューラから実行ユニットからみんなちゃんと計算してがちがちに作ってあるみたいだし、SSEの実行を128ビットにしたところであまり変わらないのかも(とか言ってCoppermineでは変わってたりして)。どっちにしろWillametteでは大きく変わるんだろうけど。
・99年9月16日
- PCIステアリング
この間からデバイスマネージャのIRQ一覧で「PCI IRQステアリング用ACPI IRQホルダ」と「PCIステアリング用IRQホルダ」の2種類あるのが気になっていた。これらが何者なのか、どう違うのかは未だにわかっていない。
いろいろいじっていると、デバイスマネージャのPCIバスのプロパティのIRQステアリングタブにIRQステアリング・IRQルーティングの設定があるが、私のマシンではIRQルーティングの状態が「IRQステアリングが使用不可になりました。IRQテーブルにエラーがあります。」になっていることに気がついた。上のIRQステアリングを使うの辺りはデフォルト状態(プロテクトモードの...のみがオフ)。「ACPI BIOSを...」をオフにしたら、無事にIRQステアリングを使えるようになった。このマザーボードのACPI BIOSがちょっとおかしいのだろうか。特に実害には気づいていなかったのだが。デバイスマネージャのIRQ一覧では次のようになって、赤文字の2つが増えた。
9 PCI IRQ ステアリング用 ACPI IRQ ホルダ
9 PCI IRQ ステアリング用 ACPI IRQ ホルダ
9 Vortex AU8830 Multifunction PCI Platform
9 Vortex AU8830 PCI Audio
9 Matrox Millennium PCI
9 PCI ステアリング用 IRQ ホルダ
9 Promise Technology,Inc.Fasttrak66(tm)IDE Controller
9 PCI ステアリング用 IRQホルダ
9 PCI ステアリング用 IRQホルダ
9 ACPIバスで使用されているSCI IRQ
10 PCI IRQ ステアリング用 ACPI IRQ ホルダ
10 TVチューナー&ビデオキャプチャボードGV-BCTVシリーズ
10 PCI ステアリング用 IRQホルダ
10 Intel 82371 AB/EB PCI to USB Universal Host Controller
11 PCI IRQ ステアリング用 ACPI IRQ ホルダ
11 Symbios Logic 8600SP PCI SCSI Adapter,53C860 Device
11 3D Blaster RIVA TNT2 ULTRA
11 PCI ステアリング用 IRQホルダ
- ケース
今まで使ってきたミドルタワーケースも、HDDが2台追加されたことで手狭になってきた。強引にPCIカードの手前にHDD2台を置いちゃうこともできるのだが、どうにも熱を持って調子悪いので、昔のフルタワーケースに置き換えた。風通しがいまいちのケースなので、下半分にはマザーボードのみにして、上半分にドライブ類を置くことにした。それでもまだ悪かったので、サイドパネルを開き気味にして使っている。ついでにCPUファンを吹き出しに変更した。
・99年9月19日
- ディスプレイの問題解決(か?)
ここの所ずっとディスプレイ(TOTOKU CV821V)の調子悪さに困っていた。現象は(何度も書いてきたように)表示が突然消えてしまう、電源を落としているといつのまにか表示できるようになる、消えている間はパワーセーブにも入らない(通常の表示状態なのに画面だけ出ない)、ビデオボードには関係ない、パソコンの状態にも関係なく使っていると突然、他のディスプレイにはちゃんと表示される、いろいろいじっているといつのまにか元に戻っている、って感じ。
あまりの使えなさに脇に追いやっていたのだが、なぜかそこでは調子がいい。1週間位何ともなかったので元の位置に戻してみると、とたんに調子悪くなった。消えた後で何となくスピーカーを動かしてみると、すぐについた。どうやらすぐ脇にあったスピーカー(それでもパソコン用の防磁されたやつなのだが)を嫌っていたようだ。今は20cm程離して置くことで問題は解消された(と思う)。何となく良くなったのでマルチモニタに使っていたMillenniumは外した。
・99年9月23日
- i820
i820では440BXと違ってFSB(CPUへのクロック)とメモリのクロックとが同じではない。820でも昔はメモリ/FSBが400/133、400/100、300/100の3種類しかなかった(と思う)。つまりは3倍か4倍しかなかった。ちなみにメモリクロック400=PC800、300=PC600と言われるものである。が、結局はPC700という規格を作って今は次の5種類あることになっている。356=PC700である。
メモリ | FSB | 倍率 |
400 | 100 | 4 = 8/2 |
400 | 133 | 3 |
356 | 133 | 2.66 = 8/3 |
(300 | 133 | 2.25) |
266 | 133 | 2 = 8/4 |
300 | 100 | 3 |
2.25倍というのはRDRAM用クロックジェネレータのデータシートに出ていたので載せた。規格としてあるのかどうかは不明。(133*2.25=300ということでPC600を使いきれる)
あれっ?820ではFSB=66ってないんだっけ?
ここからクロックアップについて考える。倍率とFSBとが独立だとしてFSBが(クロックジェネレータによって)変えられれば、
メモリ/FSB/AGP/PCI
メモリ | FSB | メモリ/FSB | AGP(1/2) | PCI(1/4) |
266-300-333-356 | 133-150-166-178 | 2 | 66-75-83-89 | 33-37.5-41.5-44.5 |
300-333-374-400 | 133-150-166-178 | 2.25 | 66-75-83-89 | 33-37.5-41.5-44.5 |
333-375-415-445 | 133-150-166-178 | 2.5 | 66-75-83-89 | 33-37.5-41.5-44.5 |
356-400-443-473 | 133-150-166-178 | 2.66 | 66-75-83-89 | 33-37.5-41.5-44.5 |
400-450-500-534 | 133-150-166-178 | 3 | 66-75-83-89 | 33-37.5-41.5-44.5 |
300-336-372-400 | 100-112-124-133 | 3 | 66-75-83-89 | 33-37.5-41.5-44.5 |
400-448-496-532 | 100-112-124-133 | 4 | 66-75-83-89 | 33-37.5-41.5-44.5 |
などという数字が並ぶ。注目は2.66倍。CPUクロックは上げられるのにメモリがついてこない時に使える。もちろん、このように上げられるのかどうか、上げてどのくらい効果があるのか(対Athlon、対PC133比)は全くわからないが、今のFSB=メモリクロックというのよりは自由度が広がったということで。
ただ、実際にはCPUの方が先に限界が来ちゃう可能性もある。(RDRAMはマージンを各所に取った結果チップ仕様がきつくなっているだけなので、動かしてみると(例えばPC600を800MHzなんかで)動く可能性がある?)その時には3倍の後4倍に上がっちゃうのでうまい調整はできない(多分)。クロックジェネレータで変更できればチップセットには関係ないって話じゃないよね?ついでに言えばいくらメモリクロックが上げられたところでCPUバスの帯域がそんなにないのであまり意味がないのかもしれない。ならば、とても安いのならPC600でもいいのかな(もちろんFSB=150超えで使う)という気にもなる。まあ速いクロックはレイテンシを小さくさせるって意味もあるのか。そういう意味ではPC800ってAthlon/EV6バスでこそ意味があるのかも。
しかし、今私が使っているCeleron558A(600ではちょっとつらい)を使おうとすると、メモリクロックが372(3倍)または496(4倍)となってしまっていまいちのような...ぎりぎり600(133*4.5)で動かすとふつーの600Bと同じでいまいち面白味に欠けるし。使えるのはやっぱりFSB133越えかな。
FSB/倍率/CPUクロック/メモリクロック
FSB | 4 | 4.5 | 5 | 5.5 | 6 | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 | | メモリ 4 | メモリ 3 | メモリ 8/3 | メモリ 2.5 | メモリ 2 | AGP (1/2) | PCI (1/4) |
133 | 533 | 600 | 666 | 733 | 800 | 865 | 931 | 1000 | 1064 | | 532 | 400 | 356 | 300 | 266 | 66 | 33 |
150 | 600 | 675 | 750 | 825 | 900 | 975 | 1050 | 1125 | 1200 | | 562 | 450 | 400 | 333 | 300 | 75 | 37.5 |
160 | 640 | 720 | 800 | 880 | 960 | 1040 | 1120 | 1200 | 1280 | | 640 | 480 | 426 | 375 | 320 | 80 | 40 |
166 | 666 | 747 | 833 | 916 | 1000 | 1080 | 1162 | 1245 | 1328 | | 664 | 500 | 443 | 415 | 333 | 83 | 41.5 |
178 | 712 | 800 | 890 | 979 | 1070 | 1160 | 1250 | 1340 | 1430 | | 715 | 534 | 473 | 445 | 356 | 89 | 44.5 |
つーわけで値段次第では820マザーを買うかも知れん。サウスブリッジ構成ってのが嫌になってきた。しかし、820マザーはいつ(まともなのが)出るんだか。CPUは基本的に2次キャッシュネックなので、Coppermine(BE)になればOC特性は良くなる...かな?800位で動くとして600か666(あるいは500)辺りが狙い目かな?
んーRDRAMの利点ってのはメモリバスの幅が小さい(=線数が少ない)から複数のチャネルを持てるってことではなかったのか?そういう点では2チャンネル持っているCarmel=840も面白そうである。820の立ち上げがいまいちでメモリスロットが2つしか使えないのでハイエンドは840をどうぞってことには...ならないんだろうなぁ。私には840+2CH RDRAM+ICH+1CPU(+6PCI+0AMR)でいいんだけどね。でも840+2CH RDRAM+P64H+2CPU以上しかいかんとか言うんだろうな。まあ2CHある840でも速度が上がるわけではないみたいだし、ちゃんと使うんならプリフェッチ命令が必須なんだろうな。
- 追加99.12.2
AX6Cのスペックが出ている。ここにRDRAMのクロックは400-1280と出ている。また、FSBは100から160まで変えられるとも出ている。つまりはFSB100*2の2倍からFSB160*4の2倍までってわけで、上の表どおりのもよう。ちなみに、100,105,114,120,124,128.5,133.9(ここまでがPCI=1/3,AGP=2/3)、133.3,138,143,148,150,152.5,155,160(PCI=1/4,AGP=1/2)の15通りらしい。またASUSのはクロックジェネレータが違ってMAX180らしい(切れ目は130/133)。更にはどうもCeleronを使える=FSBが66になるM/Bもあるもよう。とすると、Intel仕様に出ていない設定もあるということか。
・99年9月22日
- 820マザー
最近売られた雑誌には820マザーがたくさん出ている。これを見て考えたのは、上にAGPスロットがあって、その下にAMR、PCIと続いているとAGPのビデオチップに大きなファンも付けられるなぁってことだけ。そういう点ではAX6Cとかかな。ちなみにこの形だとRIMMやDIMMのメモリへのアクセスがしづらいと言う。820が延期されたためにデータシートもなく(820が出ているページも1ページしか見つけられなかった)、810eのデータシートを読んでみるのだが、いまいち発見がなかった。今度はAMR辺りを見てみるかな。
- 810e
まあハブアーキテクチャになってたってのは知っていたが、CPUの外部クロックが133MHzになるに伴ってGTL+がAGTL+になったとか、100/133の切り分け用にCPUはBSEL1(A14,V2)が使われ、810eではLMD[29/13](これはディスプレイキャッシュの信号線)が使われるとか、スーパーI/Oとの接続にはLPCというやり方になった(ISAでなくなった)とか、AC97LinkとGPIO(よく分かっていない)が付いたとか、ずいぶんと変更されている。
810の時に外部にAGPが出ていたら、それだけで扱いが大きく変わっただろうに。
440BXではホスト(CPU)−PCI、PCI-IDE/ISAの各バス間の変換(ブリッジ)を行っていたためにノースブリッジ、サウスブリッジと言われてきたが、810/820ではそうは呼ばれない。じゃあなんなのかというと、メモリハブとI/Oハブらしい。強引に言えばノースハブとサウスハブなのだろうか。ん?でもやっぱりHOSTとHUB/メモリ/AGP間、HUBとPCI/LPC/IDE/AC97間のブリッジだよなぁ。ISAをなくしたってのはわかるとしても、わざわざHUBにしてたった2倍の速度でつなぐようにしたってのはどういう理由なんだろう。やっぱり信号線が減っている辺りにミソがあるのだろうか。840では速度が違っているし。
820マザーを見てみると、MCHからはCPU、メモリ、AGP、ICHへときれいに信号線が並んでいるのがわかる。4層基板でいいということと合わせてこの辺はMCHのピン配置が良いからで、Intelがちゃんと考えた結果だと思うのだが、Intelはピン互換チップが出てきても平気なのだろうか?MCH-ICH間の新インタフェースと合わせて互換チップを嫌った結果なのかもしれない。
・99年10月25日
- DVD-ROM
今になってようやくDVD-ROMドライブを買った。かなり前から買おうと思ってはいたのだが、「必要ないものは買わない」主義により手を出していなかった。必要ないなら必要を作ってしまえとDVDビデオソフトを買ってみたものの、どれも変わり映えしないので迷っていた。ちょっと前にパイオニアの10倍速が出てこれの購入を考えたのだが、「どうせならスロットインのほうがいい」と思ってスロットタイプが出るのを待っていた。
そしてようやく出てきたので即座に買ってしまった。Aopenのにしたのは単にWinDVDが付いていたから。早速DVDビデオを見てみたのだが、MX300に付属していたSoftDVDではあまりに画質がひどい。なんというか、格子状に細かく区切れて不自然に継ぎ目ができて見える。とても見れたものではない。そこでDVDドライブ付属のWinDVD(1.2.96)をインストールして見てみると、これは十分に満足できる画質。ひとまずホッ。ただ、DVDソフトが悪いのかWinDVDが悪いのかプレイヤーの問題か、メインメニューに戻れなかったり、その操作で画が出なくなったり(すると一旦メディアをイジェクトしないと元に戻らない)する。まあ再生能力はCeleron558Aなら全然問題なし。450に落とすと、ごくまれにコマ落ちする感じ。システムモニタのプロセッサ使用率も90〜100%位で結構厳しい(100%はコマ落ちにつながる)。558なら80%付近で特に問題はなさそう。
えっPhase1でない?私には関係ないっす。(というか、DVD VIDEOはほとんど見ない)
そういえば昔作ったブータブルCD(フロッピーエミュレーション、AplixのDOSドライバ使用)でちゃんとブート&CD使用もできています。
99.12.8追記
1.2.99dというパッチを見つけてインストールを試みるが、オリジナルCDを要求してくる場面がどうしてもクリアできない。付いてきたCDを入れてもオリジナルと認めてくれないのだ。仕方ないので強引な方法で上書きして何とか入れた。(やり方は秘密だ。)どうやらメニューの不具合はなくなったように見える。
Coppermineのクロックが500からって前から言われてたっけ?なぜに今更500って感じ。更には出てくるのは12月になってからとか言われてるし。500-733と幅広いのは、やっぱり製造が厳しいのかね。とすると、500を買って800overを目指すんだ!ってのはきついのかも。700に対する733のように133のは100より高い必要がある、533の下には500が必要ってだけかもしれない。いや、500と550だけFC-PGAで出るってことはベースクロック100MHzと合わせてシステムが「安くできる」ってことなのか?CeleronやPen3無印よりも性能いいだろうし、Athlonより安い(のか?)だろうし。最終的には全てFC-PGAになるんだろう。元々CeleronとP3はアドレスバスのサイズとか、アドレスのパリティとか、ECCとかが違っていたので、今までのCeleron用のSocket370ではだめだってのはわかるんだけど。
ただ、820が出てないのはともかく、Intelが(メモリベンダの意向を受けてしぶしぶという形で)PC133やDDRをサポートすると言っているのは(本当に言っているのはPC133だけだが)ちょっと気になる。何か急に先行きが不透明になってしまった。RDRAMの扱いの難しさ、Rambusビジネスのいやらしさ、ベンダの反対なんかがいやになったのか、あるいは帯域が出るならDDRでもいいと考えたのかはわからないが。840ならメモリのハブを用意すれば済むので対応もまだ楽だろうし(まあ820も同じか)。結局Willameteのメモリはどうするのだろうか?今まではPC133/VC対DRDRAMだったのに、いつのまにかDRDRAM対DDR/VC-DDRになっちゃってるんだよなぁ。
・99年11月2日
- Windows98SE
今までWindows98を使ってきたが、ようやくWindows98SEにアップデートした。実費送付のアップデートCDを使用。特に問題なくアップデートでき、FastTrak66も、USBマウスも、シャットダウンも、電源断も、普通に使えている。違いもわからないが。
・99年11月3日
- RTM520_39D
最近の、1MHz単位で設定できるマザーボードに乗っているクロックジェネレータ。データシートがあったので見てみると、1MHz単位どころか、14.31818MHz*(M+1)/(N+1)で設定できる(M,Nは0-255)とある。100MHz-150MHz辺りならば、0.03〜0.1MHz単位くらいで設定ができそうである。例えば130.0-133.3の間には57通りの設定がある(たぶん。設定自体は89通り(たぶん)だが、同じものがある)。まあデータシートに出ているのはN=15の時だけ(この場合は0.89MHz単位)なのだが。
最近気になっているのはなぜAthlonのFSBはあまり上げられないのかって点。EV6のプロトコル的に無理があるのか、チップセット(主にメモリ周り)がネックになるのか、やっぱりスロットである辺りなのか。まあ倍率が変えられるし、FSBを上げなくても性能がいいのでそれほど気にすることもないのかもしれないが...
・99年11月5日
- FT66 BIOS1.08
新しいBIOSが出ていると聞きつけ、早速バージョンアップする。作業自体はマザーボードのBIOS UPと変わらない。書き換え後、立ち上げなおすと無事に書き換えられたもよう。試しに32Gクリップを外してみると、問題なく全容量を認識してくれる。が、ストライプセットは外れてしまう。怖いので強引にストライプを取り直すことはしていない。BIOSでは32634Mと認識される。32Gクリップにすると32253Mだったので、減っているのは1ドライブあたり381Mで、合計はたったの(?)762M程。これなら無理に切り直す必要はないと考えて今の32Gクリップのまま過ごすことにした。ん?速度は変わりませんよ、やっぱり。って前の値をよく覚えていないのだが...今はHDBenchの100Mで45550、37939とか出ている。
・99年11月8日
- DC310U(SCSIボード)ダウン
PCIクロック41MHzでも動くとよろこんで使っていたTekramのDC310U(UltraSCSIボードBIOSなし)だが、CD-Rを焼いている途中で突然リセットがかかって、再起動した時にはSCSIボードが死んでいた。最初はWindowsが起動できない→セーフモードにしたりして何とか起動できた→デバイスマネージャに現れない→起動時にSCSI BIOS画面が出ない→SCSI BIOS画面でフリーズ...の順に徐々に(?)破壊が進行して全く使えなくなってしまった。マザーボードの怪しいPCI周りも疑ったが、そうではない気がする。よそで試してないのではっきりしないが、このマシンで使えなかったら意味がない。
予備の(?)Adaptec2940に付け替えて、いろいろ苦労してなんとか使えるようになったものの、PCIクロック41MHzには到底耐えられなくて仕方なくFSB112MHz=PCI37MHz=CPU504MHzにして使っている。いろいろ苦労して...はまあSCSI BIOSでBIOSをDisableにして、マザーボードBIOSをクリアした後でSCSIブートをさせるようにしただけだが。
- Coppermine
coppermineが出回ってきた。1年位前は出たらすぐに買うつもりだったが、ついうっかりCeleron300Aなんかを買ってしまっていたので買いそびれている(558で動けているし、それ以上はとりあえず必要としていない)。
今の持ち物が使えるかどうかのチェックポイントは次の3点。
電圧についてはマザーボード上の電圧を決める石(HIP6004とかのPWMコントローラ?)によって1.65Vを出せるかどうかが決まる。BIOSとかスロット変換ボードとかには関係ない。具体的にはCPUからの5本のVID信号(CPUによってHかLかが固定されている)をこの石が見て、電圧を決定している。これは電気的なものなので電源投入と同時に規定の電圧が出るようになっている。ちなみに変換ボードにコア電圧のジャンパがあるものは、このVID信号をCPUからの信号を無視してマザーボードに出すようにしている。マザーボードBIOSで設定できるものの仕組みはよくわからないが、まあこの石が対応しているならCPUをさしただけでその電圧(1.65Vなり)が出るはずで、BIOSの設定ではその電圧から+5%、+10%なんかが出るのではないかと思う。
また、電圧設定できる変換ボードの中にはVID4をつぶしたもの、設定できないもの、CPUのVID4を反映しないものがあるかもしれない。最低でもVID4(A121)をGNDに落とさなければならない。まあ後から述べるように今までに出ている変換ボードはまず使えないと思うが...外から電源をつなぐ変換ボードを用意すれば電圧の問題は何とかなるのだろうが、FC-PGA->Slot1は形になってもSlot1->Slot1ってのは形状的につらいものがある。(まあCPUをどう固定するかとかそんな程度の問題だが。あったらあったでコンデンサやメモリが邪魔ででかいクーラーが付けられない人にはうれしいかもしれない。)
例えば私の持っているSOYOのSY6BA(440BXが出た当初のもの)ではスロット1の上のほうに20ピンのSOPの石があり、HIP6004ACBを使っているので駄目である(これは1.80Vまでしか出せない)。こういうマザーボードではBIOSが新しくなったところで対応できない。むりやり1.8Vで動かせなくもないが、VID2(A119)はマスクすればいいとしてもVID3(B119)を0にする必要があるためにマスクだけではすまない。ちなみにHIP6004ACBでは1.65なVID設定では0Vが出ることになっているので、全然起動しない(電源は入るが黒画面のまま)、もしかしたら警告がうるさく鳴るのではないかと思う。Socket変換で1.8V設定にすれば1.8Vとして動かせる(はず)。
一方、BIOSでの対応も必要なはずである。これの必要性は私にはよくわからない。まあイニシャライズの方法が変わっている(または知らないCPUでは方法が決められない)ために何らかの対応がいるのかもしれない。出ていないならギャンブルでさしてみるだけだが、まあ駄目かな。
また、FC-PGAのPentium3の場合はCoppermine対応のソケット370でないと駄目である。こればかりは信号線が増えているのでいかんともしがたい。変換ボードでスロット1にしているなら対応した変換ボードを入手すればいいのだが、ソケット370のマザーボードでは対応していないものだとどうしようもない。(まあがんばって10-20本くらい線を引けば何とかなるかもしれないが。)見分け方は...わかりません。じっくり信号線を追えば何かつかめるかもしれないが、簡単にはわからないでしょう。もちろん、私の持っている変換ボードも追加されたピンは単にターミネートされているだけなので使えないはず。
Coppermine-128(533A以降)はどうなるのかよくわからない。単なるCeleron信号であって、FSB66で、Single ProcesserだってことでLegacyPGAでもいいって気もするが。まあIntelのことだから今のFC-PGAからほとんど変更なしで出してきて、結局は今までのSocket370では不可かな。(Soket370の方が短命に終わる?)ユーザーとしてはもちろんSocket370で使えて欲しいだろうが、メーカー(CPU、チップセット、マザーボードなど)にしてみりゃ新しいものが売れたほうがうれしいだろう。
私が今使っているTMCのTI6NBF+は、電圧はOK、BIOSの更新が必要(かも)、FC-PGAなら対応変換ボードを用意すればOK、といったところ。(相変わらず新しいBIOSが出るのかどうかは疑問だが)
しかし、800超でも動いちゃうのはIntelらしいというかなんというか...
・99年11月18日
- 820/840
データシートがあったので見てみた。820のFSBとRDRAMのクロックの関係は、単純にRDRAMのクロックをFSBのX倍にするといった設定ではなく、FSBは100/133に、RDRAMクロックはFSBごとに400/356/300/266に設定するようになっている。更にはFSBが100の時には300か400(3倍か4倍)、FSBが133の時には266か356か400(2倍か2.66倍か3倍)にしか設定できない。まあFSB133では2.66か3かを選べるのでそれほど不自由はないのかもしれない。そして840の時にはFSBが100/133でメモリクロックは300か400(FSBによらない)のもよう。FSBが100MHzならメモリクロックは300か400で820と同じだが、FSBが133の時もメモリクロックは300か400(2.25倍か3倍)となって倍率が違う。MTH/MRH-Sを使うと、どうやらRDRAMクロックの1/4がSDRAMのクロックになるもよう。普通400MHzなのでSDRAMのクロックは100になる。PC133で133MHzで使おうとすると、RDRAMのクロックは532MHzで動かす必要があってかなり無理そうである(逆に1つのMTHだけが動けばいいので思いっきりクロックを上げられるのかもしれない)。残念なことに1/4固定。1/3になってくれればSDRAMが133MHzで動いてくれて結構うれしいのだが。またタイミングのパラメータでいじれるのはCLのみ。他はSPDから拾うらしい。このあたりの制限も結構厳しい気がする。
今私が買うなら、RIMM*2の820マザーにDIMMライザーかな。DRDRAMが高いからパスってだけだが。 もしも1/3になる(PC133の使える)MTHが出たら対応も楽そうだし。5倍のCPUでCPU=160*5=800、RDRAM=160*3=480、SDRAM=480/4=120か、5.5倍でCPU=150*5.5=825、RDRAM=150*3=450、SDRAM=450/4=112.5とかかなあ。どうしてもメモリクロックが上がらないからつらいんだよねぇ。やっぱRIMM2本のほうがクロック上げられるのかな?が、買いたい理由が「遊べそうだから」だけ。速さを求めるならやっぱAthlonでしょ。
840が遅れているようだが、Coppermineの時のように新たな改良でも入れているのだろうか?さすがに820の性能では欲しがる人少ないよなぁ。815も(810/E後継ということで)ちゃんと性能を出してくるのかどうか疑問だし。今後は改良840が上位機種を、815が下位機種を担うようになるのだろうか?せっかくよさげなCoppermineを出してもそれを使うマザーボードがどれも(BX、810E、820、133、133Aいずれも)いまいちでは手を出しづらいよなぁ。その点ではAthlonも一緒か。更に徐々に改良される(あるいは徐々にしか改良されない)コアとチップセット、これではいつ買っても更に新しいのが欲しくなる(あるいはいつ買っても失敗したと思える)。まあお互い競争しているんだから仕方ないことではあるのだが。
・99年12月10日
- Asus P3C-EとかP3C2000とか
マニュアルがあったので見てみると、SD-RAMではCLの他にRas-Cas DelayもRas Prechargeも設定できるようだ。なんだ。もちろん、MA Wait Stateもある。更にはメモリのクロックをFSBの3/4にするか、同じにするかの設定もある。まあFSB133でメモリも同じにしたときのRDRAMクロックがいくつになるのかは不明だが。
これにはサウンド(AMRの他、Yamaha744)、LAN、U160SCSI、ISAスロット、PCI5本、FSBは180MHzまで設定ありとかのモデルもあっていいのだが、こだわる人にはAGPの脇がPCIだとか、CPUとRIMMの間隔が狭いとかいう点が駄目なんだろうな。P3C2000はCPU-DIMM間は異様に広いけど。
続く
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/win9new5.html
坂井瑞穂